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7 コスプレ
『空水』の、イベントが始まった。
ふと、今までのイベントの内容を思い出す。
自分の国民以外とリボンを期日までに交換して
交換した数だけガチャが引ける。
ガチャの中にはレア衣装もありダブり等は他のキャラとチェンジも可能。
その衣装の1つがクロネコメイド
しかもミニスカート
可愛いじゃん!
流石に今までミニスカートって履いたこと無かったけど
イベントで貰えるならちょっといいかも。
なんて、軽く考えていた。
イベント終了までに10日間。
最大で1日10リボンの交換なので100ガチャ。
レアは他にもありガチャを全部回しても出る保証はない。
カボチャランタン可愛いなぁと思いながら身支度していると、入ってきたアスランの手には10本のリボン。
どうやらリボンには名前が入っていて誰と交換をしたのかがわかるらしい。
「セラ様、どうぞ?今日の分です…」
「ありがとう…アスランやリオルも交換するんだよね、良かったら1本ずつ交換してくれないかなぁ…」
「セラ様、それはまず一番に交換しなければならない方がいますでしょう?まだ、自室にいらっしゃるのではないでしょうか」
「あ。お邪魔にならないかな…」
「大丈夫です、きっとお待ちになっていますよ?」
アスランだけでなく、リオルの言葉を受けて頷くとリボンを手にしてアイヴィスの部屋に向かう。
ガチャチケットが集まるといいななんて思っていた。
それから数日、集めたリボンを専用の袋に入れると、ガチャを引いたように袋の中でリボンが変化して景品になる。
「うーん…まぁ可愛いけどね…」
誰が履くかわからないカボチャパンツや、ごてごての厚底ローファー、吸血鬼牙、血糊。
自分では使わないものばかりが袋から出てきて、その度にセラフィリーアは肩を落とす。
確かにガチャ運は良くなかったけどさ。
ハロウィンイベントの当日、最低限の人員だけ残して騎士団はお休みだ。
休みと言っても、仮装して城下の治安維持。
お祭り騒ぎで血を見る事の無いように。
ちなみに、騎士団の制服の仮装は禁止。
まぁ、警察とか自衛隊とかの仮装が禁止なのと同じ事だからね。
アイヴィスは仕事があるからと城に残ったが、騎士団の誰かを連れるなら城下に出て良いと言われた。
最終日のガチャでクロネコミニスカートが引けなかったため、今日は自分で作った衣装で街を歩く。
軍服ツーピース。
これでもかと布を使って全円スカート風にして。
黒い生地に金のボタンを着けたジャケットと、ふんわりパニエ入りの膝上スカートは白。
編み上げの膝下黒ブーツ。
白の手袋。
胸元のリボンは白で大きく、肩から下がるモールは金
デザイン的に飛竜騎士のものに似せながらわざと作ったからか、チラチラと視線を集める。
ただし、可愛らしいゴシックドレス姿のカラクとチャイナドレス風のアスランがいるから。
…うん、やっぱり二人を見てるよねぇ。美少女だもん。
写真撮りたい。
尊い。
気合いを入れて作った衣装だったから嬉しい。
というか、こちらは女装って観念が無いから見慣れない服は気になるが恥ずかしいのは無いようだ。
特にアスラン。スリットを太股までいれたからさ。
いや、機動力の面で必要なんだよ!
カラクは太股にホルダーがついていて、ナイフの着脱ができるようになっている。
戦闘で役にたたないのは俺だからさ。
まぁ、巡回も兼ねるんだけど、御祭りを楽しみたいから3人の腕には少し大きめのかごに個包装のキャンディ。
トリックオアトリートだよね!
寄ってきた子供たちにお菓子を配りながら、自分達は楽しく出店の食事を摘まんだりして1日を楽しむと、漸く城に戻る。
そこかしこで非番の騎士に会うと会釈をされ、挙げ句には巡回中のルシウスに見付かり、何だか口説かれたりした。
わざとなんだか本気なんだか…ねぇ、カラク?
部屋に戻るとリオルも城内で楽しんだのか、ハロウィン使用の軽食を用意してくれ、アイヴィスからの手紙と箱を預かっていた。
「これを、プレゼントします。出来れば着て待っていて下さい。夜に行きます」
そんな手紙を貰ってしまい、箱を開けると中にはクロネコメイド服。
えっ!と目が点になる。
ま、まぁ飛竜を引ける強運だしね?
それから、軽い食事と湯あみ、さっぱりとしてから着替えようと贈られたメイド服を身につけようとしてセラフィリーアは困ってしまう。
下着…と、尻尾。
下着はいい。
小さい布地で、必要な部分すら覆わないような際どいものなのだが…
尻尾をつけるのは…何処に?
まさか、この先端を…挿入するの?
何処に?
軟らかなシリコンみたいな部分があるため、きっと…そうなのだろう。
しかも、スカートの一部分は尻尾を通せるように切り込みがある。
「うぅ…これって…やらなきゃ駄目だよね」
少し泣きそうになりながらも、アイヴィスが喜ぶならと着替えを済ませる。
それから動くと中が刺激されるため、ずっと座って過ごす。
遅くなって漸くアイヴィスが来る。
それまでは、セラフィリーアはずっと俯き静かにしていた。
「セラ、待たせたかな?」
部屋に入ってきたアイヴィスを見上げるも、立って歩く事はできない。
もう既にスカートの下はグショグショなのだ。
「ん?怒っているか?」
近づいてくるアイヴィスに、違うと頭を振った。
早く抱き締めて欲しい。
「アイヴィスさま、抱っこ…もう動けません…」
ふわりとアイヴィスに抱き上げられると、セラフィリーアの身体がビクンと跳ねる。
「アイヴィスさまの意地悪…この服…エッチいのに…」
「ん?」
「尻尾、おしりの中に入れてるの…自分で…したんだから」
すりすりと首の辺りに頭を擦り付けながら呟きを溢す。
甘く掠れた声でねだるのが可愛らしい。
「そうか、後でゆっくり見せてくれ。凄く似合っているし可愛いから。ほら、寝台に行こうか」
アイヴィスはセラフィリーアを抱いても問題の無い足取りで部屋を進む。
トリックオアトリート。
トリックオアトリック。
ふと、今までのイベントの内容を思い出す。
自分の国民以外とリボンを期日までに交換して
交換した数だけガチャが引ける。
ガチャの中にはレア衣装もありダブり等は他のキャラとチェンジも可能。
その衣装の1つがクロネコメイド
しかもミニスカート
可愛いじゃん!
流石に今までミニスカートって履いたこと無かったけど
イベントで貰えるならちょっといいかも。
なんて、軽く考えていた。
イベント終了までに10日間。
最大で1日10リボンの交換なので100ガチャ。
レアは他にもありガチャを全部回しても出る保証はない。
カボチャランタン可愛いなぁと思いながら身支度していると、入ってきたアスランの手には10本のリボン。
どうやらリボンには名前が入っていて誰と交換をしたのかがわかるらしい。
「セラ様、どうぞ?今日の分です…」
「ありがとう…アスランやリオルも交換するんだよね、良かったら1本ずつ交換してくれないかなぁ…」
「セラ様、それはまず一番に交換しなければならない方がいますでしょう?まだ、自室にいらっしゃるのではないでしょうか」
「あ。お邪魔にならないかな…」
「大丈夫です、きっとお待ちになっていますよ?」
アスランだけでなく、リオルの言葉を受けて頷くとリボンを手にしてアイヴィスの部屋に向かう。
ガチャチケットが集まるといいななんて思っていた。
それから数日、集めたリボンを専用の袋に入れると、ガチャを引いたように袋の中でリボンが変化して景品になる。
「うーん…まぁ可愛いけどね…」
誰が履くかわからないカボチャパンツや、ごてごての厚底ローファー、吸血鬼牙、血糊。
自分では使わないものばかりが袋から出てきて、その度にセラフィリーアは肩を落とす。
確かにガチャ運は良くなかったけどさ。
ハロウィンイベントの当日、最低限の人員だけ残して騎士団はお休みだ。
休みと言っても、仮装して城下の治安維持。
お祭り騒ぎで血を見る事の無いように。
ちなみに、騎士団の制服の仮装は禁止。
まぁ、警察とか自衛隊とかの仮装が禁止なのと同じ事だからね。
アイヴィスは仕事があるからと城に残ったが、騎士団の誰かを連れるなら城下に出て良いと言われた。
最終日のガチャでクロネコミニスカートが引けなかったため、今日は自分で作った衣装で街を歩く。
軍服ツーピース。
これでもかと布を使って全円スカート風にして。
黒い生地に金のボタンを着けたジャケットと、ふんわりパニエ入りの膝上スカートは白。
編み上げの膝下黒ブーツ。
白の手袋。
胸元のリボンは白で大きく、肩から下がるモールは金
デザイン的に飛竜騎士のものに似せながらわざと作ったからか、チラチラと視線を集める。
ただし、可愛らしいゴシックドレス姿のカラクとチャイナドレス風のアスランがいるから。
…うん、やっぱり二人を見てるよねぇ。美少女だもん。
写真撮りたい。
尊い。
気合いを入れて作った衣装だったから嬉しい。
というか、こちらは女装って観念が無いから見慣れない服は気になるが恥ずかしいのは無いようだ。
特にアスラン。スリットを太股までいれたからさ。
いや、機動力の面で必要なんだよ!
カラクは太股にホルダーがついていて、ナイフの着脱ができるようになっている。
戦闘で役にたたないのは俺だからさ。
まぁ、巡回も兼ねるんだけど、御祭りを楽しみたいから3人の腕には少し大きめのかごに個包装のキャンディ。
トリックオアトリートだよね!
寄ってきた子供たちにお菓子を配りながら、自分達は楽しく出店の食事を摘まんだりして1日を楽しむと、漸く城に戻る。
そこかしこで非番の騎士に会うと会釈をされ、挙げ句には巡回中のルシウスに見付かり、何だか口説かれたりした。
わざとなんだか本気なんだか…ねぇ、カラク?
部屋に戻るとリオルも城内で楽しんだのか、ハロウィン使用の軽食を用意してくれ、アイヴィスからの手紙と箱を預かっていた。
「これを、プレゼントします。出来れば着て待っていて下さい。夜に行きます」
そんな手紙を貰ってしまい、箱を開けると中にはクロネコメイド服。
えっ!と目が点になる。
ま、まぁ飛竜を引ける強運だしね?
それから、軽い食事と湯あみ、さっぱりとしてから着替えようと贈られたメイド服を身につけようとしてセラフィリーアは困ってしまう。
下着…と、尻尾。
下着はいい。
小さい布地で、必要な部分すら覆わないような際どいものなのだが…
尻尾をつけるのは…何処に?
まさか、この先端を…挿入するの?
何処に?
軟らかなシリコンみたいな部分があるため、きっと…そうなのだろう。
しかも、スカートの一部分は尻尾を通せるように切り込みがある。
「うぅ…これって…やらなきゃ駄目だよね」
少し泣きそうになりながらも、アイヴィスが喜ぶならと着替えを済ませる。
それから動くと中が刺激されるため、ずっと座って過ごす。
遅くなって漸くアイヴィスが来る。
それまでは、セラフィリーアはずっと俯き静かにしていた。
「セラ、待たせたかな?」
部屋に入ってきたアイヴィスを見上げるも、立って歩く事はできない。
もう既にスカートの下はグショグショなのだ。
「ん?怒っているか?」
近づいてくるアイヴィスに、違うと頭を振った。
早く抱き締めて欲しい。
「アイヴィスさま、抱っこ…もう動けません…」
ふわりとアイヴィスに抱き上げられると、セラフィリーアの身体がビクンと跳ねる。
「アイヴィスさまの意地悪…この服…エッチいのに…」
「ん?」
「尻尾、おしりの中に入れてるの…自分で…したんだから」
すりすりと首の辺りに頭を擦り付けながら呟きを溢す。
甘く掠れた声でねだるのが可愛らしい。
「そうか、後でゆっくり見せてくれ。凄く似合っているし可愛いから。ほら、寝台に行こうか」
アイヴィスはセラフィリーアを抱いても問題の無い足取りで部屋を進む。
トリックオアトリート。
トリックオアトリック。
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