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食後
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望さんに作って貰ったのはカレーだった。まあ、僕が元々作ろうしていたのだから、当たり前だが。
「頂きます」
「どうぞ」
しっかりと手を合わせて言ったあと、食べ始める。口に含めると野菜の切り方による食感の違いなんかや、下処理などの丁寧さ等に感心しながら食べ進めていく。
「美味しかったです」
「それなら良かった。あ、お皿は私が洗うね」
「いや、僕が洗いますよ。作って貰ったわけですし」
「大丈夫よ、そこで座ってて」
僕はまた望さんに甘えてしまう。
テレビを見ながら洗い終わるのを待っていると目が霞んでくる。目を擦りながら寝ないようにするが抗えなかった。
「あ、寝ちゃった?」
意識が薄れる中で最後にその言葉が聞こえた。
・・・
・・
・
目が覚め、今何時かと気になってスマホを探そうとする。だけど、なにかに邪魔をされて辺りを探ろうとした手が動かせない。
いや、途中までは動かせたのだ。何かに邪魔されて途中で止まったのだ。
「え?」
「あ、起きちゃった?」
「ん?」
誰の声か分からない。頭の中でグルグルとその主に当てはまる人を探すが直ぐには出てこない。
「やっぱり、体に影響の少ない即効性のだと早く起きちゃうな」
なにか一人で呟いているのを聞いてる中で、やっと結びつく。
「あの、望さん助けてください」
寝惚けた頭でこの状況を作ったであろう人に対して、救いを求めてしまった。
「ふふ、可愛い」
そう言われながら頬に手を当てられる。少しくすぐったくて、避けるようにしながら助けを乞う。
「あの、早く助け―――」
何かが唇を塞がれる。そして口の中を掻き乱される。
頭を動かして逃げようとしても両手で逃げれないようにされて、逃げれない。
「はあ、はあ、はあ」
その何かが口から離れたときに、吸えなかった空気をめいいっぱい吸う。
「なんで、キスを?」
寝惚けた頭も流石に覚めてくる。それに伴って何をされたのかも分かる。
「だって可愛いから」
嬉々として答えるその姿は、最初の頃のオドオドとした態度とはまるで別人のように感じる。
「縛ったのも可愛いからですか?」
虚勢を張りながらそう聞く。
「そう」
言い終わると同時にまたキスをされる。
今度は胸が体に押し付けられながら、あそこを何度も撫でるように触られていく中で、血が集まっていく。
「大きくしちゃって」
ボタンを外され、ジッパーのジジジと擦れる音がしながらパンツの中に手を突っ込まれ触られる。
他の人に触られたことがないために、その不思議な快感から思わず声が漏れてしまう。
そうして、僕は襲われ始めるのだった。
「頂きます」
「どうぞ」
しっかりと手を合わせて言ったあと、食べ始める。口に含めると野菜の切り方による食感の違いなんかや、下処理などの丁寧さ等に感心しながら食べ進めていく。
「美味しかったです」
「それなら良かった。あ、お皿は私が洗うね」
「いや、僕が洗いますよ。作って貰ったわけですし」
「大丈夫よ、そこで座ってて」
僕はまた望さんに甘えてしまう。
テレビを見ながら洗い終わるのを待っていると目が霞んでくる。目を擦りながら寝ないようにするが抗えなかった。
「あ、寝ちゃった?」
意識が薄れる中で最後にその言葉が聞こえた。
・・・
・・
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目が覚め、今何時かと気になってスマホを探そうとする。だけど、なにかに邪魔をされて辺りを探ろうとした手が動かせない。
いや、途中までは動かせたのだ。何かに邪魔されて途中で止まったのだ。
「え?」
「あ、起きちゃった?」
「ん?」
誰の声か分からない。頭の中でグルグルとその主に当てはまる人を探すが直ぐには出てこない。
「やっぱり、体に影響の少ない即効性のだと早く起きちゃうな」
なにか一人で呟いているのを聞いてる中で、やっと結びつく。
「あの、望さん助けてください」
寝惚けた頭でこの状況を作ったであろう人に対して、救いを求めてしまった。
「ふふ、可愛い」
そう言われながら頬に手を当てられる。少しくすぐったくて、避けるようにしながら助けを乞う。
「あの、早く助け―――」
何かが唇を塞がれる。そして口の中を掻き乱される。
頭を動かして逃げようとしても両手で逃げれないようにされて、逃げれない。
「はあ、はあ、はあ」
その何かが口から離れたときに、吸えなかった空気をめいいっぱい吸う。
「なんで、キスを?」
寝惚けた頭も流石に覚めてくる。それに伴って何をされたのかも分かる。
「だって可愛いから」
嬉々として答えるその姿は、最初の頃のオドオドとした態度とはまるで別人のように感じる。
「縛ったのも可愛いからですか?」
虚勢を張りながらそう聞く。
「そう」
言い終わると同時にまたキスをされる。
今度は胸が体に押し付けられながら、あそこを何度も撫でるように触られていく中で、血が集まっていく。
「大きくしちゃって」
ボタンを外され、ジッパーのジジジと擦れる音がしながらパンツの中に手を突っ込まれ触られる。
他の人に触られたことがないために、その不思議な快感から思わず声が漏れてしまう。
そうして、僕は襲われ始めるのだった。
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