3 / 7
閑話 アドニス四歳
しおりを挟む
客たちが帰途についた後、一仕事終えた娼婦たちは、客の見送りを終えた足でそのまま従業員用の食堂へ向かおうとしていた。
売上の多い者には個室が与えられ、そこで仕事をし、生活する。その中でも専属の側仕えを持つアドニスの母ほどの娼婦になれば、自室で食事をとることもできる。だが、大半の娼婦は、手狭な食堂で隣と肩を触れ合わせながら朝食をとるのが常だった。
そのため、できるだけ早く向かうことが、唯一ゆったりと朝食を楽しむための秘訣である。
大人が一人通れるほどの狭い廊下の先に通用口がある。
しかし、その前につい先日四歳になったばかりのアドニスが、ぽつんと立っていた。
小さな両手をいっぱいに広げ、通用口の前に立ち塞がっている。
しかし、その腕は壁には届いておらず、大人が無理をすれば簡単に通り抜けられそうだった。
「ここを通りたければ、おかねをよこせ!」
アドニスは小さな体を精一杯大きく見せるように、胸を張り、ふんぞり返っている。
「ふふっ、朝からお仕事ご苦労様。」
慣れた娼婦は微笑み、アディの新しい遊びだとすぐに察する。
「はい、お金。」
彼女はアドニスの片手にそっとタッチする。
当然ながら、その手には何も乗っていない。
すると、アドニスは満足げにピッと片手を引き、通用口に小さな隙間を開けた。
「はいどうぞ!」
まん丸なほっぺたをふくらませ、満面の笑みを浮かべる小さな門番。
アドニスは「お金」という言葉は知っていても、その概念までは理解していない。ただ、大人たちがそれをやりとりしていることは見て知っていた。だから、手と手を触れ合わせるだけで「やりとりは成立する」と信じていたのだ。
「小さな門番さん、お仕事頑張ってね。」
年嵩の娼婦がくすくすと笑いながら、アドニスの柔らかい金の髪を撫でる。
アドニスは誇らしげに胸を張り、次の「お客様」を待ち構える。
娼館の王子様は、今日も元気に「お仕事」をしていた。
後ろから続く娼婦たちは、「なに?なに?」と興味津々にアドニスの可愛らしい通せんぼを見つめる。
「はい、アディ!お金よ♪」
一人の娼婦が、アドニスのしっとりとした柔らかい頬を指でそっと押した。
その感触に、彼女はうっとりとした表情を浮かべる。
「はい!どうぞ!」
アドニスは満面の笑みで片手をあげる。
「ありがとう。お仕事ご苦労様。じゃあね、アディ。」
彼女は名残惜しそうにアドニスの頬へ口づけを残し、そのまま通用口を抜けていった。
その瞬間、娼婦たちの間に衝撃が走る。
(……アディへの支払いって、手じゃなくてもいいのね!?)
そこからは、それぞれが思い思いの「支払い方法」を試し始めた。
「はい、アディ!」
ツンッ!飛び出た小さな鼻を押す者。
ぷにっと真っ赤な唇に触れる者。
くすぐるように服の上からおへそを探して突く者。
「きゃはははっ!」
アドニスは笑いながら、それを「お金」として受け取り、満足げに通行を許可する。
娼婦たちは小さな門番との触れ合いに満面の笑みを浮かべながら、「可愛い……!」と口々に呟いていた。
朝の柔らかな光の中、娼館は笑い声に包まれていた。
一度、娼婦たちの列が途切れる。
遅れてやってきた娼婦に、アドニスが通せんぼをする。
「ここを通りたければ、おかねをよこせ!」
しかし、今までのやり取りを知らない彼女は、困ったように片手を頬に当て、しばらく思案した。
そして、小さく微笑むと、ポケットから取り出した小さな包みを差し出す。
「お金はないけど……これでもいいかしら?」
それは、客にもらった菓子だった。
「わあ!お菓子だ!ありがとう!」
アドニスは目を輝かせ、真っ白な頬を桃色に染めて喜ぶ。
娼婦は、そんな彼の頬をひとなでして、優しく笑いながら通用口を抜けていった。
次に続いた娼婦は、ポケットから銅貨を取り出し、アドニスの手のひらにそっと置いた。
「はい、どうぞ。」
アドニスは、それをじっと見つめ、感嘆の声を上げる。
「うわぁー!」
小さな手の中で、初めて手にするお金をまじまじと見つめる。
「女の子の絵?」
「そうよ。いつぞやのお姫様のお顔よ。」
「へぇー。」
アドニスは銅貨をひっくり返しながら、不思議そうに眺めた。
「今はお姫様はいなくて、王子様がいるわ。そのうち、王子様が成人なさったら、王子様の銅貨が作られるのよ。」
「ふーん……でも、この子の方が可愛いから、ぼくはこれでいいや!大切にするね!」
10年以上先の話。
(その時まで、アディは今の会話を覚えてくれているだろうか?「あのときのコイン、まだ持ってる?」そう確認できるほど、自分は長く生きられるのだろうか……)
一瞬、そんな考えが頭をよぎる。
だが、意味のないことに囚われて、せっかくの楽しい気持ちに水を差すのは馬鹿げている。
気を取り直し、腰の高さにも満たない小さなアドニスの頭頂部にそっと口づけを落とし、娼婦は微笑みながら去っていった。
最後にやってきたのは、すべての客を送り終えた娼館の女主人だった。
「おやまぁ、アディは何をやっているんだい?」
「門番さん!」
「そうかい、精が出るねぇ。ご苦労なこった。」
「お婆様、お金ちょうだい!お姫様のやつがいい!」
味をしめた王子様が、小さな手を差し出す。
「ババアは今は金を持ち合わせてないんだよ。金庫に行けば、銀色の王妃様のも、金色の王様のも、いっぱいあるんだけどね。」
「じゃあ、お菓子でもいいよ!」
アドニスは諦めない。
「お菓子もないねぇ。」
女主人は腕を組みながら少し考え、指にはめていた翡翠の指輪をくるくると回した。
「これなんてどうだい?貰いもんだけど、よく見るとババ臭いから、お前にやるよ。」
「なになに?」
アドニスは食い入るように、それを見つめる。
「すごい!緑の石だ!!」
受け取ったばかりの宝物を、両手で掲げ、目を輝かせる。
「お前の瞳に少し似ているね。大切にするんだよ。売ればひと財産だ。」
「お母様の持ってるキラキラの石は綺麗だけど、これはツヤツヤしててかっこいいね!ありがとう!後でイーライにも見せてあげる!」
「そうかい。」
イーライは女主人の一人息子の名だ。女主人の頬がふわりと緩む。イーライを兄のように慕うアドニス。二人が並ぶ姿は、子供嫌いだったはずの自分にさえ微笑ましさを抱かせる。
「ダリアの石はエメラルドと言うんだよ。母もお前も、綺麗なエメラルドの瞳だからね。」
「エメラルド……。」
「もし男が『お前の瞳の宝石を贈ろう』と言ってきたら、迷わずエメラルドと言いな。」
アドニスは小さく首を傾げた。
「どうして?」
「翡翠より高いからさ。」
アドニスは「なるほど!」と頷く。
女主人はくすっと笑うと、アドニスの背に手を添えて歩き出した。
アドニスは迷わず、その手を握る。
ダリアは少し抜けた女だ。
アドニスが生まれ、泣けば乳を与えたが、おしめが濡れていても平気で放っておいた。無視しているわけではなく、ただ、分からないからだ。
そんな母に代わり、おしめを替え、食事を与え、躾を施してきたのは女主人だった。
今、愛おしい孫のような存在と手を繋ぎながら、いつも機嫌の悪い彼女の口元は、緩やかに弧を描いていた。
売上の多い者には個室が与えられ、そこで仕事をし、生活する。その中でも専属の側仕えを持つアドニスの母ほどの娼婦になれば、自室で食事をとることもできる。だが、大半の娼婦は、手狭な食堂で隣と肩を触れ合わせながら朝食をとるのが常だった。
そのため、できるだけ早く向かうことが、唯一ゆったりと朝食を楽しむための秘訣である。
大人が一人通れるほどの狭い廊下の先に通用口がある。
しかし、その前につい先日四歳になったばかりのアドニスが、ぽつんと立っていた。
小さな両手をいっぱいに広げ、通用口の前に立ち塞がっている。
しかし、その腕は壁には届いておらず、大人が無理をすれば簡単に通り抜けられそうだった。
「ここを通りたければ、おかねをよこせ!」
アドニスは小さな体を精一杯大きく見せるように、胸を張り、ふんぞり返っている。
「ふふっ、朝からお仕事ご苦労様。」
慣れた娼婦は微笑み、アディの新しい遊びだとすぐに察する。
「はい、お金。」
彼女はアドニスの片手にそっとタッチする。
当然ながら、その手には何も乗っていない。
すると、アドニスは満足げにピッと片手を引き、通用口に小さな隙間を開けた。
「はいどうぞ!」
まん丸なほっぺたをふくらませ、満面の笑みを浮かべる小さな門番。
アドニスは「お金」という言葉は知っていても、その概念までは理解していない。ただ、大人たちがそれをやりとりしていることは見て知っていた。だから、手と手を触れ合わせるだけで「やりとりは成立する」と信じていたのだ。
「小さな門番さん、お仕事頑張ってね。」
年嵩の娼婦がくすくすと笑いながら、アドニスの柔らかい金の髪を撫でる。
アドニスは誇らしげに胸を張り、次の「お客様」を待ち構える。
娼館の王子様は、今日も元気に「お仕事」をしていた。
後ろから続く娼婦たちは、「なに?なに?」と興味津々にアドニスの可愛らしい通せんぼを見つめる。
「はい、アディ!お金よ♪」
一人の娼婦が、アドニスのしっとりとした柔らかい頬を指でそっと押した。
その感触に、彼女はうっとりとした表情を浮かべる。
「はい!どうぞ!」
アドニスは満面の笑みで片手をあげる。
「ありがとう。お仕事ご苦労様。じゃあね、アディ。」
彼女は名残惜しそうにアドニスの頬へ口づけを残し、そのまま通用口を抜けていった。
その瞬間、娼婦たちの間に衝撃が走る。
(……アディへの支払いって、手じゃなくてもいいのね!?)
そこからは、それぞれが思い思いの「支払い方法」を試し始めた。
「はい、アディ!」
ツンッ!飛び出た小さな鼻を押す者。
ぷにっと真っ赤な唇に触れる者。
くすぐるように服の上からおへそを探して突く者。
「きゃはははっ!」
アドニスは笑いながら、それを「お金」として受け取り、満足げに通行を許可する。
娼婦たちは小さな門番との触れ合いに満面の笑みを浮かべながら、「可愛い……!」と口々に呟いていた。
朝の柔らかな光の中、娼館は笑い声に包まれていた。
一度、娼婦たちの列が途切れる。
遅れてやってきた娼婦に、アドニスが通せんぼをする。
「ここを通りたければ、おかねをよこせ!」
しかし、今までのやり取りを知らない彼女は、困ったように片手を頬に当て、しばらく思案した。
そして、小さく微笑むと、ポケットから取り出した小さな包みを差し出す。
「お金はないけど……これでもいいかしら?」
それは、客にもらった菓子だった。
「わあ!お菓子だ!ありがとう!」
アドニスは目を輝かせ、真っ白な頬を桃色に染めて喜ぶ。
娼婦は、そんな彼の頬をひとなでして、優しく笑いながら通用口を抜けていった。
次に続いた娼婦は、ポケットから銅貨を取り出し、アドニスの手のひらにそっと置いた。
「はい、どうぞ。」
アドニスは、それをじっと見つめ、感嘆の声を上げる。
「うわぁー!」
小さな手の中で、初めて手にするお金をまじまじと見つめる。
「女の子の絵?」
「そうよ。いつぞやのお姫様のお顔よ。」
「へぇー。」
アドニスは銅貨をひっくり返しながら、不思議そうに眺めた。
「今はお姫様はいなくて、王子様がいるわ。そのうち、王子様が成人なさったら、王子様の銅貨が作られるのよ。」
「ふーん……でも、この子の方が可愛いから、ぼくはこれでいいや!大切にするね!」
10年以上先の話。
(その時まで、アディは今の会話を覚えてくれているだろうか?「あのときのコイン、まだ持ってる?」そう確認できるほど、自分は長く生きられるのだろうか……)
一瞬、そんな考えが頭をよぎる。
だが、意味のないことに囚われて、せっかくの楽しい気持ちに水を差すのは馬鹿げている。
気を取り直し、腰の高さにも満たない小さなアドニスの頭頂部にそっと口づけを落とし、娼婦は微笑みながら去っていった。
最後にやってきたのは、すべての客を送り終えた娼館の女主人だった。
「おやまぁ、アディは何をやっているんだい?」
「門番さん!」
「そうかい、精が出るねぇ。ご苦労なこった。」
「お婆様、お金ちょうだい!お姫様のやつがいい!」
味をしめた王子様が、小さな手を差し出す。
「ババアは今は金を持ち合わせてないんだよ。金庫に行けば、銀色の王妃様のも、金色の王様のも、いっぱいあるんだけどね。」
「じゃあ、お菓子でもいいよ!」
アドニスは諦めない。
「お菓子もないねぇ。」
女主人は腕を組みながら少し考え、指にはめていた翡翠の指輪をくるくると回した。
「これなんてどうだい?貰いもんだけど、よく見るとババ臭いから、お前にやるよ。」
「なになに?」
アドニスは食い入るように、それを見つめる。
「すごい!緑の石だ!!」
受け取ったばかりの宝物を、両手で掲げ、目を輝かせる。
「お前の瞳に少し似ているね。大切にするんだよ。売ればひと財産だ。」
「お母様の持ってるキラキラの石は綺麗だけど、これはツヤツヤしててかっこいいね!ありがとう!後でイーライにも見せてあげる!」
「そうかい。」
イーライは女主人の一人息子の名だ。女主人の頬がふわりと緩む。イーライを兄のように慕うアドニス。二人が並ぶ姿は、子供嫌いだったはずの自分にさえ微笑ましさを抱かせる。
「ダリアの石はエメラルドと言うんだよ。母もお前も、綺麗なエメラルドの瞳だからね。」
「エメラルド……。」
「もし男が『お前の瞳の宝石を贈ろう』と言ってきたら、迷わずエメラルドと言いな。」
アドニスは小さく首を傾げた。
「どうして?」
「翡翠より高いからさ。」
アドニスは「なるほど!」と頷く。
女主人はくすっと笑うと、アドニスの背に手を添えて歩き出した。
アドニスは迷わず、その手を握る。
ダリアは少し抜けた女だ。
アドニスが生まれ、泣けば乳を与えたが、おしめが濡れていても平気で放っておいた。無視しているわけではなく、ただ、分からないからだ。
そんな母に代わり、おしめを替え、食事を与え、躾を施してきたのは女主人だった。
今、愛おしい孫のような存在と手を繋ぎながら、いつも機嫌の悪い彼女の口元は、緩やかに弧を描いていた。
11
あなたにおすすめの小説
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
Bランク冒険者の転落
しそみょうが
BL
幼馴染の才能に嫉妬したBランク冒険者の主人公が、出奔した先で騙されて名有りモブ冒険者に隷属させられて性的に可哀想な日々を過ごしていたところに、激重友情で探しに来た粘着幼馴染がモブ✕主人公のあれこれを見て脳が破壊されてメリバ風になるお話です。
◯前半は名有りモブ✕主人公で後半は幼馴染✕主人公
◯お下品ワードがちょいちょい出てきて主人公はずっと性的に可哀想な感じです(・_・;)
◯今のところほとんどのページにちょっとずつ性描写があります
余命半年の俺を、手酷く振ったはずの元カレ二人が手を組んで逃がしてくれません
スノウマン(ユッキー)
BL
半年以内に俺は一人寂しく死ぬ。そんな未来を視た。きっと誰も悲しむ人は居ないだろう。そう思っていたから何も怖くなかった。なのにそんな俺の元に過去手酷く振り、今では世界的スターとなった元カレ二人がやってきた。彼らは全てを知っていた。俺がどうして彼らを振ったのか、そして俺の余命も。
全てを諦めた主人公と、主人公を諦めきれないイケメンサッカー選手とシンガーソングライターの再会が導く未来は?
過保護な父の歪んだ愛着。旅立ちを控えた俺の身体は、夜ごとに父の形で塗り潰される
中山(ほ)
BL
「パックの中、僕の形になっちゃったね」
夢か現か。耳元で囁かれる甘い声と、内側を執拗に掻き回す熱。翌朝、自室で目覚めたパックに、昨夜の記憶はない。ただ、疼くような下腹部の熱だけが残っていた。
相談しようと向かった相手こそが、自分を侵食している張本人だとも知らずに、パックは父の部屋の扉を開く。
このお話はムーンライトでも投稿してます〜
婚活アプリのテスト版に登録させられたら何故か自社の社長としかマッチング出来ないのですが?
こたま
BL
オメガ男子の小島史(ふみ)は、ネットを中心に展開している中小広告代理店の経理部に勤めている。会社が国の補助金が入る婚活アプリ開発に関わる事になった。テスト版には、自社の未婚で番のいないアルファとオメガはもちろん未婚のベータも必ず登録して動作確認をするようにと業務命令が下された。史が仕方なく登録すると社長の辰巳皇成(こうせい)からマッチング希望が…
五十嵐三兄弟の爛れた夏休みの過ごし方
ユーリ
BL
夏休み、それは学生にとって長い長い休日。爛れた関係にある五十嵐三兄弟は広い1Rでひたすらお互いを求め合う。山もなければオチもない、ただひたすら双子×義兄が過ごす爛れた夏休み。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる