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第1部
再びたち上がりし漢達!
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私がローマで初めてみた物は、城の土木建築だった。
だからあの頃の私は、父から聞いたはずのローマを見せつけられた時。
ローマから一方的に、実力の差を知った。
【『倒してくるのだ!!お前なら出来る!!』】
そんな次元では無い。
だから私は。
自分の戦い方を学んだ歳下に。
この【ワシが考えた史上最大最強戦術】の「穴」をつかれ。
そして『ワシ』は、ザマの戦いで、負けた。
2025年。ハンニバル家の野外地。
ハンニバルはらキリッとした顔で、ヘルメス君に経緯を説明していた。
「な!の!で!ワシ!!考えました!」
「ローマ末期とローマ帝国に リベンジしたい奴らおりすぎてなあんか見てるこっちも言葉失うレベル!!」
「だあから!ワシの居る家に集めて!マシニッサとのお願いも叶えたろやないかって!!そしたら家途端!」
「ローマ人も人も、ぞろぞろと!!アホみたいに来たから!!タイミング悪《わ》るっっいわあ!なんぞい、あのワーワー吠えるだけの能無しの奴ら!スキピオの足元にも及ばんわ!!」
「アンタら二人の火力基準値に合わせたら、末期は【オワコン化】してるんですよ!!帝国は前半の【アウグストゥス】はまだマシですよ!!性癖がロリコン野郎ってのがバレたのと、軍事能力無さすぎてボロクソにいわれてますけど!!」
「彼、ああ見えてプリンケプスですからね!まあ、即位時には時代が空きすぎてて有難み薄れてましたけど…」
「で!ご指摘通り、帝国ローマ帝国時代の皇帝は、蓋開けたら皆頭に花咲いた【平和ボケ】のアタオカ連中ですから!まとものがトヤラヤスヌスうんぬんかんぬんなんで!」
「だから、アンタの後輩みたいなのを『ローマ帝国再現した家の中』に放り込んだら、【地獄確定演出】に決まってるでしょうが!!さっきからすっごい悲鳴聞こえてますけど!?」
「うん、だあーって、ストレス発散させたるのが目標じゃし?」
「カエサルすら殺す気ですか、アンタ!ローマの敵まんまなの、変わってねえなおい!」
「ハゲで女たらしは色々やらかしたから死んだじゃろうが…それより…『プリン』じゃっけ?スキピオの野郎が登り積めたの」
「【プリンケプス】です!!ー市民の第一人者だけど実質国の1番偉い人代表者枠ーです!!というか、『大スキピオさんが出てくるまでローマはプリンでしたー』とか言ったらマジでぶっ殺されますよ!?ローマでそんな事言ったら!!」
「ハンニバルさんだから(どう考えてもそんな事世界で言っていいのはこの人だけど黙認されてる被害目撃情報含め)完全に許されてますけど!!」
「ワーワーワー煩いのぉ。ワシ、負けた側ですぅ!というか!【ローマ】はまーだワシをビビっとんのかいな!象さん乗られたのがそんなにやーじゃったら、【ポエニ戦争】せんから良かったじゃろうがぁ。そしたら仲良ーく、親父はカルタゴ拠点に居れたじゃろうに。」
何だろう、すーーーっごく。すーーっごく。
嫌あな予感がする!!
ローマ帝国時代どころか、共和政末期のカオスどころじゃない!
大スキピオさんが、キン〇コング化したのは……。
「あのぉ、ハンニバルさぁん?おひとつ確認なんですがね?ここ、今のJAPAN。日本。ローマじゃないの。アルプスないの。エブロ川が無いの。」
「んなもん解っとる!ワシはリベリアで『象さん』と、お馬ちゃんをたっくさん、飼ってぇ。親父は海を。ワシは川超えて」
あ。象さん、居たわ。ユグルタ君、使ってたわ。
山脈と海がなくても、川の戦いを再現するんですね、分かります。
「かーらーのぉー?」
「ローマ人は全員死ねええええええええええええええええええええええええええ!!!!」
「あああああああああああ!!やってんなあやってんなああの爺ちゃん!!誰か!誰かあの素材を止めてえええええええええええええ!!!このままだと、ローマの歴史約2000年分位吹っ飛ぶうううううううううう!!」
ユグルタの様に象を颯爽と乗りこなし、剣闘士でありながら、スパルタクスの如くローマ付近まで暴れ散らかし、カルタゴ軍の兵力が少ないため。
ガリア、ヌミディア、リビア等の自軍の手数は少ない分『寡兵戦略』+『現地集合現地解散』で、兵力の手数を増やしながらローマを殴る。
紀元前216年にそれを実行したのが。
ハンニバル・バルカ。
又の名は、共和政ローマ時代にいた。
猛虎。
だからあの頃の私は、父から聞いたはずのローマを見せつけられた時。
ローマから一方的に、実力の差を知った。
【『倒してくるのだ!!お前なら出来る!!』】
そんな次元では無い。
だから私は。
自分の戦い方を学んだ歳下に。
この【ワシが考えた史上最大最強戦術】の「穴」をつかれ。
そして『ワシ』は、ザマの戦いで、負けた。
2025年。ハンニバル家の野外地。
ハンニバルはらキリッとした顔で、ヘルメス君に経緯を説明していた。
「な!の!で!ワシ!!考えました!」
「ローマ末期とローマ帝国に リベンジしたい奴らおりすぎてなあんか見てるこっちも言葉失うレベル!!」
「だあから!ワシの居る家に集めて!マシニッサとのお願いも叶えたろやないかって!!そしたら家途端!」
「ローマ人も人も、ぞろぞろと!!アホみたいに来たから!!タイミング悪《わ》るっっいわあ!なんぞい、あのワーワー吠えるだけの能無しの奴ら!スキピオの足元にも及ばんわ!!」
「アンタら二人の火力基準値に合わせたら、末期は【オワコン化】してるんですよ!!帝国は前半の【アウグストゥス】はまだマシですよ!!性癖がロリコン野郎ってのがバレたのと、軍事能力無さすぎてボロクソにいわれてますけど!!」
「彼、ああ見えてプリンケプスですからね!まあ、即位時には時代が空きすぎてて有難み薄れてましたけど…」
「で!ご指摘通り、帝国ローマ帝国時代の皇帝は、蓋開けたら皆頭に花咲いた【平和ボケ】のアタオカ連中ですから!まとものがトヤラヤスヌスうんぬんかんぬんなんで!」
「だから、アンタの後輩みたいなのを『ローマ帝国再現した家の中』に放り込んだら、【地獄確定演出】に決まってるでしょうが!!さっきからすっごい悲鳴聞こえてますけど!?」
「うん、だあーって、ストレス発散させたるのが目標じゃし?」
「カエサルすら殺す気ですか、アンタ!ローマの敵まんまなの、変わってねえなおい!」
「ハゲで女たらしは色々やらかしたから死んだじゃろうが…それより…『プリン』じゃっけ?スキピオの野郎が登り積めたの」
「【プリンケプス】です!!ー市民の第一人者だけど実質国の1番偉い人代表者枠ーです!!というか、『大スキピオさんが出てくるまでローマはプリンでしたー』とか言ったらマジでぶっ殺されますよ!?ローマでそんな事言ったら!!」
「ハンニバルさんだから(どう考えてもそんな事世界で言っていいのはこの人だけど黙認されてる被害目撃情報含め)完全に許されてますけど!!」
「ワーワーワー煩いのぉ。ワシ、負けた側ですぅ!というか!【ローマ】はまーだワシをビビっとんのかいな!象さん乗られたのがそんなにやーじゃったら、【ポエニ戦争】せんから良かったじゃろうがぁ。そしたら仲良ーく、親父はカルタゴ拠点に居れたじゃろうに。」
何だろう、すーーーっごく。すーーっごく。
嫌あな予感がする!!
ローマ帝国時代どころか、共和政末期のカオスどころじゃない!
大スキピオさんが、キン〇コング化したのは……。
「あのぉ、ハンニバルさぁん?おひとつ確認なんですがね?ここ、今のJAPAN。日本。ローマじゃないの。アルプスないの。エブロ川が無いの。」
「んなもん解っとる!ワシはリベリアで『象さん』と、お馬ちゃんをたっくさん、飼ってぇ。親父は海を。ワシは川超えて」
あ。象さん、居たわ。ユグルタ君、使ってたわ。
山脈と海がなくても、川の戦いを再現するんですね、分かります。
「かーらーのぉー?」
「ローマ人は全員死ねええええええええええええええええええええええええええ!!!!」
「あああああああああああ!!やってんなあやってんなああの爺ちゃん!!誰か!誰かあの素材を止めてえええええええええええええ!!!このままだと、ローマの歴史約2000年分位吹っ飛ぶうううううううううう!!」
ユグルタの様に象を颯爽と乗りこなし、剣闘士でありながら、スパルタクスの如くローマ付近まで暴れ散らかし、カルタゴ軍の兵力が少ないため。
ガリア、ヌミディア、リビア等の自軍の手数は少ない分『寡兵戦略』+『現地集合現地解散』で、兵力の手数を増やしながらローマを殴る。
紀元前216年にそれを実行したのが。
ハンニバル・バルカ。
又の名は、共和政ローマ時代にいた。
猛虎。
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