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生命との狭間
死
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「い、行きます!」
エメレッタは受け取った短杖を前へ突き出し詠唱をする
「魔の・・・「遅い」」バシュッ
詠唱し始めた声と同時に不死鳥の攻撃がエメレッタの短杖に当たる
「きゃっ!!」
「その程度で私に当たるとでも?」
不死鳥が容赦なくエメレッタに追撃する
ドッボッ
「ひ、ひぃ・・・」
逃げ回ることしかできないエメレッタ
しかし、不死鳥の火の弾は全て追尾型のようで全弾が短杖へ命中
「どうした?その程度なのか?ふふふふっ・・・あの方と共に歩んだ時間も無意味だったみたいだの。」
淡々とエメレッタを煽る不死鳥
一方的に攻撃を受けるエメレッタ・・・それを見守る事しかできないガンフゥとぎんた
「!?・・・よく見てみると不死鳥様は短杖しか狙ってにゃいように見えるにゃね・・・」
火の牢に捉えながらもエメレッタと不死鳥の闘いを観戦するぎんた
「俺ぇはとんでもねぇものを見ているかもしれねぇ。改めて思う俺が土石宝族で良かった。こんな闘い不死鳥様の加護がなきゃ拝む事すらできねぇ。」
ぎんたと同様怯えながらも隅っこで見守る事しか出来ないガンフゥ
「さぁ、君の限界を見せてくれるかい?」
怪しく微笑む不死鳥
「ハァハァ・・・はい。」
肩で息をするほど、逃げまとったエメレッタは止まって息を整える
「ふぅ・・・では行きます!魔よ纏い力を纏い・・・延々と膨張したまえ!」
不死鳥に向けられたエメレッタの短杖に黒い魔の球が出来上がっていく
「もっと・・・」
さらに黒い球へ周囲のエネルギーが集まっていく
「ゔぅ・・・」
エメレッタが短杖に留まる黒い球を維持してさらにエネルギーを蓄積させる
「・・・」
エメレッタを退屈そうに待つ不死鳥
「・・・エメレッタ辛そうにゃ」
「ありゃ・・・維持するだけでも辛そうだな。」
心配するぎんたとガンフゥ
「これが、私のぉ師匠から授かった全力です!!!!」
力が全て注がれた黒い球は不死鳥に向けて放たれた瞬間、エメレッタはバタンとその場で倒れる
人ほどに肥大化されていた球はサッカーボールほどに凝縮され周囲を巻き込み、地面を抉りながら不死鳥に向かっていく
「へぇ・・・まさに全力だ。これは私も受けてあげないと失礼だね。」
不死鳥は顎に手を当てひとり頷く
球は轟音と共に不死鳥へとぶつかる
ゴゴゴゴゴッパシュッ
「・・・にゃ!?」「なっ!?」
その様子を見ていたぎんたとガンフゥが目を疑った
それもそのはず、ぶつかったと思われたエメレッタの全力が不死鳥に触れた瞬間に飛散したのだから
「お、おいおい・・・ぎんたよ。そこまで・・・なのか?」
驚きすぎて言葉が成立しないガンフゥ
「にゃははは。まさか当たる事すらできにゃいにゃんて・・・」
その場で崩れ落ちるぎんた
「やはり、この程度か。つまらない。あの方が興味を持つほどの者・・・はぁ、そう思い授けた短杖もこのざま。」
明らかに落胆する不死鳥
「・・・もう良い。久方ぶりに懐かしい魂の匂いを嗅げただけで良しとするべき・・・か?」
その場で座ってひとり呟く不死鳥
「いや、しかし・・・」ブツブツ
不死鳥は何かブツブツと呟き続けている
「にゃ。どうするにゃ・・・」
ヘタっと崩れたまま困惑するぎんた
「がははは・・・こりゃ・・・夢か?」
現実を受け入れられないガンフゥ
「・・・ん?まだ、居たのか?ケットシーの眷属」
ふと、ぎんたに気づく不死鳥
「にゃ!?」
ビクッと驚くぎんた
「あぁ、すまんだ。牢が邪魔だったな。」
不死鳥はパチンッと指を鳴らしぎんたを囲う炎の牢を解除する
「え、エメレッタしっかりするにゃ!」
解除されたぎんたは慌ててエメレッタの所へ駆け寄る
「・・・」
反応のないエメレッタ
「ま、ま、まだぎんたが居るにゃ!」
ガクガクに震えながらも不死鳥に向かい籠手を装着し構えるぎんた
「・・・?なんのマネだ?」
明らか様に不機嫌そうにする不死鳥
「ぎ、ぎんたもしょ、勝負するにゃ!」
震えながら立ち向かおうするぎんた
「・・・あの方に気に入られ、調子づいたか?」
不死鳥の髪が感情とリンクしてメラメラと燃え盛る
「ら、ラクシス様はか、関係にゃいにゃ!ぎんたなら熱さに強いから大丈夫にゃ!!」
今でも泣きそうになりながらも懸命に言葉を絞り出す
「ぷっははははははは・・・何を言うのかと思えば、熱さに強い?眷属風情の力で私の炎に勝てると???」
バキッドンッ
怒りを我慢する不死鳥の周囲にある火山が活発になる
「・・・笑わせるなよ?」
ギロっとぎんたを睨む不死鳥
「にゃ!?」
ペタンとその場で崩れるぎんた
「そこまで述べるのなら希望通り耐えて見せよ!」
不死鳥は自分の両手をバチンッと叩く
その瞬間、エメレッタとぎんたを中心とし業火に焼かれ爆発する
土煙が立ち上がり少しすると消えた土煙の後は巨大なクレーターが出来上がっていた
「・・・」
何もできない、できるはずもないガンフゥ
「さて、私の加護を授かっている者よ。お前は家へ帰りなさい。」
フゥッと息を不死鳥にかけられたガンフゥは消えていた
「ふぅ、これでよかったのでしょうか?・・・ラクシス様?」
誰も居なくなった場所で人知れず呟き消える不死鳥
エメレッタは受け取った短杖を前へ突き出し詠唱をする
「魔の・・・「遅い」」バシュッ
詠唱し始めた声と同時に不死鳥の攻撃がエメレッタの短杖に当たる
「きゃっ!!」
「その程度で私に当たるとでも?」
不死鳥が容赦なくエメレッタに追撃する
ドッボッ
「ひ、ひぃ・・・」
逃げ回ることしかできないエメレッタ
しかし、不死鳥の火の弾は全て追尾型のようで全弾が短杖へ命中
「どうした?その程度なのか?ふふふふっ・・・あの方と共に歩んだ時間も無意味だったみたいだの。」
淡々とエメレッタを煽る不死鳥
一方的に攻撃を受けるエメレッタ・・・それを見守る事しかできないガンフゥとぎんた
「!?・・・よく見てみると不死鳥様は短杖しか狙ってにゃいように見えるにゃね・・・」
火の牢に捉えながらもエメレッタと不死鳥の闘いを観戦するぎんた
「俺ぇはとんでもねぇものを見ているかもしれねぇ。改めて思う俺が土石宝族で良かった。こんな闘い不死鳥様の加護がなきゃ拝む事すらできねぇ。」
ぎんたと同様怯えながらも隅っこで見守る事しか出来ないガンフゥ
「さぁ、君の限界を見せてくれるかい?」
怪しく微笑む不死鳥
「ハァハァ・・・はい。」
肩で息をするほど、逃げまとったエメレッタは止まって息を整える
「ふぅ・・・では行きます!魔よ纏い力を纏い・・・延々と膨張したまえ!」
不死鳥に向けられたエメレッタの短杖に黒い魔の球が出来上がっていく
「もっと・・・」
さらに黒い球へ周囲のエネルギーが集まっていく
「ゔぅ・・・」
エメレッタが短杖に留まる黒い球を維持してさらにエネルギーを蓄積させる
「・・・」
エメレッタを退屈そうに待つ不死鳥
「・・・エメレッタ辛そうにゃ」
「ありゃ・・・維持するだけでも辛そうだな。」
心配するぎんたとガンフゥ
「これが、私のぉ師匠から授かった全力です!!!!」
力が全て注がれた黒い球は不死鳥に向けて放たれた瞬間、エメレッタはバタンとその場で倒れる
人ほどに肥大化されていた球はサッカーボールほどに凝縮され周囲を巻き込み、地面を抉りながら不死鳥に向かっていく
「へぇ・・・まさに全力だ。これは私も受けてあげないと失礼だね。」
不死鳥は顎に手を当てひとり頷く
球は轟音と共に不死鳥へとぶつかる
ゴゴゴゴゴッパシュッ
「・・・にゃ!?」「なっ!?」
その様子を見ていたぎんたとガンフゥが目を疑った
それもそのはず、ぶつかったと思われたエメレッタの全力が不死鳥に触れた瞬間に飛散したのだから
「お、おいおい・・・ぎんたよ。そこまで・・・なのか?」
驚きすぎて言葉が成立しないガンフゥ
「にゃははは。まさか当たる事すらできにゃいにゃんて・・・」
その場で崩れ落ちるぎんた
「やはり、この程度か。つまらない。あの方が興味を持つほどの者・・・はぁ、そう思い授けた短杖もこのざま。」
明らかに落胆する不死鳥
「・・・もう良い。久方ぶりに懐かしい魂の匂いを嗅げただけで良しとするべき・・・か?」
その場で座ってひとり呟く不死鳥
「いや、しかし・・・」ブツブツ
不死鳥は何かブツブツと呟き続けている
「にゃ。どうするにゃ・・・」
ヘタっと崩れたまま困惑するぎんた
「がははは・・・こりゃ・・・夢か?」
現実を受け入れられないガンフゥ
「・・・ん?まだ、居たのか?ケットシーの眷属」
ふと、ぎんたに気づく不死鳥
「にゃ!?」
ビクッと驚くぎんた
「あぁ、すまんだ。牢が邪魔だったな。」
不死鳥はパチンッと指を鳴らしぎんたを囲う炎の牢を解除する
「え、エメレッタしっかりするにゃ!」
解除されたぎんたは慌ててエメレッタの所へ駆け寄る
「・・・」
反応のないエメレッタ
「ま、ま、まだぎんたが居るにゃ!」
ガクガクに震えながらも不死鳥に向かい籠手を装着し構えるぎんた
「・・・?なんのマネだ?」
明らか様に不機嫌そうにする不死鳥
「ぎ、ぎんたもしょ、勝負するにゃ!」
震えながら立ち向かおうするぎんた
「・・・あの方に気に入られ、調子づいたか?」
不死鳥の髪が感情とリンクしてメラメラと燃え盛る
「ら、ラクシス様はか、関係にゃいにゃ!ぎんたなら熱さに強いから大丈夫にゃ!!」
今でも泣きそうになりながらも懸命に言葉を絞り出す
「ぷっははははははは・・・何を言うのかと思えば、熱さに強い?眷属風情の力で私の炎に勝てると???」
バキッドンッ
怒りを我慢する不死鳥の周囲にある火山が活発になる
「・・・笑わせるなよ?」
ギロっとぎんたを睨む不死鳥
「にゃ!?」
ペタンとその場で崩れるぎんた
「そこまで述べるのなら希望通り耐えて見せよ!」
不死鳥は自分の両手をバチンッと叩く
その瞬間、エメレッタとぎんたを中心とし業火に焼かれ爆発する
土煙が立ち上がり少しすると消えた土煙の後は巨大なクレーターが出来上がっていた
「・・・」
何もできない、できるはずもないガンフゥ
「さて、私の加護を授かっている者よ。お前は家へ帰りなさい。」
フゥッと息を不死鳥にかけられたガンフゥは消えていた
「ふぅ、これでよかったのでしょうか?・・・ラクシス様?」
誰も居なくなった場所で人知れず呟き消える不死鳥
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