どうやら私は乙女ゲームの聖女に転生した・・・らしい

白雪の雫

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ライムミントside③

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 十年後

 何とかという薬で子供になった少年探偵が掛けている眼鏡はマップ機能があるが、世界観は中世から近代ヨーロッパ辺りなのに魔法のおかげで文明が二十一世並みに進んでいるという実にご都合主義な乙女ゲームの世界。

 己の魔力を抑える瓶底黒メガネを作って貰いそれを日常的にかける事で、また三つ編みという陰キャに扮していたからなのか、十歳になったら教会で魔力測定を受けたライムミントは聖女に認定されなかった。

 教会に引き取られなかったおかげでライムミントはこの世界の常識だけではなく、貴族令嬢に必要な教養に知識、礼儀作法に淑女の嗜みに振る舞い等を学ぶ事が出来た。

 そんなライムミントだが、実は貴族子女は学園に通わないといけないという決まりがあった。

 乙女ゲームのヒロインって庶民・・・というか平民、或いは男爵か子爵令嬢というのがお約束だと思っていたのだけど・・・。

 ヒロインが伯爵令嬢というのはありなのだろうか?

 (もしかしたら私が知らないだけで、伯爵令嬢がヒロインの乙女ゲームがあったのかも知れないわね・・・)

 ともかく、決まりに従いライムミントは乙女ゲームの舞台となる王立学園に通う事になるのだが、ゲームではヒロインの命を奪おうとする悪女というか悪役令嬢のマリーローズが婚約者を含む攻略対象者達に囲まれているところを何度も目にするのも、学園を卒業した彼女が他国のゴリマッチョ(攻略対象者達とは異なるタイプの、ゲームには出ていないイケメン)と夫婦になるのは別の話。













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