【BL】転生したら獣人の世界で何故か肉食獣に愛されています。

梅花

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本編

478話

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何だかんだで名づけに関してリルとレヴィに抗議していると、ミトさんとリオさんが戻ってくる。
何だかよくわからないが、話はついたようだった。
「お待たせー……ダーリン行きましょ?リクトちゃんたちも食べ終わったのかしら?」
「あ、はい……リオさん場所をお借りしましたありがとうございます」
俺がぺこりと頭を下げると、双子も真似をするように頭を下げた。
「んじゃあ行くか……」
リルに促されて立ち上がると、レヴィがリオさんに近付き何やら耳打ちをした。
「あー……さっき、ミトから聞いたけど……な、マジかぁ?」
「はい」
そのまま天を仰いだリオさんは静かに溜息を吐いた。
「まぁ、何とかするさ」
肩を竦めて見せたリオさんは、頭半分大きなレヴィの肩をポンと叩いてか、何かを呟く。
「お願いします」
「レヴィ?」
「あぁ、サーシャを俺たち王都に行っている間に見回って貰うように頼んだんだ、ラディット達にも頼むが、夜通し見て貰うにも限度があるだろ?だから、自警団の夜回りルートに入れて貰うように……な」
「あ、そっか……リオさんよろしくお願いします。サーシャをどうしようかってさっき話していた所なんです」
「あぁ、見回るくらいは大丈夫だが、常駐するかは考えさせてくれ」
リオさんは頷いた。
「詳しいことは、今夜にでも決めようと思いますので良かったら家に来ていただけますか?良いよねリルもレヴィも」
俺は二人を見ると、二人はこくりと頷く。
「じゃあ、行こうか」
ルスとライの手を繋いで詰所を後にしようとする。
「アタシたちも行きましょ」
ミトさんもルーファスさんと並んで立ち上がった。
「まま、だっこ……」
ルスが俺のズボンを握り締める。
「ん?うん。じゃあライはパパに抱っこして貰う?」
「うん」
ライを抱き上げると、隣にいたリルにライを渡す。
ライはギュッとリルに抱きついていた。
「ほら、ライ抱っこなー?」
トーンダウンしていたリルが少しずつ浮上してくる気配が分かった。
「じゃあ、次にどこ行こうか」
ルスを抱っこしながら詰所を出ると、其処にはミラがいた。
「ミラ?」
「あ、リクトお兄ちゃん」
ニコニコと笑っているミラの横には見たことがない獣人さんが立っていて、その手は繋いでいたのだった。
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