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第5章:迎撃作戦―準備編
第25話「最終作戦会議」
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夜明け前の防衛省統合作戦会議室は、これまでにない緊張感に包まれていた。ホログラム投影装置が中央に設置され、三次元の地形図が宙に浮かんでいる。紙地図が机上に広げられ、間二屋宅男の手帳が開かれている。傍聴席には政府高官が座り、防衛相代理と内閣危機管理官の厳しい視線が会議室を見下ろしていた。
窓の外では雨が止み、かすかな曙光が東の空を染め始めている。しかし、室内の空気は重く、誰もが最終決戦への覚悟を固めていた。
宅男が中央に立ち、ホログラムを操作して三つの拠点を表示した。
「凪さんと龍一さんの偵察報告を基に、敵の意図を整理します」
A拠点の港湾倉庫群が赤く点灯する。
「A拠点は陽動です。目立つ熱源と活発な物流で我々の注意を引きつけ、本命から目を逸らそうとしています」
続いてB拠点の廃工業団地が表示される。
「B拠点が本命。地下搬送路と微小熱源の呼吸パターンから、核ミサイルの最終組立が行われています」
最後にC拠点の山中施設。
「C拠点は退避・予備発射地点。静寂が完璧すぎるのは、非常時の隠れ蓑だからです」
宅男が全員を見回した。
「この三本を抑えなければ都市を守れません」
氷川結が資料を確認しながら発言した。
「私が都市全域を覆う結界を展開します。ただし維持時間に限界があります。氷精の力を総動員しても、最大で二時間が限度です」
斎藤勇が不可視剣を確認するように手を動かした。
「不可視剣で本体を断ち切る。それが俺の役割だ。座標精度は問題ない。ガルドの指導で確実に仕留められる」
小林作良が工具箱を見つめながら続ける。
「結界補強装置は現地で稼働させます。ただし消耗品です。数に限りがあるので、タイミングが重要になります」
赤城龍一がシルフを撫でながら力強く宣言した。
「ドラゴンと空戦で、空から圧を削ぐ。シルフも本気モードで挑む」
根黒凪が影から声を発した。
「影は裏口を閉じる。地下搬送路の遮断、私に任せろ。白影の手下がいても構わない」
箱根秋奈がアイテムボックスから手帳を取り出しながら計算を続けている。
「資材と燃料は帳尻合わせる。赤字覚悟で全力投入。でも利益は後で回収するわ」
宅男がホログラムを更新し、作戦の流れを表示した。
「第一段階、結界展開と空中制圧。第二段階、地下搬送路の遮断と本体特定。第三段階、聖剣による最終迎撃」
早川修一が政府側の立場から確認する。
「自衛隊との連携は?」
米田美咲が答えた。
「特殊作戦群が周辺警備と避難支援を担当します。ただし、迎撃作戦そのものは帰還者チームに一任されます」
その時、傍聴席から重い声が響いた。防衛相代理が立ち上がって発言する。
「一点、確認したいことがある」
会議室の空気が一層緊張した。
「成功率はどの程度か」
宅男が資料を確認して答える。
「現状では約75%です。ただし、全員が生存することを前提とした数値です」
「それでは不十分だ」防衛相代理の声が厳しい。「確実性を求めるなら、別のアプローチが必要だ」
内閣危機管理官が補足する。
「例えば、A拠点に一名を囮として残し、敵の注意を引きつける。その間に他の拠点を確実に制圧する。成功率は90%を超えるだろう」
会議室に重苦しい沈黙が落ちた。囮として残された者は、ほぼ確実に生還できない。
「誰を囮にするかは、各自で判断してもらう」防衛相代理が続ける。
その時、宅男が立ち上がった。
「お断りします」
政府高官たちの視線が宅男に集中する。
「誰も犠牲にしないプランを通します。奇跡は計算で呼ぶ。それが俺たちのやり方です」
「感情論では国は守れない」防衛相代理が反論する。
「感情論ではありません」宅男がきっぱりと答える。「全員を生かす策の方が、結果的に成功率が高くなるんです」
「根拠は?」
「チームワークです」宅男がホログラムを操作して、連携パターンを表示した。「一人でも欠ければ、全体の機能が大幅に低下します。全員がいるからこそ、想定外の事態にも対応できる」
結が宅男の意見を支持した。
「私も同感です。結界の維持は一人では限界がありますが、作良さんの補強装置があれば時間を延ばせます」
勇も頷く。
「不可視剣の精度は上がったが、まだ100%じゃない。龍一の空中支援があってこそ確実性が増す」
龍一がシルフと一緒に拳を握る。
「俺たちは七人で一つのチームだ。誰も欠けちゃいけない」
凪が影から皮肉な笑みを浮かべる。
「まあ、死ぬのは敵だけで十分よ」
秋奈が計算を終えて発言する。
「コスト計算しても、全員生存の方が長期的利益は大きい。投資効率の観点からも宅男案が正解」
政府高官たちは困惑した表情を見せた。しかし、帰還者たちの結束の固さは明らかだった。
早川が仲裁に入る。
「政府としては、成功率の高い作戦を支持します。ただし、最終的な判断は現場に委ねます」
米田も同意した。
「軍事作戦において、指揮官の判断は絶対です。宅男さんの指揮を信頼します」
宅男が深呼吸をして、全員を見回した。
「それでは、最終迎撃作戦プランを正式に提示します」
ホログラムが最終的な作戦配置を表示する。七人それぞれの役割と連携パターンが、複雑に絡み合いながら一つの戦略を形成していた。
「作戦名は『七星迎撃』」宅男が宣言する。「七人の力で星空を守る」
会議室の空気が変わった。緊張は残っているが、希望の光も見え始めている。
防衛相代理が最後に確認した。
「本当にやり遂げられるのか」
「やり遂げます」宅男が断言する。「七人全員で生きて帰ります」
政府高官たちは顔を見合わせた後、防衛相代理が重々しく頷いた。
「分かった。作戦の承認を与える。ただし、責任は重い」
「承知しています」宅男が頭を下げる。
会議は終了し、それぞれが立ち上がって準備に移る段階に入った。
「各自、最終準備を行ってください」宅男が指示する。「開始は明日の夜明け前を予定しています」
結が氷精と共に退室しながら言った。
「結界の最終調整をします」
勇も不可視剣の確認のために席を立つ。
「ガルドとの最後の打ち合わせが必要だ」
作良が工具箱を抱えて発言する。
「補強装置の最終点検をします」
龍一がシルフと共に空を見上げる。
「天候の確認も怠れない」
凪が影に溶けかけながら最後に言った。
「地下ルートの最終確認をしてくる」
秋奈が手帳をアイテムボックスにしまいながら計算を続ける。
「物資の最終調達を完了させる」
全員が散らばっていく中、宅男は一人会議室に残った。ホログラムには七星迎撃の作戦図が浮かんでいる。
早川が最後に声をかけた。
「大丈夫ですか」
「正直言えば、怖いです」宅男が素直に答える。「でも、やるしかありません」
「政府高官の提案は検討しないのですか」
「絶対に嫌です」宅男がきっぱりと言う。「誰か一人でも失えば、それは敗北です」
米田も同意した。
「その気持ち、よく分かります。軍人として、部下を見捨てる作戦など考えられません」
宅男は手帳を閉じ、会議室を後にした。窓の外では完全に夜が明け、新しい一日が始まっている。
「七星迎撃」
作戦名を口にすると、不思議と勇気が湧いてくる。七人の力で、必ず日本を守り抜く。そして全員で生きて帰る。
廊下を歩きながら、宅男は仲間たちの顔を思い浮かべた。結の冷静さ、勇の覚悟、作良の技術、龍一の明るさ、凪の鋭さ、秋奈の現実性。それぞれが欠くことのできない存在だった。
最終準備の時間は限られている。しかし、これまでの訓練と経験が、必ず力になるはずだ。結界素材の完成、聖剣の精度向上、地下搬送路の把握。すべてが今夜の作戦に活かされる。
「奇跡は計算で呼ぶ」
宅男の言葉は、もはや希望的観測ではない。綿密な計算と準備に基づいた、現実的な戦略だった。
夜明けの光が廊下を照らす中、宅男は最後の準備に向かった。七星迎撃作戦の幕開けまで、残り時間は僅かだった。
第25話 終わり
窓の外では雨が止み、かすかな曙光が東の空を染め始めている。しかし、室内の空気は重く、誰もが最終決戦への覚悟を固めていた。
宅男が中央に立ち、ホログラムを操作して三つの拠点を表示した。
「凪さんと龍一さんの偵察報告を基に、敵の意図を整理します」
A拠点の港湾倉庫群が赤く点灯する。
「A拠点は陽動です。目立つ熱源と活発な物流で我々の注意を引きつけ、本命から目を逸らそうとしています」
続いてB拠点の廃工業団地が表示される。
「B拠点が本命。地下搬送路と微小熱源の呼吸パターンから、核ミサイルの最終組立が行われています」
最後にC拠点の山中施設。
「C拠点は退避・予備発射地点。静寂が完璧すぎるのは、非常時の隠れ蓑だからです」
宅男が全員を見回した。
「この三本を抑えなければ都市を守れません」
氷川結が資料を確認しながら発言した。
「私が都市全域を覆う結界を展開します。ただし維持時間に限界があります。氷精の力を総動員しても、最大で二時間が限度です」
斎藤勇が不可視剣を確認するように手を動かした。
「不可視剣で本体を断ち切る。それが俺の役割だ。座標精度は問題ない。ガルドの指導で確実に仕留められる」
小林作良が工具箱を見つめながら続ける。
「結界補強装置は現地で稼働させます。ただし消耗品です。数に限りがあるので、タイミングが重要になります」
赤城龍一がシルフを撫でながら力強く宣言した。
「ドラゴンと空戦で、空から圧を削ぐ。シルフも本気モードで挑む」
根黒凪が影から声を発した。
「影は裏口を閉じる。地下搬送路の遮断、私に任せろ。白影の手下がいても構わない」
箱根秋奈がアイテムボックスから手帳を取り出しながら計算を続けている。
「資材と燃料は帳尻合わせる。赤字覚悟で全力投入。でも利益は後で回収するわ」
宅男がホログラムを更新し、作戦の流れを表示した。
「第一段階、結界展開と空中制圧。第二段階、地下搬送路の遮断と本体特定。第三段階、聖剣による最終迎撃」
早川修一が政府側の立場から確認する。
「自衛隊との連携は?」
米田美咲が答えた。
「特殊作戦群が周辺警備と避難支援を担当します。ただし、迎撃作戦そのものは帰還者チームに一任されます」
その時、傍聴席から重い声が響いた。防衛相代理が立ち上がって発言する。
「一点、確認したいことがある」
会議室の空気が一層緊張した。
「成功率はどの程度か」
宅男が資料を確認して答える。
「現状では約75%です。ただし、全員が生存することを前提とした数値です」
「それでは不十分だ」防衛相代理の声が厳しい。「確実性を求めるなら、別のアプローチが必要だ」
内閣危機管理官が補足する。
「例えば、A拠点に一名を囮として残し、敵の注意を引きつける。その間に他の拠点を確実に制圧する。成功率は90%を超えるだろう」
会議室に重苦しい沈黙が落ちた。囮として残された者は、ほぼ確実に生還できない。
「誰を囮にするかは、各自で判断してもらう」防衛相代理が続ける。
その時、宅男が立ち上がった。
「お断りします」
政府高官たちの視線が宅男に集中する。
「誰も犠牲にしないプランを通します。奇跡は計算で呼ぶ。それが俺たちのやり方です」
「感情論では国は守れない」防衛相代理が反論する。
「感情論ではありません」宅男がきっぱりと答える。「全員を生かす策の方が、結果的に成功率が高くなるんです」
「根拠は?」
「チームワークです」宅男がホログラムを操作して、連携パターンを表示した。「一人でも欠ければ、全体の機能が大幅に低下します。全員がいるからこそ、想定外の事態にも対応できる」
結が宅男の意見を支持した。
「私も同感です。結界の維持は一人では限界がありますが、作良さんの補強装置があれば時間を延ばせます」
勇も頷く。
「不可視剣の精度は上がったが、まだ100%じゃない。龍一の空中支援があってこそ確実性が増す」
龍一がシルフと一緒に拳を握る。
「俺たちは七人で一つのチームだ。誰も欠けちゃいけない」
凪が影から皮肉な笑みを浮かべる。
「まあ、死ぬのは敵だけで十分よ」
秋奈が計算を終えて発言する。
「コスト計算しても、全員生存の方が長期的利益は大きい。投資効率の観点からも宅男案が正解」
政府高官たちは困惑した表情を見せた。しかし、帰還者たちの結束の固さは明らかだった。
早川が仲裁に入る。
「政府としては、成功率の高い作戦を支持します。ただし、最終的な判断は現場に委ねます」
米田も同意した。
「軍事作戦において、指揮官の判断は絶対です。宅男さんの指揮を信頼します」
宅男が深呼吸をして、全員を見回した。
「それでは、最終迎撃作戦プランを正式に提示します」
ホログラムが最終的な作戦配置を表示する。七人それぞれの役割と連携パターンが、複雑に絡み合いながら一つの戦略を形成していた。
「作戦名は『七星迎撃』」宅男が宣言する。「七人の力で星空を守る」
会議室の空気が変わった。緊張は残っているが、希望の光も見え始めている。
防衛相代理が最後に確認した。
「本当にやり遂げられるのか」
「やり遂げます」宅男が断言する。「七人全員で生きて帰ります」
政府高官たちは顔を見合わせた後、防衛相代理が重々しく頷いた。
「分かった。作戦の承認を与える。ただし、責任は重い」
「承知しています」宅男が頭を下げる。
会議は終了し、それぞれが立ち上がって準備に移る段階に入った。
「各自、最終準備を行ってください」宅男が指示する。「開始は明日の夜明け前を予定しています」
結が氷精と共に退室しながら言った。
「結界の最終調整をします」
勇も不可視剣の確認のために席を立つ。
「ガルドとの最後の打ち合わせが必要だ」
作良が工具箱を抱えて発言する。
「補強装置の最終点検をします」
龍一がシルフと共に空を見上げる。
「天候の確認も怠れない」
凪が影に溶けかけながら最後に言った。
「地下ルートの最終確認をしてくる」
秋奈が手帳をアイテムボックスにしまいながら計算を続ける。
「物資の最終調達を完了させる」
全員が散らばっていく中、宅男は一人会議室に残った。ホログラムには七星迎撃の作戦図が浮かんでいる。
早川が最後に声をかけた。
「大丈夫ですか」
「正直言えば、怖いです」宅男が素直に答える。「でも、やるしかありません」
「政府高官の提案は検討しないのですか」
「絶対に嫌です」宅男がきっぱりと言う。「誰か一人でも失えば、それは敗北です」
米田も同意した。
「その気持ち、よく分かります。軍人として、部下を見捨てる作戦など考えられません」
宅男は手帳を閉じ、会議室を後にした。窓の外では完全に夜が明け、新しい一日が始まっている。
「七星迎撃」
作戦名を口にすると、不思議と勇気が湧いてくる。七人の力で、必ず日本を守り抜く。そして全員で生きて帰る。
廊下を歩きながら、宅男は仲間たちの顔を思い浮かべた。結の冷静さ、勇の覚悟、作良の技術、龍一の明るさ、凪の鋭さ、秋奈の現実性。それぞれが欠くことのできない存在だった。
最終準備の時間は限られている。しかし、これまでの訓練と経験が、必ず力になるはずだ。結界素材の完成、聖剣の精度向上、地下搬送路の把握。すべてが今夜の作戦に活かされる。
「奇跡は計算で呼ぶ」
宅男の言葉は、もはや希望的観測ではない。綿密な計算と準備に基づいた、現実的な戦略だった。
夜明けの光が廊下を照らす中、宅男は最後の準備に向かった。七星迎撃作戦の幕開けまで、残り時間は僅かだった。
第25話 終わり
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