153 / 167
番外編
第74話 母さん達の状況…… その2
しおりを挟む
晩ご飯準備の時間までは、お母さんと真央でテレビゲームを楽しむ。
真央だけだと、手を抜かなければ成らないが、今日はお母さんも居るから、私は普段の力を発揮出来る!?
……
…
・
晩ご飯準備の時間が近付いてきたので、テレビゲームはお仕舞いに成って、お母さんと私で晩ご飯の準備を始める。
準備と言っても、お父さんがカレーを作ってくれて行ったので、今晩はサラダの準備をする位で有った。
今日の晩ご飯の予定は、スーパーで買ってきた惣菜を乗せたカレーとサラダで有る。
揚げ物が、大好きなお母さんは、フライ物を自ら揚げる事が多いが、旅行とかの疲れが有るのだろう。今日の揚げ物はスーパーの惣菜品で有った。
お鍋のカレーを温め直しながら、お母さんとサラダを作っていると……珍しく、固定電話の着信音が鳴る。
私とお母さんは丁度手が濡れていて、直ぐには電話には出られない。
「真央~~。電話出て~~」
「お母さん~~。電話に出られない~~!」
お母さんが、リビングでテレビを見ている真央に声を掛ける。
テレビゲームの後、真央は部屋に戻らずに、この時間に放映されているテレビアニメを見ていた。
「は~い」
真央は返事をして、固定電話に出る。
この時間に誰だろう?
「はい! 真田です!!」
「―――」
「あっ、お父さん! こんにちは!!」
どうやら、電話の相手はお父さんで有った。
固定電話に掛けてくるとは珍しい……
真央はお父さんと話をしている。
私とお母さんの話が出てきているが、どんな内容なのだろうか?
「うん。バイバイ~~、お父さん!!」
「―――」
『ガチャ!』
真央は最後、勢いよく受話器を戻した。
受話器を戻した後、直ぐに真央はお母さんに話し掛ける。
「お母さん~~。お父さんからだった~~」
「お父さん?」
「どんな用事だった?♪」
「家に着いただって~~」
「それを、お母さんに言ってと言って居た!!」
「そう。無事に着いたのだね!」
「まぁ、あの人が事故を起こす事は無いから、気にはしてなかったけど、良かったわ♪」
言葉ではそう言っているお母さんだが、口調や表情は嬉しそうで有った。
やっぱり……お母さんも、お父さんが好きな様だ。
「……さて、サラダも完成したし、お父さんも無事に着いた様だし、宮子はアルバイトで帰って来られないから、3人で晩ご飯の時間にしましょうか!」
普段の晩ご飯の時間より少し早いが、お姉ちゃんはアルバイトだし、お父さんも単身赴任先だ。
カレーも温まって居るので、少し早い晩ご飯に成る。
『いただきます!』
3人で食事前の挨拶をして、晩ご飯が始まる。
惣菜カレーは、カレーライスの上に自分の好きな惣菜を乗せて良いので、私は一口カツ・白身フライ・クリームコロッケを乗せる。
後ほかにも、コロッケや唐揚げも等も有る。
「うゆ~~」
「昨日までの、賑やかな晩ご飯が嘘みたいだね♪」
お母さんはカレーライスを数口食べた後、水を飲んでから言う。
お母さんは基本、食事時にはお酒は飲まない。
「でも、私は全然寂しくないよ!」
「宮子お姉ちゃん達が居るし!!」
それを聞いていた真央はそう言いながら、美味しそうに惣菜カレーライスを食べている。
真央にとって、お父さんは重要な位置付けでは無い感じだ。実の娘なのに……
私はそれを聞き流しながら、カレーライスを食べていると……
「……咲子はどう?」
「お父さんが居ないのは寂しい?♪」
お母さんが、笑顔で私に話を振ってきた!?
私を試すつもりか!!
「それは……寂しいよ。お母さん…」
「男の人が居ないと、力仕事とか困るし……」
私は、当たり障りの無い言葉を選んで言う。
下手な事言うと、お母さんがまた警戒するからだ。
「そうねぇ…。頭脳戦は宮子が居るから問題ないけど、力仕事はお父さんが居るのと居ないのでは、全然違うもんね♪」
お母さんは、笑顔の表情を壊さずに返答する。
この言葉で良かった様だ。
「そう。そう」
「重い段ボールとかは、やっぱり辛いからね!」
「私(咲子)1人では辛い時が有るから…」
「咲子。それも有るし、電球の交換とかも大変だね!」
「今は、LED照明の御陰で、球切れの心配は無くなったけど♪」
「早く……お父さん帰って来て欲しいね。お母さん!」
「うゆ~~」
「その辺りは、お父さんの会社次第だから、何とも言えないよ~~」
「けど……お父さんが戻ってくると、手当が減るのも厳しいね!!♪」
お母さんは、笑顔の困った表情をしながら水を飲む。
「暫くは、また女性同士の家族に成るけど、みんなで協力しあいましょ!」
「ねっ! 咲子。真央」
「……うん」
「は~い!」
真央は元気よく返事をするが。私は静かに言う。
お母さん、私、真央の晩ご飯の時間は、こうして過ぎていった……
真央だけだと、手を抜かなければ成らないが、今日はお母さんも居るから、私は普段の力を発揮出来る!?
……
…
・
晩ご飯準備の時間が近付いてきたので、テレビゲームはお仕舞いに成って、お母さんと私で晩ご飯の準備を始める。
準備と言っても、お父さんがカレーを作ってくれて行ったので、今晩はサラダの準備をする位で有った。
今日の晩ご飯の予定は、スーパーで買ってきた惣菜を乗せたカレーとサラダで有る。
揚げ物が、大好きなお母さんは、フライ物を自ら揚げる事が多いが、旅行とかの疲れが有るのだろう。今日の揚げ物はスーパーの惣菜品で有った。
お鍋のカレーを温め直しながら、お母さんとサラダを作っていると……珍しく、固定電話の着信音が鳴る。
私とお母さんは丁度手が濡れていて、直ぐには電話には出られない。
「真央~~。電話出て~~」
「お母さん~~。電話に出られない~~!」
お母さんが、リビングでテレビを見ている真央に声を掛ける。
テレビゲームの後、真央は部屋に戻らずに、この時間に放映されているテレビアニメを見ていた。
「は~い」
真央は返事をして、固定電話に出る。
この時間に誰だろう?
「はい! 真田です!!」
「―――」
「あっ、お父さん! こんにちは!!」
どうやら、電話の相手はお父さんで有った。
固定電話に掛けてくるとは珍しい……
真央はお父さんと話をしている。
私とお母さんの話が出てきているが、どんな内容なのだろうか?
「うん。バイバイ~~、お父さん!!」
「―――」
『ガチャ!』
真央は最後、勢いよく受話器を戻した。
受話器を戻した後、直ぐに真央はお母さんに話し掛ける。
「お母さん~~。お父さんからだった~~」
「お父さん?」
「どんな用事だった?♪」
「家に着いただって~~」
「それを、お母さんに言ってと言って居た!!」
「そう。無事に着いたのだね!」
「まぁ、あの人が事故を起こす事は無いから、気にはしてなかったけど、良かったわ♪」
言葉ではそう言っているお母さんだが、口調や表情は嬉しそうで有った。
やっぱり……お母さんも、お父さんが好きな様だ。
「……さて、サラダも完成したし、お父さんも無事に着いた様だし、宮子はアルバイトで帰って来られないから、3人で晩ご飯の時間にしましょうか!」
普段の晩ご飯の時間より少し早いが、お姉ちゃんはアルバイトだし、お父さんも単身赴任先だ。
カレーも温まって居るので、少し早い晩ご飯に成る。
『いただきます!』
3人で食事前の挨拶をして、晩ご飯が始まる。
惣菜カレーは、カレーライスの上に自分の好きな惣菜を乗せて良いので、私は一口カツ・白身フライ・クリームコロッケを乗せる。
後ほかにも、コロッケや唐揚げも等も有る。
「うゆ~~」
「昨日までの、賑やかな晩ご飯が嘘みたいだね♪」
お母さんはカレーライスを数口食べた後、水を飲んでから言う。
お母さんは基本、食事時にはお酒は飲まない。
「でも、私は全然寂しくないよ!」
「宮子お姉ちゃん達が居るし!!」
それを聞いていた真央はそう言いながら、美味しそうに惣菜カレーライスを食べている。
真央にとって、お父さんは重要な位置付けでは無い感じだ。実の娘なのに……
私はそれを聞き流しながら、カレーライスを食べていると……
「……咲子はどう?」
「お父さんが居ないのは寂しい?♪」
お母さんが、笑顔で私に話を振ってきた!?
私を試すつもりか!!
「それは……寂しいよ。お母さん…」
「男の人が居ないと、力仕事とか困るし……」
私は、当たり障りの無い言葉を選んで言う。
下手な事言うと、お母さんがまた警戒するからだ。
「そうねぇ…。頭脳戦は宮子が居るから問題ないけど、力仕事はお父さんが居るのと居ないのでは、全然違うもんね♪」
お母さんは、笑顔の表情を壊さずに返答する。
この言葉で良かった様だ。
「そう。そう」
「重い段ボールとかは、やっぱり辛いからね!」
「私(咲子)1人では辛い時が有るから…」
「咲子。それも有るし、電球の交換とかも大変だね!」
「今は、LED照明の御陰で、球切れの心配は無くなったけど♪」
「早く……お父さん帰って来て欲しいね。お母さん!」
「うゆ~~」
「その辺りは、お父さんの会社次第だから、何とも言えないよ~~」
「けど……お父さんが戻ってくると、手当が減るのも厳しいね!!♪」
お母さんは、笑顔の困った表情をしながら水を飲む。
「暫くは、また女性同士の家族に成るけど、みんなで協力しあいましょ!」
「ねっ! 咲子。真央」
「……うん」
「は~い!」
真央は元気よく返事をするが。私は静かに言う。
お母さん、私、真央の晩ご飯の時間は、こうして過ぎていった……
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
【完結】元Sランク受付嬢の、路地裏ひとり酒とまかない飯
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ギルド受付嬢の佐倉レナ、外見はちょっと美人。仕事ぶりは真面目でテキパキ。そんなどこにでもいる女性。
でも実はその正体、数年前まで“災厄クラス”とまで噂された元Sランク冒険者。
今は戦わない。名乗らない。ひっそり事務仕事に徹してる。
なぜって、もう十分なんです。命がけで世界を救った報酬は、“おひとりさま晩酌”の幸福。
今日も定時で仕事を終え、路地裏の飯処〈モンス飯亭〉へ直行。
絶品まかないメシとよく冷えた一杯で、心と体をリセットする時間。
それが、いまのレナの“最強スタイル”。
誰にも気を使わない、誰も邪魔しない。
そんなおひとりさまグルメライフ、ここに開幕。
裏庭係の私、いつの間にか偉い人に気に入られていたようです
ルーシャオ
恋愛
宮廷メイドのエイダは、先輩メイドに頼まれ王城裏庭を掃除した——のだが、それが悪かった。「一体全体何をしているのだ! お前はクビだ!」「すみません、すみません!」なんと貴重な薬草や香木があることを知らず、草むしりや剪定をしてしまったのだ。そこへ、薬師のデ・ヴァレスの取りなしのおかげで何とか「裏庭の管理人」として首が繋がった。そこからエイダは学び始め、薬草の知識を増やしていく。その真面目さを買われて、薬師のデ・ヴァレスを通じてリュドミラ王太后に面会することに。そして、お見合いを勧められるのである。一方で、エイダを嵌めた先輩メイドたちは——?
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ
さら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。
絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。
荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。
優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。
華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる