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異端児達の集結
異端児達の集結
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今日はパーティーだ。それは決して気まぐれや突然の思いつきで開いたものではない。
それは、新たなメンバーの門出と、加入が決定したからだ。
舞台は相崎宅。食材と飲み物、そしてゲーム機を持ちより、明日は学校ということをその時だけは忘れようとしていた。
この時のために、零弥達は日中に食材を買い漁っておいた。もちろん、何を作るかなど、時間的に相談する余裕など無かった。
「これは……」
そして、持ち寄った食材のレパートリーがバラバラだったが、その具合は思った以上にひどかった。
春が終盤にかかった時期なのに冬が旬の白菜を買い、特に何も考えず魚を買い、よかれと思ってバルサミコ酢を買った結果はもう見えている。
「ここまでレパートリーが広ければ……」
調理主導のユミがあごに手を当てて……
「あれしかないね!」
何か閃いたようにユミはポニーテールを揺らす。そして、高速で野菜をカットしたかと思えば、料理の最終兵器が出てきたのはもはや言うまでもない。
結局、食材をバラバラに買った結果、五月という暑さがひょっこり顔を出してきた時期なのに、代わりに出てきた主菜は鍋になったということは口が裂けても言えない。
だが、そんなことはこの四人はそこまで気にしていない。ただ、その時間を楽しめれば良いだけなのだから。
「──随分煮えたぎっているな……」
強すぎるユミの火加減に零弥は絶句した。
だが、実際にテーブルに置いてみればそれなりに美味しそうであるのは確かだ。
「よし、じゃあ始めようか」
流雅が均衡を破り、進行のバトンは零弥に託す。
「そうだな」
零弥は立ち上がり……
「これからパーティーを始める。新たなる仲間の門出を祝って、乾杯」
その合図とともに、四人は一気に鍋に箸を寄せていく。
「──美味い……」
「でしょ?料理で私に敵うとでも思ってたの」
見た目以上に味はなかなかのもので、ユミの腕前がここぞとばかりに発揮されていた。
「もーらいっと」
「あっ……俺の肉!」
「あははっ!残念だったねー」
零弥は流雅にあっさり獲物を奪われた。
こうして、四人は楽しげに鍋をつついていた。
第二ラウンド。
今度はゲーム機をテレビに接続し、四人でバイタル・ソリッドを本気で遊んだ。なお、一人は全くの未経験であり、残り三人の本気度についていけないのがなんとなく悔しく感じた。その一人がユミだということはもはや言うまでもない。
「──違う。そこは左から障害物を利用して……」
「そうか。ここから標準を合わせるんだね」
「しっかし……上手いな……」
亜芽のプレイに流雅と零弥は感嘆している。だが、もう一人はそんな事は一切わからなかったようで……
「……全っ然わかんない」
ただこれを繰り返すのみだった。しかし、今ここで十分にプレイしていなかったことが後々に面倒なことになるとは、今のユミには予知しがたいものだった。
そして、当然のように亜芽はこのバトルロワイヤルを優勝していた。
第三ラウンド。
今度はフリートーク。
お互いに色々話す。ただそれだけだ。
ただ、それは楽しい話でもあったが、もちろん今後の話であったり、お互いに秘める過去を伝えあったりしていた。
もう既に、零弥、ユミとそれぞれの過去と目的を打ち明けている途中だ。
「ねぇ……流雅も何か過去にあったの?」
亜芽が聞く。亜芽がメンバー入りしてから一日目とはいえ、お互いにかなり仲良くなった。今では呼び捨てで呼ぶようにもなっている。
「そうだね……っていうか二人にも詳しくは言ってないしね」
流雅は少しうつむき、そしてまた顔を上げた。
流雅は、もともと家族がいた。両親と姉の四人家族。各地を転々としていた生活だったが、特に不満はなく、仲睦まじい家族だった。
そんなある日、父は仕事で出掛けていたいつもの平日の事である。
流雅は、ある機械を見つけた。それはかなりの体積を誇り、中にコックピットのような部分を後に発見した。男心がくすぐられたのか、それを隅々まで調べた。その正体がなんなのかは調査の時点ではわからなかったが、それでも何か惹き付けられるものがあった。
そして、流雅はそれに乗り込み操作したのだ。
だが、外の世界は自分の予想と違った反応をした。
フロントから見た姉と母は絶望した表情を向け手を伸ばし、流雅は次第に気を失っていった。結局、その機械からは出られなかったのだ。
それが、成川流雅、十二歳の頃である。
目が覚めれば、あの機械の姿はなく、見覚えの全く無いこの街に倒れていたのだ……
「──全くわからない……」
ユミが口を開く。
「そう。僕にもわからない。あの日何があったのか、それとも何が起こっていたのか……」
空気は一気に静まり返る。
「そんな時に、中学で零弥くん、ユミちゃんと出会った。それぞれ、過去の真実を追いかける目的が一致していたんだ。そして、お互いに協力しあう奇妙な関係がうまれた」
流雅はコップに入った紅茶を一口含む。
「『両親が消えた』というのはそういうことか……」
「あぁ……二人にはそう言ってたっけ」
流雅が微笑みかける。
「とにかく、これが二人に協力している理由だよ」
流雅の過去の打ち明けはこれで終わったようだ。だが、他のメンバーとは違い、圧倒的に状況がわかりづらすぎる。機械に乗って気を失った理由がわからないし、気がつけばこの街にいた理由もわからない。もしかすれば、この中で一番手こずる事件かもしれない。
「なぁ、亜芽……」
「……何?」
零弥が亜芽に質問があるようだ。
「お前……住まいはどうするんだ?」
「……あっ」
「住まい?そんなの、いつも寝泊まりしてるマンションでいいんじゃないの?」
ユミが反論する。しかし、今の亜芽は事情が違う。
「さっきも聞かされたが、亜芽の生活は完全にペルティエに依存していたんだろ?なら、収入がない今は住まいの問題が出てくるだろ」
「あ……そっか」
ユミが納得したように頷く。
「で、実際のところどうなんだ?」
「──あくまで収入を渡されただけだから、部屋を選んで借りたのは私自身。だから今部屋を出ても出なくても警察の捜査や周りの目は特に問題ないけど……収入が途切れた今はどうするか決めてない……」
亜芽は悩む。こればっかりは一人ではどうしようもない問題だ。その時、一つの意外な答えが現れた。
「だったら……うちに住めば?」
「……」
「……」
「……」
三人とも動きが固まってしまった。あまりにも意外すぎて。
しかし、よくよく考えてみればこれが最適解なのだ。
「あっ……いや、二人住むなら一軒家の方が良いし、女子同士なら別に教育倫理上問題視されないかなぁ~って……」
ユミが若干慌てながらその理由を説明する。
それに対する結論は……
「──よろしく、ユミ」
亜芽は笑顔で語りかけた。
こうして、亜芽への祝賀パーティーは、穏やかなうちに終結したのだ。
帰り道、零弥と流雅は二人して歩いていた。さっきのパーティーの雰囲気とは違い、今回は何故か思い空気が混ざっている。
「──なぁ、流雅」
「なんだい?」
零弥は質問、いや確認をするように問う。
「流雅は……ペルティエの件はこれで終わりと思っているか?」
流雅は一瞬答えるのに迷ったが、零弥も同じ考えだったのかと、安心したが故の瞬間だった。
「思ってないね。僕にとっても不可解な点がいくつかある」
「そうだな。まず一つとして、どうして『入学式に取引を行った』か」
零弥は疑問を挙げる。
「協力者が在校生ならまだしも、清掃員の妨害が必要なシチュエーションにするのは危険で効率も悪い。カムフラージュにするにしても、入学式にすることじゃない」
次は流雅の番。
「二つ目、どうして『爆破予告なんてものをカムフラージュに利用した』か。一回目の受け渡しが成功した結果があるなら、例えノイズを加えるにしても爆破予告はいらないし、むしろ身元がバレル大きな足跡になりうる。実際にそうだったしね」
「そして三つ目、そもそも『カムフラージュに星高を使用したのは何故か』。カムフラージュに利用するにしても、亜芽が渡し、清掃員が受けとるなら参観日などの行事で外部の人間が集まる時じゃないと安全に受け渡しが行えない。そう何度も行事は無いから非常に非効率だ」
次々と疑問が挙がっていくが、まだ一番重要な事が抜けている。
「最後、四つ目だね。これに関しては解消することは難しいと思う」
「そうだな。一応挙げておくとするならば……」
「爆破予告を送ったのは誰か」
結局、四つの疑問を挙げて整理することを企んだ二人だが、これといった進展はなく、二人は分かれ道でそれぞれの帰路についた。
「えぇ、ペルティエは確実に潰れました。私のミッションはこれで完了です」
『そうか。なら、しばらくの休息を与えよう。では』
ピッ……
相手と電話越しに会話していた榮繕。長い髪を揺らす二十代の美少年は、その甘いマスクで優しく微笑む。
そして、ポケットから新たにあるものを取り出した。それは、さっき使用していたのとは別のスマートフォンだ。
「さんざん利用されてどうもありがとうございました。ねぇ、唐木さん?」
榮繕はメールの履歴を消す。唐木と取引について詳しく相談していたメール、そして、爆破予告のメールを……
「休息と言われても……今の私にすることは無いですしねぇ……」
榮繕はふと窓を見つめる。
「では、気分を変えに『海外旅行』とでも行きましょうか」
爆破予告の犯人、そして唐木を影で操っていた張本人、榮繕佳斗を、零弥達は取り逃がしてしまったのだ……
『異端児達の集結』……end.
NEXT……アビスフリード争奪戦
それは、新たなメンバーの門出と、加入が決定したからだ。
舞台は相崎宅。食材と飲み物、そしてゲーム機を持ちより、明日は学校ということをその時だけは忘れようとしていた。
この時のために、零弥達は日中に食材を買い漁っておいた。もちろん、何を作るかなど、時間的に相談する余裕など無かった。
「これは……」
そして、持ち寄った食材のレパートリーがバラバラだったが、その具合は思った以上にひどかった。
春が終盤にかかった時期なのに冬が旬の白菜を買い、特に何も考えず魚を買い、よかれと思ってバルサミコ酢を買った結果はもう見えている。
「ここまでレパートリーが広ければ……」
調理主導のユミがあごに手を当てて……
「あれしかないね!」
何か閃いたようにユミはポニーテールを揺らす。そして、高速で野菜をカットしたかと思えば、料理の最終兵器が出てきたのはもはや言うまでもない。
結局、食材をバラバラに買った結果、五月という暑さがひょっこり顔を出してきた時期なのに、代わりに出てきた主菜は鍋になったということは口が裂けても言えない。
だが、そんなことはこの四人はそこまで気にしていない。ただ、その時間を楽しめれば良いだけなのだから。
「──随分煮えたぎっているな……」
強すぎるユミの火加減に零弥は絶句した。
だが、実際にテーブルに置いてみればそれなりに美味しそうであるのは確かだ。
「よし、じゃあ始めようか」
流雅が均衡を破り、進行のバトンは零弥に託す。
「そうだな」
零弥は立ち上がり……
「これからパーティーを始める。新たなる仲間の門出を祝って、乾杯」
その合図とともに、四人は一気に鍋に箸を寄せていく。
「──美味い……」
「でしょ?料理で私に敵うとでも思ってたの」
見た目以上に味はなかなかのもので、ユミの腕前がここぞとばかりに発揮されていた。
「もーらいっと」
「あっ……俺の肉!」
「あははっ!残念だったねー」
零弥は流雅にあっさり獲物を奪われた。
こうして、四人は楽しげに鍋をつついていた。
第二ラウンド。
今度はゲーム機をテレビに接続し、四人でバイタル・ソリッドを本気で遊んだ。なお、一人は全くの未経験であり、残り三人の本気度についていけないのがなんとなく悔しく感じた。その一人がユミだということはもはや言うまでもない。
「──違う。そこは左から障害物を利用して……」
「そうか。ここから標準を合わせるんだね」
「しっかし……上手いな……」
亜芽のプレイに流雅と零弥は感嘆している。だが、もう一人はそんな事は一切わからなかったようで……
「……全っ然わかんない」
ただこれを繰り返すのみだった。しかし、今ここで十分にプレイしていなかったことが後々に面倒なことになるとは、今のユミには予知しがたいものだった。
そして、当然のように亜芽はこのバトルロワイヤルを優勝していた。
第三ラウンド。
今度はフリートーク。
お互いに色々話す。ただそれだけだ。
ただ、それは楽しい話でもあったが、もちろん今後の話であったり、お互いに秘める過去を伝えあったりしていた。
もう既に、零弥、ユミとそれぞれの過去と目的を打ち明けている途中だ。
「ねぇ……流雅も何か過去にあったの?」
亜芽が聞く。亜芽がメンバー入りしてから一日目とはいえ、お互いにかなり仲良くなった。今では呼び捨てで呼ぶようにもなっている。
「そうだね……っていうか二人にも詳しくは言ってないしね」
流雅は少しうつむき、そしてまた顔を上げた。
流雅は、もともと家族がいた。両親と姉の四人家族。各地を転々としていた生活だったが、特に不満はなく、仲睦まじい家族だった。
そんなある日、父は仕事で出掛けていたいつもの平日の事である。
流雅は、ある機械を見つけた。それはかなりの体積を誇り、中にコックピットのような部分を後に発見した。男心がくすぐられたのか、それを隅々まで調べた。その正体がなんなのかは調査の時点ではわからなかったが、それでも何か惹き付けられるものがあった。
そして、流雅はそれに乗り込み操作したのだ。
だが、外の世界は自分の予想と違った反応をした。
フロントから見た姉と母は絶望した表情を向け手を伸ばし、流雅は次第に気を失っていった。結局、その機械からは出られなかったのだ。
それが、成川流雅、十二歳の頃である。
目が覚めれば、あの機械の姿はなく、見覚えの全く無いこの街に倒れていたのだ……
「──全くわからない……」
ユミが口を開く。
「そう。僕にもわからない。あの日何があったのか、それとも何が起こっていたのか……」
空気は一気に静まり返る。
「そんな時に、中学で零弥くん、ユミちゃんと出会った。それぞれ、過去の真実を追いかける目的が一致していたんだ。そして、お互いに協力しあう奇妙な関係がうまれた」
流雅はコップに入った紅茶を一口含む。
「『両親が消えた』というのはそういうことか……」
「あぁ……二人にはそう言ってたっけ」
流雅が微笑みかける。
「とにかく、これが二人に協力している理由だよ」
流雅の過去の打ち明けはこれで終わったようだ。だが、他のメンバーとは違い、圧倒的に状況がわかりづらすぎる。機械に乗って気を失った理由がわからないし、気がつけばこの街にいた理由もわからない。もしかすれば、この中で一番手こずる事件かもしれない。
「なぁ、亜芽……」
「……何?」
零弥が亜芽に質問があるようだ。
「お前……住まいはどうするんだ?」
「……あっ」
「住まい?そんなの、いつも寝泊まりしてるマンションでいいんじゃないの?」
ユミが反論する。しかし、今の亜芽は事情が違う。
「さっきも聞かされたが、亜芽の生活は完全にペルティエに依存していたんだろ?なら、収入がない今は住まいの問題が出てくるだろ」
「あ……そっか」
ユミが納得したように頷く。
「で、実際のところどうなんだ?」
「──あくまで収入を渡されただけだから、部屋を選んで借りたのは私自身。だから今部屋を出ても出なくても警察の捜査や周りの目は特に問題ないけど……収入が途切れた今はどうするか決めてない……」
亜芽は悩む。こればっかりは一人ではどうしようもない問題だ。その時、一つの意外な答えが現れた。
「だったら……うちに住めば?」
「……」
「……」
「……」
三人とも動きが固まってしまった。あまりにも意外すぎて。
しかし、よくよく考えてみればこれが最適解なのだ。
「あっ……いや、二人住むなら一軒家の方が良いし、女子同士なら別に教育倫理上問題視されないかなぁ~って……」
ユミが若干慌てながらその理由を説明する。
それに対する結論は……
「──よろしく、ユミ」
亜芽は笑顔で語りかけた。
こうして、亜芽への祝賀パーティーは、穏やかなうちに終結したのだ。
帰り道、零弥と流雅は二人して歩いていた。さっきのパーティーの雰囲気とは違い、今回は何故か思い空気が混ざっている。
「──なぁ、流雅」
「なんだい?」
零弥は質問、いや確認をするように問う。
「流雅は……ペルティエの件はこれで終わりと思っているか?」
流雅は一瞬答えるのに迷ったが、零弥も同じ考えだったのかと、安心したが故の瞬間だった。
「思ってないね。僕にとっても不可解な点がいくつかある」
「そうだな。まず一つとして、どうして『入学式に取引を行った』か」
零弥は疑問を挙げる。
「協力者が在校生ならまだしも、清掃員の妨害が必要なシチュエーションにするのは危険で効率も悪い。カムフラージュにするにしても、入学式にすることじゃない」
次は流雅の番。
「二つ目、どうして『爆破予告なんてものをカムフラージュに利用した』か。一回目の受け渡しが成功した結果があるなら、例えノイズを加えるにしても爆破予告はいらないし、むしろ身元がバレル大きな足跡になりうる。実際にそうだったしね」
「そして三つ目、そもそも『カムフラージュに星高を使用したのは何故か』。カムフラージュに利用するにしても、亜芽が渡し、清掃員が受けとるなら参観日などの行事で外部の人間が集まる時じゃないと安全に受け渡しが行えない。そう何度も行事は無いから非常に非効率だ」
次々と疑問が挙がっていくが、まだ一番重要な事が抜けている。
「最後、四つ目だね。これに関しては解消することは難しいと思う」
「そうだな。一応挙げておくとするならば……」
「爆破予告を送ったのは誰か」
結局、四つの疑問を挙げて整理することを企んだ二人だが、これといった進展はなく、二人は分かれ道でそれぞれの帰路についた。
「えぇ、ペルティエは確実に潰れました。私のミッションはこれで完了です」
『そうか。なら、しばらくの休息を与えよう。では』
ピッ……
相手と電話越しに会話していた榮繕。長い髪を揺らす二十代の美少年は、その甘いマスクで優しく微笑む。
そして、ポケットから新たにあるものを取り出した。それは、さっき使用していたのとは別のスマートフォンだ。
「さんざん利用されてどうもありがとうございました。ねぇ、唐木さん?」
榮繕はメールの履歴を消す。唐木と取引について詳しく相談していたメール、そして、爆破予告のメールを……
「休息と言われても……今の私にすることは無いですしねぇ……」
榮繕はふと窓を見つめる。
「では、気分を変えに『海外旅行』とでも行きましょうか」
爆破予告の犯人、そして唐木を影で操っていた張本人、榮繕佳斗を、零弥達は取り逃がしてしまったのだ……
『異端児達の集結』……end.
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