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本編
507話
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「ふふ、ルスが守ってくれるって……嬉しいなぁ」
俺は笑みを零しながら足元で転がるルスとライを撫でる。
俯せに寝転がる双子のしっぽが動きを止めた。
「パパもママもだいすきだから、ぼくたちがまもる……よ?」
もぞもぞと動いてくるライが顔を上げた。
「ん?パパたちも守ってくれんのか?そりゃ頼もしいなぁ!」
「ルスもライも頼んだぞ?」
リルとレヴィも双子を褒める。
「でも、二人とももっと食べて大きくなってね?それまではママとパパたちが二人を守るからね?」
ライの脇の下に手を差し込み、ズルリと引き上げてからライの頬にチュッとキスをしてから離し、次は同じようにルスを引き上げ額にキスをしてやる。
すると、俺の頬にはリルとレヴィから左右に唇が触れた。
「おっと!」
ゆらゆらと揺れていた船が一瞬、ガタンと大きく揺れた。
リルとレヴィの腕が俺を支えて、俺は双子を抱きしめた。
「何だろう……」
「川を遡るんだろ」
「え、川幅とかどのくらいなのかな、対岸とか見える?」
俺はちょっと行ってきてもいい?と、聞くと皆で甲板に出るか?と、言われて頷いた。
この部屋には窓が無い。
元々が物置だから仕方ないけれど。
「湖も水面が綺麗だったけど、川を登れるって俺は初めてだからさ」
この大きさの船が通れる川幅の川は俺には経験がない。
そもそも、日本にはそんな大きな川は無かったから楽しみだ。
扉を開けると外の空気が少し冷たくなっている気がする。
「もうすぐ陽が落ちるか……」
「夕飯、もう少ししたら作るね ?」
そう言いながら、部屋の外に出ると眼前にはまだ水面がゆらゆらとしていた。
「川?」
「反対側に陸地が見えるだろ。言ってみようぜ?」
双子も立ち上がってリルとレヴィに抱っこされた。
甲板から船の反対側に向かうと、少し遠くに陸地が見えた。
「わぁ、綺麗だね」
太陽が沈む頃だから、オレンジ色に染まった陸地が綺麗だった。
暫くはその陸地を見ていたが、ルスが小さくくしゃみをしたため、慌てて俺は船室に戻ろうと言った。
風は無風の為、外輪で進んでいるとのこと。さっきの音は外輪が動き出した音のようだった。
俺は先に行っててと言いながら厨房へ向かうと、何人ものクルーがいた。
「これ、食っても良いんすか?」
寸胴鍋の中を見ながら聞いてくるのを、俺はどうぞと言った。
俺は別の鍋でお湯を沸かし始めると、ちらちらとこちらを見られて俺はパスタを茹でるんだよと伝えた。
スープの鍋に火を入れると、ふわりと美味しそうな匂いが立ち上った。
俺は笑みを零しながら足元で転がるルスとライを撫でる。
俯せに寝転がる双子のしっぽが動きを止めた。
「パパもママもだいすきだから、ぼくたちがまもる……よ?」
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「ん?パパたちも守ってくれんのか?そりゃ頼もしいなぁ!」
「ルスもライも頼んだぞ?」
リルとレヴィも双子を褒める。
「でも、二人とももっと食べて大きくなってね?それまではママとパパたちが二人を守るからね?」
ライの脇の下に手を差し込み、ズルリと引き上げてからライの頬にチュッとキスをしてから離し、次は同じようにルスを引き上げ額にキスをしてやる。
すると、俺の頬にはリルとレヴィから左右に唇が触れた。
「おっと!」
ゆらゆらと揺れていた船が一瞬、ガタンと大きく揺れた。
リルとレヴィの腕が俺を支えて、俺は双子を抱きしめた。
「何だろう……」
「川を遡るんだろ」
「え、川幅とかどのくらいなのかな、対岸とか見える?」
俺はちょっと行ってきてもいい?と、聞くと皆で甲板に出るか?と、言われて頷いた。
この部屋には窓が無い。
元々が物置だから仕方ないけれど。
「湖も水面が綺麗だったけど、川を登れるって俺は初めてだからさ」
この大きさの船が通れる川幅の川は俺には経験がない。
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扉を開けると外の空気が少し冷たくなっている気がする。
「もうすぐ陽が落ちるか……」
「夕飯、もう少ししたら作るね ?」
そう言いながら、部屋の外に出ると眼前にはまだ水面がゆらゆらとしていた。
「川?」
「反対側に陸地が見えるだろ。言ってみようぜ?」
双子も立ち上がってリルとレヴィに抱っこされた。
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「わぁ、綺麗だね」
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