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本編
242話
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「とりあえずこれでいいね」
リルとレヴィの腕の中で眠り始めた双子を撫でてから、今日のメインは終わったため後はどうしようかとふたりに話し掛ける。
タグはリルのバッグに入れさせて貰った。
必要なものはもう無いし、王宮の聖樹も気にはなっている。
一晩王妃様がみているからと仰ってはいたが、慣れないことには神経が磨り減ってしまう。
誰か侍従にでも任せればいいと思うがきっとそれをしないだろうとも思っていた。
俺が居ても何が変わる訳でもないけれど、やはり数日一緒に過ごした聖樹や王宮なのだから、心配をしてしまうのだ。
「リクトはやっぱりリオン達の子が気になるか」
ライを抱くレヴィがくすりと笑う。
「え」
「さっきからソワソワしっぱなしじゃねぇか」
リルにも笑われた。
そんなことは無いと思うと口を開き掛けたが、やっぱりそうなのかもと思い直してから頷いて見せた。
見慣れた道を歩いているのだが、やっぱり落ち着かないところもあるのだ。
「うん。俺たちに子供ができたからさ、やっぱり欲しい人たちには子供ができて欲しい。だからやっぱり気になっちゃう」
隠しても誤魔化しても、きっとふたりにはバレてしまうから、それならばばらしてしまえと打ち明けた。
「んじゃあ、このまま行くか。何処かで馬車でも借りるか?」
リルの提案に少し考えて頷く。
少しでも早い方がいいと思ったのだ。でも、どうやって馬車を借りるのか。
預かってくれとライを受けとる。
黒髪に一筋の銀はツキノワではなく、袈裟懸けだと調べたら出てきたのだ。
身軽になったレヴィは俺とリル、子供たちを置いて広い道へと走っていく。
「レヴィが馬車を止めるか交渉してきてくれるから、俺たちは広い道まで出ような」
リルに促されて子供たちを起こさないような足運びで道を歩く。
ざわざわした職人街を抜けて空を見上げると空は青く澄んでいる。
俺たちが広場に出るのと、レヴィが探してくれてきた馬車が着くのはほぼ同時だった。
「頼んできたぞ?」
「ありがとうレヴィ」
「あぁ、ほら少し狭いかもしれないが、乗ってくれ」
促されて馬車に乗り込むと、リルとレヴィも後から乗ってくる。
一緒にいくからそれは当然なんだけど、ふたりとも大柄なのをついつい忘れてしまって、通常サイズの馬車に乗り込むと、かなりの圧迫感を感じて俺はついつい笑ってしまった。
リルとレヴィの腕の中で眠り始めた双子を撫でてから、今日のメインは終わったため後はどうしようかとふたりに話し掛ける。
タグはリルのバッグに入れさせて貰った。
必要なものはもう無いし、王宮の聖樹も気にはなっている。
一晩王妃様がみているからと仰ってはいたが、慣れないことには神経が磨り減ってしまう。
誰か侍従にでも任せればいいと思うがきっとそれをしないだろうとも思っていた。
俺が居ても何が変わる訳でもないけれど、やはり数日一緒に過ごした聖樹や王宮なのだから、心配をしてしまうのだ。
「リクトはやっぱりリオン達の子が気になるか」
ライを抱くレヴィがくすりと笑う。
「え」
「さっきからソワソワしっぱなしじゃねぇか」
リルにも笑われた。
そんなことは無いと思うと口を開き掛けたが、やっぱりそうなのかもと思い直してから頷いて見せた。
見慣れた道を歩いているのだが、やっぱり落ち着かないところもあるのだ。
「うん。俺たちに子供ができたからさ、やっぱり欲しい人たちには子供ができて欲しい。だからやっぱり気になっちゃう」
隠しても誤魔化しても、きっとふたりにはバレてしまうから、それならばばらしてしまえと打ち明けた。
「んじゃあ、このまま行くか。何処かで馬車でも借りるか?」
リルの提案に少し考えて頷く。
少しでも早い方がいいと思ったのだ。でも、どうやって馬車を借りるのか。
預かってくれとライを受けとる。
黒髪に一筋の銀はツキノワではなく、袈裟懸けだと調べたら出てきたのだ。
身軽になったレヴィは俺とリル、子供たちを置いて広い道へと走っていく。
「レヴィが馬車を止めるか交渉してきてくれるから、俺たちは広い道まで出ような」
リルに促されて子供たちを起こさないような足運びで道を歩く。
ざわざわした職人街を抜けて空を見上げると空は青く澄んでいる。
俺たちが広場に出るのと、レヴィが探してくれてきた馬車が着くのはほぼ同時だった。
「頼んできたぞ?」
「ありがとうレヴィ」
「あぁ、ほら少し狭いかもしれないが、乗ってくれ」
促されて馬車に乗り込むと、リルとレヴィも後から乗ってくる。
一緒にいくからそれは当然なんだけど、ふたりとも大柄なのをついつい忘れてしまって、通常サイズの馬車に乗り込むと、かなりの圧迫感を感じて俺はついつい笑ってしまった。
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