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2章
第35話 俺はただのガキじゃねえ!
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「俺らは城主に頼まれてお前ら盗賊を捕まえに来たんだよ」
とりあえずこいつらを捕まえれば依頼は達成だ。俺は剣を強く握りしめる。
どうやら盗賊は2人だけらしいので俺らの人数でも十分対処できそうだ。
まあ油断はしないけどもな。
すると2人は笑ながら言葉を返してくる。
「女2人にガキが一人か……俺達を捕まえる? 馬鹿言うんじゃねえよ」
まるで俺の言葉が面白いとでも言うかのように笑っている。
2人は余裕の態度を見せながら腰に差している剣を抜く。
「ジェフ、俺はメイドの女を捕まえるからてめえはガキを殺しとけ」
「分かったぜアレグ、女の足は折るなよ?」
ジェフと言われた銀髪の男はリーザの所へ走っていき下衆な笑みをこぼしながら剣を振り上げる。
リーザはそれを回避し再び構えをしている。
まあ俺もリーザの心配をしてる余裕はなさそうだ。
なんせ髭面のアレグという男はこちらに猛スピードで向かってくる。
早くこっちも大男を倒さないといけない。
アレグと言った男は剣を振り上げて振り下ろしてくる。
「死んどけガキがあ!」
「俺はただのガキじゃねえ!」
俺はそれを素早く避け剣を振るとアレグと名乗った男は軽々と躱してみせる。
中々強いな……魔物と違って動きが全然ちがうな。
俺の後ろではソフィアがじっと見つめている。
「私も手伝う?」
「大丈夫!」
俺はそう言葉を放つと再びアレグに向かって走り出すのだった。
俺は剣を強く握りしめてアレグに向かって走りだす。
するとアレグは剣を振り下ろしてくるのでそれを避けると俺は剣を振りかざす。
しかしそれは簡単に受け止められてしまう。
そして今度は俺が攻撃を受け止める番になる。
「おらあどうした!? 力がねえなあ!」
こいつ……かなり力が強いぞ!
俺は何とか踏ん張って攻撃を防ぐ。
そしてバックステップをして距離を取る。
くっそ……やっぱり強いな。
だけどまあ俺には奥の手が残ってるんだ!
するとアレグは剣を肩に乗せながら俺に話しかけてくる。
「こんなんじゃ話にならねえなガキ?」
「じゃあ俺のスキルを見せてやるよ!」
俺がそう言うとアレグは笑いながら言葉を返してくる。
まあ俺のスキルが何か分からないから笑ってられるんだろうな。
アレグに笑われながら俺は『精霊使い』のスキルを発動させる。
「火の精霊よ……契約に基づき我に従い力を示せ!」
俺がそう言葉を発しながら左手を前に出すと精霊の炎が出現する。
《ファイアッッッ!》
俺が言葉を発すると同時に炎はアレグに向かって飛んでいく。
それに対してアレグは冷や汗をかきながら笑みを浮かべる。
だがその笑みからはどこか焦りのようなものが見えるような気がするのは気のせいだろうか。
精霊の放つ炎は凄まじいスピードでアレグに直撃する。
そしてその炎が当たった部分から身体全体が火に包まれていく。
「な、なんだよこれええ!? うわぁ熱い! あついいい!!」
「俺のスキル『精霊使い』は契約を交わした精霊を呼び出して様々な効果を付与させることが出来るだよ!」
そう……まあこっからが本番だぜ!
俺は手に握られている剣に魔法を付与する。
そして詠唱を開始すると剣に炎が纏い始める。
それは魔法剣とでも言えるような見た目だ。
そしてアレグは火だるまになりながら地面に転がり回っている。
俺はその火だるまになった男に近づいていく。
そして剣を振り下ろす。
《炎剣》
そう言葉を発しながら剣は炎を纏い、アレグの身体に傷を付ける。
そして火が消えた後、アレグは気絶して動かなくなった。
俺はそれを確認するとリーザの方を向く。
するとリーザはジェフと呼ばれていた男の首に剣を突きつけていた。
どうやら決着がついたようだな。
俺はリーザの所に向かうと口を開く。
「うまくいったんだな」
「タツこそ、良い動きをしていましたよ」
そういうとソフィアが俺の隣に来て口を開く。
とりあえずこいつらを捕まえれば依頼は達成だ。俺は剣を強く握りしめる。
どうやら盗賊は2人だけらしいので俺らの人数でも十分対処できそうだ。
まあ油断はしないけどもな。
すると2人は笑ながら言葉を返してくる。
「女2人にガキが一人か……俺達を捕まえる? 馬鹿言うんじゃねえよ」
まるで俺の言葉が面白いとでも言うかのように笑っている。
2人は余裕の態度を見せながら腰に差している剣を抜く。
「ジェフ、俺はメイドの女を捕まえるからてめえはガキを殺しとけ」
「分かったぜアレグ、女の足は折るなよ?」
ジェフと言われた銀髪の男はリーザの所へ走っていき下衆な笑みをこぼしながら剣を振り上げる。
リーザはそれを回避し再び構えをしている。
まあ俺もリーザの心配をしてる余裕はなさそうだ。
なんせ髭面のアレグという男はこちらに猛スピードで向かってくる。
早くこっちも大男を倒さないといけない。
アレグと言った男は剣を振り上げて振り下ろしてくる。
「死んどけガキがあ!」
「俺はただのガキじゃねえ!」
俺はそれを素早く避け剣を振るとアレグと名乗った男は軽々と躱してみせる。
中々強いな……魔物と違って動きが全然ちがうな。
俺の後ろではソフィアがじっと見つめている。
「私も手伝う?」
「大丈夫!」
俺はそう言葉を放つと再びアレグに向かって走り出すのだった。
俺は剣を強く握りしめてアレグに向かって走りだす。
するとアレグは剣を振り下ろしてくるのでそれを避けると俺は剣を振りかざす。
しかしそれは簡単に受け止められてしまう。
そして今度は俺が攻撃を受け止める番になる。
「おらあどうした!? 力がねえなあ!」
こいつ……かなり力が強いぞ!
俺は何とか踏ん張って攻撃を防ぐ。
そしてバックステップをして距離を取る。
くっそ……やっぱり強いな。
だけどまあ俺には奥の手が残ってるんだ!
するとアレグは剣を肩に乗せながら俺に話しかけてくる。
「こんなんじゃ話にならねえなガキ?」
「じゃあ俺のスキルを見せてやるよ!」
俺がそう言うとアレグは笑いながら言葉を返してくる。
まあ俺のスキルが何か分からないから笑ってられるんだろうな。
アレグに笑われながら俺は『精霊使い』のスキルを発動させる。
「火の精霊よ……契約に基づき我に従い力を示せ!」
俺がそう言葉を発しながら左手を前に出すと精霊の炎が出現する。
《ファイアッッッ!》
俺が言葉を発すると同時に炎はアレグに向かって飛んでいく。
それに対してアレグは冷や汗をかきながら笑みを浮かべる。
だがその笑みからはどこか焦りのようなものが見えるような気がするのは気のせいだろうか。
精霊の放つ炎は凄まじいスピードでアレグに直撃する。
そしてその炎が当たった部分から身体全体が火に包まれていく。
「な、なんだよこれええ!? うわぁ熱い! あついいい!!」
「俺のスキル『精霊使い』は契約を交わした精霊を呼び出して様々な効果を付与させることが出来るだよ!」
そう……まあこっからが本番だぜ!
俺は手に握られている剣に魔法を付与する。
そして詠唱を開始すると剣に炎が纏い始める。
それは魔法剣とでも言えるような見た目だ。
そしてアレグは火だるまになりながら地面に転がり回っている。
俺はその火だるまになった男に近づいていく。
そして剣を振り下ろす。
《炎剣》
そう言葉を発しながら剣は炎を纏い、アレグの身体に傷を付ける。
そして火が消えた後、アレグは気絶して動かなくなった。
俺はそれを確認するとリーザの方を向く。
するとリーザはジェフと呼ばれていた男の首に剣を突きつけていた。
どうやら決着がついたようだな。
俺はリーザの所に向かうと口を開く。
「うまくいったんだな」
「タツこそ、良い動きをしていましたよ」
そういうとソフィアが俺の隣に来て口を開く。
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そららさん完結もしないでいろいろと手を出すのは感心出来ませんよ楽しみにしている読者もいるのでせめて完結してから新しいのに手を出すべきだと理解して下さい応援しています
35話まで読みましたが、面白かったです。この続きも読んで見たいですね。よろしくお願いします。