俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第2章 学年一の美少女を巡る戦い

第135話 ピンチに現れるヒーロー!

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「……さて、さっさと痛めつけるか!」
「俺やキッドも、暇人では無いからな!!」

「!」

 信濃は和やかな表情で言い終えると、ペーパーナイフを俺の頬から離して、それをさやに収納してからポケットにしまう!?
 だが、少し澄ました表情で信濃は再び言い始める。

「……此奴こいつが舐めたことを言えば、遠慮無しに切りつけてやったのだが、こんなヘタレを切りつけても、此奴は直ぐわめくだろうから、後処理が面倒くさいだけだ…」
「男気の有る奴は、切られてもフルボッコにされても、己の恥で黙っているんだがな……」

(そんな奴…。今の時代には居ないよ!!)
(完全数十年前に、そんな世界は終わっているよ!!)
(カ○レオンや、ろくでなし何たらの世界は、漫画の世界で十分だよ…)

 俺が生まれる以前の、校内暴力は凄まじかったらしい。
 暴力・強請ゆすり・強姦まがいを平然と学校内でおこない、学校は疎か警察も、真面に対応しなかった時代が有ったそうだ……

 非道い学校だと、校内の廊下を改造バイクで走り抜けた生徒も居るらしい!?
 そんな時代と比べれば、今の学園(学校)生活はかなり改善されているが、時代錯誤のDQNも現に居る。

「じゃあ、行きますか……」

『グィ!』

「!!」

 信濃は、俺の胸元衣類を左手で捻り上げながら、陽気な表情と低い口調で言う。
 ご丁寧に、松田支配下の陽キャラ達は、まだ俺の体を押さえている。
 信濃の陽気な表情が真顔に変わり、右手が俺を殴る態勢に入った時……誰かの足音と掛け声が聞こえてきた!?

『タッ、タッ、タッ、―――』

「兄ちゃん~~~~!」
「助けに来たよ~~~~!///」

「!」

「!!!」

 俺は当然驚き、その声で松田達や川本達も一瞬驚きを見せる。
 信濃は苦虫を噛み潰した表情で、その方角に向きを変えて呟く……

「ちっ……邪魔が入ったか!」
「一人は女の方で大した事ないけど……、もう一人が厄介そうだな……」

(あの聞き慣れた声と、聞き飽きた声は虹心で間違いない!!///)
(まさか……虹心が俺を助けに来た!?///)

(けど、どうして……此所に居ることを、虹心が知ることが出来たのだ!?)

 信濃の言葉からして、虹心一人で来た訳では無く、だからと言って教員を連れて来た感じでは無さそうだ?
 俺の正面に居る信濃から顔をずらして、虹心が連れて来た有ろう人を見ると……

「……あっ!」
「岡谷君!!」
「俺を助けに来てくれたの!!!」

 俺は岡谷君の姿を見て、嬉しい表情と弾んだ声を上げる!!
 岡谷君が来てくれれば、この絶対絶命のピンチも切り抜けられるからだ!!

「……」

「~~兄ちゃん!!///」
「まだ……本格的には、殴られていないようだね!///」
「数発は覚悟していたけど……けど、良かった……!//////」

 岡谷君は澄ました表情の無言で、松田達とキッド達の側に来て、虹心も同じ様に来る。
 虹心は焦った表情で俺に声掛けをするが、俺の無事を確認すると、頬を染めながら泣き顔の表情で言った。

「……」

『パッ!』

 信濃は、俺の胸元衣類を掴んでいた左手を無言で離し、俺から離れ、岡谷君と面と向かい合う!
 信濃は岡谷君に睨みを聞かせながら、低い口調で言い始める。

「……誰だが、知らんが、邪魔をしないでくれるかな?」

「……そうしたいのは山々だが、俺の親友を殴らないでくれるかな?」

 岡谷君は相手が信濃なのに、物怖ものおじせずに冷静な口調で言う!
 当然、信濃はその言葉を受け入れる訳は無い。

「……じゃあ、コレの代わりに、お前がやられるか?」
「……おデブさんよ…!」

 信濃は挑発する低い口調で言いながら、岡谷君の胸元衣類を左手で掴み取ろうとするが……

「……」

『パチン!』

「!」

 無言の澄ました表情で、岡谷君は払いのけた!!
 掴みに行った左手を払いのけられたので、信濃は当然驚く!!

「……てめぇ、良い度胸しとるな…!」

 信濃は先ほどより、睨みを更に強くして、岡谷君に低い口調で言う!!
 岡谷君と信濃の戦いが、今から始まってしまうのか!?
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