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第10章:エピローグと余波
第46話「余韻と傷跡」
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朝日が割れたガラスに当たって、東京の街に無数の光の破片を散らしていた。昨夜の戦いが終わってから十二時間。核ミサイルの脅威は去ったが、街には深い傷跡が残っていた。
歪んだ看板が風に揺れ、焦げた匂いが薄く漂っている。非常電源の低い唸り声が地面を震わせ、あちこちで復旧作業の音が響いていた。間二屋宅男は瓦礫の残る歩道を歩きながら、手帳に短いメモを走り書きしていた。
「医療先行」「北面補給」「通路確保」
三語以内の指示。戦闘時の最小プロトコルは復興でも有効だった。宅男は早川修一と米田美咲の姿を見つけると、短く手を上げた。
「早川さん、補償フレームの承認は」
「通った。優先復旧ラインも確保済み」
早川の声は疲れていたが、安堵がにじんでいた。一夜で大量の書類を処理し、現場で「紙が力になる」瞬間を作り出していた。
米田は部隊を率いて瓦礫撤去の指揮を執っている。安全回廊の確保が最優先だった。彼女の声が現場に響く。
「左側三メートル、カット。右後方に退避」
停止語と退避方向は戦闘時と同じだった。習慣化されたプロトコルが、混乱した現場に秩序を与えている。
宅男は病院に向かった。小林作良が入院している都内の総合病院では、臨時医療テントが中庭に設営されていた。作良は三階の病室にいる。片手に点滴針を刺されたまま、もう片手で省電力配線図を描いていた。
「作良、まだ描いてるのか」
宅男が病室に入ると、作良は苦笑いを浮かべた。顔は青白く、腕の火傷も痛々しいが、目だけは相変わらず鋭かった。
「あんたが持ってきた復旧プラン、配線効率が悪すぎる。消費電力を三割は削れる」
作良は図面を指差した。複雑な回路図だが、彼女の手が加わると美しい流れに変わっていく。
「この配線なら、非常電源の負荷が分散される。ここの若手に説明したから、復唱させてもらって」
病床の傍らに立っていた自衛隊の若手技術者が、配線図を見ながら手順を復唱する。作良は頷きながら、細かい修正を加えていく。
「省電力化、八十パーセント達成。予備電源への切り替え、十五分短縮。配線の冗長性、二系統確保」
若手の復唱に作良が修正を入れる。病床からの指揮だが、現場の効率は確実に上がっていた。
宅男は作良の傍らに座った。
「無理するな。復旧は俺たちがやる」
「無理じゃない。これが私の仕事」
作良の声は小さかったが、確信に満ちていた。あんたの策を現物にするのは私。その信念は傷ついても変わらない。
宅男は病院を出て、次の現場に向かった。避難所として使われている体育館では、氷川結が新しい魔法を試していた。
結は体育館の天井に手をかざしている。氷の結界を保温膜に転用する術式だった。保護膜から保温膜へ。用途が変われば、魔法の性質も変わる。
「みんな、少し温かくなるから」
結の声が体育館に響く。天井に薄い光の天蓋が広がり、冷気が和らいでいく。凍えていた子どもたちの頬に、少しずつ色が戻った。
氷精たちも嬉しそうに舞っている。戦闘時の緊張した編み目から、生活を支える優しい膜への変化。結にとっても新しい挑戦だった。
「結さん、すごい」
避難民の一人が呟く。結は恥ずかしそうに頭を下げた。
「私たちにできることは、これくらいですから」
弱さを守る強さ。それは戦闘だけでなく、日常生活でも発揮されるものだった。
体育館の隅では、高野彩乃が小さなボランティア活動を指揮していた。配布物の整理、メモとペンの準備、折り鶴を入れる箱の設置。彼女の周りに自然と人が集まり、作業が進んでいく。
「列はこちらからお願いします。お年寄りの方は優先で」
彩乃の声は小さいが、明確だった。避難所の雰囲気が少しずつ明るくなっている。
宅男は体育館を出て、補給ヤードに向かった。箱根秋奈がトラックの荷台で指示を出している。
「無償区間、週末まで延長。損は後で回収する」
秋奈の決断は短かったが、現場に大きな影響を与えていた。裏ルートも公に切り替えて、物流の渋滞をほぐしている。
「秋奈、大丈夫か。相当な損失だろう」
宅男が声をかけると、秋奈は肩をすくめた。
「損でも仕方ない。今は通すのが先」
利益を超えた判断。高野彩乃と話した時の気持ちが、秋奈を動かしていた。
補給ヤードの上空では、赤城龍一とシルフが粉じんの処理をしていた。風の面を形成して、舞い上がった塵を層流で押しやっている。救急車の導線が確保され、搬送がスムーズになった。
「シルフ、もう少し左に」
龍一の指示でシルフが軌道を修正する。竜の喉が静かに鳴り、風の流れが変わった。
街の影では、根黒凪が別の作業をしていた。影渡りを使って、戦闘で残された送信機の欠片を回収している。危険物の除去と同時に、遺留品の確認も行っていた。
凪は非常階段の影から小さな名札を拾い上げた。戦闘で散乱した個人の持ち物。持ち主が分かるものは、静かに返還していく。
「これ、あなたのですか」
凪が避難民の一人に名札を手渡す。受け取った老人が涙を浮かべた。
「ありがとう。息子の形見なんです」
凪は何も言わずに頷いた。チームを信じることができた。その信頼は、小さな親切にも現れていた。
一方、斎藤勇は傾いた足場の安全確保に当たっていた。不可視剣の「面受け」技術を使って、崩落の危険がある構造物を支えている。
「怖いけど大丈夫」
近くにいた子どもに、勇は短く言った。不可視剣が崩落を受け流し、安全を確保する。勇者に選ばれなくても、誰かを守ることはできる。
森下優斗は現場を取材していたが、カメラの扱いは慎重だった。生中継は絞り、復興の線を壊さない距離で事実を積んでいく。
「いまは線を壊さない」
森下がカメラマンに指示する。字幕だけを出して、音声は最小限に抑えていた。
昼過ぎになって、政府からの広報発表があった。早川が宅男に連絡してきた。
「政府の公式見解が出る。怪異現象として整理することになった」
宅男は拳を握った。公にはならない英雄。それが現実だった。
「原因不明の怪異現象により、都内で局所的な被害が発生しました。現在、関係機関が復旧作業に当たっており、市民の皆様にはご協力をお願いします」
政府広報の文面は曖昧だった。核ミサイルの脅威も、異世界の存在も、帰還者の活躍も、すべて「怪異現象」の一言で覆い隠される。
宅男は迷った。真実を伝えるべきか、それとも復興を優先するべきか。
答えは早川が出してくれた。
「いまは復興が先だ。真実はいつか伝える機会がある」
宅男は頷いた。守るべき優先順位。それは昨夜と変わらない。
夕方になって、避難所の体育館で小さな出来事があった。高野彩乃が配布作業を終えた時、誰ともなく拍手が起こった。彼女に向けたものというより、生き延びた互いに向けた拍手だった。
パチパチという音が体育館に響く。静かな拍手が波紋のように広がっていく。結の保温膜が天井で優しく光り、人々の表情を照らしていた。
宅男はその光景を見ながら、手帳を開いた。新しいページの余白に、走り書きでメモを残す。
「犠牲ゼロで復旧」「通信網恒常化」「門の監視」
まだ続く。戦いが終わっても、守るべきものがある。宅男はペンを走らせながら、次の段階を考えていた。
手帳の端で、微かな電磁の揺らぎが記録機のグラフに触れた。ほんの一瞬の変化だったが、宅男は見逃さなかった。
異世界の門。まだ完全に閉じていない可能性がある。エリスの警告が頭に浮かんだ。
宅男は手帳を閉じて、空を見上げた。夕日が雲を染め、街の傷跡を優しく包んでいる。戦いは終わったが、物語はまだ続く。
仲間たちもそれぞれの場所で、同じ空を見上げていた。作良は病床で図面を描き続け、結は避難所で保温膜を維持し、秋奈は補給ラインを調整している。勇は安全確保を続け、龍一は空から街を見守り、凪は影で危険を取り除いていた。
公にはならない英雄たち。だが、確実に街と人々を支えている。その事実は、拍手の音に込められていた。
宅男は手帳をポケットにしまい、歩き出した。復興の道のりは長い。だが、一歩ずつ進んでいけば、必ず元の街に戻せる。
いや、元の街よりも強い街を作れるかもしれない。仲間がいる限り、希望は消えない。
夜が近づく東京の空に、最初の星が瞬いた。小さな光だが、確かに輝いている。希望も同じように、小さくても確実に存在していた。
第46話 終わり
歪んだ看板が風に揺れ、焦げた匂いが薄く漂っている。非常電源の低い唸り声が地面を震わせ、あちこちで復旧作業の音が響いていた。間二屋宅男は瓦礫の残る歩道を歩きながら、手帳に短いメモを走り書きしていた。
「医療先行」「北面補給」「通路確保」
三語以内の指示。戦闘時の最小プロトコルは復興でも有効だった。宅男は早川修一と米田美咲の姿を見つけると、短く手を上げた。
「早川さん、補償フレームの承認は」
「通った。優先復旧ラインも確保済み」
早川の声は疲れていたが、安堵がにじんでいた。一夜で大量の書類を処理し、現場で「紙が力になる」瞬間を作り出していた。
米田は部隊を率いて瓦礫撤去の指揮を執っている。安全回廊の確保が最優先だった。彼女の声が現場に響く。
「左側三メートル、カット。右後方に退避」
停止語と退避方向は戦闘時と同じだった。習慣化されたプロトコルが、混乱した現場に秩序を与えている。
宅男は病院に向かった。小林作良が入院している都内の総合病院では、臨時医療テントが中庭に設営されていた。作良は三階の病室にいる。片手に点滴針を刺されたまま、もう片手で省電力配線図を描いていた。
「作良、まだ描いてるのか」
宅男が病室に入ると、作良は苦笑いを浮かべた。顔は青白く、腕の火傷も痛々しいが、目だけは相変わらず鋭かった。
「あんたが持ってきた復旧プラン、配線効率が悪すぎる。消費電力を三割は削れる」
作良は図面を指差した。複雑な回路図だが、彼女の手が加わると美しい流れに変わっていく。
「この配線なら、非常電源の負荷が分散される。ここの若手に説明したから、復唱させてもらって」
病床の傍らに立っていた自衛隊の若手技術者が、配線図を見ながら手順を復唱する。作良は頷きながら、細かい修正を加えていく。
「省電力化、八十パーセント達成。予備電源への切り替え、十五分短縮。配線の冗長性、二系統確保」
若手の復唱に作良が修正を入れる。病床からの指揮だが、現場の効率は確実に上がっていた。
宅男は作良の傍らに座った。
「無理するな。復旧は俺たちがやる」
「無理じゃない。これが私の仕事」
作良の声は小さかったが、確信に満ちていた。あんたの策を現物にするのは私。その信念は傷ついても変わらない。
宅男は病院を出て、次の現場に向かった。避難所として使われている体育館では、氷川結が新しい魔法を試していた。
結は体育館の天井に手をかざしている。氷の結界を保温膜に転用する術式だった。保護膜から保温膜へ。用途が変われば、魔法の性質も変わる。
「みんな、少し温かくなるから」
結の声が体育館に響く。天井に薄い光の天蓋が広がり、冷気が和らいでいく。凍えていた子どもたちの頬に、少しずつ色が戻った。
氷精たちも嬉しそうに舞っている。戦闘時の緊張した編み目から、生活を支える優しい膜への変化。結にとっても新しい挑戦だった。
「結さん、すごい」
避難民の一人が呟く。結は恥ずかしそうに頭を下げた。
「私たちにできることは、これくらいですから」
弱さを守る強さ。それは戦闘だけでなく、日常生活でも発揮されるものだった。
体育館の隅では、高野彩乃が小さなボランティア活動を指揮していた。配布物の整理、メモとペンの準備、折り鶴を入れる箱の設置。彼女の周りに自然と人が集まり、作業が進んでいく。
「列はこちらからお願いします。お年寄りの方は優先で」
彩乃の声は小さいが、明確だった。避難所の雰囲気が少しずつ明るくなっている。
宅男は体育館を出て、補給ヤードに向かった。箱根秋奈がトラックの荷台で指示を出している。
「無償区間、週末まで延長。損は後で回収する」
秋奈の決断は短かったが、現場に大きな影響を与えていた。裏ルートも公に切り替えて、物流の渋滞をほぐしている。
「秋奈、大丈夫か。相当な損失だろう」
宅男が声をかけると、秋奈は肩をすくめた。
「損でも仕方ない。今は通すのが先」
利益を超えた判断。高野彩乃と話した時の気持ちが、秋奈を動かしていた。
補給ヤードの上空では、赤城龍一とシルフが粉じんの処理をしていた。風の面を形成して、舞い上がった塵を層流で押しやっている。救急車の導線が確保され、搬送がスムーズになった。
「シルフ、もう少し左に」
龍一の指示でシルフが軌道を修正する。竜の喉が静かに鳴り、風の流れが変わった。
街の影では、根黒凪が別の作業をしていた。影渡りを使って、戦闘で残された送信機の欠片を回収している。危険物の除去と同時に、遺留品の確認も行っていた。
凪は非常階段の影から小さな名札を拾い上げた。戦闘で散乱した個人の持ち物。持ち主が分かるものは、静かに返還していく。
「これ、あなたのですか」
凪が避難民の一人に名札を手渡す。受け取った老人が涙を浮かべた。
「ありがとう。息子の形見なんです」
凪は何も言わずに頷いた。チームを信じることができた。その信頼は、小さな親切にも現れていた。
一方、斎藤勇は傾いた足場の安全確保に当たっていた。不可視剣の「面受け」技術を使って、崩落の危険がある構造物を支えている。
「怖いけど大丈夫」
近くにいた子どもに、勇は短く言った。不可視剣が崩落を受け流し、安全を確保する。勇者に選ばれなくても、誰かを守ることはできる。
森下優斗は現場を取材していたが、カメラの扱いは慎重だった。生中継は絞り、復興の線を壊さない距離で事実を積んでいく。
「いまは線を壊さない」
森下がカメラマンに指示する。字幕だけを出して、音声は最小限に抑えていた。
昼過ぎになって、政府からの広報発表があった。早川が宅男に連絡してきた。
「政府の公式見解が出る。怪異現象として整理することになった」
宅男は拳を握った。公にはならない英雄。それが現実だった。
「原因不明の怪異現象により、都内で局所的な被害が発生しました。現在、関係機関が復旧作業に当たっており、市民の皆様にはご協力をお願いします」
政府広報の文面は曖昧だった。核ミサイルの脅威も、異世界の存在も、帰還者の活躍も、すべて「怪異現象」の一言で覆い隠される。
宅男は迷った。真実を伝えるべきか、それとも復興を優先するべきか。
答えは早川が出してくれた。
「いまは復興が先だ。真実はいつか伝える機会がある」
宅男は頷いた。守るべき優先順位。それは昨夜と変わらない。
夕方になって、避難所の体育館で小さな出来事があった。高野彩乃が配布作業を終えた時、誰ともなく拍手が起こった。彼女に向けたものというより、生き延びた互いに向けた拍手だった。
パチパチという音が体育館に響く。静かな拍手が波紋のように広がっていく。結の保温膜が天井で優しく光り、人々の表情を照らしていた。
宅男はその光景を見ながら、手帳を開いた。新しいページの余白に、走り書きでメモを残す。
「犠牲ゼロで復旧」「通信網恒常化」「門の監視」
まだ続く。戦いが終わっても、守るべきものがある。宅男はペンを走らせながら、次の段階を考えていた。
手帳の端で、微かな電磁の揺らぎが記録機のグラフに触れた。ほんの一瞬の変化だったが、宅男は見逃さなかった。
異世界の門。まだ完全に閉じていない可能性がある。エリスの警告が頭に浮かんだ。
宅男は手帳を閉じて、空を見上げた。夕日が雲を染め、街の傷跡を優しく包んでいる。戦いは終わったが、物語はまだ続く。
仲間たちもそれぞれの場所で、同じ空を見上げていた。作良は病床で図面を描き続け、結は避難所で保温膜を維持し、秋奈は補給ラインを調整している。勇は安全確保を続け、龍一は空から街を見守り、凪は影で危険を取り除いていた。
公にはならない英雄たち。だが、確実に街と人々を支えている。その事実は、拍手の音に込められていた。
宅男は手帳をポケットにしまい、歩き出した。復興の道のりは長い。だが、一歩ずつ進んでいけば、必ず元の街に戻せる。
いや、元の街よりも強い街を作れるかもしれない。仲間がいる限り、希望は消えない。
夜が近づく東京の空に、最初の星が瞬いた。小さな光だが、確かに輝いている。希望も同じように、小さくても確実に存在していた。
第46話 終わり
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***************
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100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
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2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
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