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第19 ばってん
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「 ようこそ、いらっしゃいました」
にっこり。
風の精霊たちが歓迎してくれます。
以外ですね。
てっきり 人間は精霊から受け入れられないと思っていました。
でも。
よく考えたら 、[精霊の加護]持ちの人間が精霊に嫌われるわけないですよね。
何と!
へたれ君まで懐かれているんですよ。
それこそ意外というものです。
へたれ君は 精霊に構ってもらえて喜んでいました。
根は悪くないのでしょうね。
つんでれちゃんが 成長を期待しているのも頷けます。
だからと言って、好きにはならないですけどね。
あっ。
こものちゃんは、へたれ君に懐かないようです。
[精霊の加護]にもランクがあるのでしょうか。
でも、私には[精霊の加護]がないんですよね 。
まあ、考えても仕方ありません。
私は風の精霊に風の精霊王の所まで案内してもらうことにしました。
移動は風のエレベーターに、風のジェットコースターです。
何もない状態で宙に浮くのはなかなかのスリルですね。
最高のアトラクションです。
遊園地よりもレベルが高くて。
「 面白かったですね」
にっこり。
私が同意を求めると男子3人は青い顔でぐったりしていました。
「 僕、吐きそうだよ......」
「 情けないな。
と言いたいところだが......俺様もだ」
「 俺も気持ち悪いよ。
......でこちゃんはどうして平気なの?」
「 絶叫マシンが大好きだからですよ」
「「「............」」」
私が笑顔で答えると、男子3人は信じられないものを見るような目好きになりました。
失礼ですね!
さらに先に進むと、爽やかなそよ風が吹いてきました。
「 風が気持ちいいですね」
「 そうこもね」
こものちゃんは 嬉しそうに笑っています。
なのに。
男子3人はますます具合が悪くなってきました。
「 なんて威圧感なの」
「 俺様、もうだめだ」
「 俺は倒れるほどじゃないけど、それでもきついよ」
「ええっ!?
心地よいくらいじゃないですか」
「「「 それはでこちゃんだからだよ!!!」」」
声がハモるなんて皆さん仲良しですね。
じゃなくて。
失礼ですね!
魔法少女に変身したら微妙なチートは使えますけど。
通常は普通の女の子なんですよ。
男子3人は顔を見合わせました。
「 どうする?」
「 ここで待つのは耐えられないぞ」
「 かといって、風乗りで戻るのも......」
「 僕は でこちゃんから離れられないから、強制的についていかなきゃいけないんだよ。
泣いてもいいかな」
しくしく。
みんな辛そうですね。
いい気味です。
じゃなくて。
私はこものちゃんに聞いてみました。
「こものちゃん、 何とかならないんですか?」
「 ここにワープゲートがあるから、すぐに地上に戻れるこも」
「 帰り専用なんですね」
「いや、 地上から直接ここに行ききできるこもよ」
「「「 じゃあ、風乗りは何だったんだ!!!」」」
「こものがでこちゃんと 一緒に風乗りしたかっただけこも」
にっこり。
「 それは素晴らしいですね。
帰りも風乗りしましょう」
「「「 帰りも!!?」」」
男子3人は目を見開いて驚いています。
苦手な人は苦手なようですからね。
強制はしませんよ。
でも、ただで絶叫マシンに乗れるようなものなんですから。
せっかくなら楽しみたいじゃないですか。
男子二人は仲良くはアップデートで帰って行きました。
「「 やっと帰れる!」」
涙を流しながら喜びを分かち合うなんて、素晴らしい友情です。
女の子一人を置いていくのはどうかと思うのですが。
2人は本当に倒れそうでしたからね。
許してあげますよ。
「 僕のことも気にかけてくれないかな」
しくしく。
さて、と。
先を進みますか。
って。
あれっ?
案内役の風の精霊までいなくなりましたよ。
一体、どうなっているのでしょうか。
疑問に思っていると、こものちゃんが心を読めるかのように応えてくれました。
「 お父様に会えるのは限られた者だけなんだこも」
「えっ!?
それなら、私も会えないんじゃないですか?」
「こものが 許可したから、でこちゃんは大丈夫こも」
なるほど。
こものちゃんが 認めてくれたなら、アポイントメントが取れたことになるんですね。
「 つまり。
他の二人はお父さんに会わせたくなかったんですね」
「 本当は 、ひんじゃく君は勇者だからお父さん間に合う資格がある こも。
だけど、 男の子を連れて行ったらお父様がうるさいこも」
「 どこの家庭も同じなんですね」
王様の威厳はどこでもありませんから、私はすっかりリラックスしていました。
こものちゃんの お父さんは......。
じゃなくて。
風の精霊王はこものちゃんにそっくりです。
可愛すぎて思わず笑いそうになったけど、何とか堪えました。
「 初めまして、風の精霊王様。私は井手りなこと申します」
「うむ。 よく来たな、人間の娘よ」
声まで同じです。
私はとうとう、声を出して笑ってしまいました。
「あはは!
こものちゃんが 二人いますよ」
「こものちゃん?」
「うぃんでぃのことこも」
風の精霊王が首をかしげると、こものちゃんは笑顔で応えます。
「でこちゃんと 名付けの契約をしたんだこも」
「[ 精霊の加護]もないのにか!?」
「でこちゃんはあほまほなんだこも」
「 そうか。
亜方 使いか」
「そうこも」
「あのーっ。
さっぱり分からないので、説明してくれませんか」
親子水入らずはいいんですけど、私もいるんですからね。
にっこり。
風の精霊たちが歓迎してくれます。
以外ですね。
てっきり 人間は精霊から受け入れられないと思っていました。
でも。
よく考えたら 、[精霊の加護]持ちの人間が精霊に嫌われるわけないですよね。
何と!
へたれ君まで懐かれているんですよ。
それこそ意外というものです。
へたれ君は 精霊に構ってもらえて喜んでいました。
根は悪くないのでしょうね。
つんでれちゃんが 成長を期待しているのも頷けます。
だからと言って、好きにはならないですけどね。
あっ。
こものちゃんは、へたれ君に懐かないようです。
[精霊の加護]にもランクがあるのでしょうか。
でも、私には[精霊の加護]がないんですよね 。
まあ、考えても仕方ありません。
私は風の精霊に風の精霊王の所まで案内してもらうことにしました。
移動は風のエレベーターに、風のジェットコースターです。
何もない状態で宙に浮くのはなかなかのスリルですね。
最高のアトラクションです。
遊園地よりもレベルが高くて。
「 面白かったですね」
にっこり。
私が同意を求めると男子3人は青い顔でぐったりしていました。
「 僕、吐きそうだよ......」
「 情けないな。
と言いたいところだが......俺様もだ」
「 俺も気持ち悪いよ。
......でこちゃんはどうして平気なの?」
「 絶叫マシンが大好きだからですよ」
「「「............」」」
私が笑顔で答えると、男子3人は信じられないものを見るような目好きになりました。
失礼ですね!
さらに先に進むと、爽やかなそよ風が吹いてきました。
「 風が気持ちいいですね」
「 そうこもね」
こものちゃんは 嬉しそうに笑っています。
なのに。
男子3人はますます具合が悪くなってきました。
「 なんて威圧感なの」
「 俺様、もうだめだ」
「 俺は倒れるほどじゃないけど、それでもきついよ」
「ええっ!?
心地よいくらいじゃないですか」
「「「 それはでこちゃんだからだよ!!!」」」
声がハモるなんて皆さん仲良しですね。
じゃなくて。
失礼ですね!
魔法少女に変身したら微妙なチートは使えますけど。
通常は普通の女の子なんですよ。
男子3人は顔を見合わせました。
「 どうする?」
「 ここで待つのは耐えられないぞ」
「 かといって、風乗りで戻るのも......」
「 僕は でこちゃんから離れられないから、強制的についていかなきゃいけないんだよ。
泣いてもいいかな」
しくしく。
みんな辛そうですね。
いい気味です。
じゃなくて。
私はこものちゃんに聞いてみました。
「こものちゃん、 何とかならないんですか?」
「 ここにワープゲートがあるから、すぐに地上に戻れるこも」
「 帰り専用なんですね」
「いや、 地上から直接ここに行ききできるこもよ」
「「「 じゃあ、風乗りは何だったんだ!!!」」」
「こものがでこちゃんと 一緒に風乗りしたかっただけこも」
にっこり。
「 それは素晴らしいですね。
帰りも風乗りしましょう」
「「「 帰りも!!?」」」
男子3人は目を見開いて驚いています。
苦手な人は苦手なようですからね。
強制はしませんよ。
でも、ただで絶叫マシンに乗れるようなものなんですから。
せっかくなら楽しみたいじゃないですか。
男子二人は仲良くはアップデートで帰って行きました。
「「 やっと帰れる!」」
涙を流しながら喜びを分かち合うなんて、素晴らしい友情です。
女の子一人を置いていくのはどうかと思うのですが。
2人は本当に倒れそうでしたからね。
許してあげますよ。
「 僕のことも気にかけてくれないかな」
しくしく。
さて、と。
先を進みますか。
って。
あれっ?
案内役の風の精霊までいなくなりましたよ。
一体、どうなっているのでしょうか。
疑問に思っていると、こものちゃんが心を読めるかのように応えてくれました。
「 お父様に会えるのは限られた者だけなんだこも」
「えっ!?
それなら、私も会えないんじゃないですか?」
「こものが 許可したから、でこちゃんは大丈夫こも」
なるほど。
こものちゃんが 認めてくれたなら、アポイントメントが取れたことになるんですね。
「 つまり。
他の二人はお父さんに会わせたくなかったんですね」
「 本当は 、ひんじゃく君は勇者だからお父さん間に合う資格がある こも。
だけど、 男の子を連れて行ったらお父様がうるさいこも」
「 どこの家庭も同じなんですね」
王様の威厳はどこでもありませんから、私はすっかりリラックスしていました。
こものちゃんの お父さんは......。
じゃなくて。
風の精霊王はこものちゃんにそっくりです。
可愛すぎて思わず笑いそうになったけど、何とか堪えました。
「 初めまして、風の精霊王様。私は井手りなこと申します」
「うむ。 よく来たな、人間の娘よ」
声まで同じです。
私はとうとう、声を出して笑ってしまいました。
「あはは!
こものちゃんが 二人いますよ」
「こものちゃん?」
「うぃんでぃのことこも」
風の精霊王が首をかしげると、こものちゃんは笑顔で応えます。
「でこちゃんと 名付けの契約をしたんだこも」
「[ 精霊の加護]もないのにか!?」
「でこちゃんはあほまほなんだこも」
「 そうか。
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「そうこも」
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