82 / 174
ブレイブス港街6日目
しおりを挟む
今日も昨日と同じく、朝早くから皆で作業を始めている。
私とマリアは、隣に立つ腐敗した建物の調査に向かった。外観は、長い年月と風雨に晒され、今にも崩れ落ちそうなほど古びていた。色褪せた木材は腐りかけ、窓ガラスは割れていたり、埃で曇っていたりする。蔦が絡まり、まるで廃墟のようだ。しかし、その廃墟然とした外観に反し、足を踏み入れた途端、ひんやりとした空気が私たちを包み込んだ。
中に入ると、その印象は一変した。
外見の荒廃ぶりとは裏腹に、内部は予想以上にしっかりとしていた。床板は軋むものの、構造そのものに大きな歪みはない。そして、何よりも目を引いたのは、その内装と家具が放つ重厚ながらも品のある佇まいだった。深みのある木材を使った壁や梁、そして使い込まれた家具からは、かつての持ち主がどれほどこの家を大切にしていたかが、ひしひしと伝わってくる。落ち着いた空間は、私たちを温かく包み込み、すぐに好ましいと感じた。
壁には趣のある古い絵が飾られていたので、全部貰い受けることにした。
それに、箱に入れられたたくさんの書物も、いかにも面白そうなので箱ごと頂戴した。マリアは骨董の食器と、それを収める食器棚が気に入ったようで、これも食器棚ごと頂くことに。
まるでフリーマーケットで見つけた宝物を物色しているようで、とても楽しい作業だった。
「キャロル様、私はこれが欲しいです!」
ドナが目を輝かせながら、手の込んだ模様が彫られた菓子箱を手にしている。ドナがこんなに熱心に物を選ぶのは珍しい。何か特別な理由があるのか気になって、私は尋ねてみた。
「この菓子箱はすごいんですよ。物を入れると、食べていい物かどうかが分かるんです。これがあれば、私は誤って変なものを口にしなくて済みます!見ていて下さい。これは先日街で買った飴です。入れますね。そして開けます。問題ないときは何も変化しません。次に、庭にあった草です。あっ、これも大丈夫みたいですね。これはキャロル様が作った眠り薬です。ほら、見てください。小さなメモが入ってます!」
メモには「眠り」と書かれている。これはすごい!
「これは魔道具ね、かなりの高級品だわ。なぜ置いて行ったのかしら?」
マリアがそう言うと、いつの間にか近くに来ていたレティが答えてくれた。
「この家のかつての持ち主は、元高位貴族の老夫婦で、引退後にここに移り住んだようです。10年ほどここで穏やかに暮らしていたそうですが、旦那様が亡くなった後を追うように、奥様も静かに亡くなられたそうです。奥様は遺言で、10年間はこの家の物を全てそのままにした状態で残すように命じたようです。そのため、10年の間は遺言魔法によって誰もここに入ることができなかったんです」
「家族の方は10年後には確認に来なかったの?」
「いえ、来られて荷物整理をした上で売却手続きをしたようです。おそらく、宝飾品などの金目の物以外は興味がなかったのではないでしょうか」
マリアの質問に的確に応えるレティは、さすがとしか言いようがない。
確かに宝飾品は一つも残っていない。だけど、書物や絵画にもかなりの価値があるように私は思うのだけれど。この家は、まるで宝の山ではないだろうか?
その後も私たちは、丁寧に確認しながら見て回った。
奥まった隅の箱に、宝飾品も何も付いていない古びたウェディングドレスが収められていた。ここに住んでいたお婆様の大切な思い出のドレスなのだろう。触れてみると、驚くほど柔らかく肌触りの良い生地で、よく見ると全面に細かい刺繍が施されている。胸元と腕のあたりには、おそらく宝飾品が付いていたのだろうが、全て剥ぎ取られていた。私は、このドレスを無性に再現してみたくなった。このドレス、いただいても良いですか?心の中で問いかけてみた。返事はなかったけれど、一瞬、ドレスがふわりと輝いたような気がした。
その後にマッドたちも来て、この建物を確認した。マッドが隠し扉を見つけると、地下室へと続く階段があったので、私たちも降りてみた。そこは温度がかなり低く、吐く息が白くなった。天井には氷柱が垂れ下がり、少し奥の方には海へと続く水たまりがあるようだ。
「本で読んだんだけど、鍾乳洞ではないだろうか?」
マッドがそう言うと、マリアも同意していた。
「この建物を取り壊すのは勿体ないな。俺は時間がかかってもいいから修復しようと思うんだが、いいだろうか?」
皆もそう思ったようで、この建物は取り壊さずに、少しずつ修復していくことが決まった。
午後からも引き続き作業が続けられ、昼過ぎにマーカスさんから「夜7時ごろにギルドに来てほしい」と連絡が入った。マッドもそれまでには地下の作業が終わるからちょうど良かったと言っていたので、順調に進んでいるようだ。
今日ギルドに行くメンバーは、マッド、リオ、ジル、そして私だ。ジルは「面倒な手続きは自分がする」と言って、同行してくれるようだ。ギルドでトンダさんとマーカスさんと合流し、奴隷商会へ向かった。この街で奴隷を扱っているのは、これから向かう商会しかないらしい。
到着すると、すぐに部屋に通され、お茶が出された。冒険者ギルドでは定期的に奴隷の購入を行っているようだ。今回、冒険者ギルドでは二人の奴隷を購入する予定らしい。そのため、部屋には30人ほどの奴隷が隙間もなく並んでいた。
店主が言うには、まずは先入観なく見てほしいとのことだ。リオと私には鑑定スキルはないが、なんとなく人のオーラのようなものが見える。30人の中で、私が「良い」と感じる人物は、この中にはいなかった。
「気になる奴隷がおりましたら、何なりと質問をしてやって下さい。私は20分後にまた来ます」
そう言うと、店主は部屋から出て行った。
トンダさんは慣れた様子で、気になる人物に質問をしている。主に強そうな者たちを選んでいるようだった。マッドは少し考える仕草をした後、マーカスさんに言った。
「ここには若者しかいませんね。俺は年寄りでも子供でも構わないんですが……。それに、『大工補助』のスキル持ちはいないようです」
「そうか、どういうことだろうか?」
マーカスさんは、首を傾げて考え込んでいるようだった。
トンダさんが私たちに尋ねてきた。
「気になる人物はいませんでしたか?」
マッドもリオも私も頷いた。トンダさんは少し驚いた顔をしていたが、選び方が分からないと思ってくれたようだ。
店主が戻ってきたので、トンダさんは五人の奴隷を指し、彼らの詳しい内容を教えてほしいと言った。マーカスさんが「『大工補助』のスキル持ちはどの人か」と店主に尋ねた。
店主は「この人物です」と言って、マーカスさんの目の前に連れてきた。どう見ても大工という感じではない、背が低く華奢な20歳前後の男性だった。
マーカスさんは礼を言い、「若者でなくても構わないので、見せてもらえますか?」と店主に聞いた。すると、店主は15人の奴隷を下げた後、「10分ほどお待ちください」と言い、部屋を出て行った。
マーカスさんが小声で、目の前の奴隷のスキルについてマッドに聞いている。
「『大工補助』ではなく『作業補助』ですね。主に書類整理の補助みたいな感じだと思います」
マッドが言うと、マーカスさんが「なるほど」と頷いていた。
「トンダは決めたのか?」
「ああ、この二人でいこうと思う」
マーカスさんが聞くと、トンダさんは強そうな二人の奴隷を指差した。
マッドは横で頷いている。トンダさんは先に手続きを済ませて帰るようだ。
30分後、店主は15人ほどを部屋に連れてきた。子供と年寄りが多いが、若者も何人か混じっている。さっきの人たちにはなかった、温かい雰囲気の人が何人かいた。リオも同じように思っているみたいだ。
私たちも四人の奴隷を購入することに決め、宿に戻った。
私とマリアは、隣に立つ腐敗した建物の調査に向かった。外観は、長い年月と風雨に晒され、今にも崩れ落ちそうなほど古びていた。色褪せた木材は腐りかけ、窓ガラスは割れていたり、埃で曇っていたりする。蔦が絡まり、まるで廃墟のようだ。しかし、その廃墟然とした外観に反し、足を踏み入れた途端、ひんやりとした空気が私たちを包み込んだ。
中に入ると、その印象は一変した。
外見の荒廃ぶりとは裏腹に、内部は予想以上にしっかりとしていた。床板は軋むものの、構造そのものに大きな歪みはない。そして、何よりも目を引いたのは、その内装と家具が放つ重厚ながらも品のある佇まいだった。深みのある木材を使った壁や梁、そして使い込まれた家具からは、かつての持ち主がどれほどこの家を大切にしていたかが、ひしひしと伝わってくる。落ち着いた空間は、私たちを温かく包み込み、すぐに好ましいと感じた。
壁には趣のある古い絵が飾られていたので、全部貰い受けることにした。
それに、箱に入れられたたくさんの書物も、いかにも面白そうなので箱ごと頂戴した。マリアは骨董の食器と、それを収める食器棚が気に入ったようで、これも食器棚ごと頂くことに。
まるでフリーマーケットで見つけた宝物を物色しているようで、とても楽しい作業だった。
「キャロル様、私はこれが欲しいです!」
ドナが目を輝かせながら、手の込んだ模様が彫られた菓子箱を手にしている。ドナがこんなに熱心に物を選ぶのは珍しい。何か特別な理由があるのか気になって、私は尋ねてみた。
「この菓子箱はすごいんですよ。物を入れると、食べていい物かどうかが分かるんです。これがあれば、私は誤って変なものを口にしなくて済みます!見ていて下さい。これは先日街で買った飴です。入れますね。そして開けます。問題ないときは何も変化しません。次に、庭にあった草です。あっ、これも大丈夫みたいですね。これはキャロル様が作った眠り薬です。ほら、見てください。小さなメモが入ってます!」
メモには「眠り」と書かれている。これはすごい!
「これは魔道具ね、かなりの高級品だわ。なぜ置いて行ったのかしら?」
マリアがそう言うと、いつの間にか近くに来ていたレティが答えてくれた。
「この家のかつての持ち主は、元高位貴族の老夫婦で、引退後にここに移り住んだようです。10年ほどここで穏やかに暮らしていたそうですが、旦那様が亡くなった後を追うように、奥様も静かに亡くなられたそうです。奥様は遺言で、10年間はこの家の物を全てそのままにした状態で残すように命じたようです。そのため、10年の間は遺言魔法によって誰もここに入ることができなかったんです」
「家族の方は10年後には確認に来なかったの?」
「いえ、来られて荷物整理をした上で売却手続きをしたようです。おそらく、宝飾品などの金目の物以外は興味がなかったのではないでしょうか」
マリアの質問に的確に応えるレティは、さすがとしか言いようがない。
確かに宝飾品は一つも残っていない。だけど、書物や絵画にもかなりの価値があるように私は思うのだけれど。この家は、まるで宝の山ではないだろうか?
その後も私たちは、丁寧に確認しながら見て回った。
奥まった隅の箱に、宝飾品も何も付いていない古びたウェディングドレスが収められていた。ここに住んでいたお婆様の大切な思い出のドレスなのだろう。触れてみると、驚くほど柔らかく肌触りの良い生地で、よく見ると全面に細かい刺繍が施されている。胸元と腕のあたりには、おそらく宝飾品が付いていたのだろうが、全て剥ぎ取られていた。私は、このドレスを無性に再現してみたくなった。このドレス、いただいても良いですか?心の中で問いかけてみた。返事はなかったけれど、一瞬、ドレスがふわりと輝いたような気がした。
その後にマッドたちも来て、この建物を確認した。マッドが隠し扉を見つけると、地下室へと続く階段があったので、私たちも降りてみた。そこは温度がかなり低く、吐く息が白くなった。天井には氷柱が垂れ下がり、少し奥の方には海へと続く水たまりがあるようだ。
「本で読んだんだけど、鍾乳洞ではないだろうか?」
マッドがそう言うと、マリアも同意していた。
「この建物を取り壊すのは勿体ないな。俺は時間がかかってもいいから修復しようと思うんだが、いいだろうか?」
皆もそう思ったようで、この建物は取り壊さずに、少しずつ修復していくことが決まった。
午後からも引き続き作業が続けられ、昼過ぎにマーカスさんから「夜7時ごろにギルドに来てほしい」と連絡が入った。マッドもそれまでには地下の作業が終わるからちょうど良かったと言っていたので、順調に進んでいるようだ。
今日ギルドに行くメンバーは、マッド、リオ、ジル、そして私だ。ジルは「面倒な手続きは自分がする」と言って、同行してくれるようだ。ギルドでトンダさんとマーカスさんと合流し、奴隷商会へ向かった。この街で奴隷を扱っているのは、これから向かう商会しかないらしい。
到着すると、すぐに部屋に通され、お茶が出された。冒険者ギルドでは定期的に奴隷の購入を行っているようだ。今回、冒険者ギルドでは二人の奴隷を購入する予定らしい。そのため、部屋には30人ほどの奴隷が隙間もなく並んでいた。
店主が言うには、まずは先入観なく見てほしいとのことだ。リオと私には鑑定スキルはないが、なんとなく人のオーラのようなものが見える。30人の中で、私が「良い」と感じる人物は、この中にはいなかった。
「気になる奴隷がおりましたら、何なりと質問をしてやって下さい。私は20分後にまた来ます」
そう言うと、店主は部屋から出て行った。
トンダさんは慣れた様子で、気になる人物に質問をしている。主に強そうな者たちを選んでいるようだった。マッドは少し考える仕草をした後、マーカスさんに言った。
「ここには若者しかいませんね。俺は年寄りでも子供でも構わないんですが……。それに、『大工補助』のスキル持ちはいないようです」
「そうか、どういうことだろうか?」
マーカスさんは、首を傾げて考え込んでいるようだった。
トンダさんが私たちに尋ねてきた。
「気になる人物はいませんでしたか?」
マッドもリオも私も頷いた。トンダさんは少し驚いた顔をしていたが、選び方が分からないと思ってくれたようだ。
店主が戻ってきたので、トンダさんは五人の奴隷を指し、彼らの詳しい内容を教えてほしいと言った。マーカスさんが「『大工補助』のスキル持ちはどの人か」と店主に尋ねた。
店主は「この人物です」と言って、マーカスさんの目の前に連れてきた。どう見ても大工という感じではない、背が低く華奢な20歳前後の男性だった。
マーカスさんは礼を言い、「若者でなくても構わないので、見せてもらえますか?」と店主に聞いた。すると、店主は15人の奴隷を下げた後、「10分ほどお待ちください」と言い、部屋を出て行った。
マーカスさんが小声で、目の前の奴隷のスキルについてマッドに聞いている。
「『大工補助』ではなく『作業補助』ですね。主に書類整理の補助みたいな感じだと思います」
マッドが言うと、マーカスさんが「なるほど」と頷いていた。
「トンダは決めたのか?」
「ああ、この二人でいこうと思う」
マーカスさんが聞くと、トンダさんは強そうな二人の奴隷を指差した。
マッドは横で頷いている。トンダさんは先に手続きを済ませて帰るようだ。
30分後、店主は15人ほどを部屋に連れてきた。子供と年寄りが多いが、若者も何人か混じっている。さっきの人たちにはなかった、温かい雰囲気の人が何人かいた。リオも同じように思っているみたいだ。
私たちも四人の奴隷を購入することに決め、宿に戻った。
97
あなたにおすすめの小説
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
【完結】天下無敵の公爵令嬢は、おせっかいが大好きです
ノデミチ
ファンタジー
ある女医が、天寿を全うした。
女神に頼まれ、知識のみ持って転生。公爵令嬢として生を受ける。父は王国元帥、母は元宮廷魔術師。
前世の知識と父譲りの剣技体力、母譲りの魔法魔力。権力もあって、好き勝手生きられるのに、おせっかいが大好き。幼馴染の二人を巻き込んで、突っ走る!
そんな変わった公爵令嬢の物語。
アルファポリスOnly
2019/4/21 完結しました。
沢山のお気に入り、本当に感謝します。
7月より連載中に戻し、拾異伝スタートします。
2021年9月。
ファンタジー小説大賞投票御礼として外伝スタート。主要キャラから見たリスティア達を描いてます。
10月、再び完結に戻します。
御声援御愛読ありがとうございました。
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
【完結】男爵令嬢は冒険者生活を満喫する
影清
ファンタジー
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。
※残酷な描写は予告なく出てきます。
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。
※106話完結。
悪役令嬢の妹(=モブのはず)なのでメインキャラクターとは関わりたくありません! 〜快適な読書時間を満喫するため、モブに徹しようと思います〜
詩月結蒼
ファンタジー
白髪碧眼の美少女公爵令嬢に転生した主人公が「私って、主要人物なの!?」となり、読書のため脇役を目指し奮闘するお話です。
読書時間を満喫したいという思いから、あれやこれやと頑張りますが、主要人物である以上、面倒ごとに巻き込まれるのはお決まりのこと。
腹黒(?)王子にウザ絡みされたり、ほかの公爵令嬢にお茶会を持ちかけられたり。あるときは裏社会へ潜入して暗殺者を従者にし、またあるときは主要人物と婚約し……ん? あれ? 脇役目指してるのに、いつのまにか逆方向に走ってる!?
✳︎略称はあくモブです
✳︎毎週火曜日と金曜日午前0時更新です。
✳︎ファンタジー部門にて6位になりました。ありがとうございます(2025年10月7日)
✳︎カクヨムでも公開しております
→https://kakuyomu.jp/works/16818093073927573146
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる