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1話 終わりと始まり
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魔王。
それは魔族を率いて世界で暴れた厄災。
しかし、その魔王はすでに勇者たちによって討伐され、今夜、アウレリア王国で、討伐を祝う祭が開かれる。
そんな祭りの最中、世界を救った勇者たちはギルドの一室で祝宴を開いていた。
「皆さん。本っ当にお疲れ様でした!」
短い黒髪に、頬に傷がある、あまり目立たない顔立ち。しかし、不思議な愛嬌があり人を寄せ付ける。
その人物は、世界を救った一行のリーダーの、勇者ルーク。
体格こそ、そこまで恵まれていないが、めくった袖から見える腕の筋肉は彼がどれほど努力家かを教えてくれる。
「魔王討伐まで、長かったですね。」
彼の右隣に座る、綺麗な白髪に、透明感のある肌。
修道服がよく似合うその少女は、このパーティーの僧侶、聖女セリア。
「なんだかんだで8年か。そろそろ嫁さんに顔を出さんとな。」
セリアの正面に座る、周りと比べて、かなり年上に見える男。
身長が異様に低いが、盛り上がる筋肉のせいで大きく見える。
ドワーフ、戦士ガルド。
「え、ガルド結婚してたの。初耳なんだけど。」
ルークの正面に座る。燃えるように赤い髪と紅の眼を持つ美しい少女。
パーティーの最大火力を誇る、魔法使いエルナ。
二人で喋り始めたため、ルークは焦ってジョッキを持つ。
「とりあえず、か、乾杯!」
「「「乾杯!」」」
彼らは四人で旅をし、最終的には魔王を討伐した英雄たち。
8年にも及ぶ旅はこの日幕を閉じた。
それから5年。
あの日から、勇者一行は解散し、自分たちの人生を生きていた。
人助けのため、ギルドで働くルーク。
聖女としてセレスティア聖国に戻ったセリア。
グラン=ヴォルド帝国に雇われ軍人になったガルド。
王国の宮廷魔法使いとして魔法の研究を続けるエルナ。
時々会うことはあったが、所属する国の違いもあり全員が顔を揃えることはなかった。
しかし、ある日突然エルナからみんなにこんな手紙が届いた。
『五日後、アウレリア王国の北の外れに集合。』
急ではあったが、せっかくエルナが作ってくれた集合の機会。
3人は若干無理矢理だが予定を整え、会いに行くことにした。
「みんな久しぶり。今日は来てくれてありがとう。」
3人がついたのはほぼ同時で、エルナが出迎えた。
呼ばれた場所はルークたちが初めて戦った魔王軍の根城だった。
中は王国の最新技術で改装されていて、3人は唖然とする。
「適当なところに座って。」
「え、ここに住んでるんですか?」
「ここなら、どんな実験しても文句言われないしね。」
どんな実験をしているのか気になったが、3人はあえて聞かないことにした。
昔、それを聞いて大変な目に遭ったからだ。
「さて、本題なんだけど、みんな別世界に行かない?」
3人はまたも唖然とする。
と言うのも最近、巷では『別世界系』という物語が流行っている。
エルナは意外にも流行に敏感というかハマりやすい。
一緒に旅をしている時は、一時期ずっと語尾に『ですわ』をつけて会話していた。
今回は『別世界系』にはまっている、3人は解釈した。
「別世界って言っても、本当にあるの?あと存在してもいけないよ。」
ルークは傷つけないように諭す。
しかし、そんな心配は無用だった。
「それなら問題はないわ。別世界は観測できたし行って帰ることもできる。」
彼女は天才であった。
世界の法則的にできることは、発想次第でなんでも可能にする。
今回も別世界へ行くことも世界の法則的にはできることだったようだ。
「それは、すごいですね。」
「まあ、行くって言っても1日だけしかいけないけど。」
そして行けるとなったら話は別。
3人は準備を始める。
「こちらの世界ではどのくらい時間が経過するのですか?三日程度なら大丈夫ですけど。」
「そうだな。それ以上時間がかかるってなら嫁さんに連絡しねぇと。」
「だいたいあっちの1日はこっちの1時間ってところね。」
「じゃあ大丈夫か。」
エルナが杖を掲げると、四人の足元に魔法陣が現れる。
「さあ、行くわよ!」
四人の体は光に包まれ、世界から姿を消した。
四人がついたのは丘の上だった。
そして、眼前に広がるのは、
「襲撃されてる?」
「そうみたいだね。」
燃える村に、村人の叫び声。
さらに村を囲むアリのような魔物たち。
「エルナは村人の救助。僕はあの虫を駆逐する。ガルドはセリアを守ってくれ。」
「私も行きますよ?」
「いや、もしかしたらこの世界では神の加護が使えないかもしれない。使えるのが確認できるまでは待機だ。」
そういうとルークは大きく跳躍し、村に向かう。
エルナも魔法を使って空を飛ぶ。
(ひどい光景。かなり死んでる。)
彼女は生存者を探した。
すると村の中央に親子と思われる二人が数体の魔物に追われているのを発見する。
「ᛏᚨᛋᚢᚴᛖᛏᛖ!」
エルナを見た親がエルナに向かって叫ぶ。
(それは聞いたことがない言語だが、助けて、かな。)
エルナは杖を構える。
「火炎弾。」
放たれたのは直径数センチの火の玉。
その火の玉を見て、親子の目に一瞬絶望が映る。
しかし、それはすぐに希望へと変わる。
「行け。」
その火の玉は高速で移動し、魔物にぶつかったと同時にジュ、という音が鳴る。
そして魔物が爆ぜる。
「火炎弾」
複数の火の玉を呼び出す。
その数100個。
「皆殺しよ。」
小さな火の玉が村の隅々に飛んでいく。
家屋や村人には一切触れることはなく、魔物にのみ襲いかかる火の玉。
「意外と簡単に終わったわね。」
ものの数秒で魔物は全滅した。
「下級魔法だけで終わらせたな。相変わらずバケモンだ。」
遠くで見ていたガルドは圧巻の様子に拍手。
セリアも久々に見た魔法に息を呑む。
(やっぱり、エルナは綺麗だな。)
そんな思いを胸に、彼女は祈りを捧げる。そして
「神の慈悲」
慈悲の光が村を包む。
その光は村人の傷を癒やし、欠損した部位までも元通りに。
そこへ、勇者たちが村に入ってくる。
村人はそれを当然、歓声で迎え入れた。
これは勇者たちが再び世界を救うお話。
それは魔族を率いて世界で暴れた厄災。
しかし、その魔王はすでに勇者たちによって討伐され、今夜、アウレリア王国で、討伐を祝う祭が開かれる。
そんな祭りの最中、世界を救った勇者たちはギルドの一室で祝宴を開いていた。
「皆さん。本っ当にお疲れ様でした!」
短い黒髪に、頬に傷がある、あまり目立たない顔立ち。しかし、不思議な愛嬌があり人を寄せ付ける。
その人物は、世界を救った一行のリーダーの、勇者ルーク。
体格こそ、そこまで恵まれていないが、めくった袖から見える腕の筋肉は彼がどれほど努力家かを教えてくれる。
「魔王討伐まで、長かったですね。」
彼の右隣に座る、綺麗な白髪に、透明感のある肌。
修道服がよく似合うその少女は、このパーティーの僧侶、聖女セリア。
「なんだかんだで8年か。そろそろ嫁さんに顔を出さんとな。」
セリアの正面に座る、周りと比べて、かなり年上に見える男。
身長が異様に低いが、盛り上がる筋肉のせいで大きく見える。
ドワーフ、戦士ガルド。
「え、ガルド結婚してたの。初耳なんだけど。」
ルークの正面に座る。燃えるように赤い髪と紅の眼を持つ美しい少女。
パーティーの最大火力を誇る、魔法使いエルナ。
二人で喋り始めたため、ルークは焦ってジョッキを持つ。
「とりあえず、か、乾杯!」
「「「乾杯!」」」
彼らは四人で旅をし、最終的には魔王を討伐した英雄たち。
8年にも及ぶ旅はこの日幕を閉じた。
それから5年。
あの日から、勇者一行は解散し、自分たちの人生を生きていた。
人助けのため、ギルドで働くルーク。
聖女としてセレスティア聖国に戻ったセリア。
グラン=ヴォルド帝国に雇われ軍人になったガルド。
王国の宮廷魔法使いとして魔法の研究を続けるエルナ。
時々会うことはあったが、所属する国の違いもあり全員が顔を揃えることはなかった。
しかし、ある日突然エルナからみんなにこんな手紙が届いた。
『五日後、アウレリア王国の北の外れに集合。』
急ではあったが、せっかくエルナが作ってくれた集合の機会。
3人は若干無理矢理だが予定を整え、会いに行くことにした。
「みんな久しぶり。今日は来てくれてありがとう。」
3人がついたのはほぼ同時で、エルナが出迎えた。
呼ばれた場所はルークたちが初めて戦った魔王軍の根城だった。
中は王国の最新技術で改装されていて、3人は唖然とする。
「適当なところに座って。」
「え、ここに住んでるんですか?」
「ここなら、どんな実験しても文句言われないしね。」
どんな実験をしているのか気になったが、3人はあえて聞かないことにした。
昔、それを聞いて大変な目に遭ったからだ。
「さて、本題なんだけど、みんな別世界に行かない?」
3人はまたも唖然とする。
と言うのも最近、巷では『別世界系』という物語が流行っている。
エルナは意外にも流行に敏感というかハマりやすい。
一緒に旅をしている時は、一時期ずっと語尾に『ですわ』をつけて会話していた。
今回は『別世界系』にはまっている、3人は解釈した。
「別世界って言っても、本当にあるの?あと存在してもいけないよ。」
ルークは傷つけないように諭す。
しかし、そんな心配は無用だった。
「それなら問題はないわ。別世界は観測できたし行って帰ることもできる。」
彼女は天才であった。
世界の法則的にできることは、発想次第でなんでも可能にする。
今回も別世界へ行くことも世界の法則的にはできることだったようだ。
「それは、すごいですね。」
「まあ、行くって言っても1日だけしかいけないけど。」
そして行けるとなったら話は別。
3人は準備を始める。
「こちらの世界ではどのくらい時間が経過するのですか?三日程度なら大丈夫ですけど。」
「そうだな。それ以上時間がかかるってなら嫁さんに連絡しねぇと。」
「だいたいあっちの1日はこっちの1時間ってところね。」
「じゃあ大丈夫か。」
エルナが杖を掲げると、四人の足元に魔法陣が現れる。
「さあ、行くわよ!」
四人の体は光に包まれ、世界から姿を消した。
四人がついたのは丘の上だった。
そして、眼前に広がるのは、
「襲撃されてる?」
「そうみたいだね。」
燃える村に、村人の叫び声。
さらに村を囲むアリのような魔物たち。
「エルナは村人の救助。僕はあの虫を駆逐する。ガルドはセリアを守ってくれ。」
「私も行きますよ?」
「いや、もしかしたらこの世界では神の加護が使えないかもしれない。使えるのが確認できるまでは待機だ。」
そういうとルークは大きく跳躍し、村に向かう。
エルナも魔法を使って空を飛ぶ。
(ひどい光景。かなり死んでる。)
彼女は生存者を探した。
すると村の中央に親子と思われる二人が数体の魔物に追われているのを発見する。
「ᛏᚨᛋᚢᚴᛖᛏᛖ!」
エルナを見た親がエルナに向かって叫ぶ。
(それは聞いたことがない言語だが、助けて、かな。)
エルナは杖を構える。
「火炎弾。」
放たれたのは直径数センチの火の玉。
その火の玉を見て、親子の目に一瞬絶望が映る。
しかし、それはすぐに希望へと変わる。
「行け。」
その火の玉は高速で移動し、魔物にぶつかったと同時にジュ、という音が鳴る。
そして魔物が爆ぜる。
「火炎弾」
複数の火の玉を呼び出す。
その数100個。
「皆殺しよ。」
小さな火の玉が村の隅々に飛んでいく。
家屋や村人には一切触れることはなく、魔物にのみ襲いかかる火の玉。
「意外と簡単に終わったわね。」
ものの数秒で魔物は全滅した。
「下級魔法だけで終わらせたな。相変わらずバケモンだ。」
遠くで見ていたガルドは圧巻の様子に拍手。
セリアも久々に見た魔法に息を呑む。
(やっぱり、エルナは綺麗だな。)
そんな思いを胸に、彼女は祈りを捧げる。そして
「神の慈悲」
慈悲の光が村を包む。
その光は村人の傷を癒やし、欠損した部位までも元通りに。
そこへ、勇者たちが村に入ってくる。
村人はそれを当然、歓声で迎え入れた。
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