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81話
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「もう、お兄様……ミナミを独り占めし過ぎだわ」
しばらくの間、ベルゴッドと温室にいたミナミ。
流れていた音楽が変わると、ベルゴッドがそっと席を立ち美南へとエスコートをするために腕を差し出す。
最後の一口の紅茶を飲み干すと、美南も立ち上がり腕に手を添えた。
そして温室を出た先でシルヴィアに掴まった。
「悪いな」
「悪いなんて思っていないくせに……でも、余興が始まりましたからミナミをお借りしますわよ?」
シルヴィアの一言に、ベルゴッドは仕方ないとミナミを見下ろす。
「さぁ、ミナミも行きましょう?女性は箱の中からカードを引いてからテーブルに着くの。そして、男性はお目当ての女性が引いたカードと同じ花をこの庭園の中から予想しながら選んで花を摘んでくるの。最終的にカードと花が同じだったらゆっくりと会話ができる簡単なお遊びよ」
そう言うが、それは半分合コンじゃないかとミナミはシルヴィアを見た。
確かに若い人たちが多いなとは思っていたが、それはシルヴィアの年に近い紳士淑女が集まったのかとと思っていたが見方によっては色々と危ういゲーム開催もあるのかと。
結婚していたり婚約者がいたりする人はゲーム参加を無理強いはしない。
健全に安全に会話を楽しむこととするとあったが、恐らくそんな事はなく秘密の逢瀬は暗黙の了解だ。
いや、開催したシルヴィアは本当に会話を楽しんでいるのかもしれないが。
「さぁ、参加される方は集まったかしら?では、女性はカードを引いてくださるかしら」
シルヴィアが声を掛け、メイドがカードを並べその中から一枚ずつカードを引いていく。
「では、女性陣はカードを見てくださいませね?」
美南はちらりとカードを捲り、そしてテーブルに伏せた。
赤い、美南の知識だとハイビスカスに似た大振りの花。
先程の温室で見掛けた花だ。
「では、殿方は思い思いに花を摘んでいらして?」
パチンとシルヴィアが手を叩くと、男性陣は散って行った。
「シルヴィア、大丈夫なの?」
美南は問い掛けた。
「大丈夫よ、ミナミは心配?お兄様も参加してるみたいだし」
「え……」
知らないうちに参加させられた美南と違い、ベルゴッドは自ら参加をしたのだろうか。
……恋人になって、釣った魚に餌をやらないの?
美南は何だか心がモヤモヤした。
しばらくの間、ベルゴッドと温室にいたミナミ。
流れていた音楽が変わると、ベルゴッドがそっと席を立ち美南へとエスコートをするために腕を差し出す。
最後の一口の紅茶を飲み干すと、美南も立ち上がり腕に手を添えた。
そして温室を出た先でシルヴィアに掴まった。
「悪いな」
「悪いなんて思っていないくせに……でも、余興が始まりましたからミナミをお借りしますわよ?」
シルヴィアの一言に、ベルゴッドは仕方ないとミナミを見下ろす。
「さぁ、ミナミも行きましょう?女性は箱の中からカードを引いてからテーブルに着くの。そして、男性はお目当ての女性が引いたカードと同じ花をこの庭園の中から予想しながら選んで花を摘んでくるの。最終的にカードと花が同じだったらゆっくりと会話ができる簡単なお遊びよ」
そう言うが、それは半分合コンじゃないかとミナミはシルヴィアを見た。
確かに若い人たちが多いなとは思っていたが、それはシルヴィアの年に近い紳士淑女が集まったのかとと思っていたが見方によっては色々と危ういゲーム開催もあるのかと。
結婚していたり婚約者がいたりする人はゲーム参加を無理強いはしない。
健全に安全に会話を楽しむこととするとあったが、恐らくそんな事はなく秘密の逢瀬は暗黙の了解だ。
いや、開催したシルヴィアは本当に会話を楽しんでいるのかもしれないが。
「さぁ、参加される方は集まったかしら?では、女性はカードを引いてくださるかしら」
シルヴィアが声を掛け、メイドがカードを並べその中から一枚ずつカードを引いていく。
「では、女性陣はカードを見てくださいませね?」
美南はちらりとカードを捲り、そしてテーブルに伏せた。
赤い、美南の知識だとハイビスカスに似た大振りの花。
先程の温室で見掛けた花だ。
「では、殿方は思い思いに花を摘んでいらして?」
パチンとシルヴィアが手を叩くと、男性陣は散って行った。
「シルヴィア、大丈夫なの?」
美南は問い掛けた。
「大丈夫よ、ミナミは心配?お兄様も参加してるみたいだし」
「え……」
知らないうちに参加させられた美南と違い、ベルゴッドは自ら参加をしたのだろうか。
……恋人になって、釣った魚に餌をやらないの?
美南は何だか心がモヤモヤした。
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