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第5話 しずく色のイラスト
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「ふぅ」
もうすっかり暗くなった時間に帰宅する。
こんな時間まで外に出ていたこと自体久しぶりだった。
「さて――」
明日から早速雨宮さんに恋愛指導を行うことになる。
具体的にどんな風に教えれば良いのか全く見当はつかない。
まぁ、とりあえず自分の小説でも久しぶりに見返しておこう。
僕は机の片隅にある自身の小説『大恋愛は忘れた頃にやってくる』に手を伸ばした。
「あっ……」
その途中、自分のPC画面のメールアイコンの文字が目に留まった。
「そうだった。あの人のメールを昨日スルーしていたの忘れてた」
僕が小説家だろぉに新作投稿した直後に届いたメール。
ものすごく嫌な予感がしたのでスルーしていたんだっけ。
さすがに2日連続でスルーしてしまうわけにはいかないか。
意を決してメール画面を開く。
『すぐに電話するように!』
メールにはそんな一文だけが残されていた。
うわ。緊急招集系の内容だったか。スルーしていたことを悔やむ。
メール届いてから1日開いているけど今電話して良いものか? 遅い時間でもあるし。
まっ、あの人相手だからいっか。
僕は軽い考えで『あの人』へコールする。
メール本文には『電話』と書いてあるが実際は『ボイスチャット』だ。
PCのアプリを立ち上げて『あの人』へ連絡を入れる。
まるでPC前に張り付いていたかのように即時にレスが飛んでくる。
「も、もしもし! ちょっと弓さん!?」
少女のように甲高い声。
実際に少女なのかもしれないが僕が彼女の年をしらない。
たぶん同年代だとは思うのだけど、お互いにプロフィールを明かさないことが暗黙のルールになっていた。
「あ、すみません雫さん。メール今気づいて」
水河雫さん。水属性の化身のような名前は彼女の呼称である。
僕の『弓野ゆき』みたいに著名だとは思う。
「そんなことはいいの! それより弓さん! 新作書き始めたのならなんで私に言わないの!?」
「あー。あれ見ちゃったんですね」
雫さんの言う『新作』というのは昨日だろぉに投稿した駄作のことだろう。
雫さんには前々から『だろぉ』で投稿するかも、という相談は行っていた。
ただ投稿時期に関しては何も公言していなかったので結果として驚かせてしまうことになったのだろう。
「もーー! 私が一番最初の読者にならないと駄目なのに!」
「だ、だめなんですか?」
「駄目なの!」
雫さんは僕の作品をいつも肯定的に読んでくれていた。
ここがよかった、このキャラ好き、ここの文章表現すごい。
素直に嬉しさはあるのだけど逆に批判を全く言わないから怖さもあった。
だからこそ今回の作品を雫さんに見せるのは躊躇われた。あの雫さんにボロクソ言われてしまったら立ち直れなくなる可能性もあるからだ。
もちろん批判なくして作品の成長は見込めない。
だけどその役は雫さんじゃなくてもいい。
個人的には雫さんは無条件で僕の作品を誉めまくるbotになっていて欲しかった。
「ど、どうでした?」
読まれたからには感想を聞かないわけにはいられない。
雫さんも感想を言うために僕にメールしてきたのだと思うから。
「……泣いちゃった」
「はぁっ!?」
泣いたってどういう意味だろう。糞過ぎて泣けたってこと?
「感動して……涙が溢れちゃったよ」
「うそぉ!?」
個人的には駄作極まりないと思っていたのだけど、やはり書き手と読み手では感じ方が違うものということか。
これは素直に嬉しい。僕って異世界転生モノ創作に適正があったのかもしれない。
「弓さん。また小説を書き始めてくれたんだね。泣くほど嬉しかった」
「あ、そういうこと……」
事情があって僕はしばらく筆を取っていなかった。
雫さんは僕が再び書き始めたことに感動していたようだ。
泣くほど、というのはさすがに大げさな気もするけど。
「もう、立ち直れたんだね」
「うん……まぁ……そうですね」
「良かった……」
完全に鼻声になっている。おそらく画面越しで涙を拭いているのだろう。
ここまで心配してくれていたことは素直に嬉しいけど、同時に申し訳なさがこみ上げてくる。
「そうそう。言うまでもないけど新作も挿絵は私がやるからね」
「それはもちろん。僕なんかの小説で良ければこちらからお願いしたいくらいですよ雫さん」
水河雫さん。
僕の処女作『大恋愛は忘れた頃にやってくる』を出版時に表紙と挿絵を描いてくれたイラストレーターさんであった。
出版されたのは後にも先にもその1作のみではあったが、彼女は僕が趣味で書いていた出版見込みのない小説にも絵を付けてくれていた。
『大恋愛~』が出版された後から僕が『だろぉ』に出会うまでの間、僕と雫さんは小説とイラストを互いに送りあう遊びをやっていた。
僕が過去に書いた小説を送り、その数日後に雫さんから挿絵が届く。二人だけの作品の押し付け合い。
その微笑ましいやり取りは僕にとって何よりも救いになっていた。
どうして出版見込みのない作品にも絵を付けてくれるのか聞いたことがあったが、『作風に惚れているからだよ』と何とも照れくさくてうつむきたくなる答えを返してきた。
『大恋愛は忘れた頃にやってくる』が売れたのも彼女が絵を付けてくれた功績が一番大きかった。
僕の方こそ雫さんの絵に惚れているのだ。
「それで、肝心の新作の感想も教えてもらっても良いですか?」
「え? 内容は普通につまらなかったよ?」
「うわあああああああああっ! ざっくり言われたあああああああ! ついに雫さんにもつまらないって言われたあああああああ!」
「でも挿絵は私やるからね」
「あんた天使か!?」
「でもでも初めて弓さんの作品つまんねーなーって思ったなぁ」
「悪魔か!?」
「弓さん! 安心してね。どんなに内容が微妙でも私だけは見捨てないからね」
「魔王か!?」
「さーって、さっそく1話のイラストかこーっと。弓さん完成したら送るからね~」
それだけ言い残すと雫さんは鼻歌交じりに通話をぶつ切りしてきた。
「本当なんなの!? あの人!」
どうしていつも素敵なイラスト描いてくれるの!? なんで内容が糞と思いながら楽しそうにイラスト描こうとするの!? この何とも言えないもやもやどうしたらいいの!?
短期間でこんなにも僕の心を揺るがすとか、小悪魔の才能が在りすぎる。
あの人の場合、天然なんだろうけど。
「……真面目にプロットかこ」
明日の雨宮さんとの恋愛相談の予習がする気が一気に失せてしまった。
今は一刻でも早くだろぉ作品の修正を行いたい気分になった。
―――――――――――――――――――――――
キャラクター紹介
◆雪野弓(著名:弓野ゆき)
代表作『大恋愛は忘れた頃にやってくる』(文章)
◆水河雫
代表作『大恋愛は忘れた頃にやってくる』(イラスト)
◆雨宮花恋(著名:桜宮恋)
代表作『才の里』
本名と著名がごちゃごちゃになりそうなので文尾スペースで定期的にキャラクター紹介文乗せていこうと思います。
もうすっかり暗くなった時間に帰宅する。
こんな時間まで外に出ていたこと自体久しぶりだった。
「さて――」
明日から早速雨宮さんに恋愛指導を行うことになる。
具体的にどんな風に教えれば良いのか全く見当はつかない。
まぁ、とりあえず自分の小説でも久しぶりに見返しておこう。
僕は机の片隅にある自身の小説『大恋愛は忘れた頃にやってくる』に手を伸ばした。
「あっ……」
その途中、自分のPC画面のメールアイコンの文字が目に留まった。
「そうだった。あの人のメールを昨日スルーしていたの忘れてた」
僕が小説家だろぉに新作投稿した直後に届いたメール。
ものすごく嫌な予感がしたのでスルーしていたんだっけ。
さすがに2日連続でスルーしてしまうわけにはいかないか。
意を決してメール画面を開く。
『すぐに電話するように!』
メールにはそんな一文だけが残されていた。
うわ。緊急招集系の内容だったか。スルーしていたことを悔やむ。
メール届いてから1日開いているけど今電話して良いものか? 遅い時間でもあるし。
まっ、あの人相手だからいっか。
僕は軽い考えで『あの人』へコールする。
メール本文には『電話』と書いてあるが実際は『ボイスチャット』だ。
PCのアプリを立ち上げて『あの人』へ連絡を入れる。
まるでPC前に張り付いていたかのように即時にレスが飛んでくる。
「も、もしもし! ちょっと弓さん!?」
少女のように甲高い声。
実際に少女なのかもしれないが僕が彼女の年をしらない。
たぶん同年代だとは思うのだけど、お互いにプロフィールを明かさないことが暗黙のルールになっていた。
「あ、すみません雫さん。メール今気づいて」
水河雫さん。水属性の化身のような名前は彼女の呼称である。
僕の『弓野ゆき』みたいに著名だとは思う。
「そんなことはいいの! それより弓さん! 新作書き始めたのならなんで私に言わないの!?」
「あー。あれ見ちゃったんですね」
雫さんの言う『新作』というのは昨日だろぉに投稿した駄作のことだろう。
雫さんには前々から『だろぉ』で投稿するかも、という相談は行っていた。
ただ投稿時期に関しては何も公言していなかったので結果として驚かせてしまうことになったのだろう。
「もーー! 私が一番最初の読者にならないと駄目なのに!」
「だ、だめなんですか?」
「駄目なの!」
雫さんは僕の作品をいつも肯定的に読んでくれていた。
ここがよかった、このキャラ好き、ここの文章表現すごい。
素直に嬉しさはあるのだけど逆に批判を全く言わないから怖さもあった。
だからこそ今回の作品を雫さんに見せるのは躊躇われた。あの雫さんにボロクソ言われてしまったら立ち直れなくなる可能性もあるからだ。
もちろん批判なくして作品の成長は見込めない。
だけどその役は雫さんじゃなくてもいい。
個人的には雫さんは無条件で僕の作品を誉めまくるbotになっていて欲しかった。
「ど、どうでした?」
読まれたからには感想を聞かないわけにはいられない。
雫さんも感想を言うために僕にメールしてきたのだと思うから。
「……泣いちゃった」
「はぁっ!?」
泣いたってどういう意味だろう。糞過ぎて泣けたってこと?
「感動して……涙が溢れちゃったよ」
「うそぉ!?」
個人的には駄作極まりないと思っていたのだけど、やはり書き手と読み手では感じ方が違うものということか。
これは素直に嬉しい。僕って異世界転生モノ創作に適正があったのかもしれない。
「弓さん。また小説を書き始めてくれたんだね。泣くほど嬉しかった」
「あ、そういうこと……」
事情があって僕はしばらく筆を取っていなかった。
雫さんは僕が再び書き始めたことに感動していたようだ。
泣くほど、というのはさすがに大げさな気もするけど。
「もう、立ち直れたんだね」
「うん……まぁ……そうですね」
「良かった……」
完全に鼻声になっている。おそらく画面越しで涙を拭いているのだろう。
ここまで心配してくれていたことは素直に嬉しいけど、同時に申し訳なさがこみ上げてくる。
「そうそう。言うまでもないけど新作も挿絵は私がやるからね」
「それはもちろん。僕なんかの小説で良ければこちらからお願いしたいくらいですよ雫さん」
水河雫さん。
僕の処女作『大恋愛は忘れた頃にやってくる』を出版時に表紙と挿絵を描いてくれたイラストレーターさんであった。
出版されたのは後にも先にもその1作のみではあったが、彼女は僕が趣味で書いていた出版見込みのない小説にも絵を付けてくれていた。
『大恋愛~』が出版された後から僕が『だろぉ』に出会うまでの間、僕と雫さんは小説とイラストを互いに送りあう遊びをやっていた。
僕が過去に書いた小説を送り、その数日後に雫さんから挿絵が届く。二人だけの作品の押し付け合い。
その微笑ましいやり取りは僕にとって何よりも救いになっていた。
どうして出版見込みのない作品にも絵を付けてくれるのか聞いたことがあったが、『作風に惚れているからだよ』と何とも照れくさくてうつむきたくなる答えを返してきた。
『大恋愛は忘れた頃にやってくる』が売れたのも彼女が絵を付けてくれた功績が一番大きかった。
僕の方こそ雫さんの絵に惚れているのだ。
「それで、肝心の新作の感想も教えてもらっても良いですか?」
「え? 内容は普通につまらなかったよ?」
「うわあああああああああっ! ざっくり言われたあああああああ! ついに雫さんにもつまらないって言われたあああああああ!」
「でも挿絵は私やるからね」
「あんた天使か!?」
「でもでも初めて弓さんの作品つまんねーなーって思ったなぁ」
「悪魔か!?」
「弓さん! 安心してね。どんなに内容が微妙でも私だけは見捨てないからね」
「魔王か!?」
「さーって、さっそく1話のイラストかこーっと。弓さん完成したら送るからね~」
それだけ言い残すと雫さんは鼻歌交じりに通話をぶつ切りしてきた。
「本当なんなの!? あの人!」
どうしていつも素敵なイラスト描いてくれるの!? なんで内容が糞と思いながら楽しそうにイラスト描こうとするの!? この何とも言えないもやもやどうしたらいいの!?
短期間でこんなにも僕の心を揺るがすとか、小悪魔の才能が在りすぎる。
あの人の場合、天然なんだろうけど。
「……真面目にプロットかこ」
明日の雨宮さんとの恋愛相談の予習がする気が一気に失せてしまった。
今は一刻でも早くだろぉ作品の修正を行いたい気分になった。
―――――――――――――――――――――――
キャラクター紹介
◆雪野弓(著名:弓野ゆき)
代表作『大恋愛は忘れた頃にやってくる』(文章)
◆水河雫
代表作『大恋愛は忘れた頃にやってくる』(イラスト)
◆雨宮花恋(著名:桜宮恋)
代表作『才の里』
本名と著名がごちゃごちゃになりそうなので文尾スペースで定期的にキャラクター紹介文乗せていこうと思います。
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