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29話
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あーフードプロセッサー欲しい。
俺は片付けものをしてから、届いた挽き肉を使ってスープとミートボールを作っていた。
細かく切った玉ねぎもどきや人参もどきで嵩増しをしてから丸くしていく。
火を通してスープに投入するのと、トマトベースのソースに入れてグツグツ煮込むのと、テリヤキソースを絡めるのと。
コンロは3つ口の為、使い勝手がいい。
ただ、ふたりは料理しないのに、なんでこんなに装備がいいのかは聞かないよ。
きっと恋人とかがいて、ここを選んだんだろうから。
「ん、おいしくできた」
これで朝の準備は一段落。
エプロンを外して椅子に掛ける。
今夜こそは自分の部屋で寝なきゃね。
俺はキッチンの火の元をもう一度確認してから電気(?)を消した。
と言ってもこの世界、電気とガスは無い。
水道はそれっぽいけれど。
電気の替わりに魔石を使って明るくするし、火を起こすのも魔石。
何でも魔法や魔力で何とかしている。
慣れるまでは大変かなと思っていたが、案外慣れるまでが早かった。
俺、凄いだろ。
風呂はリルが入っているから、それが終わったら入らせて貰う。
長風呂してもいいみたいだから、凄く嬉しい。
るんるんしながら支度をして、ころんとベッドに転がった。
ふかふかのマット。
肌触りのいい寝具。
横になるとついうとうとしてしまいそうになる。
いけないいけない。
俺は身体を起こして眠らないように立ち上がる、
俺はカタンと窓を開けて暗くなってきた街を見下ろす。
明日はどんなことが待っているのか。
少し寒くなった空気を大きく吸い込んだ。
俺は片付けものをしてから、届いた挽き肉を使ってスープとミートボールを作っていた。
細かく切った玉ねぎもどきや人参もどきで嵩増しをしてから丸くしていく。
火を通してスープに投入するのと、トマトベースのソースに入れてグツグツ煮込むのと、テリヤキソースを絡めるのと。
コンロは3つ口の為、使い勝手がいい。
ただ、ふたりは料理しないのに、なんでこんなに装備がいいのかは聞かないよ。
きっと恋人とかがいて、ここを選んだんだろうから。
「ん、おいしくできた」
これで朝の準備は一段落。
エプロンを外して椅子に掛ける。
今夜こそは自分の部屋で寝なきゃね。
俺はキッチンの火の元をもう一度確認してから電気(?)を消した。
と言ってもこの世界、電気とガスは無い。
水道はそれっぽいけれど。
電気の替わりに魔石を使って明るくするし、火を起こすのも魔石。
何でも魔法や魔力で何とかしている。
慣れるまでは大変かなと思っていたが、案外慣れるまでが早かった。
俺、凄いだろ。
風呂はリルが入っているから、それが終わったら入らせて貰う。
長風呂してもいいみたいだから、凄く嬉しい。
るんるんしながら支度をして、ころんとベッドに転がった。
ふかふかのマット。
肌触りのいい寝具。
横になるとついうとうとしてしまいそうになる。
いけないいけない。
俺は身体を起こして眠らないように立ち上がる、
俺はカタンと窓を開けて暗くなってきた街を見下ろす。
明日はどんなことが待っているのか。
少し寒くなった空気を大きく吸い込んだ。
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