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大観覧車
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俺と日生が居た場所から、一番近いレストランに向かう。俺達が向かう以外にもレストランは数件有る。
俺達がレストランに着いた時は、まだお昼時では無かったが結構の行列が出来ていた。
(真央の言ったとおりだ)
(お昼のピーク時に入ったら、注文、配膳、食事だけでも1時間位は軽く掛かりそうだ)
ここのレストランは、レジで事前注文する形式だ。
本当は食事代も男が出すべき何だが、俺はアルバイト等をしていないため、チケット代だけで勘弁して貰っている。
レジで、日生はオムライスを注文して、俺は食欲が少し無かったためパスタにして、日生と一緒につまめるようにフライドポテトも注文する。
料理はウェイトレスさんが運んでくれるみたいだ。
「遊園地も一生懸命遊ぶと疲れるね!」
と俺は言う。
「良輔は遊園地に、普段行かないの?」
「行かないね・・・」
「俺の親友は基本インドア派ばかりだし・・・」
「そっか~~」
「私は結構来てるな~~」
「そうなの!?」
「友達と?」
「今年は、今日入れて3回ぐらい来てるな~」
「あっ、ここだけじゃないよ。他の所も含めて・・・」
「へぇ~~」
俺は『誰と来ているの?』と聞こうとした時に、丁度料理が運ばれて来る。
1回の配膳で、注文した品が全て揃ったので、日生と食事を始める事にする。
食べている時は、あまり喋らない方が良いかと思って、俺は食事に意識を向けるが・・・
(たしか、日生と両親の休日が合わないはずだよな・・・)
(それでも、今日を除いて2回遊園地に遊びに行っている・・・)
(仮に1回は家族としても、後の1回は前の彼氏!?)
(ありえるな・・・。遊園地デートに誘った時、遊園地に乗り気では無かったのは、つい最近、元彼氏と此所か何処かの遊園地に恐らく行ったんだろうな・・・)
俺はそんな事を考えてながらパスタを頬張った・・・
食事も一段落して、昼からの遊園地計画を立てる。
「日生、昼からはどうする?」
「昼から?」
「昼からは、朝乗ったジェットコースターに乗ろう!」
「ああ、うん、分かった・・・」
「それと日生・・・。今日は閉園まで大丈夫だよね?」
遊園地の閉園時間は21時。
ここの遊園地は、パレードとかは特に無いから、別に21時まで居なくて構わない。
例え21時まで居ても、1時間位で戻れるから、補導の心配もする必要は無いはずだ。
「あっ、良輔・・・」
「実は今日の夜。両親が珍しく揃うから家族で食事に行くんだ・・・」
「えっ、聞いてないよ!?」
「ごめん・・・」
「昨日の夜、急に決まって・・・」
「良輔との遊園地が楽しくて、さっきまで忘れていた。本当は会った時に言わなければ無かったけど・・・」
「両親は、今の彼氏を優先しなさいと言ったけど、私はまだ両親の方が大事だし・・・」
「・・・」
日生の言ってる事は間違っていない。
しかし、よりによって今日か・・・。俺、何て付いていないんだ!!
ここは強く出ては駄目だし、折角、日生の家族が揃うのだから、そっちを優先するのは当たり前だと思う・・・
「日生」
「家族が揃うなら、そっちを優先した方が良いよ・・・。遊園地はまた来られるしさ!!」」
「えっと、じゃあ、何時までに戻れば良い?」
「両親には17時位には戻って来て欲しいと言われたから、その時間?」
「17時か・・・」
遊園地から学校の最寄り駅までは、大体1時間位掛る・・・
バスの待ち時間や乗り換え、最悪遅延とかを考えると、15時半前後には遊園地を出なければ成らない・・・
(だいぶ、俺の中でも予定が狂うな・・・)
(だから日生は午前中、次から次へと乗っていた訳か)
俺はレストランに掛けられている壁時計を見る。
今の時刻は12時30分前。後3時間位しか居られない・・・
日生の家族の都合だから仕方無いが、諦めるしかなさそうだ。
昼からも絶叫系を中心に乗って時間が過ぎてゆく。
そろそろ、絶叫系を全部乗った感じがしてくるが、日生は『2周目だ!』と言って、待ち時間の間に、色々段取りを組んでいる。
しかし、俺が日生との遊園地デートを望んだのは、遊園地に有る大観覧車に乗るためで有る。
大観覧車に乗らずに、絶叫系だけで遊園地を終えてしまったら、只の親友関係だ!
園内におれる時間も少なくなってきており、今並んでいるこの遊具を含めて、後1~2回位しか遊具には乗れない・・・。ここが勝負時だ!!
「日生、最後に観覧車乗らない?」
「えっ!?」
「私は最後、ジェットコースターで締めたいのだけど・・・」
「でもさ、遊園地に来て、観覧車に乗らないとは勿体ないよ!」
「ん~~~」
「乗りたくないな・・・」
何故か日生はそこで唸り、観覧車を嫌がる。
どうして? 二人きりは嫌なの? 学校で抱き合った仲なのに・・・
「何もしないなら・・・良いよ」
(いや、いや、カップルで観覧車に乗れば、本当に二人の時間なんだから、何か有るでしょ!! 絶対に!!)
(観覧車に乗って景色楽しみましたじゃ、小学生と同じ、いや、今の早生の時代、幼稚園児と同レベルに成るかも知れない・・・)
「大丈夫! 何もしないよ!!」
「二人で景色を楽しむだけだよ!!」
「わかった・・・」
本当に数分前までは、はしゃいでいた彼女の笑顔が急に薄れてゆく・・・
そんなにジェットコースターで締めたいのか、俺とは観覧車に乗りたく無いのか解らないが、とにかく日生と観覧車に乗る事に成った。
並んでいた遊具にも乗り終わり、時間的にも大観覧車が最後だろう。
大観覧車は1周、15分位の時間を掛けて1周する。
昼間の時間帯だけ有って、大観覧車の待ち時間は殆ど無かった。
係員に直ぐに搭乗案内されて、俺と日生は観覧車の駕籠に乗り込んで、15分間の二人きりの時間が始まる。
電車やバスの時見たいに、隣り合って座らずに何故か対面で座る。
観覧車の駕籠の扉は閉められて、ゆっくりと観覧車は上に向かって回り出す。
「まだ、昼間だから、周辺の景色が良く見えるね!」
「うん・・・」
「これが最後の遊具に成りそうだけど、今日は楽しかったね!」
「うん。楽しかった・・・」
日生は自ら言葉を発しようとはせずに、俺の相づちばかりしている。
「日生。日生の隣に行っても良い?」
「・・・良いよ」
言葉のニュアンス的に迷う所だが、ここで行かなければ男じゃ無い!
俺は日生の横に座る。
観覧車は後少しで、頂天を迎える場所まで来ていた。
「・・・」
「・・・」
お互い無言の時間が続く・・・
本来なら、良い雰囲気に普通は成るはずだが、これがまた微妙な空気に成ってしまっている。お互いが恥ずかしいのだろうか!?
これではとても、キスをする雰囲気では無さそうだ・・・。俺は思い切って『日生の唇を強行突破するぞ!』と考え抜いた時に、日生がぼそっと喋る。
「何だか疲れた、寝る・・・」
「下に着いたら起こして・・・」
それだけを言うと、日生は目を閉じて急に寝てしまう。
「日生、もうすぐ頂上だよ。景色見ないの?」
「前見たから、良い・・・」
「つまんないから・・・」
「!!!」
俺はその言葉で感じ取ってしまった。
(やっぱり、日生は元彼と一緒にこの遊園地に来ていて、大観覧車にも乗ったんだ!!)
(景色も見てた見たいだから、元彼と観覧車内で『ピー』※の出来事で有ったのか!?)
(それとも観覧車内で、何か嫌な出来事でも起きたのだろうか!?)
※『ピー』自主規制
嫌な出来事が本当に有ったのなら、観覧車に乗ったのは大失敗で有る。
しかし、景色は『前見たから、良い・・・』と言うから、悪い出来事の方では無いはずだ!!
きっと俺より『元彼との遊園地の方が楽しかった』と思うと、俺は急に腹の底から怒りが湧いてきた・・・
しかし、俺が今、日生に詰め寄って、語気の強い言葉を発してしまったら、最初で最後のデートに成るのは目に見えているだろう・・・
遊園地のチケットも決して安くないし、元々乗り気で無い彼女を誘って、ここまで来たんだ。
俺は怒りを抑えるために、大観覧車の真上から見える景色を、一人で心を落ち着けながら眺めた・・・
・・・・・・
俺達がレストランに着いた時は、まだお昼時では無かったが結構の行列が出来ていた。
(真央の言ったとおりだ)
(お昼のピーク時に入ったら、注文、配膳、食事だけでも1時間位は軽く掛かりそうだ)
ここのレストランは、レジで事前注文する形式だ。
本当は食事代も男が出すべき何だが、俺はアルバイト等をしていないため、チケット代だけで勘弁して貰っている。
レジで、日生はオムライスを注文して、俺は食欲が少し無かったためパスタにして、日生と一緒につまめるようにフライドポテトも注文する。
料理はウェイトレスさんが運んでくれるみたいだ。
「遊園地も一生懸命遊ぶと疲れるね!」
と俺は言う。
「良輔は遊園地に、普段行かないの?」
「行かないね・・・」
「俺の親友は基本インドア派ばかりだし・・・」
「そっか~~」
「私は結構来てるな~~」
「そうなの!?」
「友達と?」
「今年は、今日入れて3回ぐらい来てるな~」
「あっ、ここだけじゃないよ。他の所も含めて・・・」
「へぇ~~」
俺は『誰と来ているの?』と聞こうとした時に、丁度料理が運ばれて来る。
1回の配膳で、注文した品が全て揃ったので、日生と食事を始める事にする。
食べている時は、あまり喋らない方が良いかと思って、俺は食事に意識を向けるが・・・
(たしか、日生と両親の休日が合わないはずだよな・・・)
(それでも、今日を除いて2回遊園地に遊びに行っている・・・)
(仮に1回は家族としても、後の1回は前の彼氏!?)
(ありえるな・・・。遊園地デートに誘った時、遊園地に乗り気では無かったのは、つい最近、元彼氏と此所か何処かの遊園地に恐らく行ったんだろうな・・・)
俺はそんな事を考えてながらパスタを頬張った・・・
食事も一段落して、昼からの遊園地計画を立てる。
「日生、昼からはどうする?」
「昼から?」
「昼からは、朝乗ったジェットコースターに乗ろう!」
「ああ、うん、分かった・・・」
「それと日生・・・。今日は閉園まで大丈夫だよね?」
遊園地の閉園時間は21時。
ここの遊園地は、パレードとかは特に無いから、別に21時まで居なくて構わない。
例え21時まで居ても、1時間位で戻れるから、補導の心配もする必要は無いはずだ。
「あっ、良輔・・・」
「実は今日の夜。両親が珍しく揃うから家族で食事に行くんだ・・・」
「えっ、聞いてないよ!?」
「ごめん・・・」
「昨日の夜、急に決まって・・・」
「良輔との遊園地が楽しくて、さっきまで忘れていた。本当は会った時に言わなければ無かったけど・・・」
「両親は、今の彼氏を優先しなさいと言ったけど、私はまだ両親の方が大事だし・・・」
「・・・」
日生の言ってる事は間違っていない。
しかし、よりによって今日か・・・。俺、何て付いていないんだ!!
ここは強く出ては駄目だし、折角、日生の家族が揃うのだから、そっちを優先するのは当たり前だと思う・・・
「日生」
「家族が揃うなら、そっちを優先した方が良いよ・・・。遊園地はまた来られるしさ!!」」
「えっと、じゃあ、何時までに戻れば良い?」
「両親には17時位には戻って来て欲しいと言われたから、その時間?」
「17時か・・・」
遊園地から学校の最寄り駅までは、大体1時間位掛る・・・
バスの待ち時間や乗り換え、最悪遅延とかを考えると、15時半前後には遊園地を出なければ成らない・・・
(だいぶ、俺の中でも予定が狂うな・・・)
(だから日生は午前中、次から次へと乗っていた訳か)
俺はレストランに掛けられている壁時計を見る。
今の時刻は12時30分前。後3時間位しか居られない・・・
日生の家族の都合だから仕方無いが、諦めるしかなさそうだ。
昼からも絶叫系を中心に乗って時間が過ぎてゆく。
そろそろ、絶叫系を全部乗った感じがしてくるが、日生は『2周目だ!』と言って、待ち時間の間に、色々段取りを組んでいる。
しかし、俺が日生との遊園地デートを望んだのは、遊園地に有る大観覧車に乗るためで有る。
大観覧車に乗らずに、絶叫系だけで遊園地を終えてしまったら、只の親友関係だ!
園内におれる時間も少なくなってきており、今並んでいるこの遊具を含めて、後1~2回位しか遊具には乗れない・・・。ここが勝負時だ!!
「日生、最後に観覧車乗らない?」
「えっ!?」
「私は最後、ジェットコースターで締めたいのだけど・・・」
「でもさ、遊園地に来て、観覧車に乗らないとは勿体ないよ!」
「ん~~~」
「乗りたくないな・・・」
何故か日生はそこで唸り、観覧車を嫌がる。
どうして? 二人きりは嫌なの? 学校で抱き合った仲なのに・・・
「何もしないなら・・・良いよ」
(いや、いや、カップルで観覧車に乗れば、本当に二人の時間なんだから、何か有るでしょ!! 絶対に!!)
(観覧車に乗って景色楽しみましたじゃ、小学生と同じ、いや、今の早生の時代、幼稚園児と同レベルに成るかも知れない・・・)
「大丈夫! 何もしないよ!!」
「二人で景色を楽しむだけだよ!!」
「わかった・・・」
本当に数分前までは、はしゃいでいた彼女の笑顔が急に薄れてゆく・・・
そんなにジェットコースターで締めたいのか、俺とは観覧車に乗りたく無いのか解らないが、とにかく日生と観覧車に乗る事に成った。
並んでいた遊具にも乗り終わり、時間的にも大観覧車が最後だろう。
大観覧車は1周、15分位の時間を掛けて1周する。
昼間の時間帯だけ有って、大観覧車の待ち時間は殆ど無かった。
係員に直ぐに搭乗案内されて、俺と日生は観覧車の駕籠に乗り込んで、15分間の二人きりの時間が始まる。
電車やバスの時見たいに、隣り合って座らずに何故か対面で座る。
観覧車の駕籠の扉は閉められて、ゆっくりと観覧車は上に向かって回り出す。
「まだ、昼間だから、周辺の景色が良く見えるね!」
「うん・・・」
「これが最後の遊具に成りそうだけど、今日は楽しかったね!」
「うん。楽しかった・・・」
日生は自ら言葉を発しようとはせずに、俺の相づちばかりしている。
「日生。日生の隣に行っても良い?」
「・・・良いよ」
言葉のニュアンス的に迷う所だが、ここで行かなければ男じゃ無い!
俺は日生の横に座る。
観覧車は後少しで、頂天を迎える場所まで来ていた。
「・・・」
「・・・」
お互い無言の時間が続く・・・
本来なら、良い雰囲気に普通は成るはずだが、これがまた微妙な空気に成ってしまっている。お互いが恥ずかしいのだろうか!?
これではとても、キスをする雰囲気では無さそうだ・・・。俺は思い切って『日生の唇を強行突破するぞ!』と考え抜いた時に、日生がぼそっと喋る。
「何だか疲れた、寝る・・・」
「下に着いたら起こして・・・」
それだけを言うと、日生は目を閉じて急に寝てしまう。
「日生、もうすぐ頂上だよ。景色見ないの?」
「前見たから、良い・・・」
「つまんないから・・・」
「!!!」
俺はその言葉で感じ取ってしまった。
(やっぱり、日生は元彼と一緒にこの遊園地に来ていて、大観覧車にも乗ったんだ!!)
(景色も見てた見たいだから、元彼と観覧車内で『ピー』※の出来事で有ったのか!?)
(それとも観覧車内で、何か嫌な出来事でも起きたのだろうか!?)
※『ピー』自主規制
嫌な出来事が本当に有ったのなら、観覧車に乗ったのは大失敗で有る。
しかし、景色は『前見たから、良い・・・』と言うから、悪い出来事の方では無いはずだ!!
きっと俺より『元彼との遊園地の方が楽しかった』と思うと、俺は急に腹の底から怒りが湧いてきた・・・
しかし、俺が今、日生に詰め寄って、語気の強い言葉を発してしまったら、最初で最後のデートに成るのは目に見えているだろう・・・
遊園地のチケットも決して安くないし、元々乗り気で無い彼女を誘って、ここまで来たんだ。
俺は怒りを抑えるために、大観覧車の真上から見える景色を、一人で心を落ち着けながら眺めた・・・
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