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第2章 海を目指して
第16話 謎の仮面
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「なんで家屋が燃えて……!?」
サラマンダーか……? アイツがカッとなって街を燃やしたのか!?
「とにかく、消火を……!」
私は慌てて走り、水を探す。
街中に突飛して大きな水場は無かった。どうしよう、どうしよう……!
そうだ、ウンディーネなら……!
そして私は方向を変え、私が泊まっていた宿屋に向かう。
おかしい……。ウンディーネなら消火なんてすぐなはずだ……! まだ帰ってきてないのか……!?
「くっ、とにかく皆と早く合流を……!」
私はそうして村の中を駆ける。宿は中央広場を通るので村の中心へと向かう。
「……!」
そこで私は信じられないものを見た。
「コンニチワ、ルミツさん。本日は燃え日和だ」
不気味な仮面を被った細身の人間が、サラマンダーの首を片手で締め上げていた。
「ルミツ……、アイツが……!」
「シルフ!! 傷だらけ……、それに凄い火傷……!」
「あれが、悔恨の瞳……、その幹部だ」
──悔恨の瞳!! シルフが太刀打ち出来なかったという、あの……!
「……わかった。シルフ、他のみんなは?」
「2人は消火を試みてるけど、消えない……。あいつの魔法は、対象を燃やし尽くすまで決して消えない……!」
「くっ、わかった。私はサラマンダーを助けるから、早く休んで」
「……うん」
そして私はシルフを退かせる。
「アラアラ、貴重な戦力を逃がしちゃッテ、大丈夫なのデスカ?」
「黙れ。サラマンダーを離せ」
「おっと。コレは失礼致しましタ」
無造作に地面に捨てられるサラマンダー。白目を向いて失神しているものの、息はある。
「絶対に許さない……!」
「おやおや、血気盛んナ……」
私は問答無用で自分の間合いに謎の人間が入るまで距離を詰める。
ビュオ!!
私の太刀は空振り。流れるように後ろに躱した謎の仮面。
「まだまだでスネ」
火炎魔法『不治の患い焔』
両手から炎が……!
私はそれを躱すも、前髪が僅かに被弾する。
「フフフ……」
「わかってるよ、お前の魔法は」
私は前髪を切り裂き、燃えた髪の毛を切り離す。
「おっト、シフルの入れ知恵ですネ」
「舐めんな」
私は間合いを詰め、二刀流で斬りかかる。
不治の患い焔を振り回され、なかなか上手く刃を当てられない。
「くそっ」
「フフフ、圧でしょウ? 私の魔法は1度触れさせルだけで、死が確定しますかラネ」
「ふんっ」
私は炎の合間を見つけ、一突。
だがしかし謎の仮面に当たることはなかった。
「遅い、遅いデスネ。私に刺激を、寄越して欲しいのでスガ」
「そんな事、言われなくても刺激を届けてあげるよ。一生のうち最後の刺激をね」
大口を叩くものの、戦況はあまり良いとはいえない。
コイツの火炎魔法が酷く鬱陶しい。速い斬り合いの中で確実に嫌なところに振ってくる。
「あまり面白くない戦闘をされても困るんでスヨ。私、私未満の雑魚に、飽き飽きして飽き飽きして仕方が無いんでスヨネ」
「うざ……」
「だからもう、アナタにも飽きたノデス。もういいから死──」
蝶華心得『疾風・鎌鼬』
高速、横に一太刀、薙ぐ。
スカォン、と乾いた音が響く。
「仮面だけでも叩き割ってやったよ」
割れた仮面の中から現れたのは、中性的な男の顔であった。
私は剣先を男に向け、煽ってみせる。
「この調子でお前は殺すから」
「ハ……」
「?」
「……ハハ、ハ、ハハハハハハハハハハ!!!!」
「!?」
「あぁ、あのお方から貰ったこの大切な仮面ヲ……!! よくモ、よくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモ!!!!!」
唐突な豹変に目を丸くしてしまう。
「面白い、面白いですネ!! アァ、面白い冗談ダ……! この仮面があのお方から貰った物である事を除けバ!! いいですヨ!! ここまでしてくれたんデス、全力で殺してやりまスヨ!!!」
「そんなに大切なものを私の前に差し出すから悪いんだよ?」
「その態度、気に食わなぁぁァァイ!!」
火炎魔法『紅愚焔』
謎の男はさっきの炎を全身に纏う。
「死ネッ死ネッ死ネッ死ネッ死ネッ死ネッ死ネッ!!」
叫びながら襲いかかる謎の男。
常に辺りには火の粉が舞うようになり、少しでも触れれば消えない炎として私を燃やし続けるだろう。
感情的になった男の動きは単純ではなく、身体の炎を触れてこさせようと、奇っ怪な動きで距離を詰めてくる。
だが私は火の粉を斬り裂いた時に、無機質の刀は燃えないことに気がついた。
「無機質の刀は火の粉に触れても燃えない。ならお前を斬るには十分だ」
右、右、左右左左左左右左右と、変則的な動きで私を惑わせてくる。
「無駄だよ」
私はタイミングを合わせ、
蝶華心得『貫・龍飛』
私の2本の刀による最速の突き。
だがこれをブリッジかのように躱される。
「──!!」
「まずは武器でス」
謎の男はブリッジの姿勢のまま手を付き、脚を浮かせた。
そして高速で、私の武器を巻き込んでその脚をクロスさせる。
私は突き技の反動で武器を引き寄せられず、武器は遠くへと飛ばされてしまった。
「素手ではヒャクパーセント私を攻略できナイ」
「小癪だなぁ……!」
私は急ぎ距離を取り、懐から短剣を取り出す。
「サブの武器という訳でスカ。なかなか慎重なお方デスネ」
謎の男は私を逃がさんと襲いかかる。
動きこそ速い訳ではないが、少しでも触れてはいけないプレッシャーが私の脚をわずかに震わせる。
私は短剣で火の粉と男の身体を弾き、自身に燃え移らないようにする。
そして斬り合いの中、私は疑問を尋ねた。
「そういや、あの極赤貴竜を強化したの、お前でしょ」
「ほウ、よく分かりましたネ」
「だろうね。あの時は毒でまともな思考が出来なかったけど、普通の生物が私の斬りを耐えられるわけが無い」
「大した自信ダ。デスガそうでスネ、君の剣技であレバ、あの迂愚でか弱いドラゴンなど瞬殺でショウ。私の強化は絶大であった証明になりましタ。本当にアリガトウ」
「ちっ、でも通りすがりの男にやられて行ったことは知ってるよね?」
「ええ、もちろんですとも。彼の剣には敵わない……おっと、そろそろ口を開くのは控えましょうかね」
「私も、お前はもう死んでいいと思ってた所だ」
「ハッ、生意気な!!」
火炎魔法『突撃戦艦焔』
蝶華心得『焔・朱雀飛斬』
互いの位置が入れ替わるように、その瞬間2人は一撃を叩き込んだ。
謎の男は膝から崩れ落ち、一人の少女は剣を懐に収めた。
この斬り合いで勝ったのはただ一人。ルミツであった。
サラマンダーか……? アイツがカッとなって街を燃やしたのか!?
「とにかく、消火を……!」
私は慌てて走り、水を探す。
街中に突飛して大きな水場は無かった。どうしよう、どうしよう……!
そうだ、ウンディーネなら……!
そして私は方向を変え、私が泊まっていた宿屋に向かう。
おかしい……。ウンディーネなら消火なんてすぐなはずだ……! まだ帰ってきてないのか……!?
「くっ、とにかく皆と早く合流を……!」
私はそうして村の中を駆ける。宿は中央広場を通るので村の中心へと向かう。
「……!」
そこで私は信じられないものを見た。
「コンニチワ、ルミツさん。本日は燃え日和だ」
不気味な仮面を被った細身の人間が、サラマンダーの首を片手で締め上げていた。
「ルミツ……、アイツが……!」
「シルフ!! 傷だらけ……、それに凄い火傷……!」
「あれが、悔恨の瞳……、その幹部だ」
──悔恨の瞳!! シルフが太刀打ち出来なかったという、あの……!
「……わかった。シルフ、他のみんなは?」
「2人は消火を試みてるけど、消えない……。あいつの魔法は、対象を燃やし尽くすまで決して消えない……!」
「くっ、わかった。私はサラマンダーを助けるから、早く休んで」
「……うん」
そして私はシルフを退かせる。
「アラアラ、貴重な戦力を逃がしちゃッテ、大丈夫なのデスカ?」
「黙れ。サラマンダーを離せ」
「おっと。コレは失礼致しましタ」
無造作に地面に捨てられるサラマンダー。白目を向いて失神しているものの、息はある。
「絶対に許さない……!」
「おやおや、血気盛んナ……」
私は問答無用で自分の間合いに謎の人間が入るまで距離を詰める。
ビュオ!!
私の太刀は空振り。流れるように後ろに躱した謎の仮面。
「まだまだでスネ」
火炎魔法『不治の患い焔』
両手から炎が……!
私はそれを躱すも、前髪が僅かに被弾する。
「フフフ……」
「わかってるよ、お前の魔法は」
私は前髪を切り裂き、燃えた髪の毛を切り離す。
「おっト、シフルの入れ知恵ですネ」
「舐めんな」
私は間合いを詰め、二刀流で斬りかかる。
不治の患い焔を振り回され、なかなか上手く刃を当てられない。
「くそっ」
「フフフ、圧でしょウ? 私の魔法は1度触れさせルだけで、死が確定しますかラネ」
「ふんっ」
私は炎の合間を見つけ、一突。
だがしかし謎の仮面に当たることはなかった。
「遅い、遅いデスネ。私に刺激を、寄越して欲しいのでスガ」
「そんな事、言われなくても刺激を届けてあげるよ。一生のうち最後の刺激をね」
大口を叩くものの、戦況はあまり良いとはいえない。
コイツの火炎魔法が酷く鬱陶しい。速い斬り合いの中で確実に嫌なところに振ってくる。
「あまり面白くない戦闘をされても困るんでスヨ。私、私未満の雑魚に、飽き飽きして飽き飽きして仕方が無いんでスヨネ」
「うざ……」
「だからもう、アナタにも飽きたノデス。もういいから死──」
蝶華心得『疾風・鎌鼬』
高速、横に一太刀、薙ぐ。
スカォン、と乾いた音が響く。
「仮面だけでも叩き割ってやったよ」
割れた仮面の中から現れたのは、中性的な男の顔であった。
私は剣先を男に向け、煽ってみせる。
「この調子でお前は殺すから」
「ハ……」
「?」
「……ハハ、ハ、ハハハハハハハハハハ!!!!」
「!?」
「あぁ、あのお方から貰ったこの大切な仮面ヲ……!! よくモ、よくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモよくモ!!!!!」
唐突な豹変に目を丸くしてしまう。
「面白い、面白いですネ!! アァ、面白い冗談ダ……! この仮面があのお方から貰った物である事を除けバ!! いいですヨ!! ここまでしてくれたんデス、全力で殺してやりまスヨ!!!」
「そんなに大切なものを私の前に差し出すから悪いんだよ?」
「その態度、気に食わなぁぁァァイ!!」
火炎魔法『紅愚焔』
謎の男はさっきの炎を全身に纏う。
「死ネッ死ネッ死ネッ死ネッ死ネッ死ネッ死ネッ!!」
叫びながら襲いかかる謎の男。
常に辺りには火の粉が舞うようになり、少しでも触れれば消えない炎として私を燃やし続けるだろう。
感情的になった男の動きは単純ではなく、身体の炎を触れてこさせようと、奇っ怪な動きで距離を詰めてくる。
だが私は火の粉を斬り裂いた時に、無機質の刀は燃えないことに気がついた。
「無機質の刀は火の粉に触れても燃えない。ならお前を斬るには十分だ」
右、右、左右左左左左右左右と、変則的な動きで私を惑わせてくる。
「無駄だよ」
私はタイミングを合わせ、
蝶華心得『貫・龍飛』
私の2本の刀による最速の突き。
だがこれをブリッジかのように躱される。
「──!!」
「まずは武器でス」
謎の男はブリッジの姿勢のまま手を付き、脚を浮かせた。
そして高速で、私の武器を巻き込んでその脚をクロスさせる。
私は突き技の反動で武器を引き寄せられず、武器は遠くへと飛ばされてしまった。
「素手ではヒャクパーセント私を攻略できナイ」
「小癪だなぁ……!」
私は急ぎ距離を取り、懐から短剣を取り出す。
「サブの武器という訳でスカ。なかなか慎重なお方デスネ」
謎の男は私を逃がさんと襲いかかる。
動きこそ速い訳ではないが、少しでも触れてはいけないプレッシャーが私の脚をわずかに震わせる。
私は短剣で火の粉と男の身体を弾き、自身に燃え移らないようにする。
そして斬り合いの中、私は疑問を尋ねた。
「そういや、あの極赤貴竜を強化したの、お前でしょ」
「ほウ、よく分かりましたネ」
「だろうね。あの時は毒でまともな思考が出来なかったけど、普通の生物が私の斬りを耐えられるわけが無い」
「大した自信ダ。デスガそうでスネ、君の剣技であレバ、あの迂愚でか弱いドラゴンなど瞬殺でショウ。私の強化は絶大であった証明になりましタ。本当にアリガトウ」
「ちっ、でも通りすがりの男にやられて行ったことは知ってるよね?」
「ええ、もちろんですとも。彼の剣には敵わない……おっと、そろそろ口を開くのは控えましょうかね」
「私も、お前はもう死んでいいと思ってた所だ」
「ハッ、生意気な!!」
火炎魔法『突撃戦艦焔』
蝶華心得『焔・朱雀飛斬』
互いの位置が入れ替わるように、その瞬間2人は一撃を叩き込んだ。
謎の男は膝から崩れ落ち、一人の少女は剣を懐に収めた。
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