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6月『花』が輝く時
6月30日スカビオサの恋
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花「おっはようございます」
優花「おはよう」
「すみません」
優花「はい、なんでしょうか」
「サークルの先輩が誕生日で何かいいものはありませんでしょうか?」
優花「お誕生日おめでとうございます。何かご要望はありますか?」
「えっと 、とくにはありません」
優花「はい、分かりました」
優花「はいスカビオサの花束です」
「わあ、可愛い」
「あの少し相談に乗って欲しいんですけど、良いですか?」
優花「ええ、私達はプロではありませんから、気の利いたアドバイスはできませんが宜しいですか?」
「はい、あのこのプレゼントをするのは大学に入りたての時にオドオドしていた私をサークルに誘ってくれた女性の先輩で、私その人のことが好きなんです」
優花「それはlikeそれともLove?」
花「先輩さんは彼氏とか彼女とかいるんですか?」
「Loveの方で、でも、先輩は普通に異性の彼がいて、おかしいですよね。同性を好きになるなんて」
優花「いいえ、好きって気持ちは大切な宝物ですよ。」
その言葉を聞いた時その女性は何かが壊れたように泣き出した
「親とか他の人に言っても、そんなのおかしい。とか気持ち悪いとか言われて、中にはこんなんだから少子化が進むんだって言われて。もう!どうしようも無くて」
花「あっ!少子化とか言われるの本当に嫌ですよね!女性は子供を産む道具じゃないのに」
優花「本当ねぇ。少子化少子化、言うなら貴方達は何が出来るの?子供を育てるのを手伝ってくれるの?お金をくれるの?子供を産んだ後の母親の職場は?」
優花「皆結局、口ばかりなのよ。脳ミソ空っぽのやつばっかり、そんな言葉気にする必要ないの。愛ってものは簡単には止められないんだから」
「でもっ!」
花「もし、ダメだったらまたここに来てください!それで一緒に遊びましょう!」
優花「なーにをするつもり?」
花「うぐ!なにもぉ」
「ふふふ!面白いですね。約束ですよ!」
花「ねえ、優花さん」
優花「なーに?はーちゃん」
花「あのですね。私、実家に帰らなくちゃいけなくなって」
優花「お店、辞めるの?」
花「はい、実家が代々続く和菓子屋で私が継がなくちゃいけなくなって、長く愛してくれたお客様の為にも私が頑張らなくちゃって」
優花「そう、大変ねえ。でも頑張りすぎちゃ駄目よ。貴方はゆっくりでも良いから自分の花を咲かすのよ」
花「優花さん」
優花「辛くなったら。会いにきても良いからね」
花「ありがとうございます。naissance(ネサンス)意味は」
優花「誕生ね」
花「はい、短い間でしたが沢山の人の誕生日を祝っていきましたが、本当に楽しい仕事でした。」
優花「永遠の別れじゃないのよ」
花「短い間ですけどお世話になりました!」
優花「こちらこそありがとう。はーちゃん」
優花「おはよう」
「すみません」
優花「はい、なんでしょうか」
「サークルの先輩が誕生日で何かいいものはありませんでしょうか?」
優花「お誕生日おめでとうございます。何かご要望はありますか?」
「えっと 、とくにはありません」
優花「はい、分かりました」
優花「はいスカビオサの花束です」
「わあ、可愛い」
「あの少し相談に乗って欲しいんですけど、良いですか?」
優花「ええ、私達はプロではありませんから、気の利いたアドバイスはできませんが宜しいですか?」
「はい、あのこのプレゼントをするのは大学に入りたての時にオドオドしていた私をサークルに誘ってくれた女性の先輩で、私その人のことが好きなんです」
優花「それはlikeそれともLove?」
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優花「いいえ、好きって気持ちは大切な宝物ですよ。」
その言葉を聞いた時その女性は何かが壊れたように泣き出した
「親とか他の人に言っても、そんなのおかしい。とか気持ち悪いとか言われて、中にはこんなんだから少子化が進むんだって言われて。もう!どうしようも無くて」
花「あっ!少子化とか言われるの本当に嫌ですよね!女性は子供を産む道具じゃないのに」
優花「本当ねぇ。少子化少子化、言うなら貴方達は何が出来るの?子供を育てるのを手伝ってくれるの?お金をくれるの?子供を産んだ後の母親の職場は?」
優花「皆結局、口ばかりなのよ。脳ミソ空っぽのやつばっかり、そんな言葉気にする必要ないの。愛ってものは簡単には止められないんだから」
「でもっ!」
花「もし、ダメだったらまたここに来てください!それで一緒に遊びましょう!」
優花「なーにをするつもり?」
花「うぐ!なにもぉ」
「ふふふ!面白いですね。約束ですよ!」
花「ねえ、優花さん」
優花「なーに?はーちゃん」
花「あのですね。私、実家に帰らなくちゃいけなくなって」
優花「お店、辞めるの?」
花「はい、実家が代々続く和菓子屋で私が継がなくちゃいけなくなって、長く愛してくれたお客様の為にも私が頑張らなくちゃって」
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花「ありがとうございます。naissance(ネサンス)意味は」
優花「誕生ね」
花「はい、短い間でしたが沢山の人の誕生日を祝っていきましたが、本当に楽しい仕事でした。」
優花「永遠の別れじゃないのよ」
花「短い間ですけどお世話になりました!」
優花「こちらこそありがとう。はーちゃん」
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