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14.光明
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数日後、ラウルたちは合宿を終えてラインヴェルトに帰還した。それぞれが自らの課題を克服すべく試行錯誤し、また、お互いの実力をより知る機会ともなった時間はとても有意義なものだった。
ラウル自身もこの臨時パーティの中で自分がすべきことやできることを見直すきっかけとなった。
「ん~! 楽しかったー!」
ダンジョンを出たところで、ファムが両腕を頭上に挙げて大きく伸びをする。
「けど、流石に疲れたねー」
ファムが皆を見回しながら言うと、ラウルもミレイナも疲労の色を浮かべた顔で頷いた。セシルだけそれほど疲れた様子でないのは、やはり冒険者としての年季の違いによるものだろうとラウルは感心する。
「皆さん、お疲れ様でした。明日はそれぞれゆっくり休んでくださいね」
「はーい」
「はい」
姉のような優しい微笑みで言うセシルに、ファムとミレイナが笑顔で返事をする。
「ラウルくんもしっかり休んでくださいね。体を休めるのも大切なことですよ」
「はい……」
1日でも早く強くなりたいラウルは明日も鍛錬したいと考えていたが、大先輩のセシルにそう言われてしまっては頷くしかなかった。
「じゃあ、ほら、ラウル。締めの一言!」
「ぼ、僕?」
ラウルは咄嗟のことに驚くが、ファムはさも当然のような顔を向けてきた。
「そりゃそうでしょ! ラウルがリーダーなんだから」
「臨時パーティのリーダーはセシルさんじゃ……」
「それは名目上だってセシルさんも言ってたじゃん」
冒険者パーティにはリーダーが定められており、この臨時パーティの場合はセシルをリーダーとして冒険者ギルドに登録してある。それはセシルが派遣騎士としてラウルとファムのパーティに派遣されているわけではなく、あくまで個人的な付き合いとして一時的にパーティを組んでいるのだと対外的に示すためだった。
冒険者としてトップクラスの実力を持つセシルが派遣されるとなれば依頼が殺到すること請け合いで、それを防ぐためにコーデリアの意向としてセシルから要望されたのだ。
「はい。実質的なリーダーはラウルくんですよ」
「ほら、ラウル!」
「う、うん」
ラウルとしてはセシルがリーダーでも何の問題もなかったが、セシルは多頭蛇竜討伐の発起人であるラウルがリーダーを務めるべきだと言って譲らなかった。
ファムとセシル、そしてミレイナがラウルを見つめる。ラウルは咳払いをして喉の調子を整えると、自身を要として扇状に囲う皆の顔を順に見遣った。
「その、合宿お疲れ様でしたっ!」
ラウルは頬に熱を感じながら告げるが、三人からは何の反応も返ってこなかった。ラウルが何か間違えてしまったかと内心で冷や汗をかいていると、ファムがキョトンとした顔を浮かべた。
「それだけ……?」
「え。うん……」
「はぁ……」
ファムが呆れたように大きく溜息を吐いた。ミレイナが苦笑いを浮かべ、セシルが微笑ましいものを見るような目で見守っている。
「えっと……?」
「ううん。何でもない。ということで、みんな、お疲れ様!」
「お疲れ様です」
「お疲れ様でした」
戸惑うラウルを尻目にファムが声を上げ、ミレイナとセシルも、にこやかに応じた。ラウルはどこか釈然としない気持ちを抱えつつも、その場で皆と別れ、夕日に照らされながら宿屋への帰路に就いた。
「リーダーかー……」
一人で宿屋の食堂で夕食をとるラウルの口から、ひとり言がついて出た。普段一緒に食事をしているファムはミルを訪ねているため不在だった。ファムは合宿中に練習していた小盾の立ち回りについて、英雄の話を聞いてくると言っていた。
ラウルは迷宮王牛戦の後、パーティの中での自分の役割について考えていたが、その一つが“リーダー”なのではないかと先ほど思ったのだ。
「そういえば……」
かつての“戦乙女の翼”の正式なリーダーがラウルの目標としている英雄ではなかったことを思い出す。実質的なリーダーは彼で、親しい者たちもそう認識していたが、登録上のリーダーは彼の想い人であるもう一人の英雄の方だった。
それはおそらく形の上では彼が彼女の奴隷だったからだろうとラウルは推測しているが、理由は違えど、ラウルは今の自分たちと似た状況に微かな親近感を抱く。
「僕も連れて行ってもらえばよかったかな……」
ミルやロゼッタから彼女たちのリーダーだった英雄の話が聞きたい。ラウルはそう思うが、すぐに首を小刻みに左右に振った。恐れ多くて、とてもできそうになかった。
ラウルが自分の知り合いの中でリーダーと言える人を脳内で検索すると、英雄や今は亡き最初の師を除けば、ラインヴェルトに逃れてきてから指導してくれた先輩冒険者の顔が浮かんだ。
「でもなぁ……」
坊主頭で厳つい顔をした彼は最近特に忙しくしていて、迷惑になるような気もした。とはいえ、ラインヴェルトで活動する冒険者たちから何だかんだ慕われている彼が適任であることには確信があった。それに、彼は英雄と特に親しくしていたため、その話も聞けるかもしれないとも思った。
「よしっ!」
ラウルはうじうじ悩むのをやめ、明日にでも訪ねてみることにする。予定が合わないなら合わないで、約束を取り付けるなり、また次の機会を窺えばいいのだ。幸い、明日は休養日なのだから。
そう決断したラウルは中途半端に止まっていた食事を再開する。
これまでファムとのコンビでは特に意識してこなかったリーダーの役目。ラウルの考えでは皆のまとめ役というイメージだが、実際にリーダーとして活躍している先輩冒険者たちがどういった役目を担っているのか、ラウルは話を聞くのが楽しみになってきた。
もちろん腕を磨くことは忘れないが、リーダーとしての自分が臨時パーティの役に立てるなら、それ以上に嬉しいことはない。そして、それが多頭蛇竜討伐に繋がるとなれば、言うことはなかった。
ラウルは一つの光明に思いを馳せ、少しだけ冷めた料理を口内に掻き込む。仄かに希望の味がした気がした。
ラウル自身もこの臨時パーティの中で自分がすべきことやできることを見直すきっかけとなった。
「ん~! 楽しかったー!」
ダンジョンを出たところで、ファムが両腕を頭上に挙げて大きく伸びをする。
「けど、流石に疲れたねー」
ファムが皆を見回しながら言うと、ラウルもミレイナも疲労の色を浮かべた顔で頷いた。セシルだけそれほど疲れた様子でないのは、やはり冒険者としての年季の違いによるものだろうとラウルは感心する。
「皆さん、お疲れ様でした。明日はそれぞれゆっくり休んでくださいね」
「はーい」
「はい」
姉のような優しい微笑みで言うセシルに、ファムとミレイナが笑顔で返事をする。
「ラウルくんもしっかり休んでくださいね。体を休めるのも大切なことですよ」
「はい……」
1日でも早く強くなりたいラウルは明日も鍛錬したいと考えていたが、大先輩のセシルにそう言われてしまっては頷くしかなかった。
「じゃあ、ほら、ラウル。締めの一言!」
「ぼ、僕?」
ラウルは咄嗟のことに驚くが、ファムはさも当然のような顔を向けてきた。
「そりゃそうでしょ! ラウルがリーダーなんだから」
「臨時パーティのリーダーはセシルさんじゃ……」
「それは名目上だってセシルさんも言ってたじゃん」
冒険者パーティにはリーダーが定められており、この臨時パーティの場合はセシルをリーダーとして冒険者ギルドに登録してある。それはセシルが派遣騎士としてラウルとファムのパーティに派遣されているわけではなく、あくまで個人的な付き合いとして一時的にパーティを組んでいるのだと対外的に示すためだった。
冒険者としてトップクラスの実力を持つセシルが派遣されるとなれば依頼が殺到すること請け合いで、それを防ぐためにコーデリアの意向としてセシルから要望されたのだ。
「はい。実質的なリーダーはラウルくんですよ」
「ほら、ラウル!」
「う、うん」
ラウルとしてはセシルがリーダーでも何の問題もなかったが、セシルは多頭蛇竜討伐の発起人であるラウルがリーダーを務めるべきだと言って譲らなかった。
ファムとセシル、そしてミレイナがラウルを見つめる。ラウルは咳払いをして喉の調子を整えると、自身を要として扇状に囲う皆の顔を順に見遣った。
「その、合宿お疲れ様でしたっ!」
ラウルは頬に熱を感じながら告げるが、三人からは何の反応も返ってこなかった。ラウルが何か間違えてしまったかと内心で冷や汗をかいていると、ファムがキョトンとした顔を浮かべた。
「それだけ……?」
「え。うん……」
「はぁ……」
ファムが呆れたように大きく溜息を吐いた。ミレイナが苦笑いを浮かべ、セシルが微笑ましいものを見るような目で見守っている。
「えっと……?」
「ううん。何でもない。ということで、みんな、お疲れ様!」
「お疲れ様です」
「お疲れ様でした」
戸惑うラウルを尻目にファムが声を上げ、ミレイナとセシルも、にこやかに応じた。ラウルはどこか釈然としない気持ちを抱えつつも、その場で皆と別れ、夕日に照らされながら宿屋への帰路に就いた。
「リーダーかー……」
一人で宿屋の食堂で夕食をとるラウルの口から、ひとり言がついて出た。普段一緒に食事をしているファムはミルを訪ねているため不在だった。ファムは合宿中に練習していた小盾の立ち回りについて、英雄の話を聞いてくると言っていた。
ラウルは迷宮王牛戦の後、パーティの中での自分の役割について考えていたが、その一つが“リーダー”なのではないかと先ほど思ったのだ。
「そういえば……」
かつての“戦乙女の翼”の正式なリーダーがラウルの目標としている英雄ではなかったことを思い出す。実質的なリーダーは彼で、親しい者たちもそう認識していたが、登録上のリーダーは彼の想い人であるもう一人の英雄の方だった。
それはおそらく形の上では彼が彼女の奴隷だったからだろうとラウルは推測しているが、理由は違えど、ラウルは今の自分たちと似た状況に微かな親近感を抱く。
「僕も連れて行ってもらえばよかったかな……」
ミルやロゼッタから彼女たちのリーダーだった英雄の話が聞きたい。ラウルはそう思うが、すぐに首を小刻みに左右に振った。恐れ多くて、とてもできそうになかった。
ラウルが自分の知り合いの中でリーダーと言える人を脳内で検索すると、英雄や今は亡き最初の師を除けば、ラインヴェルトに逃れてきてから指導してくれた先輩冒険者の顔が浮かんだ。
「でもなぁ……」
坊主頭で厳つい顔をした彼は最近特に忙しくしていて、迷惑になるような気もした。とはいえ、ラインヴェルトで活動する冒険者たちから何だかんだ慕われている彼が適任であることには確信があった。それに、彼は英雄と特に親しくしていたため、その話も聞けるかもしれないとも思った。
「よしっ!」
ラウルはうじうじ悩むのをやめ、明日にでも訪ねてみることにする。予定が合わないなら合わないで、約束を取り付けるなり、また次の機会を窺えばいいのだ。幸い、明日は休養日なのだから。
そう決断したラウルは中途半端に止まっていた食事を再開する。
これまでファムとのコンビでは特に意識してこなかったリーダーの役目。ラウルの考えでは皆のまとめ役というイメージだが、実際にリーダーとして活躍している先輩冒険者たちがどういった役目を担っているのか、ラウルは話を聞くのが楽しみになってきた。
もちろん腕を磨くことは忘れないが、リーダーとしての自分が臨時パーティの役に立てるなら、それ以上に嬉しいことはない。そして、それが多頭蛇竜討伐に繋がるとなれば、言うことはなかった。
ラウルは一つの光明に思いを馳せ、少しだけ冷めた料理を口内に掻き込む。仄かに希望の味がした気がした。
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