【BL】かつて大聖女様と呼ばれていた俺は現在男ですが何か。

梅花

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56話

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「こんにちは、怪我をした方、具合の悪い方はいませんか」

入口に立っていた騎士様に、もう村の警護は不要だとシグルド様が伝えるとふたりは敬礼をしてから村に入っていく。
それに着いていくとゆっくり一軒一軒回って村人に声を掛けていく。
村の中までなら出ても大丈夫ですと。
優しいなぁ。
取り敢えず、村で使う井戸の水に浄化をかけておけば申し出の無かった人が飲めば体調を改善するだろう。
ぽちゃんと石を投げ入れると、ほんのりと水面が光った。

「これで、よし…騎士団でこの井戸を使わせてもらうなら尚更だよね」

離れてしまった騎士たちに追い付き、1人の老人の身体を診る。
膝だね。

「失礼しますね」

そっと服の上から癒しを掛けると痛みが取れたのか驚いた表情になる。

「無理はしないでください。こちらは腰かな?」

痛いところや辛いところが治ったと、口コミが広がったのか、次々と患者が集まってくるのを治してから、そのまま気騎士団本部に戻ると、数名の状態異常者がいた。
半数が麻痺、毒が1人。
慌てて毒を治療する。
勿論、サシャ様の魔石を使って。
毒が優先。
次に麻痺。
魅了は縛って転がしておいてから時間があるときに。
騎士は攻撃を受けるのが恥ということもあり、状態異常を隠すことがある。
まぁ、魅了は…大丈夫だろうけど。
もう、毒だけは早く治さなきゃ本気で死ぬからねっ!
そう言いながら端から治し一息吐くと、今度は食事の用意を始める。
目まぐるしく時間だけが過ぎていく。

「来たぞ!」

モンスター襲来の声が上がった。


☆☆☆☆☆☆☆

すみません。
体調不良により、短めです。
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感想 29

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