【長編】ハンニバルさんと大スキピオさんが、ただひたすら日本で生活してる「だけ」のお話【日常】

こだいじん

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第1部

スキピオさん、既に一皮、剥いてました

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殴り合いから、数分後。

「スキピオ」
「何だ?」
「おみゃーに教えたい日本発祥ド変態国家発祥のなんでもありなおもろいゲームがあってな。今、ライソでリンク投げたぞい」

「まーたお前は…スマホゲームをよくやれるな。ん?【歴史の偉人を戦わせるゲーム】か、面白そうだな。インストールするか」

ハンニバルさんはニヤーッとわらってます。

よりにもよって各国の歴史上の人物で女体化させたりケモナーになったりと斜め上に遊びまくる、を送りました。

「え?なにこれ。え?ギルガメッ…、ハンニバ……、私?えっ…色々な、画面内にいるではないか…何が、しがしたいの…?平たい顔族は?神様の罰とか、怖く、ないの?バカなの?へーきなの??」

それは【Fa〇eシリーズ】と呼ばれる、超有名ゲームです。

何なら馬を擬人化させてみたりしてますし、戦艦だって擬人化しますし、男の武将だってなっちまうのが、ここ。

がおわす。

今の日本負けて軍事を捨てた結果ステを食と文化に全振りするという本来の変態を遺憾無く発動した国です。

もうスキピオさんの。
♪思考回路はショート寸前、今すぐ会いたいの♪

ではなくて、バグりすぎてフリーズしてます。

…あ、処理しきれてないようで、口から魂まで出ててきて、ぶっ倒れそうです。

ハンニバルさん、キャッチせずに放置しました。

スキピオ・アフリカヌスさんは率いる「共和政ローマ」は。
【立ち上がった時から、強くてニューゲーム】ができるのです。 

(※ただし帝政ローマ期に突入した途端、このバグステ凸持ち主人公仕様が無事、弱体化&無効化されて、各地から好き放題にされます※)

そこから更に数時関経過し、スキピオさんはドーンと凹んでます。

「うぅ…どうしてこんな事に…」
「まあまあ。こんなんじゃて」
「は……序の口?」
「日本人の、序の口。ほれ。ポチッとなー」

ハンニバルさん、広告をポチッとしました。
普通はブラウザの広告なんか危ないのですが、コレは事情が違います。

某有名無料ブラウザゲーム天下をとるどころか。男女【クリ○ゾンシリーズ】が手がける、めっちゃ有名R指定シリーズです。

「…え?あ?え?」
「初プレイは違うぞい。ワシじゃない、勇者達VIPPERニキ達ぞ」
「一体どんな変態が…こんないかがわしいド変態プレイ全開どころか作者趣味丸出しプレイ全開集の劇画を書いたんだ!!クソッ!!近い!!私のMa○に近づくな!しかも、しれっとM○cを使いこなしてるのがムカつく!なんかムカつく!!」

なんとあろうことか、ハンニバルはスキピオのMa○にインストール!!

「は……はんにばる君、私は君にナニかイケナイモノを…見せられている気がスるのですが?」   
「スキピオさん」
「はい……」
「DVDの感想、聞かせてもらおうじゃないか」
「なっ!?」
「だあーって!おみゃー、入りっぱなしじゃっぞー、DVDに!」
「くぁw背drftgyふじこlp;@:「」」

ハンニバルさんの顔はさながら、2時間サスペンスドラマのラストシーンで真犯人を追い詰めた時によく見る【船越英○郎】がよくする、迫真の顔をしています。

そう、ハンニバルさんは。
「スキピオだって同じ所詮は野郎だからきたら、エ○いの見て、1回絶対は抜く説」

を実行したんです。

♪チャララ~チャララ~チャラララ~♪ 

太陽に吠えろのテーマ曲が、心無しか追い詰められたスキピオの心に流れみます。 

目の前に居るのは、顔が船越○一郎。
立ちシルエットは石原○次郎。
性格は赤い霊○車シリーズの神○正輝か、「一つよろしいですか?」と詰める杉下○京か。

「アンタは54歳いい歳だ。だから、既にヤることヤってい一皮剥いてる立派な男だから恥じる事はないるのは、分かってる。…何。ワシとお前の仲だ。DVDを見たかどうかを聞きたいんだ。素直に感想を言ってくれ。君の発言内容何のDVDが好きか吐いたら参考になるで次の一手が打てるんだよ。恥じることはない。我々は皆、夢を追いかける存在だろう」

ブラインドウに指を掛け、外を覗くハンニバル。
さながらその後ろ姿はベテラン刑事ただ友達の嗜好DVD聞き出そうと躍起になってるだけのダメな爺ちゃん

膝を着き、項垂れてしまうスキピオムッツリドスケベ系爺ちゃんさん。

ハンニバル刑事さん…見た犯人は私です。私の、頃から既に共和政ローマ共和政ローマも大体変態民族だったのが最近バレたは…でも。帝政期から更に…」
「初期から勝ったが故。民衆が堕落した。だから色々最近は疲れ果てていた、そうだね?」
「はい…辛い、つらくてでも男だからお前よりは強くなりたくて…ハンニバル刑事さん、私はどうしたら……」 


辛くて、と心中を暴露したスキピオに近づくハンニバル。

♪相棒のテーマ曲♪
切なげにあの哀愁感あるオルゴールバージョンが、リビングにあるGo○gleスピーカーから流れる。
最早、スキピオムッツリ性癖を暴露した爺ちゃんに、勝ち目は無かった。

「一つだけ、よろしいですか…?好みの女性は?」
「上原……上原○依様です!!」
「なるほど、分かりました。いい趣味皆さん大変お世話になる女神代表ですね…」
「うっ…うぅ…」

こんなことになるなら、早いうちからさっさと公開しときゃローマ人は昔からムッツリスケベでしたという史実も全開にしといたら良かったというアタオカ洗脳良かったのだろうか。

と、スキピオはこの時、初めて後悔した。

ー終われー
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