根暗な僕が愚痴をこぼすだけのつまらない話

はなまる

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 普通にさよなら

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 人間関係ってめんどくさいね。
 ミザントロープになりそうだった。
 大嫌いの感情に飲み込まれそう。

 それでも僕は、人間関係を描いたアニメを楽しむことができた。

 普通。
 
 確かに僕の中でも普通があったんだ。


「うたくんは 私のことが好きなの?」
「 好きだよ」
「 ごめんなさい。さっきも言ったけど彼氏がいるから・・・・・・」
「 いや、恋愛感情じゃないよ。 友達として好きなんだよ」

 今更友達としてやり直すことはできないのかな。
 子供の頃のように。
 そういう風に仲良くすることは無理なのかな。

 恋愛だったり夫婦だったり、 僕にはそういうことかさっぱり分からない。

 子供の頃に言葉にできなかった想いをずっと 抱えている。
 調子に乗って、距離感を間違えて迷惑をかけてしまうかもしれない。

「 それなら、どうして私に連絡してきたの?」
「 他の人の連絡先知らないから・・・・・・」
「 だったら、同窓会で連絡先を交換し合えばいいよ」
「それは・・・・・・」

 僕にとっては難しいことだ。
 同窓会に参加できるだけの適切な距離感などない。
 馴れ馴れしく踏み込み過ぎたら、 さっきのぐみちゃんの二の舞になってしまう。

 心配かけたり迷惑をかけるだけの存在。

「 今は会えないよ」
「 仕事が忙しいの?」
「 そんなところかな」

 年相応の成長というのは難しいけど、それでも みんなに普通に会えるまでは成長したい。

 涙が溢れて止まらない。
 きっと、子供にも笑わてしまうだろうね。
 心を固く閉ざす程ガラスのように脆く砕け散ってしまう。

 そんなちっぽけな僕だけど、君や弟の幸せを願うことができたんだ。

 褒められるようなことでもなく 、当たり前のことかもしれないけど。
 僕は自分自身を 褒めてもいいよね。
 今だけは。

 心の暖かさを 優しく感じたーー。
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