貞操逆転世界での地味男

漆黒之仔猫

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体育の時間から図書室で 1

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 授業を受けてると体育の時間になった。
 男子は教室でそのまま着替える事が多かったが、この世界では男子は更衣室で着替える事が出来るらしいが、短パンを履いてきたので教室から移動せずに着替える。

 着替えてる時、視線はそこまで感じない。普通に女子同士で会話しているが、チラリと見られた気がしたが気の所為だと思う。

 体育館にシューズを履き替えて移動する。体育館を何周かして体を温めるが素早く終わらせておく。

 走り終わったあと友達とだべりながら女子の胸をガン見する。

 女性の胸について少し調べたが、女性の胸はあ性的に見られないことが多いらしい。元の世界の男子の胸と同じような扱いだと思う。

 だから、ガン見してもそこまで疑われないが、少し不審に思われるだろう。まあ、友達に疑われた。

 女子の方ばかり見て誰か好きな人が出来たのか?と。取り敢えず僕は否定しておく。それに性的に見ているなんてことも黙っておく。

「胸が大きい人って肩がこるって聞くけどほんとかな?」

 胸をガン見してた理由を誤魔化すためそんなありふれた内容を口にする。

 そうなのか、確かにそうだなと返される。彼もまた興味が湧いてきたのか女子に聞くかどうか悩み始める。

 が、しかし、体育が始まったことを告げる鐘が鳴る。

 準備体操をして体を慣らし、何をするか決める。取り敢えず卓球をすることにした。

 卓球をする女子は大抵運動があまり得意じゃない女子が多い。そのため胸が大きい子や丸い子がしていることが多いと思う。実際、僕の学校では多い。

 動く度にタプん、タプんと擬音が付きそうなほど揺れている。

 あまりに僕が見すぎたせいか、一緒にやっていた友達がまた胸の話を振ってくる。

 そんなに気になるなら聞いてこいと言われるが、そのまま聞かずに体育の時間は終わった。

 その日の放課後、図書室に行くことにした。体育の時間に胸を揺らしてた田中さんに会いに行くためだ。

 ワンチャン胸をもませてくれるかも、それか触らせてくれるかもと期待してだ。

 取り敢えず直球で聞く。

 え、こんな脂肪でよければいいよと、揉ませてくれた。うん、恥ずかしい話勃起した。
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