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「お前を殺す!」
「待って!」
「なんだ?降参か?」
「君のお母さんを見たよ。」
「は?」
「デパートで男の人と一緒に楽しそうに買い物してた。」
「...え?」
「もう、過去のことは忘れようよ。あの世界は、僕たちがいなくたって何も変わらないんだ。」
「そんなわけない。」
「僕もあの事故で、大切な人を亡くした。君もだろう。だからこそ、僕たちはいがみ合ってちゃだめなんだよ。前を向いて進まなきゃ。」
「違う、違う!全部お前らのせいだ。お前らさえいなければ。」
転生者の耳に僕の声は届かない。
しかたない。
「ごめん。僕の言うことを聞いてくれないなら...」
僕たちは殺し合うことになる。
でも、そんなことしたくない。
だから、
「記憶操作!」
君の前世の記憶を全て消させてもらうよ。
「待って!」
「なんだ?降参か?」
「君のお母さんを見たよ。」
「は?」
「デパートで男の人と一緒に楽しそうに買い物してた。」
「...え?」
「もう、過去のことは忘れようよ。あの世界は、僕たちがいなくたって何も変わらないんだ。」
「そんなわけない。」
「僕もあの事故で、大切な人を亡くした。君もだろう。だからこそ、僕たちはいがみ合ってちゃだめなんだよ。前を向いて進まなきゃ。」
「違う、違う!全部お前らのせいだ。お前らさえいなければ。」
転生者の耳に僕の声は届かない。
しかたない。
「ごめん。僕の言うことを聞いてくれないなら...」
僕たちは殺し合うことになる。
でも、そんなことしたくない。
だから、
「記憶操作!」
君の前世の記憶を全て消させてもらうよ。
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