【館】 House of Sex Slaves

館 yakata

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episode R . ロセツの場合 / 綺麗は汚い汚いは綺麗

Rosetsu 006. 万物の間接がはずれ、天も地も滅びてしまえばいい

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「旦那さま方、たくさんお酒を召し上がられて、そろそろもよおしてきませんか」
調教師・冬眠鼠が音節を区切りつつ言う。
「性奴隷が寒さに震えております故、暖めて上げてください」

旦那さま方は、嬉々としてアクリル製の浴槽の側まで来た。
水の無い浴槽で溺れるロセツの、こびり着いた垢のせいでよく見えない、ブラックダイヤモンドアイが取り囲む人々を見上げて怯える。
「う…ぅぅぅ…ッ…」
圧倒的にして蒙昧な力に屈する瞬間。

旦那さま方はそれぞれ、ガウンの前を開け、膀胱にたっぷりの尿を溜め込んだぺニスを出し
その先端を 逃尻の、及腰のロセツに向ける。
「ゆ、許して…」
シャアアッ
ジョボボボ
ジャーーー
「あぁ…、」
ロセツはごちゃごちゃの波に魚の漾う風情で六本ものぺニスから放出された尿のシャワーを浴びた。
恐ろしいことに その体液は、先ほど調教師・冬眠鼠が言った通り、程好く
冷えきったロセツの体を温めた。
「ぅぅぅわぁぁ…ッ、ハァ、ハァ、」
更に、
旦那さま方のぺニスから迸る尿は、火花の散るごとく、ロセツの膚を犯すごとに、太く絶え、細く続き。
ロセツは泣き、且つ怒り、且つ悔い、口の中にまで液体が入るのも構わず喘ぎ、ほとんどその身を忘るるように呻いた。

「うぅぅ、おえ、うぅ…」
それにもうロセツは旦那さまの犠牲だとあきらめてる。
ただ誰かにとって都合の悪いことをしたばかりで、性奴隷だの、肉便器だのッて、妙なものが出来上ってさ。
性奴隷の身体はまるで男のものになって、何をいわれてもはいはいッて、従わないと、イヤ、不貞腐だの、性奴隷の道を知らないのと、世間でいろんなことをいうよ。

旦那さま方の放尿が終わった。
浴槽の底は黄色の液体でいっぱいになっていたが、ロセツの髪の毛や体から垂れるもので更に深く波打つ。

「うぅ…ッ、」
ロセツは思わず、床に置きっぱなしになっていた 剃毛で使われたシェービングナイフに手を伸ばした。
調教師・冬眠鼠が、その手を掴み、汚れた甲に恭しく口づけをしたときに、プレイルームの扉が開き職員がぞろぞろ入って来た。


小便まみれの浴槽ごと、大きな台車に乗せられて運び出されながら、
ロセツは、
「嬉しいねえ。何の自害なんかするもんかね、冬眠鼠と、旦那さま方として私をこんなにいじめるもの。いじめ殺されて負けちゃ卑怯よ」
と泣いた。
面は死灰のごとくなりき。
ロセツはしかく活きながら暗中に葬り去られつ。


旦那さま方もそれぞれ退室し、一旦館内のスパで体を温め直し一時間後に戻ってこられた。
冷たいタイル張りのステージからは磔など撤去されて、毛足の長い敷物と、簡素な造りながら極上の肌触りの寝具が敷かれた 大きなベッドが運び込まれていた。
そして、
先ほどロセツが鞭打たれ喘いでいた場所には、サヴォナローラが設置されていた。
このサヴォナローラは座面と背もたれのヴェルヴェットに豪奢な金刺繍が施されており、旦那さま方は畏れ多さにため息を漏らし、誰も座ろうとはしなかった。

旦那さま方は、テーブルに運ばれた軽食とお茶を口に運びながら、大きなテレビで流れるオペラを鑑賞し贅沢なひとときを過ごした。
一時間半程が経ち、人々がすっかり寛ぎ始めた頃に、

扉が開いた。


アンティークレースの下着の上に絹の着物を纏い、赤色のエナメルサンダルを履いたロセツが、調教師・冬眠鼠のエスコートで入室してきたのだ。

ロセツの復活においては、すべてが甦った。姿形、記憶、思い出。

肌は雪のように清く、洗い立ての漆黒の髪の毛は天の川の艶めきを纏い、濃く長い睫毛に縁取られた瞳は何処までも闇。
調教師・冬眠鼠は、ロセツをサヴォナローラに座らせると、シーシャのパイプを手渡した。
床に置かれたシーシャマシンがポコポコとあぶくを立てる。
ロセツは、サヴォナローラで脚を組み、薄化粧のふっくらとした唇で大好物の西瓜味の水蒸気を楽しんだ。

恐る恐る近づいてきた旦那さま方は、生ける宝石ではまるで言葉足らずのロセツが吐き出すシーシャに巻かれ、
「ロセツさま、あぁ…、」と声をうるましたり。

ある旦那さまは、青年期から成熟に向かいつつある肉体から濃厚なフェロモンが大気中に発散するのを、
余すことなく吸い込もうと深呼吸をする。
ある旦那さまは、ライチの皮を剥き桜色の唇に運び「どうか、私をロセツさまのゴミ箱にしてくださいまし」と、食後の種を唇で受けとる。
甦りしロセツは、旦那さま方の男の性欲の原始を蘇らせたのだ。

 ロセツはかく謂えりしまで、血色勝れて、元気よく、いと心強く見えたりしが、急に語調の打沈みて、
「人間一人を縦にしようが、横にしようが、自分の好なままにしておきながら、まだ不足で、セックスまでしたいと言うのかね」

その言葉を聞いた
ある旦那さまは、ロセツの下着をそっと横へずらしぺニスを夢中に口に出迎えつ。
その途端に「ああ、ん」と身を震わしたるいじらしさ!  ロセツがこの衷情に、旦那さま方は太く動かされつ。思わず涙を催し、皆で大事に抱えあげ、ベッドへ運んだ。

六つの舌と六十本の指が、横たわるロセツを、元にいた極楽浄土へ還してやろう、と燦爛と光を放つ身体を丁寧に丁寧に愛撫を施す。

ロセツは、敏感な乳首やぺニスやアヌスをたっぷり舐められ、
勃起した六本のぺニスを身体中に擦りつけられ、
大空の星の沈んだ瞳を潤ませ
「あぁ…、あぁ、」と可憐らしく感じ入りながら、
回る独楽を思い出していた。


くるくる
くるくる

(ほんとうさ!纏わりついてくる 子犬たちが可愛いとか、旦那さま方がこうやって愛撫をしてくれるのが嬉しいとか、何でも楽みなことさえありゃ、たとい辛くッても、我慢が出来るよ。


そういえば、子犬にふっついてるあのお化け
名前は何というのだろう)
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