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③① 俺を信じろ
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ケイ「なんでそんな大事なこと俺に言わなかったんだ!リカ、俺はそんなに安っぽい人間じゃないぞ!リカが白血病だろうとなんだろうと俺のリカに対する、愛する気持ちは絶対に変わらない」
私「ケイ、本当にありがとう。でも前も言ったでしょ?…こんな私でいいの。白血病はもしかすると治らないかもしれないんだよ?」
ケイ「リカ、それ以上言うと怒るぞ。俺にはリカしかいないんだ。リカが必要なんだ。医者が治せないと言っているなら俺が治してやる」
私「えっ本当?ケイ、そんなことできるの?」
36リカさん・令和元年6月27日
ケイ「俺を信じろ!病は気からというだろ?その気とは心のことだ。つまり病気とは心が病にかかるということなんだ。だったら、その心を充実させれば病は自然に治る方に向いていく。だから、俺を信じろ!そしてリカ、自分を信じろ!絶対に治ると信じろ!」
そんな話をしているうちに病院に到着した。
ケイは車を降り、私の乗ってる助手席を開けた。
私「…ありがとう」
私はケイに抱きついた。
私「今日はありがとう、私、治るよね」
ケイ「当たり前だ。リカの病気は俺が治す」
私「うん。私はケイを信じる…じゃあね」
ケイの頬に軽くキスをして、病院の方へ歩き出した。
ケイは助手席のドアを閉め、私のあとを追っている。そしてケイは大声で叫んだ。
ケイ「リカ!絶対に大丈夫だからな!リカの心には、俺がいるから安心しろよ!」
私は病院の正面玄関前で足をとめて振り返った。
私「ケイ!大丈夫だよ!私は絶対に治してみせる。だって、ケイがついているからね!またどこかに連れていってね」
ケイ「ったりめーだ!次の予定はもうたててあるぞ。リカ、楽しみに待ってろ!」
私「楽しみ!本当にありがとう…お見送りはここまででいいよ」
私は満面の笑みで病院に入った。
病院に入るリカをしっかり見届けたケイは、愛車に乗りこみ、自分の自宅へと帰っていった。
それからというもののケイは、ことある毎に私に激励のメールを送り続けてきた。
それが何回か続いたある日のこと。私の病状が急激に良くなった。本当は痛みがあって眠れないはずなのだが…私は全然痛みがない。痛み止めもまったく飲んでいない。医者もびっくりしているようだった。「もう何がなんなんだかわからないな…」こういう発言が出てくるくらいだ。
私「ケイ、本当にありがとう。でも前も言ったでしょ?…こんな私でいいの。白血病はもしかすると治らないかもしれないんだよ?」
ケイ「リカ、それ以上言うと怒るぞ。俺にはリカしかいないんだ。リカが必要なんだ。医者が治せないと言っているなら俺が治してやる」
私「えっ本当?ケイ、そんなことできるの?」
36リカさん・令和元年6月27日
ケイ「俺を信じろ!病は気からというだろ?その気とは心のことだ。つまり病気とは心が病にかかるということなんだ。だったら、その心を充実させれば病は自然に治る方に向いていく。だから、俺を信じろ!そしてリカ、自分を信じろ!絶対に治ると信じろ!」
そんな話をしているうちに病院に到着した。
ケイは車を降り、私の乗ってる助手席を開けた。
私「…ありがとう」
私はケイに抱きついた。
私「今日はありがとう、私、治るよね」
ケイ「当たり前だ。リカの病気は俺が治す」
私「うん。私はケイを信じる…じゃあね」
ケイの頬に軽くキスをして、病院の方へ歩き出した。
ケイは助手席のドアを閉め、私のあとを追っている。そしてケイは大声で叫んだ。
ケイ「リカ!絶対に大丈夫だからな!リカの心には、俺がいるから安心しろよ!」
私は病院の正面玄関前で足をとめて振り返った。
私「ケイ!大丈夫だよ!私は絶対に治してみせる。だって、ケイがついているからね!またどこかに連れていってね」
ケイ「ったりめーだ!次の予定はもうたててあるぞ。リカ、楽しみに待ってろ!」
私「楽しみ!本当にありがとう…お見送りはここまででいいよ」
私は満面の笑みで病院に入った。
病院に入るリカをしっかり見届けたケイは、愛車に乗りこみ、自分の自宅へと帰っていった。
それからというもののケイは、ことある毎に私に激励のメールを送り続けてきた。
それが何回か続いたある日のこと。私の病状が急激に良くなった。本当は痛みがあって眠れないはずなのだが…私は全然痛みがない。痛み止めもまったく飲んでいない。医者もびっくりしているようだった。「もう何がなんなんだかわからないな…」こういう発言が出てくるくらいだ。
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