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本編
247話
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「ごめんね」
ふたりの子供を代わる代わる抱いてあやすと、期限良く眠りお昼寝タイムへと入る。
「ったく、現金だよな俺たちじゃ泣き止まねぇのにリクトが抱いたら一発かよ。俺たちだって普段抱いているじゃねぇかよ、なぁ?」
リルのぼやきに苦笑するしかない。
「たまたまだろ?今じゃふたりの腕の中でぐっすりじゃん?」
「そうだが、リクト……王子の教育係りになるのか?」
「え?」
何の話だろうかとレヴィを見た。
「レオン達の寝室に入ることができるのは、一握りの侍従たちだけだ。執務室に入ることとは訳が違う完全なプライベートスペースだからな」
そう言われてハッと顔を上げた。
だから、リルとレヴィは入らなかったのだ。
いや、入れなかったのが正しいか。
「俺はたまたま王子様がさ生まれるのに立ち会っただけだしさ?そんなことにはならないだろ。ルスとライもいるし子育てあるから教育係りはベテランが付くんじゃないのかなぁ」
流石に外国人?の、俺には荷が重すぎるからそんなこと出来ないと笑っていると、背中でこほりと咳払いが聞こえた。
「お話し中申し訳ございませんがリクト様、王様がお呼びです」
執事長さんが呼びに来てくれ考え事が中断されると返事をした。
「あっ!はいすみません……さっきお願いしたいことがあるって言われてさ」
何だろうねと、首をかしげるもわかるわけがない。
「俺たちは?」
リルが聞くと、執事長さんが頭を下げる。
「リル様、レヴィ様と、お子様たちもご一緒にとのことです」
「じゃあ、仕方ねぇけど行くか」
リルがルスをひょいと抱き直してから行こうぜと促す。
レヴィがライの頭を撫でてから、俺の背中に手を添えて歩き出すようにしてくれた。
通されたのは、先程の部屋ではなく王様の自室なのか執務室なのか、広く少し閑散とした部屋だった。
「まずは掛けてくれ」
先に座っていた王様が俺たちを促したのは、柔らかそうな大きなソファーだった。
リルが座り、続いて俺とレヴィ。
お子様たちはお預かりいたしますと侍従長さんがもう一人侍従を連れて二人を抱いていった。
視界の端にあった大きな揺りかごのようなベビーベッドに二人を寝かせると、侍従さんが椅子に座り、ゆらゆらとベビーベッドを揺らしてくれた。
「まずはリクト、ありがとう。お前が居てくれたから子が誕生した」
「王様、おめでとうございます、元気な子でしたね」
「あぁ、待望の我が子だ。それに、聖樹の花を冠した子だ……良い王になるだろう。それに逢わせて頼みたい事がある。教育係の件だ……頼めないだろうか」
やはりと言うか何というか、俺たちは互いに顔を見合わせた。
部屋の中は一瞬静寂に包まれる。
「王……いやレオン、本気で言っているのか?」
リルが静かに切り出した。
ふたりの子供を代わる代わる抱いてあやすと、期限良く眠りお昼寝タイムへと入る。
「ったく、現金だよな俺たちじゃ泣き止まねぇのにリクトが抱いたら一発かよ。俺たちだって普段抱いているじゃねぇかよ、なぁ?」
リルのぼやきに苦笑するしかない。
「たまたまだろ?今じゃふたりの腕の中でぐっすりじゃん?」
「そうだが、リクト……王子の教育係りになるのか?」
「え?」
何の話だろうかとレヴィを見た。
「レオン達の寝室に入ることができるのは、一握りの侍従たちだけだ。執務室に入ることとは訳が違う完全なプライベートスペースだからな」
そう言われてハッと顔を上げた。
だから、リルとレヴィは入らなかったのだ。
いや、入れなかったのが正しいか。
「俺はたまたま王子様がさ生まれるのに立ち会っただけだしさ?そんなことにはならないだろ。ルスとライもいるし子育てあるから教育係りはベテランが付くんじゃないのかなぁ」
流石に外国人?の、俺には荷が重すぎるからそんなこと出来ないと笑っていると、背中でこほりと咳払いが聞こえた。
「お話し中申し訳ございませんがリクト様、王様がお呼びです」
執事長さんが呼びに来てくれ考え事が中断されると返事をした。
「あっ!はいすみません……さっきお願いしたいことがあるって言われてさ」
何だろうねと、首をかしげるもわかるわけがない。
「俺たちは?」
リルが聞くと、執事長さんが頭を下げる。
「リル様、レヴィ様と、お子様たちもご一緒にとのことです」
「じゃあ、仕方ねぇけど行くか」
リルがルスをひょいと抱き直してから行こうぜと促す。
レヴィがライの頭を撫でてから、俺の背中に手を添えて歩き出すようにしてくれた。
通されたのは、先程の部屋ではなく王様の自室なのか執務室なのか、広く少し閑散とした部屋だった。
「まずは掛けてくれ」
先に座っていた王様が俺たちを促したのは、柔らかそうな大きなソファーだった。
リルが座り、続いて俺とレヴィ。
お子様たちはお預かりいたしますと侍従長さんがもう一人侍従を連れて二人を抱いていった。
視界の端にあった大きな揺りかごのようなベビーベッドに二人を寝かせると、侍従さんが椅子に座り、ゆらゆらとベビーベッドを揺らしてくれた。
「まずはリクト、ありがとう。お前が居てくれたから子が誕生した」
「王様、おめでとうございます、元気な子でしたね」
「あぁ、待望の我が子だ。それに、聖樹の花を冠した子だ……良い王になるだろう。それに逢わせて頼みたい事がある。教育係の件だ……頼めないだろうか」
やはりと言うか何というか、俺たちは互いに顔を見合わせた。
部屋の中は一瞬静寂に包まれる。
「王……いやレオン、本気で言っているのか?」
リルが静かに切り出した。
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