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本編
468話
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口の周りを紅く染めた双子。
ナポリタン食べるとそうなっちゃうよねぇ?
人参やピーマンを嫌がらない双子。
いつの間にか食べられるようになったようだが、両脇の伴侶はそっと避けようとするのがわかっている。
「ルスもライもえらいね、お残ししないで人参もピーマンもちゃんと食べられて。良い子にはプリンの上に生クリームとフルーツを乗せてあげるね?」
綺麗に食べ終えた双子の頭を撫でると、リルとレヴィも慌てて人参を口にした。
と、言いながら全部同じに作ってあるんだけどね。
「じゃあ、取ってくるね」
空いた皿を手にしながら俺は厨房へと下がる。
すると、ナポリタンが気になったシェフ達が味見をしていた。どんな果実があるのだろうか
「食べていただいて大丈夫ですよ。急にランチを中止にしてしまって申し訳ありません」
「いえ、まだ作り始める前でしたから大丈夫です」
俺はプリンを取り出してからスプーンを用意していく。
全員食べるだろうか。
「あ、もし良ければ甘いもの食べますか?プリンです」
俺は一つプリンを脇に避けて、残りを運ぶ。
後ろでは誰が食べるか揉めていた。
「冷たくなるまではできなかったけど、ミラの力作です。作ったミラからどうぞ」
俺は給仕をしながら全員にプリンを置くと、皆が食べ始める。
ラディットさんも、いいのでしょうかと困惑しながらも食べてくれ、大きな耳がピンと震えた。
「こんな美味しいものを久し振りにいただきました」
ラディットさんの久しぶりという言葉に俺はふと気になった。
「ここの街は甘味を出すところがないです……?」
もしかしたらあまり好きではないのかもしれない。そんな不安は杞憂だった。
「ありませんね……甘味……処?」
ラディットさんが手を止めた。
「ここだとどなたかパティシエ……甘味を作る専門の方は?」
「おりませんね、陛下たちがいらっしゃっても果実を食後に出すくらいで……」
どんな果実があるのだろうか。
ついそれが気になってしまう。
「俺もあまり甘味は作れませんけど」
「ままの、ふれんちとぉすとすき」
「ぱんけぇきもおいしいよ」
双子があまいものと思い付くものを言い始める。
「ふふ、おやつに作ろうかパンケーキ」
双子に聞いていると、レヴィがそっと手を挙げた。
「レヴィもね?」
そう聞くと、ラディットさん含む全員の手が上がる。
了解ですよ。
沢山パンケーキ焼きましょう。
俺は笑い声を漏らしてしまう。
今日のおやつも戦場になるだろう。
ナポリタン食べるとそうなっちゃうよねぇ?
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いつの間にか食べられるようになったようだが、両脇の伴侶はそっと避けようとするのがわかっている。
「ルスもライもえらいね、お残ししないで人参もピーマンもちゃんと食べられて。良い子にはプリンの上に生クリームとフルーツを乗せてあげるね?」
綺麗に食べ終えた双子の頭を撫でると、リルとレヴィも慌てて人参を口にした。
と、言いながら全部同じに作ってあるんだけどね。
「じゃあ、取ってくるね」
空いた皿を手にしながら俺は厨房へと下がる。
すると、ナポリタンが気になったシェフ達が味見をしていた。どんな果実があるのだろうか
「食べていただいて大丈夫ですよ。急にランチを中止にしてしまって申し訳ありません」
「いえ、まだ作り始める前でしたから大丈夫です」
俺はプリンを取り出してからスプーンを用意していく。
全員食べるだろうか。
「あ、もし良ければ甘いもの食べますか?プリンです」
俺は一つプリンを脇に避けて、残りを運ぶ。
後ろでは誰が食べるか揉めていた。
「冷たくなるまではできなかったけど、ミラの力作です。作ったミラからどうぞ」
俺は給仕をしながら全員にプリンを置くと、皆が食べ始める。
ラディットさんも、いいのでしょうかと困惑しながらも食べてくれ、大きな耳がピンと震えた。
「こんな美味しいものを久し振りにいただきました」
ラディットさんの久しぶりという言葉に俺はふと気になった。
「ここの街は甘味を出すところがないです……?」
もしかしたらあまり好きではないのかもしれない。そんな不安は杞憂だった。
「ありませんね……甘味……処?」
ラディットさんが手を止めた。
「ここだとどなたかパティシエ……甘味を作る専門の方は?」
「おりませんね、陛下たちがいらっしゃっても果実を食後に出すくらいで……」
どんな果実があるのだろうか。
ついそれが気になってしまう。
「俺もあまり甘味は作れませんけど」
「ままの、ふれんちとぉすとすき」
「ぱんけぇきもおいしいよ」
双子があまいものと思い付くものを言い始める。
「ふふ、おやつに作ろうかパンケーキ」
双子に聞いていると、レヴィがそっと手を挙げた。
「レヴィもね?」
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了解ですよ。
沢山パンケーキ焼きましょう。
俺は笑い声を漏らしてしまう。
今日のおやつも戦場になるだろう。
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