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第1部 星霊隊結成
第12話(3)別働隊
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チーム分け
A:日菜子、四葉、晴夏、すみれ、菜々子、千鶴、→右側の煙を目指す
B:璃子、望、心愛、紫黄里、焔、真理子、キララ→屋敷で待機
C:結依、弥生、雪奈、咲来、麗奈、水咲、江美→紫黄里から連絡を受けて左側の煙を目指す
D:明宵、朋夜、華燐、珠緒→天正都へ救援要請中
幸紀→屋敷の正面で戦闘
同じ頃 星割山山頂 悪魔軍指揮所
清峰屋敷を攻撃する悪魔軍の指揮官、カザンは、設営した簡易テントの中で足を組んで座っていた。
「おい、今なんつった?」
「はっ!屋敷に人間たちが入りました!その中には、コーキと思わしき存在も…!」
カザンの目の前に跪く悪魔が、恐る恐る状況を報告する。カザンの他にもそのテントの中にいた指揮官クラスの悪魔たちは、途端にざわめきだした。
「コーキだと…?」
「やつは追放され処刑されたのでは…」
「なぜこんなところに…しかも人間と共に行動しているとは…」
「これはまずいのでは…」
「さえずるな!!」
動揺する指揮官たちに対し、カザンは一喝する。それによってテントの中が静まると、カザンは言葉を続けた。
「コーキが生きていようが戦況は変わらん!生きているなら殺せばいいだけのこと!!わかったか!」
カザンが部下たちを叱咤すると、部下たちは肯定の返事をする。それを聞いたカザンは得意げな顔をしたが、新たに現れた伝令の報告に、その表情は消えた。
「カザン様!『第1造魔高炉』が、何者かの奇襲を受けています!」
「なんだと?」
カザンは座っていた椅子を倒しながら立ち上がる。そして、部下たちの方に振り向いてから指示を出した。
「こうなっては仕方あるまい。俺は『造魔高炉』を見に行く!お前たちはここを守るのだ!」
「は、はっ!しかし…全体の指揮は…」
「お前がやれ!俺は高炉を守る!」
カザンは言うが早いか、簡易テントを大股で抜け出す。
テントのなかに取り残された悪魔たちのことをよそに、カザンは夜の山の周囲を見回した。
正面に見える屋敷の前では、たったひとつの黒い影が、無数の悪魔たちを前に、一方的な蹂躙を繰り広げている。
(コーキめ…本当に生きていたとは…!)
カザンは内心そう毒づきながら、改めて周囲を見回す。
山の西側に見える、紫の煙をあげている場所のあたりには、氷柱の雨のようなものが、どこかから降り注いでいた。
(あげく強力な霊力を使える人間まで連れてくるとは…!いくら数がいても、これでは意味がない!)
そして、自分を見ている悪魔がいないことを確認すると、高炉とは全く関係のない方向へと走り始め、山を降り始めた。
(こんなことで死ぬのなんざごめんだ!俺は生き延びるぞ!)
カザンは、自分の責任などを全て放り捨て、その場を去っていくのだった。
その頃 星割山から北西に数100メートルの地点
1台のバスがここに停まっていた。このバスの中には、幸紀が旅の道中で星霊隊としてスカウトし、現在は幸紀たちとは別行動をしている8人の女性たちがいた。
「こちらA-5007。柳生紫黄里からの座標を受信。咲来、攻撃目標地点の確認をお願いします」
機械的で無機質な少女、麗奈がバスの中で言う。麗奈に言われると、赤紫の髪をした女性、咲来がバスを降りた。
「お任せくださいぃ!わたくし、風になりたいと思います!日の当たる坂道を自転車で駆け上るように!」
「黙って飛びなさい」
長話をして飛ぼうとしない咲来に、水咲が冷たい言葉を浴びせ、ムチで地面を叩いて脅す。咲来は自分の武器であるギターをかき鳴らすと、風を巻き起こし、上空へと飛び上がっていった。
咲来が空を飛び、移動している間、弥生が攻撃目標地点に向けて手を伸ばし、上方向へと上げる。そして、隣でステッキを構える雪奈に明るく話し始めた。
「いい?雪奈ちゃん!攻撃する場所までの距離が結構離れてるから、すごく上側を狙うんだよ?これぐらい上ね!」
「はい!これぐらいですか!?」
「もっと上で大丈夫だよ!そう!それくらい!バッチリだよ!」
雪奈と弥生がやりとりをしていると、バスの運転席の通信機に連絡が入る。運転席に座っていた江美が、通信機を取った。
「はい~」
「あ、どうも、咲来です。準備整ったんで」
「あら~ご苦労さまです~。じゃ、雪奈ちゃん、ぶっ放していいわよ~」
江美が言うと、雪奈は大きな声で返事をする。雪奈はステッキを比較的大きな角度をつけ上空に向けて構えると、霊力を集中させた。
「『グレイシア・サージ』!!はぁああっ!!」
雪奈の裂帛の気合いと共に、上空に向けて無数の氷柱が飛んでいく。氷柱は紫の煙が立ち上る地点を目指し、放物線を描くように飛んでいくのだった。
「それで、どう?いかれギタリストちゃん。当たったかしら?」
水咲が江美の通信機をひったくるようにして尋ねる。通信機からは、咲来の興奮した声が聞こえてきた。
「うぉおお!!すごいです!!煙出してた釜は粉々ですし地面も穴ぽこだらけです!!おお!悪魔も穴だらけですよこれ!!明日にはここクレーターになるんじゃないですかね!!?」
「う~ん、大袈裟ですねぇ~」
咲来の実況に対して、江美は穏やかに微笑みながら一蹴する。一方、かなりの霊力を消耗した雪奈は、肩で息をしながら結依に支えられていた。
「はぁ…はぁ…ごめんなさい…雪奈…スタミナがなくて…!」
「大丈夫だよ、雪奈ちゃん。お疲れ様です」
結依は雪奈に優しく言うと、雪奈の肩を担いでバスの中へと歩き出す。同時に、結依は自分の心の中に潜んでいる悪魔、サリーと脳内で会話をしていた。
(サリーさん、幸紀さんに、指示通りやりましたって連絡できますか?あなたの魔力で)
(あんたも私のこと使うようになってきたねぇ。いいよ、伝えといてあげるから、一瞬カラダ貸して)
(…どうぞ)
結依はサリーに自分の体の使用権を譲る。サリーは、その体で雪奈を運びながら、幸紀に対して魔力で考えを送り始めるのだった。
その頃 清峰屋敷 正門付近
先ほどまで焔たちが戦っていた場所は、四葉たちの到着によって一時的に悪魔が一掃され、望の能力により屋敷を囲うようにして岩石のバリケードが設置されていた。
しかし現在、それからさして時間が経っていないにも関わらず、溢れんばかりの悪魔の大群が、岩石を叩き、屋敷を目指そうとしていた。
無数に蠢く黒い影。そんな影の群れの中に、稲妻のような剣閃がひとすじ降りかかったかと思うと、悪魔たちが降りかかった点を中心に吹き飛んでいく。
「…ふん、相変わらず、数だけは多い」
その剣閃と共に、悪魔の中心に降り立ったのは、幸紀だった。黒いロングコートをたなびかせ、右手に握る刀の刃を煌めかせると、自分を取り囲む悪魔たちを見ながら、髪をかき上げた。
「少しは楽しませてみせろ」
「シネェエエアァアア!!!」
そんな幸紀の背後から、悪魔たちが3体、まとめて殴りかかってくる。幸紀は振り向くこともせずに襲いかかってきた悪魔を斬り裂くと、続けて襲いかかってくる悪魔たちをまるで踊るように攻撃をいなし、反撃を叩き込み始めた。
(はーい、コーキぃ、聞こえるぅ?)
悪魔たちを蹴散らしていく幸紀の脳内に、サリーの声が聞こえてくる。幸紀は雑に悪魔たちを斬り倒しながら実際に言葉を口にしながら答えた。
「なんの用だ」
(楽しんでるとこごめんねぇ?頼まれてた『造魔高炉』、ぶっ壊しておいたよぉ)
「よくやった。あとで何か褒美をやろう」
(やったぁ!とびっきりすごくて激しいの、お願いね!コーキのすっごく立派なアレで…)
(私の体で変なことしようとしないでください!)
幸紀が悪魔たちを撫で斬りにしている中、サリーと結依が言い合いを繰り広げる。幸紀はサリーから送られてくる魔力での会話を断ち切ると、変わらず悪魔を斬り捨てていくのだった。
「さて、俺の道具たちよ、ここまでお膳立てしてやったんだ。しくじるなよ」
幸紀は悪魔を貫くと、ひとりほくそ笑み、自分が「道具」と呼ぶ女たちのことに想いをはせながら、刀を構え直すのだった。
A:日菜子、四葉、晴夏、すみれ、菜々子、千鶴、→右側の煙を目指す
B:璃子、望、心愛、紫黄里、焔、真理子、キララ→屋敷で待機
C:結依、弥生、雪奈、咲来、麗奈、水咲、江美→紫黄里から連絡を受けて左側の煙を目指す
D:明宵、朋夜、華燐、珠緒→天正都へ救援要請中
幸紀→屋敷の正面で戦闘
同じ頃 星割山山頂 悪魔軍指揮所
清峰屋敷を攻撃する悪魔軍の指揮官、カザンは、設営した簡易テントの中で足を組んで座っていた。
「おい、今なんつった?」
「はっ!屋敷に人間たちが入りました!その中には、コーキと思わしき存在も…!」
カザンの目の前に跪く悪魔が、恐る恐る状況を報告する。カザンの他にもそのテントの中にいた指揮官クラスの悪魔たちは、途端にざわめきだした。
「コーキだと…?」
「やつは追放され処刑されたのでは…」
「なぜこんなところに…しかも人間と共に行動しているとは…」
「これはまずいのでは…」
「さえずるな!!」
動揺する指揮官たちに対し、カザンは一喝する。それによってテントの中が静まると、カザンは言葉を続けた。
「コーキが生きていようが戦況は変わらん!生きているなら殺せばいいだけのこと!!わかったか!」
カザンが部下たちを叱咤すると、部下たちは肯定の返事をする。それを聞いたカザンは得意げな顔をしたが、新たに現れた伝令の報告に、その表情は消えた。
「カザン様!『第1造魔高炉』が、何者かの奇襲を受けています!」
「なんだと?」
カザンは座っていた椅子を倒しながら立ち上がる。そして、部下たちの方に振り向いてから指示を出した。
「こうなっては仕方あるまい。俺は『造魔高炉』を見に行く!お前たちはここを守るのだ!」
「は、はっ!しかし…全体の指揮は…」
「お前がやれ!俺は高炉を守る!」
カザンは言うが早いか、簡易テントを大股で抜け出す。
テントのなかに取り残された悪魔たちのことをよそに、カザンは夜の山の周囲を見回した。
正面に見える屋敷の前では、たったひとつの黒い影が、無数の悪魔たちを前に、一方的な蹂躙を繰り広げている。
(コーキめ…本当に生きていたとは…!)
カザンは内心そう毒づきながら、改めて周囲を見回す。
山の西側に見える、紫の煙をあげている場所のあたりには、氷柱の雨のようなものが、どこかから降り注いでいた。
(あげく強力な霊力を使える人間まで連れてくるとは…!いくら数がいても、これでは意味がない!)
そして、自分を見ている悪魔がいないことを確認すると、高炉とは全く関係のない方向へと走り始め、山を降り始めた。
(こんなことで死ぬのなんざごめんだ!俺は生き延びるぞ!)
カザンは、自分の責任などを全て放り捨て、その場を去っていくのだった。
その頃 星割山から北西に数100メートルの地点
1台のバスがここに停まっていた。このバスの中には、幸紀が旅の道中で星霊隊としてスカウトし、現在は幸紀たちとは別行動をしている8人の女性たちがいた。
「こちらA-5007。柳生紫黄里からの座標を受信。咲来、攻撃目標地点の確認をお願いします」
機械的で無機質な少女、麗奈がバスの中で言う。麗奈に言われると、赤紫の髪をした女性、咲来がバスを降りた。
「お任せくださいぃ!わたくし、風になりたいと思います!日の当たる坂道を自転車で駆け上るように!」
「黙って飛びなさい」
長話をして飛ぼうとしない咲来に、水咲が冷たい言葉を浴びせ、ムチで地面を叩いて脅す。咲来は自分の武器であるギターをかき鳴らすと、風を巻き起こし、上空へと飛び上がっていった。
咲来が空を飛び、移動している間、弥生が攻撃目標地点に向けて手を伸ばし、上方向へと上げる。そして、隣でステッキを構える雪奈に明るく話し始めた。
「いい?雪奈ちゃん!攻撃する場所までの距離が結構離れてるから、すごく上側を狙うんだよ?これぐらい上ね!」
「はい!これぐらいですか!?」
「もっと上で大丈夫だよ!そう!それくらい!バッチリだよ!」
雪奈と弥生がやりとりをしていると、バスの運転席の通信機に連絡が入る。運転席に座っていた江美が、通信機を取った。
「はい~」
「あ、どうも、咲来です。準備整ったんで」
「あら~ご苦労さまです~。じゃ、雪奈ちゃん、ぶっ放していいわよ~」
江美が言うと、雪奈は大きな声で返事をする。雪奈はステッキを比較的大きな角度をつけ上空に向けて構えると、霊力を集中させた。
「『グレイシア・サージ』!!はぁああっ!!」
雪奈の裂帛の気合いと共に、上空に向けて無数の氷柱が飛んでいく。氷柱は紫の煙が立ち上る地点を目指し、放物線を描くように飛んでいくのだった。
「それで、どう?いかれギタリストちゃん。当たったかしら?」
水咲が江美の通信機をひったくるようにして尋ねる。通信機からは、咲来の興奮した声が聞こえてきた。
「うぉおお!!すごいです!!煙出してた釜は粉々ですし地面も穴ぽこだらけです!!おお!悪魔も穴だらけですよこれ!!明日にはここクレーターになるんじゃないですかね!!?」
「う~ん、大袈裟ですねぇ~」
咲来の実況に対して、江美は穏やかに微笑みながら一蹴する。一方、かなりの霊力を消耗した雪奈は、肩で息をしながら結依に支えられていた。
「はぁ…はぁ…ごめんなさい…雪奈…スタミナがなくて…!」
「大丈夫だよ、雪奈ちゃん。お疲れ様です」
結依は雪奈に優しく言うと、雪奈の肩を担いでバスの中へと歩き出す。同時に、結依は自分の心の中に潜んでいる悪魔、サリーと脳内で会話をしていた。
(サリーさん、幸紀さんに、指示通りやりましたって連絡できますか?あなたの魔力で)
(あんたも私のこと使うようになってきたねぇ。いいよ、伝えといてあげるから、一瞬カラダ貸して)
(…どうぞ)
結依はサリーに自分の体の使用権を譲る。サリーは、その体で雪奈を運びながら、幸紀に対して魔力で考えを送り始めるのだった。
その頃 清峰屋敷 正門付近
先ほどまで焔たちが戦っていた場所は、四葉たちの到着によって一時的に悪魔が一掃され、望の能力により屋敷を囲うようにして岩石のバリケードが設置されていた。
しかし現在、それからさして時間が経っていないにも関わらず、溢れんばかりの悪魔の大群が、岩石を叩き、屋敷を目指そうとしていた。
無数に蠢く黒い影。そんな影の群れの中に、稲妻のような剣閃がひとすじ降りかかったかと思うと、悪魔たちが降りかかった点を中心に吹き飛んでいく。
「…ふん、相変わらず、数だけは多い」
その剣閃と共に、悪魔の中心に降り立ったのは、幸紀だった。黒いロングコートをたなびかせ、右手に握る刀の刃を煌めかせると、自分を取り囲む悪魔たちを見ながら、髪をかき上げた。
「少しは楽しませてみせろ」
「シネェエエアァアア!!!」
そんな幸紀の背後から、悪魔たちが3体、まとめて殴りかかってくる。幸紀は振り向くこともせずに襲いかかってきた悪魔を斬り裂くと、続けて襲いかかってくる悪魔たちをまるで踊るように攻撃をいなし、反撃を叩き込み始めた。
(はーい、コーキぃ、聞こえるぅ?)
悪魔たちを蹴散らしていく幸紀の脳内に、サリーの声が聞こえてくる。幸紀は雑に悪魔たちを斬り倒しながら実際に言葉を口にしながら答えた。
「なんの用だ」
(楽しんでるとこごめんねぇ?頼まれてた『造魔高炉』、ぶっ壊しておいたよぉ)
「よくやった。あとで何か褒美をやろう」
(やったぁ!とびっきりすごくて激しいの、お願いね!コーキのすっごく立派なアレで…)
(私の体で変なことしようとしないでください!)
幸紀が悪魔たちを撫で斬りにしている中、サリーと結依が言い合いを繰り広げる。幸紀はサリーから送られてくる魔力での会話を断ち切ると、変わらず悪魔を斬り捨てていくのだった。
「さて、俺の道具たちよ、ここまでお膳立てしてやったんだ。しくじるなよ」
幸紀は悪魔を貫くと、ひとりほくそ笑み、自分が「道具」と呼ぶ女たちのことに想いをはせながら、刀を構え直すのだった。
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