素敵な罰ゲームなんてあり得ません!

はなまる

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第20 ばってん

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真面目な話です。
皆さん、笑ってはいけませんよ。

@ ああ、もちろんだ。
@ 約束するぞ。

りょうちゃん〇 いいから早く話せ。
いずみちゃん〇 どうせ、あほまほが世界を救う感じの話なんじゃないの。
りょうちゃん〇 ネタバレかよ。
いずみちゃん〇 話の流れ的に、わかりきった展開だと思うよ。
そうだよね?みんな。

@ それもそうね。
@ 間違いないな。
@ いずみちゃん、最高!
俺の嫁になって。

いずみちゃん〇 ごめんね。でこちゃんのことが心配でお付き合いとか考えられないの。

@ せめて心の嫁で!
@ 必死すぎw

いずみちゃん〇うん、 いいけど......あんまり過激な妄想はやめてね。

@ もちろんだとも。
@いや、 既に怪しいって。
@んだんだ。

何ね!?
この 新システムは!?
............。
こほん。
新しいシステムが導入されたんですね。
別にいいんですけどね。
これは私の話なんですよ。
いつの間にか、いずみちゃんが主役になっているじゃないですか!

いずみちゃん〇 ごめん。
つい自分の動画のつもりになっちゃってた。
りょうちゃん〇で? 肝心なことは決めたのか?

何のことですか?
きょとん。

@ あー、あれだな。
@ そうね。あれのことね。

分からないですよ!
教えてください。

りょうちゃん〇 ズバリ、あだ名だ。
いずみちゃん〇二星の 人たちの名前は横文字をひらがなにしたいようにしか聞こえないから、呼びやすいようにいつもあだ名をつけてたでしょ。

それはそうですけど......。
精霊王でいいじゃないですか。

いずみちゃん〇 いいから名付けなさい!
これは親友 命令よ。

わ、分かりました。
それじゃあ......。

「うむ。亜方使い ならば......期待せずにはいられないな」

ちょうどいいから、きたいさんと しておきますか。
ところで。
何を期待されているのでしょうか?
私は、きたいさんに 聞いてみることにしました。

「あほまほに 何を期待しているんですか?
そもそも。
あほまほって何なんですか?」
「亜方 魔法は外なる世界の魔素を使う特殊な魔法なんだ」
「 私は別の世界から来たから、あほまほが使えるということですか?」
「いや、 それだといずみちゃんも 使えるということになる。
しかし。
でこちゃん以外に亜方魔法を習得できる外界人は存在せんよ」
「 全然使えない魔法ですけどね」
「 確かにな。使い勝手が悪いと言える。
けれども。
亜方魔法はあらゆる魔法の上位で、それを極めた者は神殺しになれると言い伝えられている」
「 神殺しになんかなりたくないですよ」
「でこちゃんが どう思っても、亜方使いは邪神を 倒さなければならない。これは宿命なんだ」

はい、 そうですか。
って。
頷けませんよ。邪神って二星の女神様のことですよね。
もしも、見た目が年下の女の子だったら......。
殺すどころか、殴ることすらできませんよ。
だって。
私の方が悪者みたいじゃないですか!

りょうちゃん〇いや、大丈夫だ。
いずみちゃん〇中学生レベルだからね。

意味がわからないのですが?

いずみちゃん〇その人に合ったレベルの冒険しか起こらない、そういうチートもあるって事だよ。

私、ドラゴンに襲われましたよ!?

いずみちゃん〇それはイベント扱いなんだよ。
だってほら、その証拠にひとみちゃんに助けられたでしょ。

ご都合主義で何もかも解決してしまうなんて、つまらなくないですか?

いずみちゃん〇いや、行動次第では失敗することもあるよ。

死ぬかもしれないってことですか!?

いずみちゃん〇選出者は死なないから安心してね。

二星の住人は 思いっきり被害を受けるということですよね?

りょうちゃん〇だろうな。
いずみちゃん〇 だからでこちゃんは、邪神を退治しなきゃいけないんだよ。
たとえ相手が無邪気そうな見た目でもね。

分かりました。
がんばって邪神を倒しますよ。
そうすれば、ランキング1位にもなれそうですからね。

@ でこちゃん、現金w
@ それもまた、でこちゃんの魅力だ。
@ 同意。
@でも、邪神って そう簡単に倒せるものなの?

いずみちゃん〇私としてみちゃんが協力しても、勝てるかどうかわからないよ。

そげにゃ!?
じゃあ、一体どうすればいいんですか?
私が考えてもいい案は全く浮かんできませんよ。
それこそ、いずみちゃんとひとみちゃんに邪神の足止めをしてもらって。
その間に。
私が[ ミラクルホープデコレーション]を放ちます。
悪に対して大ダメージの必殺魔法ですからね。
他に方法があるって言うんですか。

@ とりあえず、味方は多い方がいいと思うよ。
@ひんじゃく君が 勇者として役に立つならいいんだけどな。
@ それだ!

それってどれですか?

@ つまり......。

いずみちゃん〇精霊達にも協力してもらおうってことだね。

@ 台詞、取られた......。
@まあ、 いいじゃねえか。

うーん......。
できますかねえ?

りょうちゃん〇できるできないじゃない!やるんだよ!!

@ さすがりょうちゃん。
@ 男前すぎる!

いずみちゃん〇ダメ元で頼んでみたらどう?

そうですね。
わかりました。
きたいさんに頭を下げてみます。

「 私一人の力では邪神を倒せそうにありません。
お願いします。私に協力してください」
「あるばは 己の力を過信して、邪神に 挑んでいたが......。
いいだろう」
「 本当ですか。
ありがとうございます」
にっこり。

これで一安心ですね。
 ところが。
ただし、ときたいさんは 続けました。

「 条件がある」
「 何ですか?」
「 世界には星が多すぎる。
一瞬でもいいから、星のない空を見せてくれ」
「 意味がわからないのですが?」

どうやったらそんな現象を起こせるのでしょうか。
それとも。
かぐや姫的な無茶ぶりで、断るつもりなのでしょうか?
私にはさっぱりわかりませんよ。
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