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冬桜
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俺の今まで悩ませていた迷いも晴れ、うきうきした気分で学校に向かう。
見る物が全て新鮮に見える。見飽きた電車内からの景色も、初めて見るような景色に感じる・・・。
そんな気分で学校に着くと、日生と真央がめずらしく正門を入った所で立ち止まっていて何か話をしている。そして、俺はその2人に声を掛ける。
「おはよう! 日生。真央」
「おはよう~」
「おはよう。良輔!」
俺は挨拶をしながら日生の顔を見る。
日生は笑顔一杯で、俺に挨拶を返してくれる。そうすると真央が急に・・・
「さて、私はお邪魔虫だから先行くね!」
「馬に蹴られたくないし!!」
真央は笑いながらそう言い、先に校舎の方に消えていった。
「ねぇ、もう真央には言って有るの?」
「言った。友達だもん!!」
「そう・・・」
「まだ授業まで時間有るし、中庭行かない?」
「良いよ!」
日生からの返答は単調だったけど、顔は少し笑っているように見えた。
歩きながら日生の方を見ると彼女は笑顔を返してくれる。同じ歩幅で歩き、例の中庭に着く。
日生は少しうつむき加減でこちらを見る。しばらく見つめ合う2人。
もう、言いたい事は頭の中で出来上がっているのだが、中々それを言葉に出せない。
そうすると日生の方から話し出した。
「良輔・・・。今までごめんね・・・そしてありがとう!」
日生は少し困った顔で言い始めたが最後は笑顔で話す。
「日生」
「でさ、こんな私だけど、良輔の彼女にしてくれる?」
日生は、精一杯の笑顔と身振りをしながら話す。
何か、一生懸命さがすごく可愛いと感じた。
俺はもちろん、そんな彼女の期待を裏切れない!!
「もちろんだよ日生。そして俺も日生を彼女にしたい!!」
「わたし、信じるよ!」
「改めて言うと、日生を初めて見た、入学式の頃からずっと好きだよ!」
「そして、今でも大好きだよ日生!!」
「良輔!!」
学校内だと言うのに、2人は掛け寄り抱き合う。初めて抱く大好きな女の子。
日生のフワッとした紺色のセーラー服ごと抱くと、セーラー服がキュッと彼女の体を包み、セーラー服の布地とボディラインが密着する。
触り心地の良い布地とそこから香る女の子の香り・・・。そして程良い胸のふくらみ・・・。学校内で抱く緊張と初めての連続で、もう俺の心臓はバクバクだった。
「ちょっと、良輔。いたい・・・」
「あっ、ごめん」
あまりの嬉しさで、少し強めに抱きしめてしまったようだ。
少し緩めると日生はゆっくりと離れる。
「ちょっと強いよ・・・いたい」
日生は口を尖らせ、すねた口調で言われる。
「でも、うれしい。今日から一緒に帰ろうね!」
「おう。色々寄り道しような!」
「うん!!」
「そろそろ教室行くか!」
「そうだね!」
「良輔!!」
・・・・・・
こうして俺と日生は、やっと恋人関係になれた。
もしあの時、俺が日生に告白しなければ、日生は今も元彼と付き合っていたんだろうか!?
そして俺と日生は、そのまま親友関係を続けて行き、学校を卒業の時に日生から告白されて、カップルに無事なれるんだろうか?
でも、そんな簡単にいかないと思う。
付き合いが長ければ長いほど、別れにくくなるし、日生も俺に冷めているかも知れない・・・
結果的にこれで良かったと思う。
ただ、1つ。今回で得た物? が有った。
『人間は恐い・・・』
日生だけかも知れないが、彼女の見なくても良い部分も見てしまった!
でも、俺は日生が好きだ! 良い所、悪い所、全部愛してみせる。そう思いながら、彼女と一緒に教室に入った。
今からやっと始まる俺と日生の人生。ずっと続かせたい!!
冬でも咲く桜見たいに・・・そう、俺は胸に刻んだ・・・
見る物が全て新鮮に見える。見飽きた電車内からの景色も、初めて見るような景色に感じる・・・。
そんな気分で学校に着くと、日生と真央がめずらしく正門を入った所で立ち止まっていて何か話をしている。そして、俺はその2人に声を掛ける。
「おはよう! 日生。真央」
「おはよう~」
「おはよう。良輔!」
俺は挨拶をしながら日生の顔を見る。
日生は笑顔一杯で、俺に挨拶を返してくれる。そうすると真央が急に・・・
「さて、私はお邪魔虫だから先行くね!」
「馬に蹴られたくないし!!」
真央は笑いながらそう言い、先に校舎の方に消えていった。
「ねぇ、もう真央には言って有るの?」
「言った。友達だもん!!」
「そう・・・」
「まだ授業まで時間有るし、中庭行かない?」
「良いよ!」
日生からの返答は単調だったけど、顔は少し笑っているように見えた。
歩きながら日生の方を見ると彼女は笑顔を返してくれる。同じ歩幅で歩き、例の中庭に着く。
日生は少しうつむき加減でこちらを見る。しばらく見つめ合う2人。
もう、言いたい事は頭の中で出来上がっているのだが、中々それを言葉に出せない。
そうすると日生の方から話し出した。
「良輔・・・。今までごめんね・・・そしてありがとう!」
日生は少し困った顔で言い始めたが最後は笑顔で話す。
「日生」
「でさ、こんな私だけど、良輔の彼女にしてくれる?」
日生は、精一杯の笑顔と身振りをしながら話す。
何か、一生懸命さがすごく可愛いと感じた。
俺はもちろん、そんな彼女の期待を裏切れない!!
「もちろんだよ日生。そして俺も日生を彼女にしたい!!」
「わたし、信じるよ!」
「改めて言うと、日生を初めて見た、入学式の頃からずっと好きだよ!」
「そして、今でも大好きだよ日生!!」
「良輔!!」
学校内だと言うのに、2人は掛け寄り抱き合う。初めて抱く大好きな女の子。
日生のフワッとした紺色のセーラー服ごと抱くと、セーラー服がキュッと彼女の体を包み、セーラー服の布地とボディラインが密着する。
触り心地の良い布地とそこから香る女の子の香り・・・。そして程良い胸のふくらみ・・・。学校内で抱く緊張と初めての連続で、もう俺の心臓はバクバクだった。
「ちょっと、良輔。いたい・・・」
「あっ、ごめん」
あまりの嬉しさで、少し強めに抱きしめてしまったようだ。
少し緩めると日生はゆっくりと離れる。
「ちょっと強いよ・・・いたい」
日生は口を尖らせ、すねた口調で言われる。
「でも、うれしい。今日から一緒に帰ろうね!」
「おう。色々寄り道しような!」
「うん!!」
「そろそろ教室行くか!」
「そうだね!」
「良輔!!」
・・・・・・
こうして俺と日生は、やっと恋人関係になれた。
もしあの時、俺が日生に告白しなければ、日生は今も元彼と付き合っていたんだろうか!?
そして俺と日生は、そのまま親友関係を続けて行き、学校を卒業の時に日生から告白されて、カップルに無事なれるんだろうか?
でも、そんな簡単にいかないと思う。
付き合いが長ければ長いほど、別れにくくなるし、日生も俺に冷めているかも知れない・・・
結果的にこれで良かったと思う。
ただ、1つ。今回で得た物? が有った。
『人間は恐い・・・』
日生だけかも知れないが、彼女の見なくても良い部分も見てしまった!
でも、俺は日生が好きだ! 良い所、悪い所、全部愛してみせる。そう思いながら、彼女と一緒に教室に入った。
今からやっと始まる俺と日生の人生。ずっと続かせたい!!
冬でも咲く桜見たいに・・・そう、俺は胸に刻んだ・・・
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