1日休んだだけなのに

東門 大

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第1章 保健室に呼ばれただけなのに

1-3 ごめんなさい

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 尻叩きは容赦なく続き、「やめろ!体罰していいのかよ」と反発すると、今度は

「これだけでは反省できないようですね。分かりました。本当のお仕置きをしてあげます」

 と言って、ブリーフを膝まで下ろされた。

「えっ、やめ!」

 体をくねらせ抵抗したが、身動きひとつ取れなかった。

 ビシッ!

 さすがに直接の尻叩きは強烈で、自分でも信じられないくらい情けない声を出してしまった。
     
 ブリーフの上からでもみっともないお仕置きだったのに、ついにお尻丸出しで叩かれていることに、怒りよりも恥ずかしさが強くこみ上げてきた。

 僕はなんとか切り抜けようと、仕方なく謝った。

「ごめんなさい」

「何がごめんなさいなのか言いなさい」

「ぉちんちんを……おおき…くし…て」

「何をモソモソ言っているの、はっきり言いなさい」

 さらに強烈な一打がきた。

「おちんちんを大きくしてごめんなさい」

「それからあ!」

 僕は何のことか分からず黙っていると、

「失礼な事言ったでしょ。謝らなくていいの」

「ああ」

「ああ、じゃないでしょ」

「うるせえとか、言ってごめんなさい」

 すると尻叩きが止まった。ホッとしていると、なぜか優しい声で尋ねてきた。

「最近、私に変なあだ名をつけた子がいるらしいんだけどー中川は知らないかなあ」
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