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仲直りの…
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河原の頭を叩く、好きなわけじゃない!ただ初めの頃はビックリしただけだ。
…ってか河原、今はあるって…俺とこういう事をするためにこんな時間まで起きてた、とか?
とんだムッツリを好きになったな……今さらだが…
そういう俺もバイトで疲れていた筈なのに、もう疲れが吹き飛んでしまった。
ずっと悩んでいた事が晴れたからかな。
河原にキスされると、ゾクゾクと腰に響いて気持ちいい。
唇が離れ、河原の赤く濡れた唇にも興奮する。
「……優紀って呼んでもいいよな」
「あぁ、俺も飛鳥って呼ぶ」
苗字で呼ぶのはなんか他人行儀だなと思った。
もっと近付きたい、そう思うから名前で呼びたい。
お互い見つめ合い、真剣に言っているのが可笑しくて笑った。
飛鳥の手がズボンに触れ、俺は次の快楽に身を委ねた。
また、次が辛くなるほど激しくするのだろう…でもそれもまたいいな。
熱くて溶けそう、ゆっくりとズボンと下着を脱がされるのでさえ震える。
いざ本番という時にドンドンドンとドアを叩く音が廊下に響いた。
合体しようとしていたからお互い驚き目を見合わせる、こんな時間に客?
外の廊下から「ゆーきー!!開けてくれお願いだー!」という声が聞こえた。
こんな夜に、珍しい人物がやってきた。
あの声は始だ、俺のバイトを知っているから今の時間起きてると思っていたのだろう。
いつもクールぶってる始が珍しく取り乱してなにかあったたのだろうか。
それに紫乃じゃなくて俺に会いに来るなんて…
これはただごとじゃない、緊急事態だとすぐに分かった。
脱いだズボンと下着に手を伸ばして飛鳥の方を見た。
「飛鳥…なんか急用みた…いっ!?」
「…………」
飛鳥の方を見るとびっくりした。
イケメンがそんな顔しちゃいけないってぐらい恐ろしい顔をしていた。
ゴムを外してズボンの前を閉めた。
俺のも飛鳥のもすっかり元気をなくしてしまった。
飛鳥はゆっくり俺から離れて床に落ちたかつらを被る。
チクチク殺気が突き刺さり怖い、初対面の時に感じた怖さを思い出す。
カツラを被っただけの格好で玄関に向かいドアを開けた。
飛鳥と始はあまり仲良くなかったから心配で、ズボンと下着を急いで穿く。
俺も玄関に向かうと、飛鳥越しで始と目が合った。
すると勢いのあまり、始が飛び出してきて俺に抱きついて倒れた。
倒れるのこれで二回目だと呑気な事を考えてる場合じゃない!
さっきより殺気が強くなり上を見ると人を殺しかねない飛鳥の顔があり、俺は始を蹴り飛ばし離れた。
始はそのまま廊下に倒れていて、やり過ぎたと始を心配する。
すると、何処からか声が聞こえてきた。
玄関に目を向けると紫乃が目を潤ませ立っていた。
「始が浮気するなんて…」
「ひぃぃ!!」
紫乃の声に過剰に始は怯えていた、始のこんな姿初めて見た。
学校の時は始と紫乃は相変わらず仲良しで普通だった。
そこで二人は何も言わないが、気付いてしまった。
飛鳥の手を払い俺の買い物袋を盾にしている始に近付く。
「俺の夜食を盾にするな」
「たっ、助けてくれ優紀!紫乃が、紫乃がぁ!!」
「…とうとうヤられたか」
「まだ指しか入ってないもん!」
紫乃が膨れっ面になって怒っていた、迫力がない…拗ねてる子供のようだ。
なるほど、指で怖くなり逃げ出したのか…俺には童貞がどうたら言っていたのにな。
情けねぇな…俺なんて紫乃のより遥かにデカいブツを受け入れたぞ、指くらいなんだよ。
しかし、自分が攻める気満々だったからか始はショックのようだ。
まぁ、いきなりは確かに…俺も怖かったからな。
俺達の問題が解決して、また一波乱ありそうだ。
…ってか河原、今はあるって…俺とこういう事をするためにこんな時間まで起きてた、とか?
とんだムッツリを好きになったな……今さらだが…
そういう俺もバイトで疲れていた筈なのに、もう疲れが吹き飛んでしまった。
ずっと悩んでいた事が晴れたからかな。
河原にキスされると、ゾクゾクと腰に響いて気持ちいい。
唇が離れ、河原の赤く濡れた唇にも興奮する。
「……優紀って呼んでもいいよな」
「あぁ、俺も飛鳥って呼ぶ」
苗字で呼ぶのはなんか他人行儀だなと思った。
もっと近付きたい、そう思うから名前で呼びたい。
お互い見つめ合い、真剣に言っているのが可笑しくて笑った。
飛鳥の手がズボンに触れ、俺は次の快楽に身を委ねた。
また、次が辛くなるほど激しくするのだろう…でもそれもまたいいな。
熱くて溶けそう、ゆっくりとズボンと下着を脱がされるのでさえ震える。
いざ本番という時にドンドンドンとドアを叩く音が廊下に響いた。
合体しようとしていたからお互い驚き目を見合わせる、こんな時間に客?
外の廊下から「ゆーきー!!開けてくれお願いだー!」という声が聞こえた。
こんな夜に、珍しい人物がやってきた。
あの声は始だ、俺のバイトを知っているから今の時間起きてると思っていたのだろう。
いつもクールぶってる始が珍しく取り乱してなにかあったたのだろうか。
それに紫乃じゃなくて俺に会いに来るなんて…
これはただごとじゃない、緊急事態だとすぐに分かった。
脱いだズボンと下着に手を伸ばして飛鳥の方を見た。
「飛鳥…なんか急用みた…いっ!?」
「…………」
飛鳥の方を見るとびっくりした。
イケメンがそんな顔しちゃいけないってぐらい恐ろしい顔をしていた。
ゴムを外してズボンの前を閉めた。
俺のも飛鳥のもすっかり元気をなくしてしまった。
飛鳥はゆっくり俺から離れて床に落ちたかつらを被る。
チクチク殺気が突き刺さり怖い、初対面の時に感じた怖さを思い出す。
カツラを被っただけの格好で玄関に向かいドアを開けた。
飛鳥と始はあまり仲良くなかったから心配で、ズボンと下着を急いで穿く。
俺も玄関に向かうと、飛鳥越しで始と目が合った。
すると勢いのあまり、始が飛び出してきて俺に抱きついて倒れた。
倒れるのこれで二回目だと呑気な事を考えてる場合じゃない!
さっきより殺気が強くなり上を見ると人を殺しかねない飛鳥の顔があり、俺は始を蹴り飛ばし離れた。
始はそのまま廊下に倒れていて、やり過ぎたと始を心配する。
すると、何処からか声が聞こえてきた。
玄関に目を向けると紫乃が目を潤ませ立っていた。
「始が浮気するなんて…」
「ひぃぃ!!」
紫乃の声に過剰に始は怯えていた、始のこんな姿初めて見た。
学校の時は始と紫乃は相変わらず仲良しで普通だった。
そこで二人は何も言わないが、気付いてしまった。
飛鳥の手を払い俺の買い物袋を盾にしている始に近付く。
「俺の夜食を盾にするな」
「たっ、助けてくれ優紀!紫乃が、紫乃がぁ!!」
「…とうとうヤられたか」
「まだ指しか入ってないもん!」
紫乃が膨れっ面になって怒っていた、迫力がない…拗ねてる子供のようだ。
なるほど、指で怖くなり逃げ出したのか…俺には童貞がどうたら言っていたのにな。
情けねぇな…俺なんて紫乃のより遥かにデカいブツを受け入れたぞ、指くらいなんだよ。
しかし、自分が攻める気満々だったからか始はショックのようだ。
まぁ、いきなりは確かに…俺も怖かったからな。
俺達の問題が解決して、また一波乱ありそうだ。
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