47 / 53
第46話 初めての揚げ物 その1
しおりを挟む
今回は少し戻って、秋頃のお話……
私が料理を作るように成ってから、数ヶ月が過ぎた。
味付けも上手に出来るようになり、作れる料理も段々と増えていった。
料理が楽しいと感じるように成ると、少し難しい料理にも挑戦してみたくなる。
……
ある日の晩ご飯。
今日の晩ご飯は、スーパーの惣菜コーナーで買った揚げ物(唐揚げ・かき揚げ)と、私が作ったポテトサラダと“わかめ”とネギのお味噌汁。
お姉ちゃんと『いただきます!』をして、晩ご飯を食べ始める。
私は、かき揚げを箸でつかみ口に含む。
惣菜コーナーで買った揚げ物だから、もちろん『サクッ』とは言わない。
私は『油っぽいな…』と、感じながら”かき揚げ”を食べる。
お姉ちゃんの方をチラッと見ると、お姉ちゃんは何も言わず、かき揚げを食べている。
お姉ちゃんは私の視線に気付き、声を掛けてきた。
「んっ、どうしたの…? 恵那」
「いや、このかき揚げ……ちょっと油っぽいなと…」
私は正直な感想を言ったけど……
「まあ、仕方ないんじゃない。恵那!」
「夕方のスーパーで買って来た、かき揚げだし!!」
お姉ちゃんはそう言って、食事に戻る。
私が買って来たのに『今日のは特に美味しくないな…』と感じながら、今度は唐揚げを取る。
唐揚げの表面は『サクッ』と一応歯触りはするが、揚げたてとはほど遠い味だ……
(お母さんが作ってくれた、唐揚げ美味しかったな~~)
(やっぱり、揚げ物、天ぷらは揚げたてが一番だよな~~)
私は出来たての唐揚げが食べたいと感じ、ビールを『グ~』と飲んでいる、お姉ちゃんに聞いてみる。
「……ねぇ、お姉ちゃん」
「唐揚げって……作るの難しい?」
「えっ!?」
お姉ちゃんは驚く!
私、別に変な事は聞いてないよ…
「私、唐揚げを作ってみたいの!!」
「お母さんも偶にだけど、作っていたよね!!」
「スーパーのが不味い訳では無いけど、揚げたてのを唐揚げを食べたいの!!」
するとお姉ちゃんは『ジーー』と、私は観察し始めた!?
今晩のお姉ちゃんは、少し変だぞ!!
私をしばらく見ていた後、お姉ちゃんは話し始める。
「恵那……」
「私も、お家で揚げたての唐揚げを食べたいと言えば、食べたいけどさ……」
お姉ちゃんは、後ろめたい顔をしながら言う!?
「私、作り方大体分かるよ!!」
「お姉ちゃん。どこか問題有るの?」
「……油を使うから、恵那1人では危ないのね」
「今の時代、小学生1人に揚げ物をさせる事がタブーの時代だから……」
「じゃあ、お姉ちゃんと一緒なら良いの?」
「お姉ちゃん! 一緒に唐揚げを作ろうよ!!」
「まぁ……お姉ちゃんと一緒なら良いね」
「お姉ちゃんは大人だし……」
歯切れの悪いお姉ちゃん!?
揚げたてを食べたいと言っていた割に、唐揚げを作りたくはない感じで有る。
「なら、今度の土曜日。晩ご飯に唐揚げ作っても良い?」
「お姉ちゃん!」
「う~ん…。作っても良いけど……お姉ちゃん、揚げ物した事無いんだね…」
「……」
(それが、お姉ちゃんが嫌がっていた理由か!)
(私も、お母さんの作り方を全部見ていた訳では無いから、自信が有るとは言えないしな……)
「そっか~~。でも、お姉ちゃん!」
「料理の本やWebで調べれば、何とかなるんじゃない!」
「味付けはお母さんから聞いた事有るし、揚げ方だけ調べれば出来ると思うの!」
「……恵那、やる気一杯だね」
「うん。一杯だよ!」
「分ったわ!」
「じゃあ、恵那。今度の土曜日。唐揚げ作りましょうか!」
「うん。決まりだね!」
「美味しいの作るから!」
こうして、私は初めての揚げ物に挑戦する事になった。
1人でなく、お姉ちゃんと一緒だから、何か問題が発生しても大丈夫だ!?
揚げ物が出来る様になれば、コロッケやエビフライも作れる様になるし、冷めた揚げ物を買わなくても良くなる。
私は、週末の土曜日を楽しみに待つので有った。
私が料理を作るように成ってから、数ヶ月が過ぎた。
味付けも上手に出来るようになり、作れる料理も段々と増えていった。
料理が楽しいと感じるように成ると、少し難しい料理にも挑戦してみたくなる。
……
ある日の晩ご飯。
今日の晩ご飯は、スーパーの惣菜コーナーで買った揚げ物(唐揚げ・かき揚げ)と、私が作ったポテトサラダと“わかめ”とネギのお味噌汁。
お姉ちゃんと『いただきます!』をして、晩ご飯を食べ始める。
私は、かき揚げを箸でつかみ口に含む。
惣菜コーナーで買った揚げ物だから、もちろん『サクッ』とは言わない。
私は『油っぽいな…』と、感じながら”かき揚げ”を食べる。
お姉ちゃんの方をチラッと見ると、お姉ちゃんは何も言わず、かき揚げを食べている。
お姉ちゃんは私の視線に気付き、声を掛けてきた。
「んっ、どうしたの…? 恵那」
「いや、このかき揚げ……ちょっと油っぽいなと…」
私は正直な感想を言ったけど……
「まあ、仕方ないんじゃない。恵那!」
「夕方のスーパーで買って来た、かき揚げだし!!」
お姉ちゃんはそう言って、食事に戻る。
私が買って来たのに『今日のは特に美味しくないな…』と感じながら、今度は唐揚げを取る。
唐揚げの表面は『サクッ』と一応歯触りはするが、揚げたてとはほど遠い味だ……
(お母さんが作ってくれた、唐揚げ美味しかったな~~)
(やっぱり、揚げ物、天ぷらは揚げたてが一番だよな~~)
私は出来たての唐揚げが食べたいと感じ、ビールを『グ~』と飲んでいる、お姉ちゃんに聞いてみる。
「……ねぇ、お姉ちゃん」
「唐揚げって……作るの難しい?」
「えっ!?」
お姉ちゃんは驚く!
私、別に変な事は聞いてないよ…
「私、唐揚げを作ってみたいの!!」
「お母さんも偶にだけど、作っていたよね!!」
「スーパーのが不味い訳では無いけど、揚げたてのを唐揚げを食べたいの!!」
するとお姉ちゃんは『ジーー』と、私は観察し始めた!?
今晩のお姉ちゃんは、少し変だぞ!!
私をしばらく見ていた後、お姉ちゃんは話し始める。
「恵那……」
「私も、お家で揚げたての唐揚げを食べたいと言えば、食べたいけどさ……」
お姉ちゃんは、後ろめたい顔をしながら言う!?
「私、作り方大体分かるよ!!」
「お姉ちゃん。どこか問題有るの?」
「……油を使うから、恵那1人では危ないのね」
「今の時代、小学生1人に揚げ物をさせる事がタブーの時代だから……」
「じゃあ、お姉ちゃんと一緒なら良いの?」
「お姉ちゃん! 一緒に唐揚げを作ろうよ!!」
「まぁ……お姉ちゃんと一緒なら良いね」
「お姉ちゃんは大人だし……」
歯切れの悪いお姉ちゃん!?
揚げたてを食べたいと言っていた割に、唐揚げを作りたくはない感じで有る。
「なら、今度の土曜日。晩ご飯に唐揚げ作っても良い?」
「お姉ちゃん!」
「う~ん…。作っても良いけど……お姉ちゃん、揚げ物した事無いんだね…」
「……」
(それが、お姉ちゃんが嫌がっていた理由か!)
(私も、お母さんの作り方を全部見ていた訳では無いから、自信が有るとは言えないしな……)
「そっか~~。でも、お姉ちゃん!」
「料理の本やWebで調べれば、何とかなるんじゃない!」
「味付けはお母さんから聞いた事有るし、揚げ方だけ調べれば出来ると思うの!」
「……恵那、やる気一杯だね」
「うん。一杯だよ!」
「分ったわ!」
「じゃあ、恵那。今度の土曜日。唐揚げ作りましょうか!」
「うん。決まりだね!」
「美味しいの作るから!」
こうして、私は初めての揚げ物に挑戦する事になった。
1人でなく、お姉ちゃんと一緒だから、何か問題が発生しても大丈夫だ!?
揚げ物が出来る様になれば、コロッケやエビフライも作れる様になるし、冷めた揚げ物を買わなくても良くなる。
私は、週末の土曜日を楽しみに待つので有った。
0
あなたにおすすめの小説
こわモテ男子と激あま婚!? 〜2人を繋ぐ1on1〜
おうぎまちこ(あきたこまち)
児童書・童話
お母さんを失くし、ひとりぼっちになってしまったワケアリ女子高生の百合(ゆり)。
とある事情で百合が一緒に住むことになったのは、学校で一番人気、百合の推しに似ているんだけど偉そうで怖いイケメン・瀬戸先輩だった。
最初は怖くて仕方がなかったけれど、「好きなものは好きでいて良い」って言って励ましてくれたり、困った時には優しいし、「俺から離れるなよ」って、いつも一緒にいてくれる先輩から段々目が離せなくなっていって……。
先輩、毎日バスケをするくせに「バスケが嫌い」だっていうのは、どうして――?
推しによく似た こわモテ不良イケメン御曹司×真面目なワケアリ貧乏女子高生との、大豪邸で繰り広げられる溺愛同居生活開幕!
※じれじれ?
※ヒーローは第2話から登場。
※5万字前後で完結予定。
※1日1話更新。
※noichigoさんに転載。
※ブザービートからはじまる恋
9日間
柏木みのり
児童書・童話
サマーキャンプから友達の健太と一緒に隣の世界に迷い込んだ竜(リョウ)は文武両道の11歳。魔法との出会い。人々との出会い。初めて経験する様々な気持ち。そして究極の選択——夢か友情か。
(also @ なろう)
トウシューズにはキャラメルひとつぶ
白妙スイ@1/9新刊発売
児童書・童話
白鳥 莉瀬(しらとり りぜ)はバレエが大好きな中学一年生。
小学四年生からバレエを習いはじめたのでほかの子よりずいぶん遅いスタートであったが、持ち前の前向きさと努力で同い年の子たちより下のクラスであるものの、着実に実力をつけていっている。
あるとき、ひょんなことからバレエ教室の先生である、乙津(おつ)先生の息子で中学二年生の乙津 隼斗(おつ はやと)と知り合いになる。
隼斗は陸上部に所属しており、一位を取ることより自分の実力を磨くことのほうが好きな性格。
莉瀬は自分と似ている部分を見いだして、隼斗と仲良くなると共に、だんだん惹かれていく。
バレエと陸上、打ちこむことは違っても、頑張る姿が好きだから。
ノースキャンプの見張り台
こいちろう
児童書・童話
時代劇で見かけるような、古めかしい木づくりの橋。それを渡ると、向こう岸にノースキャンプがある。アーミーグリーンの北門と、その傍の監視塔。まるで映画村のセットだ。
進駐軍のキャンプ跡。周りを鉄さびた有刺鉄線に囲まれた、まるで要塞みたいな町だった。進駐軍が去ってからは住宅地になって、たくさんの子どもが暮らしていた。
赤茶色にさび付いた監視塔。その下に広がる広っぱは、子どもたちの最高の遊び場だ。見張っているのか、見守っているのか、鉄塔の、あのてっぺんから、いつも誰かに見られているんじゃないか?ユーイチはいつもそんな風に感じていた。
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
クールな幼なじみの許嫁になったら、甘い溺愛がはじまりました
藤永ゆいか
児童書・童話
中学2年生になったある日、澄野星奈に許嫁がいることが判明する。
相手は、頭が良くて運動神経抜群のイケメン御曹司で、訳あって現在絶交中の幼なじみ・一之瀬陽向。
さらに、週末限定で星奈は陽向とふたり暮らしをすることになって!?
「俺と許嫁だってこと、絶対誰にも言うなよ」
星奈には、いつも冷たくてそっけない陽向だったが……。
「星奈ちゃんって、ほんと可愛いよね」
「僕、せーちゃんの彼氏に立候補しても良い?」
ある時から星奈は、バスケ部エースの水上虹輝や
帰国子女の秋川想良に甘く迫られるようになり、徐々に陽向にも変化が……?
「星奈は可愛いんだから、もっと自覚しろよ」
「お前のこと、誰にも渡したくない」
クールな幼なじみとの、逆ハーラブストーリー。
【完結】夫に穢された純愛が兄に止めを刺されるまで
猫都299
児童書・童話
タイムリープしたかもしれない。中学生に戻っている? 夫に愛されなかった惨めな人生をやり直せそうだ。彼を振り向かせたい。しかしタイムリープ前の夫には多くの愛人がいた。純愛信者で奥手で恋愛経験もほぼない喪女にはハードルが高過ぎる。まずは同じ土俵で向き合えるように修行しよう。この際、己の理想もかなぐり捨てる。逆ハーレムを作ってメンバーが集まったら告白する! 兄(血は繋がっていない)にも色々教えてもらおう。…………メンバーが夫しか集まらなかった。
※小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、Nolaノベル、Tales、ツギクルの6サイトに投稿しています。
※ノベルアップ+にて不定期に進捗状況を報告しています。
※文字数を調整した【応募版】は2026年1月3日より、Nolaノベル、ツギクル、ベリーズカフェ、野いちごに投稿中です。
※2026.1.5に完結しました! 修正中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる