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③③ 完治
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38リカさん・令和元年7月4日
医者「当面の間、様子を見るため自宅静養にします」
両親は口を揃えてこう言った。
「…えっ?本当なんですか?こんなに早く治るもんなんですか?…」
医者「本当です。リカコさんは本当に完治したんですよ」
父「たしか、最初の話だと早くても1年ぐらいで治る人もいるし…もっと長くかかっている人も…そして亡くなるって…場合も…あるんですよね」
医者は目をつむり無言で二度頷く。そして父親は続けた。
父「リカコの場合でも一年はかかると思って下さい…と、言われたんですよねたしか!」
医者「はい…たしかに」
父「先生、どうやって?何か新しい治療法で治したんですか?」
医者「実はですね、私たち医者としてもこんなに早く治るとは思ってなかったんです。理由がわからないんですよ」
父「…え?じゃあ、リカコの体調がたまたま良くて治っているように見えてるだけではないですか?」
医者「それは違います。今のところ治った理由はわかりませんが、リカコさんは完全に治っています」
父「…ふむ」
母「…本当によかった」
父「ああ」
母「1番喜んでいるのはリカコね…」
父「ああ、そうだな」
母「よかったわ…」
父「どうも、ありがとうございました」
医者「…リカコさんもここへ来てもらいますんで、お父様お母様しばらくここでお待ちいただき、お話しましょう」
そう言い医者は内線電話でどこかに電話をしている。
??『はい、受付です』
医者「私だが、リカコさんを大至急だ、1階の相談室に頼む」
受付『はい、わかりました』
医者「よろしく」
━━━━ 一方、リカコさんの病室にて
『トントン』
病室のドアが鳴っている。
リカ「はい、どちら様ですか?」
??「受付です。先生のほうから大事な話があるということですので、リカコさんを1階・相談室に連れてくるようにと言われていますので、お連れしにきました」
リカ「あ、今出ますので待っててください!」
リカコはびっくり顔で病室から出てきた。
リカ「どうしたんですか!」
受付「私も話の内容はわかりませんので、至急相談室へお連れいたします」
しばらくすると受付スタッフとリカコは相談室に到着した。
医者「当面の間、様子を見るため自宅静養にします」
両親は口を揃えてこう言った。
「…えっ?本当なんですか?こんなに早く治るもんなんですか?…」
医者「本当です。リカコさんは本当に完治したんですよ」
父「たしか、最初の話だと早くても1年ぐらいで治る人もいるし…もっと長くかかっている人も…そして亡くなるって…場合も…あるんですよね」
医者は目をつむり無言で二度頷く。そして父親は続けた。
父「リカコの場合でも一年はかかると思って下さい…と、言われたんですよねたしか!」
医者「はい…たしかに」
父「先生、どうやって?何か新しい治療法で治したんですか?」
医者「実はですね、私たち医者としてもこんなに早く治るとは思ってなかったんです。理由がわからないんですよ」
父「…え?じゃあ、リカコの体調がたまたま良くて治っているように見えてるだけではないですか?」
医者「それは違います。今のところ治った理由はわかりませんが、リカコさんは完全に治っています」
父「…ふむ」
母「…本当によかった」
父「ああ」
母「1番喜んでいるのはリカコね…」
父「ああ、そうだな」
母「よかったわ…」
父「どうも、ありがとうございました」
医者「…リカコさんもここへ来てもらいますんで、お父様お母様しばらくここでお待ちいただき、お話しましょう」
そう言い医者は内線電話でどこかに電話をしている。
??『はい、受付です』
医者「私だが、リカコさんを大至急だ、1階の相談室に頼む」
受付『はい、わかりました』
医者「よろしく」
━━━━ 一方、リカコさんの病室にて
『トントン』
病室のドアが鳴っている。
リカ「はい、どちら様ですか?」
??「受付です。先生のほうから大事な話があるということですので、リカコさんを1階・相談室に連れてくるようにと言われていますので、お連れしにきました」
リカ「あ、今出ますので待っててください!」
リカコはびっくり顔で病室から出てきた。
リカ「どうしたんですか!」
受付「私も話の内容はわかりませんので、至急相談室へお連れいたします」
しばらくすると受付スタッフとリカコは相談室に到着した。
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