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初めての週末
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日生と恋人関係になってから、初めての週末が近づいてくる。
やはり、恋人に成ってからの初めては、週末デートしなければ成らないだろう・・・。絶対に!!
しかし、俺は彼女の趣味がいまいち掴み切れていない・・・
カラオケやアニメ映画などの鑑賞はしたが、真央との3人での行動が殆どで、二人っきりだけでデートまがいの事をしたのはカラオケだけだ。それも1時間位の短い時間。学校帰りの時間を使ってだから仕方ないが・・・
彼女は模範的と言うか、定石通りの行動を物の見事にしてくれて、彼女特有の感触が全く掴めていない。
カラオケの場合だったら、カラオケをして、それで終わりの感じだ。その後が無い・・・
二人では無く真央と一緒だが、映画を見に行った時は映画を見て、ランチかお茶をして、どこかのショップに寄って終わると言う・・・。まあ、これは真央も居るし、真央が居ると、日生は真央を中心にしてしまうから難しい・・・
交友関係の広い真央は流行にも敏感で有って、俺が下手に下調べするより、真央に任せた方が確実と言う状態だ。そのため3人で遊ぶ時は、ほぼ真央の予定で動いてオプション的に、俺と日生の希望を混ぜる行動が3人で遊ぶ時のパターンと成っている。
日生と遊んでいる時の会話は、学校の会話と真央絡みの話が中心で、彼女自身の事は、まず話さない・・・。話したとしても『あの動物が可愛い』とか『あの食べ物美味しそう!』とかの脈絡の無い会話しかない。
彼女の見えない部分を探すのも一つの楽しみだが、日生の心の底を知るには時間が掛りすぎるだろう・・・。その前に心の底を知る事が出来るのだろうか!?
男としては情けないが、これが人生発の? 初デートだ。行きたい場所は日生の希望を尊重するべきだなと感じた。
学校帰り。
日生も俺と同じ電車通学だ。しかし、方向(行き先)は別方向なので、駅のホームで電車が来るまでの時間と成る。
放課後。今日も日生と一緒に帰る。彼女もクラブ活動等はしていない。
学校から駅までの通学路。そんなに長い距離では無い。駅から15分位で学校に着く距離だ。俺は日生に週末の予定を聞いてみる。
「日生。今週の週末だけど、どうしようか?」
「そうだね・・・」
「どうする?」
(いや、どうするア〇フルでは無く『デートしよう!』とか言ってくれないの!?)
「やっと恋人同士に成れたんだし、今まで見たいなカラオケや、真央と一緒の映画だけで無く、少し遠い所に遊びに行かない?」
「遠いところ?」
「う~ん、別に行きたくないな・・・」
(えっ、なんでそこで否定するの!?)
(本当に俺の事好きなの!?)
「で、でも、週末、天気も良さそうだし、どこかデートしようよ!」
「良輔がそんなに言うなら・・・」
(やった!)
「じゃあ日生が、今一番行きたい所有る?」
「行きたいところ?」
「・・・見たい映画もまだ先だし、歌いたい歌も無いし・・・」
「行きたいところか~~」
「日生、無さそう・・・」
「まあ私が行きたいところ・・・。あえて言うなら遊園地だけど、お金が掛かるし・・・」
「遊園地!」
「初デートにはぴったりだよ!」
「日生、遊園地にしようよ!!」
「交通費からは流石に・・・全部は出せないけど、遊園地のチケット代は俺が出すよ!!」
「良いの?」
「結構するよ・・・」
「大丈夫だよ! その辺は俺に任せて!!」
「分かった・・・」
口調の感じからして、日生は余り乗り気では無い。普通はもっと喜ぶと思うのだが、俺の行動の仕方が間違っているのか・・・
それでも、週末デートを行う事は出来そうだ。電車とバスを使うが、学校が有る地域から1時間位で行ける場所に遊園地が有る。
デート当日は学校の最寄り駅で待ち合わせする事にした。
何とか日生と遊園地デートをする事を決められた・・・。遊園地のチケット料金は結構するが、今まで貯めていたお年玉を使えば問題ない。しかし、これから頻繁にデートを行う事に成ると、金銭面では不安は出てくる。
日生は夏休みアルバイトをしていたが、俺はアルバイトをしなかった。親がアルバイトをする事をあまり賛成的では無いからだ。
これからは、アルバイトをする必要性が出てくるかも知れないが、そうなると日生とデートする時間が減ってしまうだろう・・・
まあ、その事は後で考える事にして、週末は大好きな人とデートだ!
学校や帰り道でも日生と一緒だが、休日に合う彼女は私服だから別の新鮮が有る。
直ぐに週末はやってくるが、俺は楽しみで仕方なかった・・・
・・・・・・
やはり、恋人に成ってからの初めては、週末デートしなければ成らないだろう・・・。絶対に!!
しかし、俺は彼女の趣味がいまいち掴み切れていない・・・
カラオケやアニメ映画などの鑑賞はしたが、真央との3人での行動が殆どで、二人っきりだけでデートまがいの事をしたのはカラオケだけだ。それも1時間位の短い時間。学校帰りの時間を使ってだから仕方ないが・・・
彼女は模範的と言うか、定石通りの行動を物の見事にしてくれて、彼女特有の感触が全く掴めていない。
カラオケの場合だったら、カラオケをして、それで終わりの感じだ。その後が無い・・・
二人では無く真央と一緒だが、映画を見に行った時は映画を見て、ランチかお茶をして、どこかのショップに寄って終わると言う・・・。まあ、これは真央も居るし、真央が居ると、日生は真央を中心にしてしまうから難しい・・・
交友関係の広い真央は流行にも敏感で有って、俺が下手に下調べするより、真央に任せた方が確実と言う状態だ。そのため3人で遊ぶ時は、ほぼ真央の予定で動いてオプション的に、俺と日生の希望を混ぜる行動が3人で遊ぶ時のパターンと成っている。
日生と遊んでいる時の会話は、学校の会話と真央絡みの話が中心で、彼女自身の事は、まず話さない・・・。話したとしても『あの動物が可愛い』とか『あの食べ物美味しそう!』とかの脈絡の無い会話しかない。
彼女の見えない部分を探すのも一つの楽しみだが、日生の心の底を知るには時間が掛りすぎるだろう・・・。その前に心の底を知る事が出来るのだろうか!?
男としては情けないが、これが人生発の? 初デートだ。行きたい場所は日生の希望を尊重するべきだなと感じた。
学校帰り。
日生も俺と同じ電車通学だ。しかし、方向(行き先)は別方向なので、駅のホームで電車が来るまでの時間と成る。
放課後。今日も日生と一緒に帰る。彼女もクラブ活動等はしていない。
学校から駅までの通学路。そんなに長い距離では無い。駅から15分位で学校に着く距離だ。俺は日生に週末の予定を聞いてみる。
「日生。今週の週末だけど、どうしようか?」
「そうだね・・・」
「どうする?」
(いや、どうするア〇フルでは無く『デートしよう!』とか言ってくれないの!?)
「やっと恋人同士に成れたんだし、今まで見たいなカラオケや、真央と一緒の映画だけで無く、少し遠い所に遊びに行かない?」
「遠いところ?」
「う~ん、別に行きたくないな・・・」
(えっ、なんでそこで否定するの!?)
(本当に俺の事好きなの!?)
「で、でも、週末、天気も良さそうだし、どこかデートしようよ!」
「良輔がそんなに言うなら・・・」
(やった!)
「じゃあ日生が、今一番行きたい所有る?」
「行きたいところ?」
「・・・見たい映画もまだ先だし、歌いたい歌も無いし・・・」
「行きたいところか~~」
「日生、無さそう・・・」
「まあ私が行きたいところ・・・。あえて言うなら遊園地だけど、お金が掛かるし・・・」
「遊園地!」
「初デートにはぴったりだよ!」
「日生、遊園地にしようよ!!」
「交通費からは流石に・・・全部は出せないけど、遊園地のチケット代は俺が出すよ!!」
「良いの?」
「結構するよ・・・」
「大丈夫だよ! その辺は俺に任せて!!」
「分かった・・・」
口調の感じからして、日生は余り乗り気では無い。普通はもっと喜ぶと思うのだが、俺の行動の仕方が間違っているのか・・・
それでも、週末デートを行う事は出来そうだ。電車とバスを使うが、学校が有る地域から1時間位で行ける場所に遊園地が有る。
デート当日は学校の最寄り駅で待ち合わせする事にした。
何とか日生と遊園地デートをする事を決められた・・・。遊園地のチケット料金は結構するが、今まで貯めていたお年玉を使えば問題ない。しかし、これから頻繁にデートを行う事に成ると、金銭面では不安は出てくる。
日生は夏休みアルバイトをしていたが、俺はアルバイトをしなかった。親がアルバイトをする事をあまり賛成的では無いからだ。
これからは、アルバイトをする必要性が出てくるかも知れないが、そうなると日生とデートする時間が減ってしまうだろう・・・
まあ、その事は後で考える事にして、週末は大好きな人とデートだ!
学校や帰り道でも日生と一緒だが、休日に合う彼女は私服だから別の新鮮が有る。
直ぐに週末はやってくるが、俺は楽しみで仕方なかった・・・
・・・・・・
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