ドSな銀髪美人は復讐と、恋人の愛を両天秤にかける

液体猫

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*Sっ気たっぷりな受けの味を知れ

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 薄暗く、妖艶な雰囲気が漂う一室。そこでは美しい銀髪を掲げたアレンと、いかつい顔をしたハワードが体を重ねていた。

「んっ! はっあ、 あ、んっ!」

 アレンがハワードの上乗り、自ら腰を動かしている。アレンの中にあるのは巨獣と呼ばれるほどに大きな体格の、ハワードのそれだ。ほんの少し動いただけでも、アレンの亀頭へと当たる。

「あぁー!」

 両目を見開き、かつてない快楽に身を委ねた。かと思えば下にいるハワードの唇を奪い、リップ音を利かせた後に口を離す。そして腰の動きを再開させ、眉を潜めた。

「ふっ。ハワード、私の中はどうだい? んっ、あっ!
気持ちいい、だろう?」

 美しい顔に似合わずな悪魔のような笑みをする。額から滲む汗は鎖骨や胸へと降りていった。

「……うっ。あ、れん、君は本当に、Sっ気が凄いよね?」

「うん? そうかな? あ、でも……ハワードが達するのを見てたいと思ったりもするけど」

 垂れ流している銀髪がさらりと揺れた。全身が敏感な性感帯と化しているようで、アレンは背をのけ反らせる。

 そんな美しくも妖艶な姿を見せられて、ハワードは理性を保っていられるわけがない。自ら動き続けるアレンの細越をガシッと掴み、下から思いっきり突き上げた。

「アレン……っ!」

「ハワード!」

 次の瞬間、二人はすべてを吹き飛ばすような感覚に見舞われる。それは快楽そのものだ。
 ハワードの精はアレンのなかへと注がれていく。アレンはたまらず喘ぎながら涙した。

 しばらくすすると、二人の荒い息遣いだけが部屋を支配する。アレンがハワードの大きくて逞しい胸板に倒れ込んだ。もう動けないと、体力が底をついたのだと言う。
 けれど……

「……ごめんアレン、まだ僕は元気満々だよ」

「え?」

 アレンの中に潜んでいるハワードの男根は、一度出したというのにその大きさが衰えることはなかった。むしろ元気になっている。

「あっ、やっ! な、んで……」

 ハワードの胸板に倒れ込んだまま、再び律動が始まってしまった。

 ハワードはアレンの柔らかいお尻を掴み、全身で運動を始める。

「ちょっ……まっ! あぁー!」

 より激しく、胎で動かされ、アレンは先に絶頂へと届いてしまった。

 ハワードはそんなのお構い無しに、延々と愛を確かめるようにすべてを動かす。

 やがて二人は何度目かの頂きに到着。二人して荒れ狂う。
 
 (ハワード、私の初めてが君でよかった)

 アレンは辱しめられる前、ハワードと結ばれていた。そのことだけが救いであり、痛みと苦しみが紛れる要素にもなっている。
 下で苦しそうに両目を細めている彼を見て、そろそろ達するのかと思った。ただアレンは基本、主導権を握るのは自分だと考えている。今のようにハワードが握るものではない。そんなことを胸の奥で悩みながら、あることを思いついた。
 激しくなっていく揺さぶりに耐えながら力む。それは胎の中にいるハワードの男根を締め付けるようなものだった。

「あ、アレン!?」
 
 突然の締め付けに驚いたハワードは動くのを止める。上半身を起こし、抗議してきた。

 アレンはそんな彼の体を両手で抑え、再びベッドへと寝かせる。腰を動かし、激しい律動を繰り返しながら、にんまりと小悪魔染みた笑みを浮かべた。
 
「私はね? んっ、主導権を握られるのが、あっ! 嫌いなんだ。んんっ!」

「え? そ、それは、知ってるけど……」

 胎の中にあるハワードのそれはかなり大きく、アレンでは引き留めておくのが精一杯なよう。 
 ハワードの方は多生の余裕があるらしく、アレンの思い付きに苦笑い中だ。

「はっ、はぁ……だから、さ? ふふふ。私に。すべてを任せてくれないかな?」

 苦しむ姿は何と妖艶なことか。艶のある声と天使のように美しく端麗な見目が、これでもかというほどに妖しくなっていった。

 ハワードはごくりっと唾を飲み込む。そして顔を赤くさせながら頷く。

「ふふ。それでこそ、私の愛しい人だよ……んっ!」

 悪戯が成功した子供のような笑みで、ハワードとキスをした。


 こうして二人はたっぷりと愛し合い、身も心も解かしていったのだった。
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