5 / 53
第4話 恵那の日常 その4
しおりを挟む
晩ご飯が終わって、晩ご飯の後片付けを2人でして、私はお風呂に入った後は宿題をするのだけど……
「ねえ……。お姉ちゃん…」
お姉ちゃんはリビングでドラマを見ながら、ビールを飲んでいる。
「んっ…何、恵那?」
「あのね…、宿題を……」
「あぁ…、音羽ちゃんの家に行くのね。22時までには帰ってくるのよ!」
「うん!」
「じゃあ、行ってくるね!」
お姉ちゃんの許しを貰ってから、私は音羽ちゃんの家に向かう。
……
『ピンポーン♪』
音羽ちゃんの家のインターホーンを押して、しばらくすると音羽ちゃんのお母さんが玄関を開ける。
「あら。恵那ちゃん。こんばんわ」
「こんばんわ。おばさん!」
「音羽ちゃんと宿題しようと思いまして…」
「あら…、折角来てくれたのに音羽…今、お風呂入っているの」
音羽ちゃんのお母さんはそう答える。
「そうなんですか……」
私は事前連絡をするべきだった事に今更気付く。
「……まあ、もうすぐお風呂上がる事だし、音羽の部屋で待っていて貰えるかな?」
「良いんですか!?」
「ええ、もちろん!」
音羽ちゃんのお母さんは、私を素直に受け入れてくれた。
「では、お邪魔しま~す」
私は音羽ちゃんの部屋で、しばらく待っていると……
部屋の扉の開くと同時に、音羽ちゃんが声を掛けて来る。
「恵那ちゃん。こんばんわ!」
「こんばんわ、音羽ちゃん!」
「あれ…?」
「今日……宿題、一緒にやる日だったけ?」
音羽ちゃんは少し不思議な顔をしながら私に聞いてくる。
「ううん、違うよ…」
「ごめんね。連絡せずに来ちゃった…」
「もしかして、……何か予定入っていた?」
私がそう言うと音羽ちゃんは、穏やかな表情で返してくれる。
「何も入ってないよ!」
「私もまだ宿題やっていないし、早速やろうか!」
「うん!」
私はそう答えた。
断わられなくて良かったと私は安心する。
音羽ちゃんの部屋に有る、少し大きめな座卓で2人向かい合って宿題を始める……
『カリ、カリ、カリ、―――』
「ねえ、音羽ちゃん?」
「んっ…何?」
「私の事どう思っている?」
私がそう言うと……ぴたっと、音羽ちゃんの手が止まり、顔を見上げて私を見てくる。
「……行き成りどうしたの? 恵那ちゃん?」
「うん……最近、一緒に遊ぶ事も少なく成ったよね…」
「遊ぶと言っても、こうやって宿題するぐらい……。私の事、どう思っているのかなと…」
私がその様に言うと、音羽ちゃんは即答する。
「恵那ちゃん!」
「遊ぶ数が少なく成っても、恵那ちゃんは私の大切な友達だよ!」
「いっぱい遊んだから友達に成って、遊ばなく成ったから他人……。私はそんな人付き合いはしないよ。恵那ちゃん!」
音羽ちゃんは少し真剣な表所をしながら私に話す。
「じゃあ、私達は友達なんだね…」
「…変な事聞かないでよ」
「私と恵那ちゃんは友達! お互いを分かり合っている友達!!」
「ありがと…音羽ちゃん……」
私は少し涙目に成りながら、音羽ちゃんにお礼を言う。
「お礼なんか要らないよ…。それより何でそんな事を聞くの?」
「クラスの誰かに変な事言われたの?」
「そんな訳じゃないけど私……、今の新しい生活に成ってから、友達が減っちゃたから、音羽ちゃんはどう思って居るのかなって…」
「友達少なくなって…、人寂しく感じたの……」
私がそう言うと音羽ちゃんは1つの提案をしてくる。
「何となく分かるよ……だったらさ、明日、家にご飯食べにおいでよ!」
「もちろん、恵那ちゃんのお姉さん一緒に!!」
「後で、お母さんに話して置くからさ♪」
「みんなで楽しくご飯を食べたら、人寂しさもきっと無くなるよ!」
「音羽ちゃん。……良いの?」
「大丈夫!」
「ちゃんと、お母さんにその様に伝えるから!」
「恵那ちゃんもお姉さんに伝えといてよ!」
「ありがとう……音羽ちゃん」
……
音羽他ちゃんの言葉に救われた私は、少し元気を取り戻して、宿題の続きをした。
宿題後は音羽ちゃんと少し談笑をして、門限の22時が近づいてきたので家に帰る。
お向かいなので、1分も掛からずに家に帰った私は、さっきの事をお姉ちゃんに伝える。
お姉ちゃんは『私も招待されたの? 何かの交流かな?』と少し不思議そうな顔をしていた。
お姉ちゃんには『私が人寂しいから』とは言っていないから、話の流れを掴めないのは当然で有る。
それでも、お姉ちゃんは納得してくれて、お休みの挨拶をして私は自分の部屋に戻る。
私は今日の出来事を日記に書いていく……
『―――』
『音羽ちゃんは、私のことを友達と言ってくれました。』
『私も、音羽ちゃんは大切な友達です!』
今日の日記を書き終わって、部屋の電気を暗くして私はベットに潜る。
「音羽ちゃん。明日も楽しく行こうね!」
私はそう言って眠りに就いた……
「ねえ……。お姉ちゃん…」
お姉ちゃんはリビングでドラマを見ながら、ビールを飲んでいる。
「んっ…何、恵那?」
「あのね…、宿題を……」
「あぁ…、音羽ちゃんの家に行くのね。22時までには帰ってくるのよ!」
「うん!」
「じゃあ、行ってくるね!」
お姉ちゃんの許しを貰ってから、私は音羽ちゃんの家に向かう。
……
『ピンポーン♪』
音羽ちゃんの家のインターホーンを押して、しばらくすると音羽ちゃんのお母さんが玄関を開ける。
「あら。恵那ちゃん。こんばんわ」
「こんばんわ。おばさん!」
「音羽ちゃんと宿題しようと思いまして…」
「あら…、折角来てくれたのに音羽…今、お風呂入っているの」
音羽ちゃんのお母さんはそう答える。
「そうなんですか……」
私は事前連絡をするべきだった事に今更気付く。
「……まあ、もうすぐお風呂上がる事だし、音羽の部屋で待っていて貰えるかな?」
「良いんですか!?」
「ええ、もちろん!」
音羽ちゃんのお母さんは、私を素直に受け入れてくれた。
「では、お邪魔しま~す」
私は音羽ちゃんの部屋で、しばらく待っていると……
部屋の扉の開くと同時に、音羽ちゃんが声を掛けて来る。
「恵那ちゃん。こんばんわ!」
「こんばんわ、音羽ちゃん!」
「あれ…?」
「今日……宿題、一緒にやる日だったけ?」
音羽ちゃんは少し不思議な顔をしながら私に聞いてくる。
「ううん、違うよ…」
「ごめんね。連絡せずに来ちゃった…」
「もしかして、……何か予定入っていた?」
私がそう言うと音羽ちゃんは、穏やかな表情で返してくれる。
「何も入ってないよ!」
「私もまだ宿題やっていないし、早速やろうか!」
「うん!」
私はそう答えた。
断わられなくて良かったと私は安心する。
音羽ちゃんの部屋に有る、少し大きめな座卓で2人向かい合って宿題を始める……
『カリ、カリ、カリ、―――』
「ねえ、音羽ちゃん?」
「んっ…何?」
「私の事どう思っている?」
私がそう言うと……ぴたっと、音羽ちゃんの手が止まり、顔を見上げて私を見てくる。
「……行き成りどうしたの? 恵那ちゃん?」
「うん……最近、一緒に遊ぶ事も少なく成ったよね…」
「遊ぶと言っても、こうやって宿題するぐらい……。私の事、どう思っているのかなと…」
私がその様に言うと、音羽ちゃんは即答する。
「恵那ちゃん!」
「遊ぶ数が少なく成っても、恵那ちゃんは私の大切な友達だよ!」
「いっぱい遊んだから友達に成って、遊ばなく成ったから他人……。私はそんな人付き合いはしないよ。恵那ちゃん!」
音羽ちゃんは少し真剣な表所をしながら私に話す。
「じゃあ、私達は友達なんだね…」
「…変な事聞かないでよ」
「私と恵那ちゃんは友達! お互いを分かり合っている友達!!」
「ありがと…音羽ちゃん……」
私は少し涙目に成りながら、音羽ちゃんにお礼を言う。
「お礼なんか要らないよ…。それより何でそんな事を聞くの?」
「クラスの誰かに変な事言われたの?」
「そんな訳じゃないけど私……、今の新しい生活に成ってから、友達が減っちゃたから、音羽ちゃんはどう思って居るのかなって…」
「友達少なくなって…、人寂しく感じたの……」
私がそう言うと音羽ちゃんは1つの提案をしてくる。
「何となく分かるよ……だったらさ、明日、家にご飯食べにおいでよ!」
「もちろん、恵那ちゃんのお姉さん一緒に!!」
「後で、お母さんに話して置くからさ♪」
「みんなで楽しくご飯を食べたら、人寂しさもきっと無くなるよ!」
「音羽ちゃん。……良いの?」
「大丈夫!」
「ちゃんと、お母さんにその様に伝えるから!」
「恵那ちゃんもお姉さんに伝えといてよ!」
「ありがとう……音羽ちゃん」
……
音羽他ちゃんの言葉に救われた私は、少し元気を取り戻して、宿題の続きをした。
宿題後は音羽ちゃんと少し談笑をして、門限の22時が近づいてきたので家に帰る。
お向かいなので、1分も掛からずに家に帰った私は、さっきの事をお姉ちゃんに伝える。
お姉ちゃんは『私も招待されたの? 何かの交流かな?』と少し不思議そうな顔をしていた。
お姉ちゃんには『私が人寂しいから』とは言っていないから、話の流れを掴めないのは当然で有る。
それでも、お姉ちゃんは納得してくれて、お休みの挨拶をして私は自分の部屋に戻る。
私は今日の出来事を日記に書いていく……
『―――』
『音羽ちゃんは、私のことを友達と言ってくれました。』
『私も、音羽ちゃんは大切な友達です!』
今日の日記を書き終わって、部屋の電気を暗くして私はベットに潜る。
「音羽ちゃん。明日も楽しく行こうね!」
私はそう言って眠りに就いた……
0
あなたにおすすめの小説
こわモテ男子と激あま婚!? 〜2人を繋ぐ1on1〜
おうぎまちこ(あきたこまち)
児童書・童話
お母さんを失くし、ひとりぼっちになってしまったワケアリ女子高生の百合(ゆり)。
とある事情で百合が一緒に住むことになったのは、学校で一番人気、百合の推しに似ているんだけど偉そうで怖いイケメン・瀬戸先輩だった。
最初は怖くて仕方がなかったけれど、「好きなものは好きでいて良い」って言って励ましてくれたり、困った時には優しいし、「俺から離れるなよ」って、いつも一緒にいてくれる先輩から段々目が離せなくなっていって……。
先輩、毎日バスケをするくせに「バスケが嫌い」だっていうのは、どうして――?
推しによく似た こわモテ不良イケメン御曹司×真面目なワケアリ貧乏女子高生との、大豪邸で繰り広げられる溺愛同居生活開幕!
※じれじれ?
※ヒーローは第2話から登場。
※5万字前後で完結予定。
※1日1話更新。
※noichigoさんに転載。
※ブザービートからはじまる恋
9日間
柏木みのり
児童書・童話
サマーキャンプから友達の健太と一緒に隣の世界に迷い込んだ竜(リョウ)は文武両道の11歳。魔法との出会い。人々との出会い。初めて経験する様々な気持ち。そして究極の選択——夢か友情か。
(also @ なろう)
トウシューズにはキャラメルひとつぶ
白妙スイ@1/9新刊発売
児童書・童話
白鳥 莉瀬(しらとり りぜ)はバレエが大好きな中学一年生。
小学四年生からバレエを習いはじめたのでほかの子よりずいぶん遅いスタートであったが、持ち前の前向きさと努力で同い年の子たちより下のクラスであるものの、着実に実力をつけていっている。
あるとき、ひょんなことからバレエ教室の先生である、乙津(おつ)先生の息子で中学二年生の乙津 隼斗(おつ はやと)と知り合いになる。
隼斗は陸上部に所属しており、一位を取ることより自分の実力を磨くことのほうが好きな性格。
莉瀬は自分と似ている部分を見いだして、隼斗と仲良くなると共に、だんだん惹かれていく。
バレエと陸上、打ちこむことは違っても、頑張る姿が好きだから。
ノースキャンプの見張り台
こいちろう
児童書・童話
時代劇で見かけるような、古めかしい木づくりの橋。それを渡ると、向こう岸にノースキャンプがある。アーミーグリーンの北門と、その傍の監視塔。まるで映画村のセットだ。
進駐軍のキャンプ跡。周りを鉄さびた有刺鉄線に囲まれた、まるで要塞みたいな町だった。進駐軍が去ってからは住宅地になって、たくさんの子どもが暮らしていた。
赤茶色にさび付いた監視塔。その下に広がる広っぱは、子どもたちの最高の遊び場だ。見張っているのか、見守っているのか、鉄塔の、あのてっぺんから、いつも誰かに見られているんじゃないか?ユーイチはいつもそんな風に感じていた。
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
クールな幼なじみの許嫁になったら、甘い溺愛がはじまりました
藤永ゆいか
児童書・童話
中学2年生になったある日、澄野星奈に許嫁がいることが判明する。
相手は、頭が良くて運動神経抜群のイケメン御曹司で、訳あって現在絶交中の幼なじみ・一之瀬陽向。
さらに、週末限定で星奈は陽向とふたり暮らしをすることになって!?
「俺と許嫁だってこと、絶対誰にも言うなよ」
星奈には、いつも冷たくてそっけない陽向だったが……。
「星奈ちゃんって、ほんと可愛いよね」
「僕、せーちゃんの彼氏に立候補しても良い?」
ある時から星奈は、バスケ部エースの水上虹輝や
帰国子女の秋川想良に甘く迫られるようになり、徐々に陽向にも変化が……?
「星奈は可愛いんだから、もっと自覚しろよ」
「お前のこと、誰にも渡したくない」
クールな幼なじみとの、逆ハーラブストーリー。
【完結】夫に穢された純愛が兄に止めを刺されるまで
猫都299
児童書・童話
タイムリープしたかもしれない。中学生に戻っている? 夫に愛されなかった惨めな人生をやり直せそうだ。彼を振り向かせたい。しかしタイムリープ前の夫には多くの愛人がいた。純愛信者で奥手で恋愛経験もほぼない喪女にはハードルが高過ぎる。まずは同じ土俵で向き合えるように修行しよう。この際、己の理想もかなぐり捨てる。逆ハーレムを作ってメンバーが集まったら告白する! 兄(血は繋がっていない)にも色々教えてもらおう。…………メンバーが夫しか集まらなかった。
※小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、Nolaノベル、Tales、ツギクルの6サイトに投稿しています。
※ノベルアップ+にて不定期に進捗状況を報告しています。
※文字数を調整した【応募版】は2026年1月3日より、Nolaノベル、ツギクル、ベリーズカフェ、野いちごに投稿中です。
※2026.1.5に完結しました! 修正中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる