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異世界で子ども食堂を開きたい!
第11話 子ども食堂への橋頭堡
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「神父!」
「俺を、この教会の料理人で雇ってくれませんか!!」
「俺はこれでも、料理(自炊)経験は有るのです!」
「初めの内は、簡単な物しか出せないと思いますが、慣れてきたら凝った料理も作ります!!」
「!!」
「!!」
「!!」
俺は意を決した表情で神父に話すと、神父、シスター、リンの三人は同時に驚く!
最初に言葉を発したのは、今まで黙って行方を見守っていたリンで有った。
リンは素っ頓狂な表情で、俺に言い始める。
「スズヤ! あなたは正気なの!?」
「子ども食堂とかを開くと言っておきながら、なんで教会の料理人に成るのです!?」
「リン!」
「俺もいずれは子ども食堂を開きたいが、まずは、戦争孤児たちに満足な食事を与える事だ!」
「満足な食事が出れば、孤児たちは教会から市場に行かなくて済む」
「リンはさっき言わなかったが、商業地域や市場で、子どもたちが誘拐や誘惑されて、児童人身売買や児童ポルノにされた子も居るんだろ?」
「子どもをないがしろにするのは、どんな世界だって共通だから……」
「……//////」
俺の、真に迫る表情と強い口調で、リンは頬を染めて俯いてしまう。
悪人から見れば商業地域や市場に居る、身寄りの無い子ども達は格好の餌だからな!
リンは裕福な家に当たる上。教育も受けている感じだから、社会状況も知っている。
神父は困った笑顔で、俺に話し始める。
「これは、参りましたね……スズヤ!」
「あなたは自分を、異世界から来たと言いましたが、まさにその通りかも知れません」
「あなたは見掛け以上に、知識や教養を持っている感じです」←それはチー牛おっさんだから?
「スズヤのおっしゃる通り。市場はパプテトロンで一番活気が有る場所ですが、同時に犯罪も多い」
「スズヤが子どもを思いやる気持ちは、私も痛感しました!」
「満足な給料は、教会の関係上出せませんが、それでもスズヤは教会いえ、教会が管理する養護施設の厨房担当を希望しますか?」
「はい、神父。是非お願いします!」
「俺はメルメーサ王国の戦争孤児や、身寄りの無い子どもたちを助けたいのです!!」
俺は真面目の表情と、覇気の有る口調で神父に言う。
神父は微笑みながら、俺に話し始める。
「分かりました…!」
「では、スズヤをパプテトロン教会。厨房及び養護施設の厨房担当に採用します!!」
「給料は……月に5万キラン程度しか、スズヤに支払えませんがそれでも、よろしいですか?」
「……」
(月5万キランだと……少ないの部類に入るとリンは言っていたな)
(10万キランでも生活が出来ないのに、5万キランでは日本で言う高校生アルバイト並みの給料だな…)
俺はその給料でも即決をしたかったが、俺は現在リンの家でお父さんの役を貰っていても、所謂居候の身分だ。
俺は神父に話す前に、リンに尋ねる表情で話し始める。
「リン……少し安い給料だが、リンはどう感じている?」
「ふぅー」
俺の言葉の後。リンは軽い溜め息を吐く。
その後。リンは困った微笑み表情で俺に話し始める。
「スズヤさんが決めた事ですから、私は反対をしませんよ!」
「5万キランなら、スズヤさんの食費に十分成りますから、お母さんも認めてくれるでしょう!」
「無職よりかはマシですからね(笑)」
……
俺は教会の厨房及び、養護施設の厨房担当で、異世界で有るが働き口を見付けた。
だが、俺は現在難民の身分で有るので、メルメーサ王国で働くには、メルメーサ王国民に為らなければならない。
勤務開始日や各々の事は、俺がメルメーサ王国民に為れてから、詳細を詰めて行くと神父は言った。
俺はリンと教会を出た後。真っ先にメルメーサ王国城へ向った!
☆
メルメーサ王国城での難民申請は、俺はモノアメット公国出身と言い切って、すんなりと申請は通った。
だが、即日でメルメーサ王国民に為れるわけでは無いので、数日間は自宅待機と成る。
その時に、リンの家に住んでいる事を、申請用紙に書かなければ無かったが、特に担当の人間から詰め寄られる事は無かった?
本来なら、根掘り葉掘り聞いてくる物だが??
……
難民申請を出してから数日後。
俺はリンの家のリビングで寛いでいると、リンが笑顔でリビングに入ってくる。
「~~~♪」
リンはその笑顔で、俺に話し始める。
「お父さん~~♪」
「今。伝書鳩が家に来まして、手紙を読んだら、お父さんは無事に王国民認定されましたって!♪」
「これで、お父さんも今日から、メルメーサ王国民ですね!!♪」
この国の郵便システムは、人間が郵便物を運ぶのでは無く、鳩を使っている様だ。
この辺が異世界らしいな!
俺は和やかな表情でリンに話し始める。
「これでやっと、俺も教会で働ける事に成るな!」
王国民認定はされたが、王国発行の身分証は城まで、取りにいかないと行けない。
この辺のお役所システムは、どの世界でも共通か!??
明日にでも早速。メルメーサ王国城に行って身分証を受け取ってこよう。
そして、その足で教会に行って、今後の事も詰めて行こう!
「俺を、この教会の料理人で雇ってくれませんか!!」
「俺はこれでも、料理(自炊)経験は有るのです!」
「初めの内は、簡単な物しか出せないと思いますが、慣れてきたら凝った料理も作ります!!」
「!!」
「!!」
「!!」
俺は意を決した表情で神父に話すと、神父、シスター、リンの三人は同時に驚く!
最初に言葉を発したのは、今まで黙って行方を見守っていたリンで有った。
リンは素っ頓狂な表情で、俺に言い始める。
「スズヤ! あなたは正気なの!?」
「子ども食堂とかを開くと言っておきながら、なんで教会の料理人に成るのです!?」
「リン!」
「俺もいずれは子ども食堂を開きたいが、まずは、戦争孤児たちに満足な食事を与える事だ!」
「満足な食事が出れば、孤児たちは教会から市場に行かなくて済む」
「リンはさっき言わなかったが、商業地域や市場で、子どもたちが誘拐や誘惑されて、児童人身売買や児童ポルノにされた子も居るんだろ?」
「子どもをないがしろにするのは、どんな世界だって共通だから……」
「……//////」
俺の、真に迫る表情と強い口調で、リンは頬を染めて俯いてしまう。
悪人から見れば商業地域や市場に居る、身寄りの無い子ども達は格好の餌だからな!
リンは裕福な家に当たる上。教育も受けている感じだから、社会状況も知っている。
神父は困った笑顔で、俺に話し始める。
「これは、参りましたね……スズヤ!」
「あなたは自分を、異世界から来たと言いましたが、まさにその通りかも知れません」
「あなたは見掛け以上に、知識や教養を持っている感じです」←それはチー牛おっさんだから?
「スズヤのおっしゃる通り。市場はパプテトロンで一番活気が有る場所ですが、同時に犯罪も多い」
「スズヤが子どもを思いやる気持ちは、私も痛感しました!」
「満足な給料は、教会の関係上出せませんが、それでもスズヤは教会いえ、教会が管理する養護施設の厨房担当を希望しますか?」
「はい、神父。是非お願いします!」
「俺はメルメーサ王国の戦争孤児や、身寄りの無い子どもたちを助けたいのです!!」
俺は真面目の表情と、覇気の有る口調で神父に言う。
神父は微笑みながら、俺に話し始める。
「分かりました…!」
「では、スズヤをパプテトロン教会。厨房及び養護施設の厨房担当に採用します!!」
「給料は……月に5万キラン程度しか、スズヤに支払えませんがそれでも、よろしいですか?」
「……」
(月5万キランだと……少ないの部類に入るとリンは言っていたな)
(10万キランでも生活が出来ないのに、5万キランでは日本で言う高校生アルバイト並みの給料だな…)
俺はその給料でも即決をしたかったが、俺は現在リンの家でお父さんの役を貰っていても、所謂居候の身分だ。
俺は神父に話す前に、リンに尋ねる表情で話し始める。
「リン……少し安い給料だが、リンはどう感じている?」
「ふぅー」
俺の言葉の後。リンは軽い溜め息を吐く。
その後。リンは困った微笑み表情で俺に話し始める。
「スズヤさんが決めた事ですから、私は反対をしませんよ!」
「5万キランなら、スズヤさんの食費に十分成りますから、お母さんも認めてくれるでしょう!」
「無職よりかはマシですからね(笑)」
……
俺は教会の厨房及び、養護施設の厨房担当で、異世界で有るが働き口を見付けた。
だが、俺は現在難民の身分で有るので、メルメーサ王国で働くには、メルメーサ王国民に為らなければならない。
勤務開始日や各々の事は、俺がメルメーサ王国民に為れてから、詳細を詰めて行くと神父は言った。
俺はリンと教会を出た後。真っ先にメルメーサ王国城へ向った!
☆
メルメーサ王国城での難民申請は、俺はモノアメット公国出身と言い切って、すんなりと申請は通った。
だが、即日でメルメーサ王国民に為れるわけでは無いので、数日間は自宅待機と成る。
その時に、リンの家に住んでいる事を、申請用紙に書かなければ無かったが、特に担当の人間から詰め寄られる事は無かった?
本来なら、根掘り葉掘り聞いてくる物だが??
……
難民申請を出してから数日後。
俺はリンの家のリビングで寛いでいると、リンが笑顔でリビングに入ってくる。
「~~~♪」
リンはその笑顔で、俺に話し始める。
「お父さん~~♪」
「今。伝書鳩が家に来まして、手紙を読んだら、お父さんは無事に王国民認定されましたって!♪」
「これで、お父さんも今日から、メルメーサ王国民ですね!!♪」
この国の郵便システムは、人間が郵便物を運ぶのでは無く、鳩を使っている様だ。
この辺が異世界らしいな!
俺は和やかな表情でリンに話し始める。
「これでやっと、俺も教会で働ける事に成るな!」
王国民認定はされたが、王国発行の身分証は城まで、取りにいかないと行けない。
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