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へぇ、と懐空が嘲笑する。
「懺悔を僕に聞かせたい? そりゃあいいや。嘸かし、そちらは気持ちいいことだろうね」
「やめて、懐空」
由紀恵の声は泣きそうだ。
「風空も! わざと話をややこしくしないで! あなたも座って!」
ふく、と呼ばれた杉山が苦笑いの後、ゆっくりとソファーに腰をおろす。
「ふく?」
「杉山の本名よ――いいから懐空も座って」
杉山の対面に押し出され、しぶしぶ懐空も腰掛けた。正面を見ると杉山が余裕のある笑みを見せている。
「キミはなぜ由紀恵がキミに、懐に空と書いて『懐空』と名付けたのか知っているかい?」
由紀恵が回り込んで杉山の隣に腰をおろす。
「わたしのデビュー作のヒロインからだと思っているのなら、それはきっと違うよ」
「どう違うと? だれが見たって一目瞭然だ」
「うん、他人ならそう思うだろうね。でもね、当事者しか知らない事実がある」
「当事者……」
「わたしのペンネームの由来は誰にも話したことがない。でも由紀恵は判っているんじゃないかな?」
懐空から視線を外し、杉山が静かに由紀恵を見る。杉山を見つめて由紀恵がそっと頷いた。
「出会ったのは真夏の海岸、わたしのサーフボードを由紀恵が覗き込み、海なのに風と空なのね、と言った――風と空と書いて『ふく』と読ませる。それがわたしの本名で、ボードに書いていたんだ」
由紀恵の口元が僅かに笑みを浮かべる。その時のことを思い出しているのだろうか。
「それがわたしの名だと知ると、由紀恵は『あなたの傍にいればどんなに暑い夏でも涼しい風が吹いてきそうね』と言った」
「涼しく成る……」
懐空がぽつりと呟く。
「初めて抱き合った時、由紀恵は『空の懐に包まれた』と言った。それに応えてわたしは、懐が海で満たされた、と言った――小説を書き始め、ヒロインの名を考えた時、懐に海、それしかないとわたしは思った。キミの名を決めるとき、きっと由紀恵もその時のことを思い出した、違うのかな?」
それに応える由紀恵の言葉はない。ただ杉山の顔を見つめている。きっと杉山の言う通りなのだろう。
それにしても、と懐空は思う。きっとこのまま黙って聞いていたら、聞かされるのは懺悔なんかじゃない。二人の恋の顛末、言わば惚気だ。だって母さんの顔が幸せそうだ。昔を思い出して嬉しそうにしている。
思い出だけで、母さんにこんな顔をさせる恋、なのになぜ母さんはこの男の前から姿を消した?
「出会った時、わたしは十九、もうすぐ二十になるころだった。由紀恵は三十四だったか」
「えっ?」
思わず懐空が声を上げ、杉山が苦笑する。
「うん……由紀恵とわたしは随分と齢が離れている。あの時、由紀恵から見ればわたしはほんの子どもにしか見えなかっただろう。わたしにしても、由紀恵と深い仲になるなんて想像もしていなかった」
由紀恵は毎日のように海を見に来ていた。わたしは由紀恵を見つけると、海から出て由紀恵のところへ走った。なぜかはよく判らないが、由紀恵が待っているような気がした。
「そうね、待っていたわ」
呟くように由紀恵が言った。そして続けた。
「初対面の翌日には、わたしを『由紀恵』って呼び捨てにした。生意気な坊やって思った。でも、嬉しかったの。わたしを由紀恵って呼んだのは、両親とこの人と、もう一人だけだった。今までずっと、よ」
ちらりと杉山が由紀恵を盗み見る。
「懐空、家には親戚がいないでしょう? わたしが中学二年の時、両親は揃って交通事故で他界しているの。わたし、兄弟もいなかったから……」
「中学二年、って……それから母さん、どうしてたの?」
つい懐空が由紀恵に問う。話が逸れて、誤魔化されてしまいそうだと思いながら。
「両親が死んだとき、親戚は誰もわたしを引き取ってくれなかった。それきり縁は切れたのね。父の……懐空にとってはお祖父ちゃんの友人が里子としてわたしを引き取ってくれて、高校卒業までは一緒に暮らした。お世話になりっぱなしで、なんのお返しもできていない。事情があって今はどこにいるか判らないの」
「事情って?」
さらに懐空は由紀恵に尋ねる。拙いと思った。向こうのペースに乗せられている。でも、由紀恵が自分の身の上話をするのは初めてだ。もう二度と、聞けるチャンスはないかもしれない。
すると杉山が横から入る。
「言いたくないことは言わなくていい。直接は関係のない話だ」
由紀恵がそんな杉山を見つめ首を振る。
「ううん、懐空だけじゃなく、あなたにも聞いて欲しいのよ。この話になるとあなたはいつも逃げる。一度くらいちゃんと聞きなさい」
そして由紀恵は懐空に向き直る。
「その家には母さんより一つ年上の男の子がいた。ぶっきらぼうだけど、優しい人だった。母さんはその人を好きになった。わたしを由紀恵と呼ぶ、もう一人……初恋だった」
その人もサーファーで、母さんはよく海岸で帰ってくるのを待ってたわ。互いに思いを打ち明けたことなんかなかったけれど、どこかで信じてた。彼もわたしを好きだ、って。
「でもね、彼は海に消えた。帰ってきたのはボードだけ。海岸に打ち寄せられたの」
なぜ彼があんな無茶なことをしたのか、最初は誰にも判らなかった。荒れる海にサーフボードで乗り出したの。それきり彼は海から帰ってくることがなかった。
「一年半が過ぎ、わたしは進学しないで、地元での就職を決めた。そしたら彼のご両親がわたしに言った」
この家は売る。近くにアパートを借りてくれないか。そして二度とわたしたちに近寄らないで欲しい。
「ご両親ともわたしに親切にしてくれていた。わたしは二人に感謝していた。就職したら、亡くなった彼の分まで親孝行したいと思っていた。でも、話を聞いて無理だって判った」
わたしはその時まで知らなかったけれど、彼は日記を残していたの。そこに『もうすぐ嵐が来る。その波に一度でも立てたなら、由紀恵に思いを伝えよう。一度でも立てたらきっと勇気が出るはずだ』って。
「由紀恵ちゃんのせいじゃないって判ってる、でも、由紀恵ちゃんを見ると辛い。この子のせいで自分たちの息子は……違うと判っていてもそう思ってしまう」
だから、自分たち夫婦は、もう由紀恵ちゃんとは暮らしていけない。一年半、我慢してきた。それで勘弁して欲しい――そうだったのかって、腑に落ちることもあったわ。優しかった二人が、どことなく他人行儀になったと感じてた。一人息子を亡くしたショックで落ち込んでいるんだと思ってた。そうじゃなく、こういうことだったんだ。
「彼が海に挑む前日、東京の大学に行ったら向こうで一人暮らしだって言う彼に、わたしね、『好き』っていったの。いなくなってしまうのが寂しくて、悲しくて。ただ一言だけ、好きって。彼は何も答えてくれなかった。でも、『由紀恵が好きだって僕も言いたい、でも勇気が出ない』、そう日記に書いてた。わたしの思いが彼を追い詰めたんだ、って思った」
日記には、わたしがあの家に引き取られた日から、一日も欠かさずわたしのことが書いてあった。
最初はいけ好かないヤツが家に来た、だった。悪口ばかり書かれてた。それがだんだんこんないい所もある、に変わって、可愛いヤツだ、に変わっていった――
「里親の二人は家を売り、引っ越した。多分、海の気配を感じない場所、海は辛いだけの場所になったから」
引っ越し先は教えて貰えなかった。わたしも訊かなかった。訊けば教えてくれたと思う。困った事があれば頼りなさい、と、きっと言いたかったと思う。でも、言えなかったんじゃないかな。
「わたしは決まっていた就職先で働き始め、里親の世話で借りたアパートで暮らした。そして毎日、海を見に行った。もしかしたら、ひょっとしたら、彼が帰ってくるかもしれない」
そして海が彼を奪ってから十七年経った――
いつもと同じ夏、いつものようにサーファーが海にいて、今年も同じことの繰り返し、きっと彼は帰ってこない。そう思っていたのに。
「一人の男の子が波から上がって、わたしに向かって駆けてきた。一瞬、彼が帰ってきたってわたしは思った」
それはその前日、わたしに名前を教えてくれ、わたしの名前を聞いた子だった。
「やぁ、由紀恵、って、いきなり言った。由紀恵、よ? びっくりしたわ。でも、嬉しかったの」
由紀恵の隣で静かに話を聞いていた杉山が腕を組んで目を閉じた。
「で、『明日も来る?』って聞かれて、多分ね、って答えたら、判った、ってニッコリ笑ってまた海に行っちゃったの。何しに来たんだろう、って思った」
それから毎日同じ。走ってきては、また来る? って聞いて行っちゃう。わたしは、わたしはね。
「もっと彼と話がしたい。もっと一緒に居たい。そう思った。わたしが先に風空を好きになったのよ」
「懺悔を僕に聞かせたい? そりゃあいいや。嘸かし、そちらは気持ちいいことだろうね」
「やめて、懐空」
由紀恵の声は泣きそうだ。
「風空も! わざと話をややこしくしないで! あなたも座って!」
ふく、と呼ばれた杉山が苦笑いの後、ゆっくりとソファーに腰をおろす。
「ふく?」
「杉山の本名よ――いいから懐空も座って」
杉山の対面に押し出され、しぶしぶ懐空も腰掛けた。正面を見ると杉山が余裕のある笑みを見せている。
「キミはなぜ由紀恵がキミに、懐に空と書いて『懐空』と名付けたのか知っているかい?」
由紀恵が回り込んで杉山の隣に腰をおろす。
「わたしのデビュー作のヒロインからだと思っているのなら、それはきっと違うよ」
「どう違うと? だれが見たって一目瞭然だ」
「うん、他人ならそう思うだろうね。でもね、当事者しか知らない事実がある」
「当事者……」
「わたしのペンネームの由来は誰にも話したことがない。でも由紀恵は判っているんじゃないかな?」
懐空から視線を外し、杉山が静かに由紀恵を見る。杉山を見つめて由紀恵がそっと頷いた。
「出会ったのは真夏の海岸、わたしのサーフボードを由紀恵が覗き込み、海なのに風と空なのね、と言った――風と空と書いて『ふく』と読ませる。それがわたしの本名で、ボードに書いていたんだ」
由紀恵の口元が僅かに笑みを浮かべる。その時のことを思い出しているのだろうか。
「それがわたしの名だと知ると、由紀恵は『あなたの傍にいればどんなに暑い夏でも涼しい風が吹いてきそうね』と言った」
「涼しく成る……」
懐空がぽつりと呟く。
「初めて抱き合った時、由紀恵は『空の懐に包まれた』と言った。それに応えてわたしは、懐が海で満たされた、と言った――小説を書き始め、ヒロインの名を考えた時、懐に海、それしかないとわたしは思った。キミの名を決めるとき、きっと由紀恵もその時のことを思い出した、違うのかな?」
それに応える由紀恵の言葉はない。ただ杉山の顔を見つめている。きっと杉山の言う通りなのだろう。
それにしても、と懐空は思う。きっとこのまま黙って聞いていたら、聞かされるのは懺悔なんかじゃない。二人の恋の顛末、言わば惚気だ。だって母さんの顔が幸せそうだ。昔を思い出して嬉しそうにしている。
思い出だけで、母さんにこんな顔をさせる恋、なのになぜ母さんはこの男の前から姿を消した?
「出会った時、わたしは十九、もうすぐ二十になるころだった。由紀恵は三十四だったか」
「えっ?」
思わず懐空が声を上げ、杉山が苦笑する。
「うん……由紀恵とわたしは随分と齢が離れている。あの時、由紀恵から見ればわたしはほんの子どもにしか見えなかっただろう。わたしにしても、由紀恵と深い仲になるなんて想像もしていなかった」
由紀恵は毎日のように海を見に来ていた。わたしは由紀恵を見つけると、海から出て由紀恵のところへ走った。なぜかはよく判らないが、由紀恵が待っているような気がした。
「そうね、待っていたわ」
呟くように由紀恵が言った。そして続けた。
「初対面の翌日には、わたしを『由紀恵』って呼び捨てにした。生意気な坊やって思った。でも、嬉しかったの。わたしを由紀恵って呼んだのは、両親とこの人と、もう一人だけだった。今までずっと、よ」
ちらりと杉山が由紀恵を盗み見る。
「懐空、家には親戚がいないでしょう? わたしが中学二年の時、両親は揃って交通事故で他界しているの。わたし、兄弟もいなかったから……」
「中学二年、って……それから母さん、どうしてたの?」
つい懐空が由紀恵に問う。話が逸れて、誤魔化されてしまいそうだと思いながら。
「両親が死んだとき、親戚は誰もわたしを引き取ってくれなかった。それきり縁は切れたのね。父の……懐空にとってはお祖父ちゃんの友人が里子としてわたしを引き取ってくれて、高校卒業までは一緒に暮らした。お世話になりっぱなしで、なんのお返しもできていない。事情があって今はどこにいるか判らないの」
「事情って?」
さらに懐空は由紀恵に尋ねる。拙いと思った。向こうのペースに乗せられている。でも、由紀恵が自分の身の上話をするのは初めてだ。もう二度と、聞けるチャンスはないかもしれない。
すると杉山が横から入る。
「言いたくないことは言わなくていい。直接は関係のない話だ」
由紀恵がそんな杉山を見つめ首を振る。
「ううん、懐空だけじゃなく、あなたにも聞いて欲しいのよ。この話になるとあなたはいつも逃げる。一度くらいちゃんと聞きなさい」
そして由紀恵は懐空に向き直る。
「その家には母さんより一つ年上の男の子がいた。ぶっきらぼうだけど、優しい人だった。母さんはその人を好きになった。わたしを由紀恵と呼ぶ、もう一人……初恋だった」
その人もサーファーで、母さんはよく海岸で帰ってくるのを待ってたわ。互いに思いを打ち明けたことなんかなかったけれど、どこかで信じてた。彼もわたしを好きだ、って。
「でもね、彼は海に消えた。帰ってきたのはボードだけ。海岸に打ち寄せられたの」
なぜ彼があんな無茶なことをしたのか、最初は誰にも判らなかった。荒れる海にサーフボードで乗り出したの。それきり彼は海から帰ってくることがなかった。
「一年半が過ぎ、わたしは進学しないで、地元での就職を決めた。そしたら彼のご両親がわたしに言った」
この家は売る。近くにアパートを借りてくれないか。そして二度とわたしたちに近寄らないで欲しい。
「ご両親ともわたしに親切にしてくれていた。わたしは二人に感謝していた。就職したら、亡くなった彼の分まで親孝行したいと思っていた。でも、話を聞いて無理だって判った」
わたしはその時まで知らなかったけれど、彼は日記を残していたの。そこに『もうすぐ嵐が来る。その波に一度でも立てたなら、由紀恵に思いを伝えよう。一度でも立てたらきっと勇気が出るはずだ』って。
「由紀恵ちゃんのせいじゃないって判ってる、でも、由紀恵ちゃんを見ると辛い。この子のせいで自分たちの息子は……違うと判っていてもそう思ってしまう」
だから、自分たち夫婦は、もう由紀恵ちゃんとは暮らしていけない。一年半、我慢してきた。それで勘弁して欲しい――そうだったのかって、腑に落ちることもあったわ。優しかった二人が、どことなく他人行儀になったと感じてた。一人息子を亡くしたショックで落ち込んでいるんだと思ってた。そうじゃなく、こういうことだったんだ。
「彼が海に挑む前日、東京の大学に行ったら向こうで一人暮らしだって言う彼に、わたしね、『好き』っていったの。いなくなってしまうのが寂しくて、悲しくて。ただ一言だけ、好きって。彼は何も答えてくれなかった。でも、『由紀恵が好きだって僕も言いたい、でも勇気が出ない』、そう日記に書いてた。わたしの思いが彼を追い詰めたんだ、って思った」
日記には、わたしがあの家に引き取られた日から、一日も欠かさずわたしのことが書いてあった。
最初はいけ好かないヤツが家に来た、だった。悪口ばかり書かれてた。それがだんだんこんないい所もある、に変わって、可愛いヤツだ、に変わっていった――
「里親の二人は家を売り、引っ越した。多分、海の気配を感じない場所、海は辛いだけの場所になったから」
引っ越し先は教えて貰えなかった。わたしも訊かなかった。訊けば教えてくれたと思う。困った事があれば頼りなさい、と、きっと言いたかったと思う。でも、言えなかったんじゃないかな。
「わたしは決まっていた就職先で働き始め、里親の世話で借りたアパートで暮らした。そして毎日、海を見に行った。もしかしたら、ひょっとしたら、彼が帰ってくるかもしれない」
そして海が彼を奪ってから十七年経った――
いつもと同じ夏、いつものようにサーファーが海にいて、今年も同じことの繰り返し、きっと彼は帰ってこない。そう思っていたのに。
「一人の男の子が波から上がって、わたしに向かって駆けてきた。一瞬、彼が帰ってきたってわたしは思った」
それはその前日、わたしに名前を教えてくれ、わたしの名前を聞いた子だった。
「やぁ、由紀恵、って、いきなり言った。由紀恵、よ? びっくりしたわ。でも、嬉しかったの」
由紀恵の隣で静かに話を聞いていた杉山が腕を組んで目を閉じた。
「で、『明日も来る?』って聞かれて、多分ね、って答えたら、判った、ってニッコリ笑ってまた海に行っちゃったの。何しに来たんだろう、って思った」
それから毎日同じ。走ってきては、また来る? って聞いて行っちゃう。わたしは、わたしはね。
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