Rikakoさん

めでんノベルチーム

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③④ 落ち着いて!

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39リカさん 令和元年7月11日


受付スタッフが相談室をノックした。

『コンコン』
受付「リカコさんをお連れいたしました」
先生「はいりなさい」
受付「失礼いたします」

リカコが受付スタッフに連れられ、相談室に入室した。「失礼しました」と言い受付スタッフは退室した。

先生「いやぁリカコさん待ってましたよ…まずは座ってくださいよ…」
リカ「あらら!お父さんもお母さんもきてたのね」
父「あぁ、先に呼ばられていて話を聞いていたところだ」
リカ「話?話って?なんの?」
先生「あ、その話っていうのはリカコさん、あなたの病気についてなんですよ」
リカ「えぇ!入院してまだ間もないのに…何あったの?…ぁ、よっぽど悪いの?ハッキリ言ってよ!先生!」

少し興奮した様子でリカコは先生に詰め寄った。

母「リカコ落ち着きなさい、落ち着いて?先生の話聞こう?」
リカ「わかった、お母さんわかったよ」
先生「リカコさん落ち着きました?」
リカ「は、はい」
先生「実はリカコさん、君の病気についてなのですが…」

心臓が高鳴る。ドクドク…

先生「…君の病気は治りましたよ。完全に治りました、完治です」
リカ「ん?え?…本当?本当に治ったの?は?」
先生「完治しました」
リカ「先生、前に言ってなかった?リカコさんの病気は治るには最低一年はかかるなぁー…って先生、言ってたじゃん!」
先生「…うん」
リカ「もしかすると治らないかもしれないなんて…言ってたじゃん!どうなってんの!先生??」

先生「…ん。あ、ま、まぁ、あの時はそう言ったな…うん。ただ事情が変わりましたからね。なんですけども、こんなに早くリカコさんの白血病が完治したのが理解が追いつかないですよ。私たち医療従事者でもわからないんです。…でもこれだけは言えます。ハッキリしているのは、リカコさんの白血病は完全に治りました。ですが私たちも初めての経験なので、今後は当面の間、自宅療養していただいて経過観察としまして見守っていきたいという考えです。でもリカコさん、本当に治ってよかったです。私も嬉しいです。私からは以上です」

リカ「お父さん、お母さん、私、白血病治っちゃった!治っちゃったよ!」

そう言いリカコは嬉し涙を流した。そして何度も何度も、お父さんとお母さんに抱き合って喜びをわかちあった。

先生「…あ、言い忘れていました。リカコさん、退院はいつでも可能です。ご両親と話し合いの上、都合のいい日にスタッフにお教えしてもらえればOKです!リカコさんのケースは初めてなので何かいろいろ聞くかも知れませんがね…」
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