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鳥の鳴き声
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「殿下、私はどのくらい眠っていたのでしょうか?」
「30分くらいだ。あまりに目が覚めないので、抱えて医者に見せるところだったぞ」
「目覚めて本当に良かったですわ」
抱えられて医務室に行くなんて恥ずかしすぎるわ。
「それで、俺のことはわかったか?」
「わかったと簡単に答えていいような内容ではありませんでした。ですが、殿下がそんな中でも真っ直ぐに育ったのが、私は嬉しかったです」
「理解してくれたと思っていいのだな?」
「はい、私なりに理解しましたわ。ですが、私にだって意地はありますわ。理由があったからといって、今までのことを水に流すことはできません。殿下がおっしゃるように、政略としての結婚は、私も貴族ですからお受けいたします。それでよろしいでしょうか?」
「今までのことは俺も反省した。正直、自分のことばかり考えて、相手の思いなど考えていなかった。本当にすまなかった。これからは精一杯の償いをしていく。だから俺を受け入れてほしい、リン」
「な、何を仰るのですか?先ほども言ったように、王家が結婚を望むのであれば私はお受けします」
「俺はリンの心もほしい。そして共に国を支えたい。それに、リンとの間に子供もほしい」
「な、なんですか、それではまるでプロポーズのようではないですか?」
「そのつもりだ。こんな気持ちは初めてなんだ。リンも俺が嫌いではないだろう。いや、好きなはずだ」
「嫌いではありませんが、好きとまでは言い切れません」
「わかった。今はそれで充分だ。頬に軽くキスをしても構わないだろうか?」
「まあ、そのくらいでしたら許します」
私が答えるよりも先に、殿下が私の頬に軽く触れるだけのキスをした。胸が熱くなるのを感じた。ドキドキ、心臓の音がうるさくて、殿下に聞こえていないか少し心配になる。
「リン、俺の胸に手を当ててみろ。俺の心臓もいつも以上に大きく動いている」
「な、……」
殿下はそう言って、私の唇に軽く触れるキスをした。
バチン
思わず口より先に手が出てしまいましたわ。
「痛いぞ、リン。でも、これでリンは俺のものだからな。他の誰かに触れさせたくない」
いたずらっぽく殿下はそう言って、大きな声で笑った。
全く、油断も隙もないんだから。
でもそう言いながらも、殿下とのキスは正直、嫌ではなかった。
夜になると、マンドル妖精国の女王陛下だけではなく、私と同じくらいの陛下のお孫さんも食事の席についていた。
「孫のハウルとその妻のメリルよ。私の跡継ぎでもあるの。仲良くしてちょうだい」
ハウル殿下とメリル妃殿下は20歳と同じ歳らしい。女王陛下とは姉弟のようにしか見えないけれど、実際は孫なのよね。
「もしよければ、明日は市場をご案内しますよ」
ハウル殿下が優しい笑顔で誘って下さったので、殿下も私も頷いた。
ハウル殿下は女王陛下によく似ており、美しい。メリル妃殿下は美しいと言うよりは、愛らしい方だと思う。
早朝から市場に行くと言うので、私は早めに就寝することにした。
ピッピピ、ピッピピ
朝だろうか、綺麗な鳥の歌声が聞こえてきた。その歌声は1羽だけではなく、数羽の鳥が合唱をしているかのような、美しく優しい音色だった。身体が少しずつ暖かくなっていき、自然に目が覚めた。
一羽の小さな鳥が私の肩に飛んできて、頬にすりついてきた。
「可愛いわ。どうしたの?」
チュチュ、チュン
何を言っているかはわからないけれど、私は小鳥の頭をそっと撫でた。
しばらくすると、鳥たちは広い空へ羽ばたいていった。
朝食を食べていると、女王陛下が私と殿下に歩み寄り、小声で囁いた。
「リンは鳥たちから、素晴らしい才能を授かったようね」
「えっ?」
「そういえば、朝方、リンの部屋の方から鳥の歌が聞こえてきたな。おめでとう、リン」
「ありがとうございます?」
「なんで疑問系なんだ?」
「どんな才能なのかわからないんですもの……」
「そうね、その才能はどちらかと言うと、ガーディンのためのものかもしれないわね」
ますますわからないわ。
「女王陛下、教えていただいてもいいですか?」
殿下が聞くと、陛下は優しくニッコリ笑って答えてくれた。
「魔力吸収(ガーディン専用)と表示されているわ」
なんですか?それは……。初めて聞きますわ。
「多分、身体の一部が触れていれば、ガーディンの余分な魔力を吸い取ってくれるのではないかしら。もちろん、リンの身体に害はないわ。でも吸い取った魔力を利用して、リンは魔道具とか作れそうよ。魔力の変換ができるなんて、本当に素晴らしいわ」
ますますわからないが、魔道具が作れるのは嬉しいかも……。でも、殿下は隣でご満悦のようだった。
朝食を終えると、ハウル殿下とメリル妃殿下と4人で、約束通り市場に向かった。
小さな市場だが、所狭しに商品が並べられており、見ているだけでも楽しい。
新鮮な果物や魚は持って帰れないから、木彫りの置物とか買おうかしら?
木彫りを眺めていると、ハウル殿下に呼ばれて私は石屋さんのテントに行った。
「メリルと喋っていたんだが、これはどうかな?リンの髪の色にとても似合う。もしよければ、私とメリルから贈りたいのだが、どうだろう?」
他の商品とは値段が明らかに違う。それにこれは、マンドル妖精国でしか産出されない貴重な石だわ。
「このような高価な物をいただくわけには参りませんわ。お気持ちだけで充分でございます」
「いいんじゃないか。その石は身代わり石と言われていて、リンの身を守ってくれる。俺も子供の頃に女王陛下にいただいて、ずっと身につけているよ」
殿下はそうおっしゃるが、私は殿下の婚約者に過ぎない小娘だわ。
「もらってください。そして結婚したら、それを身につけてまた我が国に遊びにきて下さい」
メリル妃殿下にまでそう言われて、結局、私は頂戴することになった。
今度来る時には、私はとっておきの鞄でも作って持ってこよう。いや、魔道具の方がいいかもしれないわね。
「俺はこれを贈るよ」
殿下が手に持っていたのは、腕輪だった。
「ガーディンは本当にリンに夢中なんだな。そんなに彼女を縛りたいのかい?」
縛る?まさか、殿下はそんな趣味を持っているのかしら?
「そのような言い方をすると、リンが誤解しますわよ」
メリル妃殿下がそう言うが、腕輪の正体はなんなんだろう?
メリル妃殿下が私にこっそりと教えてくれた。
「他の殿方を寄せ付けない腕輪ですわよ」
「却下よ、絶対に却下よ」
しょんぼりした殿下は、次に違う物を持ってきた。
「これならいいだろう」
私がメリル妃殿下の顔を見ると、また教えてくれた。
「それは幸運を呼ぶと言われている腕輪よ。マンドル妖精国の古語で文字を刻まれているの。それに小さな魔法石も入っているわ。見る限り愛情を高める石だと思うから、恋人からの贈り物としてはとても良いと思うわ」
殿下が目を輝かせているのが、尻尾を振った犬に思えて、私は腕輪を受け取ることにした。あとは、マンドル国の古語の本と魔道具作成の本を数冊。家には木で出来た妖精を形どった置物、メロンナとイザベルには魚の干物をお土産として買った。
こうして、私はマンドル妖精国の買い物を満喫した。
「本当に楽しかったわ」
「ああ、そうだろう。また来ような、リン」
殿下は私の手を握りながら、そう言ったのだった。
「30分くらいだ。あまりに目が覚めないので、抱えて医者に見せるところだったぞ」
「目覚めて本当に良かったですわ」
抱えられて医務室に行くなんて恥ずかしすぎるわ。
「それで、俺のことはわかったか?」
「わかったと簡単に答えていいような内容ではありませんでした。ですが、殿下がそんな中でも真っ直ぐに育ったのが、私は嬉しかったです」
「理解してくれたと思っていいのだな?」
「はい、私なりに理解しましたわ。ですが、私にだって意地はありますわ。理由があったからといって、今までのことを水に流すことはできません。殿下がおっしゃるように、政略としての結婚は、私も貴族ですからお受けいたします。それでよろしいでしょうか?」
「今までのことは俺も反省した。正直、自分のことばかり考えて、相手の思いなど考えていなかった。本当にすまなかった。これからは精一杯の償いをしていく。だから俺を受け入れてほしい、リン」
「な、何を仰るのですか?先ほども言ったように、王家が結婚を望むのであれば私はお受けします」
「俺はリンの心もほしい。そして共に国を支えたい。それに、リンとの間に子供もほしい」
「な、なんですか、それではまるでプロポーズのようではないですか?」
「そのつもりだ。こんな気持ちは初めてなんだ。リンも俺が嫌いではないだろう。いや、好きなはずだ」
「嫌いではありませんが、好きとまでは言い切れません」
「わかった。今はそれで充分だ。頬に軽くキスをしても構わないだろうか?」
「まあ、そのくらいでしたら許します」
私が答えるよりも先に、殿下が私の頬に軽く触れるだけのキスをした。胸が熱くなるのを感じた。ドキドキ、心臓の音がうるさくて、殿下に聞こえていないか少し心配になる。
「リン、俺の胸に手を当ててみろ。俺の心臓もいつも以上に大きく動いている」
「な、……」
殿下はそう言って、私の唇に軽く触れるキスをした。
バチン
思わず口より先に手が出てしまいましたわ。
「痛いぞ、リン。でも、これでリンは俺のものだからな。他の誰かに触れさせたくない」
いたずらっぽく殿下はそう言って、大きな声で笑った。
全く、油断も隙もないんだから。
でもそう言いながらも、殿下とのキスは正直、嫌ではなかった。
夜になると、マンドル妖精国の女王陛下だけではなく、私と同じくらいの陛下のお孫さんも食事の席についていた。
「孫のハウルとその妻のメリルよ。私の跡継ぎでもあるの。仲良くしてちょうだい」
ハウル殿下とメリル妃殿下は20歳と同じ歳らしい。女王陛下とは姉弟のようにしか見えないけれど、実際は孫なのよね。
「もしよければ、明日は市場をご案内しますよ」
ハウル殿下が優しい笑顔で誘って下さったので、殿下も私も頷いた。
ハウル殿下は女王陛下によく似ており、美しい。メリル妃殿下は美しいと言うよりは、愛らしい方だと思う。
早朝から市場に行くと言うので、私は早めに就寝することにした。
ピッピピ、ピッピピ
朝だろうか、綺麗な鳥の歌声が聞こえてきた。その歌声は1羽だけではなく、数羽の鳥が合唱をしているかのような、美しく優しい音色だった。身体が少しずつ暖かくなっていき、自然に目が覚めた。
一羽の小さな鳥が私の肩に飛んできて、頬にすりついてきた。
「可愛いわ。どうしたの?」
チュチュ、チュン
何を言っているかはわからないけれど、私は小鳥の頭をそっと撫でた。
しばらくすると、鳥たちは広い空へ羽ばたいていった。
朝食を食べていると、女王陛下が私と殿下に歩み寄り、小声で囁いた。
「リンは鳥たちから、素晴らしい才能を授かったようね」
「えっ?」
「そういえば、朝方、リンの部屋の方から鳥の歌が聞こえてきたな。おめでとう、リン」
「ありがとうございます?」
「なんで疑問系なんだ?」
「どんな才能なのかわからないんですもの……」
「そうね、その才能はどちらかと言うと、ガーディンのためのものかもしれないわね」
ますますわからないわ。
「女王陛下、教えていただいてもいいですか?」
殿下が聞くと、陛下は優しくニッコリ笑って答えてくれた。
「魔力吸収(ガーディン専用)と表示されているわ」
なんですか?それは……。初めて聞きますわ。
「多分、身体の一部が触れていれば、ガーディンの余分な魔力を吸い取ってくれるのではないかしら。もちろん、リンの身体に害はないわ。でも吸い取った魔力を利用して、リンは魔道具とか作れそうよ。魔力の変換ができるなんて、本当に素晴らしいわ」
ますますわからないが、魔道具が作れるのは嬉しいかも……。でも、殿下は隣でご満悦のようだった。
朝食を終えると、ハウル殿下とメリル妃殿下と4人で、約束通り市場に向かった。
小さな市場だが、所狭しに商品が並べられており、見ているだけでも楽しい。
新鮮な果物や魚は持って帰れないから、木彫りの置物とか買おうかしら?
木彫りを眺めていると、ハウル殿下に呼ばれて私は石屋さんのテントに行った。
「メリルと喋っていたんだが、これはどうかな?リンの髪の色にとても似合う。もしよければ、私とメリルから贈りたいのだが、どうだろう?」
他の商品とは値段が明らかに違う。それにこれは、マンドル妖精国でしか産出されない貴重な石だわ。
「このような高価な物をいただくわけには参りませんわ。お気持ちだけで充分でございます」
「いいんじゃないか。その石は身代わり石と言われていて、リンの身を守ってくれる。俺も子供の頃に女王陛下にいただいて、ずっと身につけているよ」
殿下はそうおっしゃるが、私は殿下の婚約者に過ぎない小娘だわ。
「もらってください。そして結婚したら、それを身につけてまた我が国に遊びにきて下さい」
メリル妃殿下にまでそう言われて、結局、私は頂戴することになった。
今度来る時には、私はとっておきの鞄でも作って持ってこよう。いや、魔道具の方がいいかもしれないわね。
「俺はこれを贈るよ」
殿下が手に持っていたのは、腕輪だった。
「ガーディンは本当にリンに夢中なんだな。そんなに彼女を縛りたいのかい?」
縛る?まさか、殿下はそんな趣味を持っているのかしら?
「そのような言い方をすると、リンが誤解しますわよ」
メリル妃殿下がそう言うが、腕輪の正体はなんなんだろう?
メリル妃殿下が私にこっそりと教えてくれた。
「他の殿方を寄せ付けない腕輪ですわよ」
「却下よ、絶対に却下よ」
しょんぼりした殿下は、次に違う物を持ってきた。
「これならいいだろう」
私がメリル妃殿下の顔を見ると、また教えてくれた。
「それは幸運を呼ぶと言われている腕輪よ。マンドル妖精国の古語で文字を刻まれているの。それに小さな魔法石も入っているわ。見る限り愛情を高める石だと思うから、恋人からの贈り物としてはとても良いと思うわ」
殿下が目を輝かせているのが、尻尾を振った犬に思えて、私は腕輪を受け取ることにした。あとは、マンドル国の古語の本と魔道具作成の本を数冊。家には木で出来た妖精を形どった置物、メロンナとイザベルには魚の干物をお土産として買った。
こうして、私はマンドル妖精国の買い物を満喫した。
「本当に楽しかったわ」
「ああ、そうだろう。また来ような、リン」
殿下は私の手を握りながら、そう言ったのだった。
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