なんやかんやで蘇っちゃったので異世界でアイドルになる事にしました

氷華

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第5話

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神が去った後、シリウスは通常通りに戻った。
今気になるのは、神の言った言葉。

【雪村ユウと僕の魂を混ぜ合わせた】

魂が混同しているのなら、呼びかければ答えてくれるのだろうか?
半信半疑のまま、心の中で呼びかけてみる。

雪村ユウ君、聞こえますか?

『君付けはいらない』

うん、随分とバッサリだなぁ。

『聞こえてるし』

ごめんなさい。

『いいよ。ユウイチだっけ?』

そうだよ。

『名前まで似てる』

双子らしいからね。

『えっと、何か聞きたいことある?あんまり長くは話せないけど』

年の割にはしっかりとしてるんだね。

『年の割って、、、あぁ、5歳も離れてるんだよね』

なんでだろう?

『向こう?とこっちじゃ流れる時間が全く違うんだって』

なるほど。

聞きたい事は色々あるけど、取り敢えずユウはどうしてほしい?

『、、、なんで』

この身体はユウのものでしょ。

『、、、、、、、、、、、学校には行きたくない』

安心してよ、僕も行きたくないから。
それに小学生の授業とか、簡単すぎるしね。

『高校生だっけ?』

そうだよ、高3。
大学受験の予定だった。

『ユウイチは、どのくらい頭がいいの?』

んー、自分で言うのはどうかと思うけど、全国で1番偏差値の高い学校に通ってたよ。

『偏差値?』

あ、そうか。
えっとね、簡単に言えば勉強が出来る力を数字にした感じかな。

『ふーん、凄いね』

興味ないだろ。

『うん』

うわぁ。

『そんなに頭いいんだったら、行かなくても平気だね』

中学1年だよね?

『うん』

他には何かある?

『芸能界にも戻りたくない』

そっか。
いいよ、僕もそのあたりはわからないからさ。

でも、戻りたくなったら言ってね。

『、、、、、、わかった』

他には?

『、、、、、、、、、、、、、』

あれ?
聞こえてる?

『、、、は』

は?

『話相手に、なって欲しい』

、、、もちろん。
だって、双子だし。
それに今は2人で1人だろ?
いつでも話しかけていいよ。

『お兄ちゃん、みたい』

実際、僕の方が年上だし。

『、、、イチ兄って呼んでいい?』

イチ兄?

『ユウイチだからイチ兄』

構わないよ。

『ユウだとわかりにくいからユキって呼んで』

わかった、ユキ。

『そろそろ僕は限界かな、眠たくなってきた』

ゆっくり休んで。
いつでも声かけてね。

『ありがとう、イチ兄。おやすみ』

おやすみ、ユキ。
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