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116話 大聖堂(1)
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「ねぇ、セドリックさん。さっき盗み聞きしてた二番隊の隊員……知ってる奴らだった?」
詰所を後にし、俺とクラヴェル兄弟は王宮への帰路につこうとしていた。馬車を待機させてある場所まで向かおうとした所で、ルイスが俺に問いかけてきた。
「いや、覚えのない顔だった……と言っても、他部隊の人間を全て把握しているわけじゃないからな。交流らしい交流なんて、隊長同士でたまに会話するくらいだぞ」
「だよね。俺もレナードも、クライヴ繋がりで三番隊はそこそこ知り合いがいるけど、一と二はさっぱりだよ。顔と名前が一致してない」
「あの3人が気になるのか?」
クレハ様がいると誑かされ、その姿をひと目みようと室内の様子を探っていた二番隊の隊員達。当然褒められた行為ではないが、それはこちらにバレバレだった。緊張感の無さに呆れてしまったくらい。好奇心に負けてという彼らの釈明に嘘はないと思うが。
「うーん……あの間抜けそうな3人はどうでもいいんだけどさ」
「直前で逃げた奴?」
「そうそう。あの時俺、結構慎重に動いてたんだよね……聞き耳犯達に悟られないようにって。でも、俺が扉に近付く気配を察知してそいつはトンズラした」
「3人もいて、その全員が逃げた隊員と面識無いってのも妙だよね。本当にそれ二番隊の人だったのかな」
「同じ隊服と襟章を身に付けてたら分かんないよ……。俺らのとこと違って人数多いから」
警備隊の隊服は濃紺。襟章は隊ごとにモチーフが異なっていて、二番隊は百合の花だ。我々の隊のように少数構成ではないから、服装が同じであれば隊の者だと思い込んでしまうのかもしれないけれど……
「つまり、隊員になりすましている奴がいると言いたいのか?」
「考え過ぎかな」
「でも、二番隊にルイスを出し抜けるような人間がいるとも思えないんですよね……そこが1番引っかかる」
「こら、レナード」
またクレール隊長を刺激するような事を……。例え本当でも、もう少しぼかすとか言葉を選んでくれないか。悪びれもせずに、こういうこと言うから反感を買うんだよ。
「しかし、お前達の言う通り、隊の中に間諜行為のような真似をしている奴が紛れてるとなると大問題だ。グレッグと繋がりがあるかもしれないしな」
「また機会を設けて二番隊の人達と話をしてみよう。あの間抜け3人に聴取出来れば手っ取り早いけど全然知らない奴らだし、ベアードとフェリスにもう一度頼んでみようよ。あのふたりなら嫌がらずに引き受けてくれそうだしね」
「だったら今度、彼女達を本当に食事に誘ってみましょうか? 上司のいない所でなら、体の力も抜けて口も軽くなるやもしれません」
「……やるならミシェル辺りを同伴させろ。お前だけだと、また変な誤解を招くからな」
俺の言葉を受けて、レナードは肩を落とした。そんなに信用が無いのかと。へこんでいる彼を見てルイスは苦笑いだ。『ミシェルが見張ってれば安心だな』と更に追い討ちをかけている。
同じ隊で女性のミシェルが一緒であれば、ベアードとフェリスも浮ついた勘違いをすることはないだろう。とは言え、彼女らはさっきクレール隊長に注意をされているからな。プライベートでレナードの誘いに簡単に乗ってくれるかどうかは分からない。
「おい、お前らどこ行くんだ。王宮に帰るんじゃなかったのか?」
「フェリスさんのブレスレット、この先にある教会で売ってるんだそうです。歩いて行ける距離だし、ちょっと寄ってみましょうよ」
馬車に乗ろうとする俺と反対方向に向かって歩いて行く兄弟を不審に思い尋ねると、彼らはさっそく例のブレスレットを買いに行こうとしていたのだった。主の婚約者の為に――
「別に今日急いで買わなくても……」
「フェリスさんの情報だと、商品が補充されるタイミングに合わせて行った方が良いとのことだったので」
「それが丁度今日らしいんだよ。品揃えが豊富な時を狙った方が良いでしょ? 選択肢も増えるし。セドリックさんは先に帰ってもいいけど……」
「……俺も行くよ」
ここから徒歩で行ける教会といったら『リアン大聖堂』のことだな。大体10分くらいか……。時計を確認すると時刻は14時過ぎだった。まだ帰るには早い時分だったので、兄弟に付き合うことにした。
「俺が言うのもなんだけど正直意外だったぞ。お前達がそこまでクレハ様を気にかけるなんて……」
「えー、そうかな? 姫さん可愛いし、良い子じゃん」
それはそう、クレハ様は可愛い。御令嬢らしからぬ言動と行動をなさる時も多々あれど、それが面白くも新鮮で目が離せない。愛らしいと思う。
「セドリックさんだって姫さん好きでしょ? 俺らと同じじゃん。でも、ハゲはちょっと引っ付き過ぎだな。いまにボスにシメられるぞ」
「えへへ」
「えへへ、じゃねーよ。お前姫さんが嫌がらないからってやりたい放題しやがって……」
「心配もしていたんだ。レオン様の婚約相手が決まったと通知した時の、お前達の興味無さそうな顔といったら……。クレール隊長に向かってキレてたけど、隊長の言ったことは間違ってないんだよ。あんな心底どうでもよさそうな態度してた人間を護衛に付けるなんて……俺だってレオン様の采配に疑問を持ったわ」
「あー……あの時はまだ姫さんのこと知らなかったから。白状すると、セドリックさんの言う通り。俺らが仕えてるのはあくまでボスだからね。将来的にボスの足枷になるような相手だったらどうしてやろうかと警戒すらしてた」
「まぁまぁ、過ぎたことは良いじゃないですか。今は勿論そんな風に思っていませんし」
レオン様と同様にクレハ様に対しても、身を粉にしてお仕えする所存だと、レナードは嬉しそうに語る。
似たようなやり取りを前にクライヴともしたな。クレハ様は不思議なお方だ。レオン様が一瞬で心を奪われたように、まるでそうなる事が当然なのだといわんばかりに、我々は彼女に惹かれていく。笑顔を見ると不思議と胸の奥が温かくなり、言いようのない満足感と安心感に包まれるのだ。
「教会って『リアン大聖堂』だろ。あそこでブレスレットなんて販売してたんだな」
「フェリスさんはお守りだって言ってましたね。それはともかく、デザインが可愛かったので」
『リアン大聖堂』か……。コスタビューテで信仰されている神はメーアレクト様である。実際に女神がいらっしゃるのはリオラド神殿であるが、各地にある教会と女神は繋がっていると考えられているので、民衆は教会に集まり祈りを捧げる。
最近の俺はルーイ先生に出会い、神達に関する様々な知識を与えられた。そのせいだろうが、神に対する考え方……イメージがかなり変わりつつある。神々は俺たちが思っているよりも俗人的で、人間にとって都合の良い存在ではない。信仰心が無くなったわけではないけれど、先生が仰っていたように過信するべきではない。いざ困難に直面した時助けてくれるというのは幻想でしかなく、それは自分自身の力で乗り越えていかなくてはならないのだ。
詰所を後にし、俺とクラヴェル兄弟は王宮への帰路につこうとしていた。馬車を待機させてある場所まで向かおうとした所で、ルイスが俺に問いかけてきた。
「いや、覚えのない顔だった……と言っても、他部隊の人間を全て把握しているわけじゃないからな。交流らしい交流なんて、隊長同士でたまに会話するくらいだぞ」
「だよね。俺もレナードも、クライヴ繋がりで三番隊はそこそこ知り合いがいるけど、一と二はさっぱりだよ。顔と名前が一致してない」
「あの3人が気になるのか?」
クレハ様がいると誑かされ、その姿をひと目みようと室内の様子を探っていた二番隊の隊員達。当然褒められた行為ではないが、それはこちらにバレバレだった。緊張感の無さに呆れてしまったくらい。好奇心に負けてという彼らの釈明に嘘はないと思うが。
「うーん……あの間抜けそうな3人はどうでもいいんだけどさ」
「直前で逃げた奴?」
「そうそう。あの時俺、結構慎重に動いてたんだよね……聞き耳犯達に悟られないようにって。でも、俺が扉に近付く気配を察知してそいつはトンズラした」
「3人もいて、その全員が逃げた隊員と面識無いってのも妙だよね。本当にそれ二番隊の人だったのかな」
「同じ隊服と襟章を身に付けてたら分かんないよ……。俺らのとこと違って人数多いから」
警備隊の隊服は濃紺。襟章は隊ごとにモチーフが異なっていて、二番隊は百合の花だ。我々の隊のように少数構成ではないから、服装が同じであれば隊の者だと思い込んでしまうのかもしれないけれど……
「つまり、隊員になりすましている奴がいると言いたいのか?」
「考え過ぎかな」
「でも、二番隊にルイスを出し抜けるような人間がいるとも思えないんですよね……そこが1番引っかかる」
「こら、レナード」
またクレール隊長を刺激するような事を……。例え本当でも、もう少しぼかすとか言葉を選んでくれないか。悪びれもせずに、こういうこと言うから反感を買うんだよ。
「しかし、お前達の言う通り、隊の中に間諜行為のような真似をしている奴が紛れてるとなると大問題だ。グレッグと繋がりがあるかもしれないしな」
「また機会を設けて二番隊の人達と話をしてみよう。あの間抜け3人に聴取出来れば手っ取り早いけど全然知らない奴らだし、ベアードとフェリスにもう一度頼んでみようよ。あのふたりなら嫌がらずに引き受けてくれそうだしね」
「だったら今度、彼女達を本当に食事に誘ってみましょうか? 上司のいない所でなら、体の力も抜けて口も軽くなるやもしれません」
「……やるならミシェル辺りを同伴させろ。お前だけだと、また変な誤解を招くからな」
俺の言葉を受けて、レナードは肩を落とした。そんなに信用が無いのかと。へこんでいる彼を見てルイスは苦笑いだ。『ミシェルが見張ってれば安心だな』と更に追い討ちをかけている。
同じ隊で女性のミシェルが一緒であれば、ベアードとフェリスも浮ついた勘違いをすることはないだろう。とは言え、彼女らはさっきクレール隊長に注意をされているからな。プライベートでレナードの誘いに簡単に乗ってくれるかどうかは分からない。
「おい、お前らどこ行くんだ。王宮に帰るんじゃなかったのか?」
「フェリスさんのブレスレット、この先にある教会で売ってるんだそうです。歩いて行ける距離だし、ちょっと寄ってみましょうよ」
馬車に乗ろうとする俺と反対方向に向かって歩いて行く兄弟を不審に思い尋ねると、彼らはさっそく例のブレスレットを買いに行こうとしていたのだった。主の婚約者の為に――
「別に今日急いで買わなくても……」
「フェリスさんの情報だと、商品が補充されるタイミングに合わせて行った方が良いとのことだったので」
「それが丁度今日らしいんだよ。品揃えが豊富な時を狙った方が良いでしょ? 選択肢も増えるし。セドリックさんは先に帰ってもいいけど……」
「……俺も行くよ」
ここから徒歩で行ける教会といったら『リアン大聖堂』のことだな。大体10分くらいか……。時計を確認すると時刻は14時過ぎだった。まだ帰るには早い時分だったので、兄弟に付き合うことにした。
「俺が言うのもなんだけど正直意外だったぞ。お前達がそこまでクレハ様を気にかけるなんて……」
「えー、そうかな? 姫さん可愛いし、良い子じゃん」
それはそう、クレハ様は可愛い。御令嬢らしからぬ言動と行動をなさる時も多々あれど、それが面白くも新鮮で目が離せない。愛らしいと思う。
「セドリックさんだって姫さん好きでしょ? 俺らと同じじゃん。でも、ハゲはちょっと引っ付き過ぎだな。いまにボスにシメられるぞ」
「えへへ」
「えへへ、じゃねーよ。お前姫さんが嫌がらないからってやりたい放題しやがって……」
「心配もしていたんだ。レオン様の婚約相手が決まったと通知した時の、お前達の興味無さそうな顔といったら……。クレール隊長に向かってキレてたけど、隊長の言ったことは間違ってないんだよ。あんな心底どうでもよさそうな態度してた人間を護衛に付けるなんて……俺だってレオン様の采配に疑問を持ったわ」
「あー……あの時はまだ姫さんのこと知らなかったから。白状すると、セドリックさんの言う通り。俺らが仕えてるのはあくまでボスだからね。将来的にボスの足枷になるような相手だったらどうしてやろうかと警戒すらしてた」
「まぁまぁ、過ぎたことは良いじゃないですか。今は勿論そんな風に思っていませんし」
レオン様と同様にクレハ様に対しても、身を粉にしてお仕えする所存だと、レナードは嬉しそうに語る。
似たようなやり取りを前にクライヴともしたな。クレハ様は不思議なお方だ。レオン様が一瞬で心を奪われたように、まるでそうなる事が当然なのだといわんばかりに、我々は彼女に惹かれていく。笑顔を見ると不思議と胸の奥が温かくなり、言いようのない満足感と安心感に包まれるのだ。
「教会って『リアン大聖堂』だろ。あそこでブレスレットなんて販売してたんだな」
「フェリスさんはお守りだって言ってましたね。それはともかく、デザインが可愛かったので」
『リアン大聖堂』か……。コスタビューテで信仰されている神はメーアレクト様である。実際に女神がいらっしゃるのはリオラド神殿であるが、各地にある教会と女神は繋がっていると考えられているので、民衆は教会に集まり祈りを捧げる。
最近の俺はルーイ先生に出会い、神達に関する様々な知識を与えられた。そのせいだろうが、神に対する考え方……イメージがかなり変わりつつある。神々は俺たちが思っているよりも俗人的で、人間にとって都合の良い存在ではない。信仰心が無くなったわけではないけれど、先生が仰っていたように過信するべきではない。いざ困難に直面した時助けてくれるというのは幻想でしかなく、それは自分自身の力で乗り越えていかなくてはならないのだ。
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